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渋谷エリアは、大規模なオフィスビルの竣工に伴い、大手企業のオフィスが再び拠点を戻しています。現在では、サイバーエージェントやmixi、DeNA、GMOインターネットなどが渋谷スクランブルスクエアやヒカリエ、セルリアンタワーにオフィスを構えており、IT企業やアパレル関係の企業に人気が高まっています。

新宿エリアは都庁のほか、日本最大の歓楽街や歌舞伎町などが集まり、東京の中心地です。新宿は、観光客やビジネス客で賑わっていることから、インバウンド向けのビジネスも盛んです。新宿エリアにオフィスを構える企業は多く、ベンチャー企業や三越伊勢丹ホールディングスなどの東証一部上場企業の本社が立ち並んでいます。

恵比寿・代官山エリアは、高級感溢れスタイリッシュな街です。複合商業施設のほかサッポロビールなどの大手企業が立ち並んでいます。また、大規模オフィスが多数見られ、高級感のイメージを重視する企業が多いです。アクセスも良いため海外展開などを目指すイグニスやコロプラなどのIT企業の拠点としても選ばれています。

六本木・広尾・麻布十番エリアは、DMM、グリー、BASE、フリークアウト、メルカリ、メドレー、バイトルを運営するディップなど大手企業が集まっています。また、ゲーム関係や動画配信関係のコンテンツをメインにしている会社もオフィスを構えています。大手からベンチャー企業まで有名な企業が多く集まっています。

新橋・汐留エリアは、オフィス需要の増加がある一方、オフィスの老朽化も大きく、再開発が進んでいます。日本最大の広告代理店の電通の本社ビルや、パナソニックの東京本社ビル、富士通やANAなど日本屈指の企業が入居する汐留シティセンター、さらに日本テレビや資生堂が入居する汐留タワーなどが立ち並んでいます。

秋葉原・神田エリアは、IT企業が集結しているのが特徴的です。東京都構想2000の1つである秋葉原は再開発が進みオフィスビルが多く竣工されています。秋葉原ダイビル、秋葉原UDXなどの高スペックのオフィスビルが立ち並びます。多くのIT関連企業が入居し、ITの街としてビジネスを盛り上げているエリアです。

大手町・丸の内エリアは、大規模な商業施設を兼ね備えている他、多くの飲食店が入居しています。スタートアップ企業へオフィスを割安で提供しているので、様々な企業で賑わいを見せています。また、有楽町あたりは、三菱地所が多目的スペースやラウンジ、カフェを共有部としてオフィスを併設したことでも有名です。

五反田・大崎・目黒エリアは、都心へのアクセスが良く、賃料の安さから、オフィス需要が高まり再開発が進んでいます。中小から大企業向けのオフィス物件、個人事業主でもレンタル可能な格安シェアオフィスなど、多く揃っているのが特徴的です。freee、zeals、ジモティーなどのIT企業もオフィスを構えています。

勝どき・晴海・月島エリアは、埋立て事業によって誕生し、タワーマンション増設のほか、ビジネス街としても発展しています。三菱製鋼株式会社、メンバーズなど有名企業が多く立ち並んでいます。勝どき・晴海・月島エリアは、オリンピックと関連があることから、ビジネスマンにとって今後、注目するエリアの1つです。

品川・お台場エリアは、東京のエネルギー生産の拠点として発展してきました。商業施設や住宅地のほか、高層オフィスの増設も進んでいます。お台場エリアは、商業施設のイメージの方が強いですが、フジテレビやサントリーなどの有名企業や、日本マイクロソフトや電通国際情報サービスなどのIT企業のオフィスがあります。

番町・麹町・永田町エリアは、都心各地へのアクセスが良く、セブン＆アイ・ホールディングスなどの大企業がオフィスを構えるオフィス街として注目されています。Yahoo!JAPANやGaiax、GLOBIS、アイティメディア、MiTなどのITベンチャー企業、教育機関、高級ホテルなども揃い、活気あるエリアです。

赤坂・溜池山王エリアは、高級マンションや高級料亭が立ち並ぶ高級エリアです。ビジネスマンたちが集結しており、TBSや博報堂などの有名企業、一休、irep、bitflyerなどのIT企業がオフィスを構えています。また、歓楽街としても活気があり、ビジネス街と歓楽街の2つの側面を持ったエリアになっています。