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フリーランス協会を退会する手順は?よくある退会理由や代替サービスを紹介

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はじめに

フリーランス協会を退会したいけれど、その手順や注意点がわからなくて困っていませんか?

本記事では、フリーランス協会の退会手順からよくある退会理由、さらには他の福利厚生サービスまでを徹底的に解説します。

<この記事を読むメリット>

  • フリーランス協会をスムーズに退会するための具体的な手順を理解できる
  • 自分にとっての最適な選択ができるようにな
  • 代替となる福利厚生サービスの選択肢が知れる

記事後半では退会後に利用できる代替サービスについても紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください!

フリーランス協会を退会するよくある理由

フリーランス協会を退会する理由1

出典:フリーランス協会 公式HP

フリーランス協会(正式名称: 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会)は、フリーランスや副業、個人事業主のための支援を目的とした非営利団体です。

2017年に設立され、2023年末には会員数が10万人を突破し、フリーランスに向けた賠償責任保険や法務支援、福利厚生などを提供している人気のサービスです。

しかし、サービスを利用するには会員登録が必要であり、基本的に年払い(年会費1万円)にしか対応していないため、登録は慎重に検討する必要があります。

そこで以降では、フリーランス協会を退会するよくある理由をインターネットやSNSで調査してまとめました。

フリーランス協会に会員登録を検討している方はぜひ参考にしてください。

提供されるサービスや特典に満足できなかった

<フリーランス協会の主なサービス一覧>

サービス 内容 対象
賠償責任保険 業務中の対物・対人事故や、著作権侵害、納期遅延などをカバー 有料会員
弁護士費用保険(フリーガル) 契約トラブル時の弁護士費用を補償 有料会員
オンライン講座・セミナー 無料や割引でのスキルアップ講座を提供 無料・有料会員
フリーランスDB プロフィールを掲載し、企業から仕事依頼を受けられる 無料・有料会員
税務・法務相談 税理士や弁護士へのオンライン相談が可能 無料・有料会員
確定申告支援 クラウド会計ソフトや税理士サポートを利用可能 有料会員
WELBOX 健康診断、マッサージ、育児支援などの福利厚生サービス 有料会員
コワーキングスペース優待 提携コワーキングスペースを割引価格で利用可能 有料会員
交流会やミートアップ フリーランス同士や法人担当者との交流イベント 無料・有料会員
メールマガジンやニュース配信 フリーランス業界の最新情報やイベント情報を配信 無料・有料会員

フリーランス協会は、フリーランスで働く人やパラレルキャリアを目指す人を支援するさまざまなサービスを提供しています。

上表のように、非常に多くのサービスを提供していますが、中にはサービス自体に不満があるひともいるようです。

セミナーが自分の業務に役に立たなかった

フリーランス協会はさまざまなセミナーやワークショップを開催していますが、内容が必ずしも全ての会員にとって有益とは限りません。

特に、自分の専門領域や業務に関連が薄いセミナーが多いと感じる会員は、次第に不満を抱くことがあるようです。

例えば、IT分野で活躍しているフリーランスにとっては、クリエイティブ系やパラレルキャリアに関するセミナーはあまり役立たないという意見も見受けられます。

このように、個々のニーズと提供されるサービス内容のミスマッチが、退会の一因となることがあります。

地方に住んでいてイベントへの参加が難しい

フリーランス協会が開催する多くのイベントやセミナーは、主に都市部で開催されるため、地方に住んでいる会員にとっては参加が難しいことがあります。

オンラインでのイベントも増えてはいますが、対面でのネットワーキングやリアルタイムの交流を重視する人にとっては、地方在住というだけでメリットを享受しにくいのです。

このように、居住地がイベント参加に影響を与えるため、地方在住の会員は退会を考えることが少なくありません。

サポート対応に不満を感じた

フリーランス協会のサポート対応に関して、会員の中には迅速さや対応の質に不満を抱くこともあるようです。

特に、法務や契約関連のトラブルが発生した際に、期待していたほどの支援が受けられなかったと感じるケースもいくつか見受けられました。

例えば、問い合わせの返答が遅かったり、問題解決のためのアドバイスが不十分だったりすることが不満を引き起こし、退会を検討する理由になることもあるようです。

会費が高いと感じた

フリーランス協会は無料からでも利用できますが、より多くのサービスを利用するためには有料会員(一般会員)として年会費1万円を支払わないといけません。

この金額を高いまたは安いと思うかは人次第ですが、中には会費が割に合わないと感じてしまう方もいるようです。

会費に見合う価値を感じられなかった

フリーランス協会の有料会員(一般会員)は、年会費1万円を支払うことで多くのサービスや特典を受けることができます。

しかし、会員の中には「会費に見合うだけの価値が感じられない」として退会を検討するケースが少なくありません。

例えば、協会が提供する賠償責任保険や弁護士費用保険にあまり価値を見いだせなかったり、他のサービスを十分に活用できなかったりすると、コストパフォーマンスに疑問を持ってしまうようです。

また、フリーランスの中には日常的にサービスを利用する機会が少なく、「年に一度しか使わないサービスのために1万円は高い」という声もあります。

例えば、法務や税務のサポートが年に数回しか必要ない人にとって、年間費用が割高に感じられることが退会の理由になるのです。

このように、提供されるサービスの価値が個々のニーズに見合っていない場合、会員は費用対効果を疑問視し、退会を検討する傾向にあります。

フリーランス協会を退会する方法

最近のオンラインサービスの中には、あえて退会方法を紛らわしくしたり煩雑にすることで退会を断念させるようなサービスも存在します。

そのため、サービスに入会する際には退会方法もあわせて確認しておいた方が無難です。

なお、フリーランス協会の退会手順は非常にシンプルなのでご安心ください。

退会フォームから申請する

フリーランス協会を退会する際は、まず専用の退会フォームに移動します。

退会フォーム画面にて、必要な情報を入力して送信するだけで退会手続きが開始されます。

<退会に必要な情報>

  • 登録メールアドレス
  • 名前
  • 会員番号
  • その他アンケート

申請はオンライン上で完了できるため、手間をかけずに手続きが進められるのが特徴です。

「退会手続き完了のお知らせ」メールが届いた時点で退会完了

フリーランス協会の退会手続きは退会フォームを送信した後に、協会から送られてくる「退会手続き完了のお知らせ」メールによって完了となります。

このメールが正式な退会の確認証となるため、必ず受信を確認しましょう。

退会手続きが完了するまでには通常、数日間の処理時間がかかる場合があります。

そのため、特に急いで退会を希望する場合は、余裕を持って申請するのが望ましいです。

また、メールが迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性もあるため、迷惑メールフォルダもチェックしておくとよいでしょう。

退会希望日の4営業日前までに申請

退会手続きをスムーズに進めるためには、退会希望日の4営業日前までに申請することが必要です。

フリーランス協会では申請後すぐに退会が完了するわけではなく、処理に一定の時間がかかります。

手続きが遅れると希望した退会日より後に完了する可能性があるため、早めの申請が推奨されています。

営業日には土日や祝日が含まれないため、週末や連休を挟む場合はさらに余裕を持って手続きすると安心です。

年度途中の退会でも年会費の返金はない

フリーランス協会の退会に関するもう一つの重要な点は、年度途中での退会でも年会費の返金がないことです。

つまり、退会日が年度の途中であっても、すでに支払った年会費は返金されません。

これは、フリーランス協会の規約に基づいており、退会後にサービスを利用しなくなる場合でも同じルールが適用されます​。

この点を理解しておかないと予期せぬ出費になってしまうため、退会を検討する際には注意が必要です。

そのため、サービスの利用頻度や会員期間を考慮した上で退会のタイミングを決めましょう。

フリーランスDBのプロフィールページを削除する手順

フリーランス協会が提供する「フリーランスDB(データベース)」は、フリーランスや個人事業主が自身のスキルや実績を公開し、企業やクライアントから直接仕事の依頼を受けられるプラットフォームです。

会員がプロフィールを作成し、自分の専門分野や業務内容を登録することで、企業側が必要なスキルやサービスを持った人材を簡単に検索できる仕組みになっています。

非常に便利なサービスの一つですが、退会の際にはフリーランスDBのプロフィールページも削除しておきましょう。

マイページにログイン

まず、フリーランス協会のフリーランスDBプロフィールを削除するには、協会の公式サイトにアクセスし、マイページにログインします。

ログインする際は、登録しているメールアドレスとパスワードを使用します。

ログインが完了するとマイページにアクセスでき、プロフィールの編集やその他の設定が可能です。

フリーランスDB編集

ログイン後、マイページのメニューから「フリーランスDB編集」セクションに進みます。

このセクションでは、自分のプロフィール情報を自由に編集できます。

ここでは、名前やスキルセット、実績など、クライアントにアピールしたい情報が登録されているはずです。

プロフィールの内容を更新したり掲載内容を変更するためには、この「フリーランスDB編集」画面を使用します。

フリーランスDB掲載許可のチェックを外す

フリーランスDB編集画面に移動したら、「フリーランスDB掲載許可」の項目を確認してください。

ここには、自分のプロフィールをフリーランスDBに掲載するかどうかを選択するチェックボックスが表示されます。

このチェックを外すことで自分のプロフィールがフリーランスDBから非公開となり、企業やクライアントからは閲覧できなくなります。

以上の手順により、フリーランスDBからプロフィール削除が完了します。

なお、チェックを外した後は忘れずに変更内容を保存してください。

これで、フリーランスDB上での情報公開が停止されます。

Teamlancerと連携している場合の退会手続き

Teamlancerは、フリーランスや個人事業主がチームを組んでプロジェクトを進めるためのプラットフォームです。

主な特徴は、複数のフリーランスや専門家が協力し合い、1つのチームとしてクライアントからのプロジェクトを受注・遂行できる仕組みを提供している点です。

個人だけでなく、チームとしてのスキルセットをクライアントに提案することで、より大規模で複雑なプロジェクトにも対応できるようになります。

Teamlancerはフリーランス協会と連携しており、協会の会員はTeamlancerを活用してプロジェクトに参加したり、新しい仕事を見つけることが可能です。

「Teamlancer for フリーランス協会」では、特定のプロフィールやスキル情報が同期され、フリーランス協会のコミュニティ内で活用されます。

そのため、フリーランス協会を退会する際はTeamlancerの退会手続きもあわせて検討しましょう。

Teamlancerお問い合わせフォームから連絡

フリーランス協会とTeamlancerを連携している場合、退会手続きはフリーランス協会の退会だけでは完了しません。

Teamlancerの退会手続きが別途必要です。

まず、Teamlancerの公式サイトにアクセスし、お問い合わせフォームを通じて退会希望の旨を専用フォームから伝えます。

フォーム送信後、担当者から退会手続きに関する詳細な指示が送られてくるので、必要な手順に従って対応してください。

退会処理には一週間程度かかることも

Teamlancerの退会処理は申請後すぐに完了するわけではなく、処理に一週間程度の時間がかかる場合があります。

これは、担当者が手続きを手動で行うため、時期や業務状況によっては処理が遅れることもあるためです。

特に、土日や祝日を挟むとさらに時間がかかる可能性があるため、退会を希望する場合は、余裕を持って申請することをおすすめします。

以上の手順を踏むことで、Teamlancerとの連携を完全に解除し、フリーランス協会とTeamlancer両方からの退会が完了します。

フリーランス協会以外の福利厚生サービス

フリーランス協会は確かに便利なサービスではありますが、似たようなサービスを提供している企業も多くあります。

どのサービスも一長一短なので、なるべく多くのサービスを知っておいた方が無難です。

ここでは、フリーランス協会以外にもある福利厚生サービスを中心に、代表的なものをいくつかご紹介します。

フリーナンス

フリーナンスは、GMOクリエイターズネットワークが提供するフリーランス向けの福利厚生サービスで、主に「お金」と「保険」のサポートに重点を置いています。

  • あんしん補償
    フリーナンスに登録すると、業務中に発生した事故や納品物の瑕疵に対して、最大5,000万円の賠償責任保険が自動で付帯されます。
    情報漏えいや納期遅延など、フリーランスが抱える特有のリスクに対する保障を提供します。
  • 即日払いサービス
    クライアントからの支払い遅延に対処するために、請求書を即日で現金化できる「即日払い」サービスを提供。
    これにより、資金繰りが安定し、安心して業務に専念できます。
    フリーナンスは、フリーランスの資金面とリスク管理を強力にサポートするサービスとして、多くのフリーランスに利用されているサービスです。

フリノベ

フリノベは、ITフリーランス向けの福利厚生サービスで、ギークス株式会社が運営しています。

主にITエンジニアに向けて多彩なサポートを提供し、スキルアップや生活の安定を支援しています。

  • スキルアップサポート
    フリノベでは、プログラミングスクールやオンライン英会話など、スキルアップに必要な学習サービスを割引価格で利用可能です。
  • 健康管理サポート
    健康診断や人間ドックの割引サービスを提供しており、フリーランスが健康を維持しながら長く働ける環境をサポートしています。
    また、オンライン相談ルーム「ハワユ」との提携により、産業保健師による健康相談が可能です。

このように、フリノベはITフリーランスが直面するスキルや健康面での課題に対応し、総合的なサポートが期待できるサービスです。

フリーランスの保険

フリーランスの保険は、フリーランスや個人事業主が業務に伴うリスクに備えるための賠償責任保険を中心に提供するサービスです。(※フリーランス協会が運営元)

特に、業務中のトラブルや損害賠償に対応するための補償が充実しています。

  • 賠償責任保険
    業務中に発生した事故や損害に対し、最大1億円の補償が補填されます。
    例えば、納品物の欠陥や情報漏えい、納期遅延などに対する賠償責任がカバーされます。
  • 業務過誤補償
    業務遂行中のミスによってクライアントに損害を与えた場合でも保険が適用され、フリーランスとしての活動を安心して続けられます。

このように、「フリーランスの保険」は、業務リスクに直面しやすいクリエイターやエンジニアなど、幅広い業種のフリーランスに向けて、特に賠償リスクの管理をサポートするサービスです。

サポートプラス

サポートプラスは、PE-BANKが提供するITフリーランス向けの福利厚生サービスです。

本プログラムは、ITエンジニアやフリーランスがより安心して働けるよう、多様なサービスを提供しています。

  • スキルアップセミナー
    AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)などの先端技術をテーマにした無料のスキルアップセミナーを定期的に開催。
  • 福利厚生クーポン
    会員は家事代行やホームセキュリティ、レジャー施設の割引クーポンなど、多彩な福利厚生サービスを利用可能です。
    また、確定申告サポートやクラウド会計ソフトの割引など、業務効率化を支援するサービスも充実しています。

このように、サポートプラスはITフリーランスが仕事と生活のバランスを保ちながら、豊かな生活を送るためのサポートを提供しているサービスです。

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フリーランス向けのクラウドソーシングサービスを展開しているランサーズ株式会社の調査によると、フリーランスの数は2021年時点で労働人口の約22.8%を占めています。

年々フリーランス人口も右肩上がりで増え続けているので、ビジネスマンの2人に1人はフリーランスという時代も到来するかもしれません。

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まとめ

本記事では、フリーランス協会を退会する手順や、退会理由としてよく挙げられるポイントについて詳しく解説しました。

今後、フリーランスという働き方が増える中で、福利厚生サービスの選択肢はさらに広がることが予想されます。

自身のライフスタイルや業務内容に合ったサービスを見つけることが、長期的な成功に繋がるでしょう。

本記事を通して、フリーランスの方々が自分に合った福利厚生サービスを選び、安心して仕事に集中できる環境を整えるための参考にしていただければ幸いです。

エンジニアスタイルマガジン」では、今後もこういったフリーランスエンジニアにとって役立つ最新情報を随時お届けいたします。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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