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スマホアプリエンジニアの副業は本当に稼げるの?

副業の現状

昨今、「収入は会社からの給与だけでいいのか?」といった考えを持つ人たちが増えてきています。

今回は副業に興味を持ち始めた皆さんへ、副業の現状について紹介していきます。

副業を考えている・やり始めている人は増えている

2015年から2018年にかけて本業とは別に副業を兼務している人は約211万人増加したといわれています。(nippon.comより抜粋)

その後、2018年には政府が「働き方改革」の一環として、副業を推奨しました。

この発表により、今まで副業なんて無縁だと考えてきた会社員の意識は格段に変化したといえます。

サラリーマンの平均年収は減ってきている

日本経済新聞2019年3月の記事によると、この20年の間、先進国の中でも日本の賃金のみ減少しています。

諸国は50%以上増えているにもかかわらず、日本は10%ほど下がっているという実情にはショックを覚えます。

また、2020年4月からの「同一労働同一賃金」の制定により、非正規雇用と正規雇用の収入の差がなくなるといわれており、将来への不安は大きくなるばかりです。

コロナの影響で最近はどんな傾向があるのか

2020年3月よりじわじわとコロナウイルスの影響が出始め、本業とは別に副業を始める人は増加しています。

政府の「働き方改革」の後押しもあり、近年は副業を認める一般企業も増え、取り組みやすくなっているのも増加の理由のひとつです。

また、コロナの影響で、PCがあれば業務が行える「ウェブライター」「アフィリエイトブログ」といった在宅勤務が可能な仕事が増えています。

そもそもお金を稼ぐ方法

収入を得るには大きく2つ方法があります。

ひとつは会社員として働き、給与を得る「給与所得」です。

もうひとつは、副業から収入を得る「事業所得」です。この「事業所得」をいかに増やすかが、収入アップにとって必要不可欠になります。

サービスを立ち上げて一発当てる

自分でウェブサービスを一から立ち上げるとなると、まずはプログラミングの勉強から始めることになります。

最初はアクセス数が増えたとしても、徐々に減退していきアプリの成長の見込みがないことがほとんどなのです。

ウェブサービスは現在飽和している状態のため、昔よりも一発で成功する可能性は低くなっています。

フリーランス

フリーランスは、雇用契約は結ばず、クライアントからの案件ごとに契約を結び仕事を進める働き方です。

自分でスケジューリングをして仕事を自ら取りにいかないといけないので、安易に今の会社を辞めて、フリーランスへ転換することは危険です。

フリーランスになり、失敗した例は多くあり、例えば、仕事の依頼を断りきれず、スケジュール管理が取れず、納期を遅らせてしまうといった失敗談はよく聞かれます。

このように、マネジメント管理ができていないためクライアントに迷惑をかけてしまうことは避けたいです。

本業+副業 

このように、ウケるに違いないと偏ったサービスを提供し一攫千金を狙ったとしても、消費者からの需要がなければ失敗します。

また、フリーランス1本で仕事をする場合も、クライアントの信頼を落としてしまうと仕事の依頼はパタリと減ってしまいます。

そのため、副業1本に絞らず、本業と副業を上手に両立することが、最もバランスのとれた働き方といえます。

本業での「給与所得」で収入を安定させて、副業の「事業所得」で大きく稼ぐ。これが令和の新しい働き方といえるでしょう。

アプリエンジニアの副業における3つのメリット

アプリエンジニアとは、ITシステムに含まれるアプリケーションを作成するエンジニアのことを指します。

アプリは、私たち個人ユーザーにとって非常に身近なもので、例えば、今スマホにインストールされているアプリはすべてアプリエンジニアによって作られたものなのです。

アプリエンジニアの仕事について詳しく紹介していきます。

①スキルアップ

ネットワークやデータベース、プログラミング言語の知識を高め、フレームワークを適切に判断し計画を立てていくことは必須です。

取得しておくと便利な資格としては、国家資格であり合格率20~30%といわれる「基本情報処理技術者試験」や、Androidの開発に即した人向けの「アプリケーション技術者認定試験」などがあります。

②収入アップ

大規模なシステム開発の構築においては、負荷分散は顧客満足度につながります。

この負荷対策を実施できるアプリエンジニアは少ないため、非常に優秀な人材と期待されるでしょう。

また、システムの初期段階の設計からクライアントとともに作り上げると、プロジェクト全体の構成を把握している頼りになるメンバーの一員として認められ、次回の収入アップに繋がります。

幅広い工程を理解し、積極的にビジネスに関わることでクライアントの信頼を得て、収入アップを目指しましょう。

③仕事のコネクションができる

クライアントの要望に応えて、更には自ら提案し、より制度の高いプログラミングを完成することでエンジニアとしての自信が生まれます。

ここで得た仕事仲間からの「信頼関係」は一つの案件だけで終わらず、必ず次の仕事にも繋がります。

ある程度の経験値を積んだら、ステップアップとして独立を考えるのも悪くないでしょう。

アプリエンジニアの副業は具体的にどれくらい稼げるの?

アプリエンジニアは比較的イメージがしやすく、副業として取り組む人が多い仕事といえます。

実際、女子高生がプログラミングスクールに通いながらアプリ開発を行い、13万ダウンロードを獲得したという例もあります。

具体的に、どれくらい稼げるようになるのでしょうか。

まずは副業で月に10万円を目指す

女子高生の例のように、いきなり稼げるようになるのは難しいです。なぜなら、多くの場合アプリで高収入を得ることはできないからです。

まず、お小遣い程度に稼いで10万円程度の収入を目指すことから始めましょう。10万円の収入を目標とするなら、まずはクラウドソーシングに登録し、仕事を受注しましょう。

アプリエンジニアの仕事は「ランサーズ」や「クラウドワークス」などで多く募集されています。

未経験からでも始めやすいウェブ制作案件を中心に探すと、仕事内容は大きく2つに分かれます。

  • ランディングページ作成…プロジェクト形式 50,000円~100,000円
  • コーポレートサイト作成…プロジェクト形式 50,000円~100,000円

ランディングページとは、検索結果を経由して最初にアクセスするページのことです。

一般的に狭義のランディングページのことを指し、商品の注文や問い合わせを促進する効果があります。

コーポレートサイトとは、その会社がどのような商品を売っているか等の会社の公式のプロフィールサイトのことです。

高い案件をこなせば、副業で30万円くらいは稼げる

クラウドソーシングサイトでコツコツ案件をこなして、30万円を稼いでいる人も多いです。

しかし、ある程度経験を積んだら、一人のエンジニアとして直接契約してもらうことも可能です。

紹介したクラウドソーシングサイトは手数料が20%取られるので、10万円の案件でも手取りは8万円と減額しますが、直接契約になると報酬全額が全て手取りとなります。

そして、案件をこなしクライアントからの信用を取ることで、単価が高い案件を優先的に回してもらいましょう。

低単価のタスクを多くこなすより、高単価案件の依頼を受諾するほうが、30万円の収入への道のりも早いです。

実績を積み、仕事の選択をできる立場になれば100万円以上稼ぐことも可能

月に30万円稼ぐ方法の更にレベルアップしたやり方として、単価の高い案件をまわしてもらうのではなく、仕事の報酬額を交渉する術があります。

安定した実績と、クライアントとの信頼関係があれば、案外簡単に受諾してくれることが多いです。実際、未経験から始めたプログラマーが月20万円の仕事を月50万円まで上げてもらえた例もあります。

大切なのは、他にはない独自で作成されたオリジナルのアプリケーションサービスを提供することです。

自分のアプリエンジニアとしての市場価値が上がり、報酬も交渉しやすくなるでしょう。

アプリエンジニアの副業の案件相場・平均単価

プログラミングができるエンジニアへの需要は、非常に高いです。専門的な知識が必要なため、会社内で人材を探すよりクラウドソーシングを活用して仕事を依頼する会社は多いことが実情です。

アプリエンジニアの案件はどのくらいあるのか、平均相場はいくらか調べてみました。

全体の総括

クラウドソーシングなどを利用した場合は、仕事内容が比較的簡単で部分的な工程を任せられることが多いので、報酬は安くなります。

一方、企業から常駐案件を依頼される場合、報酬は大きく伸びます。

最近は、フリーランスエンジニアの案件紹介サイトがあり、エンジニアと企業をマッチングしてくれるので活用してみてもいいでしょう。

依頼される仕事内容としては、「システム設計」「アプリの修正、追加」といった単純なアプリケーション開発に関する仕事から、銀行ATMや電車の自動改札機など社会的なインフラ設備に関わる仕事まで多様にあります。

どうなると高くなる・低くなる

収入を上げるためには、とにかく経験を積むことです。

そして、単価交渉や仕事内容の提案など、営業スキルを身につけることも必要になってくるでしょう。

逆に、現状に甘んじて、仕事内容が単純なタスク案件の数をこなしたり、価格交渉せず提案された報酬額を鵜呑みにするといつまでたっても増えません。

収入をあげたいのなら、クライアントへの営業や価格交渉は必須なことは肝に銘じておきましょう。

エンジニアスタイルでアプリエンジニアのオススメ案件を探す

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まとめ

ここまで、副業でアプリエンジニアを目指すメリット、具体的にどのくらい稼ぐことができるのか、また案件相場・平均単価についてご紹介してきました。

最後に、本記事において大切なことを3つにまとめました。

こちらが皆さんの副業としてアプリエンジニアに挑戦するきっかけに繋がれば、とても嬉しく思います。

  1. 需要が多いうちにスクールに通い、アプリエンジニアの必要知識を得る
  2. まずは、単価の低いクラウドソーシングサービスを活用し経験を積む
  3. 実績を積んで自ら顧客へ価格交渉し収入を上げる
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