プランナーの副業は本当に稼げるの？

2023.03.30(公開: 2022.03.07)

副業の現状

2017年3月に政府より『働き方改革実行計画』により状況が大きく変化しました。2017年2月にエン・ジャパンの調査では会社員5000人を対象とした調査で『副業に興味はあるか』との問いに約8割の正社員が『興味がある』と回答したそうです。一方同年3月に企業に日本経済新聞が副業・兼業に対する基本方針を調査したところ約6割の企業が副業・兼業の容認の方向へ向いています。

サラリーマンの平均年収は減っている

2002年時点でのサラリーマンの手取りは429万円でしたが、2017年では394万円まで。わずか15年間で35万円も減っているのです。今後AI(人工知能）も発展し、会社のルールに従って働いているだけでは給料は増えないという状況はさらに加速しそうです。給与が年齢で判断されない・年金の問題に賛否両論はありますが、統計的に見て日本企業の会社員の給料は下がっていることは確かです。

コロナの影響で最近はどんな傾向があるのか

　コロナの影響もあり在宅勤務を取り入れている企業は少なくないでしょう。2020年5月7日、ビックローブは20代～60代の在宅勤務中の男女1000人を対象に『在宅勤務などのリモートワークが日本企業に今後定着すると思うか』調査したところ『定着すると思う』と約8割の方が回答し『今後もリモートワークを続けたいか』という問いには約9割の方が『在宅勤務をしたい』と回答。在宅勤務を取り入れる企業が今後更に多くなりそうなことがわかります。

更に今後年金の受給年齢が引き上げられる可能性も高くなっており、本業以外に少しでも収入を得られるようにして、もしもの時や定年退職後にも働けるようにしておきたいと思う方が多くなるのも予想されます。

そもそもお金を稼ぐ方法

サービスを立ち上げて一発当てる

　最近では『ウェブサービス』という言葉をよく耳にするようになりました。当初はPCのブラウザを使いwebサービスを提供していましたが今となってはスマホの登場によりスマホのブラウザでのウェブサービス利用が急増しています。『ニコニコ動画』『YouTube』などの動画共有サービス。スマホがあれば誰にでもすぐに始められるのが特徴です。代表的な【YouTube】はチャンネル登録者を増やし、広告を動画に張り付けて収益を得るという仕組みです。ただし収益が発生するのはいくつか条件があり、それがクリアしていなければ収益は発生せず、収入は稼げません。

フリーランス

自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主。日本では自由業と言われています。フリーランスの代表的なものは『ライター・デザイナー・イラストレーター・編集者・プログラマー』です。どれも特定の法人や団体に属さずに業務を行い、【給与】ではなく【報酬】として収入を得ます。

本業＋副業　

主な収入源として勤めている職業+収入を得るために携わる本業以外の仕事をやることによって本業のスキルが生かせて収入源を増やせるだけでなく人脈を広げられるチャンスがあります。そして会社員として働いているといつかは定年を迎えることになります。そのため、定年後に向けての貯蓄を考えて【現在行いたいことを我慢する】こともあると思います。しかし選択する副業によっては生涯続けられるのもあります。少なくても定年に縛られることなく、【働いて収入を得る】時間を伸ばすことができるのです。

お金が今よりほしいから本業を辞め、『YouTuberになって稼ぐ！』『フリーになって独立して稼ぐ』といってもすぐには稼げないですし、収入を得るのに時間がかかります。本業をしながら何かの仕事をする方が本業の収入は確実に入るし、副業で稼げなくても本業があるからお金に困ることはないでしょう。ここからは私がおすすめする【プランナー】の副業についてご紹介させていただきます。

プランナーの副業における3つのメリット

①プランナーとは　

プランナーとは企画・立案を手掛け成功に導く立場のことを言います。プランナーには数多くの分野に存在し一般的には広告プランナーをイメージするかも知れません。しかしファイナンシャルプランナーやウェディングプランナーなどたくさんあり、それぞれ仕事内容にも違いがあります。

②副業でおススメの『ファイナンシャルプランナー』

プランナーは様々な業界に存在しますが、今回私がご紹介する副業でお勧めするプランナーは【ファイナンシャルプランナー(略：FP)】です。FPの仕事は人生のイベントに合わせた資産設計や提案を行います。年金・資産運用・保険・税金・不動産・相続・事業継承など重要なライフイベントを総合的に検討します。

副業のFPとしての仕事内容は主に『保険や不動産のコンサルティング・保険や金融商品の販売代行業務・お金にまつわる書籍を執筆する・お金にまつわるwebサイトを運営する』いずれにしても、お客様の主客と確保ということが大変になっています。また、多くのFPが存在するなかで幅広い専門知識が必要なのと『この分野については負けない』という得意分野を作ることがポイントになってきます。

③副業から本業に出来る。

副業でFPとして働く時、基本的にはライフプランの設計やセミナーをして顧客を獲得したりFPの知識を活かしながら式櫃活動をする方が多いです。最初のころは本業との合間になるので効率的に仕事をしなければなりません。しかし、副業でFPの活動を行えば本業の安定した収入を得ながら新規顧客開拓ができて『これならお客様も増えたから大丈夫』と自信が持てた時に独立することができます。一般的にFP資格は銀行や証券会社といった金融系の企業や不動産業界で働く際に役立つといわれています。

プランナーの副業は具体的にどれくらい稼げるの？

副業では月に数万稼ぐことができる。

本業の隙間時間に働くため収入に関しては人それぞれ個人差がありますが、月に数万円稼いだという方が多いようです。

ブログ運営であれば数百万円くらいは稼げる可能性も

ブログは短期間での収入化は難しいのですが、コツコツ作業が得意な方は向いています。『FPブロガー』としてブログを開設・運営し【アドセンス】【アフィリエイト】などで毎月固定輸入を得る方法です。自分が書いたブログが収入になるのでとてもラッキーですよね。FPに限らずブログ業界は競合が多いためなかなかお金にするのは難しいですが、頑張れば本業以上に稼ぐことも夢ではないでしょう。実際に月収数百万を稼いでいるブロガーもいるそうです。

FPで稼げる副業3選

FPライター

クラウドワークスなどで受注し投資などの記事などをライティングしたりする。

サイト監修

金融や税金系のサイトの記事を監修する。

ブログ

先ほどブログの説明でしたアフィリエイトで収入を得る。

FPでは特に必要な資格は持っていないことで、法律で罰せられるということはないのですが、FP資格を取得することによって【顧客からの信頼・信用】【正しい知識を基に仕事ができる証明】に繋がり、稼げる副業でご紹介した副業にもかなり役立つでしょう。FPにとっての【信頼】は最終的に【収入】となるため、FP資格を取得することをお勧めします。また、FPの知識は私生活にも役立ちます。私たちは常にお金と関わりがあります。しかしほとんどの方がお金の知識がありません。その理由としては

学校教育でお金についての授業があまりない
家庭でお金について教える習慣がない

上記2つが挙げられます。だからこそ自ら積極的に学び、知っていく必要がありFPの資格はまさにお金の知識が効率よく学べる資格なのです。

FPの副業の案件相場・平均単価

FP資格を持っていることのメリット

FPではFP資格を取得しているとFPコンサルタントとして相談にのれる業務がたくさんあります。顧客は企業と個人の両方が考えられますので相談内容も

ライフプランニングの見直し
金融資産運用
生命保険
不動産購入・投資

などなど・・・

お金に関する知識があれば基本的にどちらにもなんでも相談を受けることができます。

FPに必要な事

まず『自分が何に特化しているFPなのか示す』ことはFPの副業をしていくうえで最も大事なことです。顧客にとっても得意分野が見えないFPに仕事を依頼したいとは思いません。顧客がいかに安心して悩みを話せるか、そのために【必要な知識・空気づくり】この2つがFPとしての信頼となって返ってきます。コンサルティングは信頼関係が大事です。そのためこの3つが大事になってきます。