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グラフィックデザイナーの副業とフリーランスを徹底比較

グラフィックデザイナーのフリーランスと副業の違いは?

フリーランスとは

フリーランスとは特定の企業や組織に属さないで、個人のスキルを使った活動で報酬を得る働き方のことです。日本では個人事業主とも呼ばれ、会社員とは違って年金や保険といった社会保障も自分で加入する必要があります。ITインフラの整備が進み、グラフィックデザイナーのような遠隔でも作業ができるクリエイティブな業種はフリーランスとして活動する人が増えてきました。特に今の若い世代の人々は、仕事に安定よりも生きがいややりがいなどを重視する傾向が強く、実際にフリーランスで活動する人が年々増えています。また2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によりリモートワークも浸透しつつあり、今後はさらにフリーランスのような働き方で働く人が増えてくるでしょう。

副業とは

副業とは本業として属している企業や組織の他で、収益のある活動のことをいいます。今まで日本では終身雇用システムや原則副業を禁止としていた企業が多かったのですが、政府による働き方改革も始まり、人々の働くスタイルが変わってきています。何年も同じ会社で働き続けても昇給できないので副業で収入アップを目指し、将来のためのスキルアップに副業を始める人が増えてきました。さらにはヤフー株式会社のように副業での人材募集が始まり、副業も今注目されている働き方の1つと言えます。

グラフィックデザイナーの副業とフリーランスのメリット・デメリット

フリーランスのメリット

フリーランスの最大のメリットとは、仕事内容・作業時間・作業場所すべてを自分の好きなようにカスタムできることです。毎日の満員電車での通勤からは解放され、苦手な上司やクライアントとの付き合いも必要ありません。自分の好きなときに好きな場所で、好きなことでお金を稼ぐのがフリーランスです。そのメリットを活かして、地方や海外などに移住するフリーランサーも増えてきました。自分でやればやるほど報酬につながるので、やり方次第ではあっという間に会社員時代の給料から大幅にアップすることも可能です。

フリーランスのデメリット

やればやった分だけ報酬に繋がるのがメリットであり、反対にやらなければ報酬はゼロになるということがデメリットです。会社員として勤めていれば、給料や年金保険といった社会保障にも守られていますが、フリーランスにはそういった保障はありません。またフリーランスは個人事業主なので、グラフィックデザイナーでありながらも見積書の作成やお金の管理といった経理のことなども、基本的にはすべて自分でおこなう必要があります。デザイン業に専念する時間が少なくなりますが、外注を利用するなどして上手に時間も管理しましょう。

副業のメリット

副業のメリットは、本業で生活保障を確約しながら自分の好きな活動をすることができることです。もし副業で何も報酬などの結果を出すことができなくても、本業での安定した給料や保険があれば失敗を恐れる必要がありません。副業が軌道にのれば、本業との掛け合わせでさらなる収入アップやスキルアップをすることも可能です。

副業のデメリット

本業が多忙になると、思った以上に自分の時間を使って副業をするのは難しくなります。そのためクライアントとの納期が守れなかったり、返信が遅くなったりすることで、信頼関係を無くしてしまうことも。さらには自分自身の交友関係が少なくなったり、体を崩したりしてしまうこともあるので、兼業だからこその時間の使い方と体調管理が必要です。また副業を禁止している会社もあるので、トラブルにならないように気をつけましょう。

グラフィックデザイナーのフリーランスではSNSを活用しよう

SNSをポートフォリオとして活用する

グラフィックデザイナーとしてポートフォリオは必須です。クライアントから過去の実績を見せてくださいと依頼されることもあるので、必ず準備しましょう。最近では無料で使えるSNSの普及で、インスタグラムなどを自分のポートフォリオにして利用するグラフィックデザイナーもいます。フォロワーの多いアカウントに成長すれば、企業などから直接依頼を受けることも増えてくるので、SNSは上手に活用していきましょう。ただしSNSはニックネームや匿名で運営できるゆえに、運営者が不透明で不信感が出てしまうことがあります。どうしたら依頼されやすいかを考えてアカウント運営をおこないましょう。

グラフィックデザイナーの副業ではクラウドソーシングサービスを活用しよう

ランサーズやクラウドワークスを活用する

副業の場合、本業に支障が出るなどでフリーランスのようなSNSを使った活動より、完全に個人情報を非公開で活動できるクラウドソーシングサービスを活用することがおすすめです。現在ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサービスが主流で、基本的にはどちらもサービス内容は同じです。クライアントとグラフィックデザイナーのマッチングが成立したら、その手数料の20%(報酬金額により変動)をクラウドソーシングサービスに支払うという流れになります。サービス自体の利用は無料で個人情報の登録が必要ですが、マッチングするクライアントには個人情報は非公開にできるので、安心して活動できます。

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まとめ

グラフィックデザイナーのフリーランスと副業は、どちらもメリットがありデメリットがあることが分かりました。まずは自分がどのように活動していきたいかを考えて、どちらのスタイルが自分に合っているかを考えてみましょう。フリーランスのグラフィックデザイナーになったものの、まったく報酬を得られず会社員に戻った人も大勢います。特に未経験でグラフィックデザイナーのフリーランスになる場合は、安定した収入を得るためにも最初は副業としてスタートしても良いと思います。

  1. フリーランスは自由に活動できるが給料などの保障はない
  2. 副業は本業の安定感が魅力だが制限も多い
  3. どこまで個人情報を公開できるかで活動範囲を考える
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