1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. 副業
  4. 【2023年最新】ITストラテジストの副業の案件にはどんな種類があるのか

【2023年最新】ITストラテジストの副業の案件にはどんな種類があるのか

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス・副業案件検索サービスです。ITストラテジストのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。


副業の現状

副業を考えている・やり始めている人は増えている

広い意味でのフリーランスワーカーは2018年の統計によると全部で1,064万人、前年と比べると17%の増加です。うち39%に当たる416万人が隙間時間を利用して本職とは別に副業を持っている兼業ワーカーです。

アメリカ合衆国の現状を見ても、労働力人口の約35%に当たる5,500万人がフリーランスとして仕事を受けており(兼業・本業を含む)現在も増加している傾向です。

参考:経済産業省経済産業政策局産業人材政策室「雇用関係によらない働き方」について(現状と課題)」 https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/employment/pdf/001_03_00.pdf

高収入の人が副業に参画している傾向

一般的に副業するケースは、所得の補填的な意味合いを考えられがちですが、実際には高所得者層も副業をおこなっているケースが見られます。

本業の所得と副業をしている数値の関係を見ると年収300万以下に副業をする人が多い傾向ですが、同様に年収1,000万以上の人にも副業をしている人が多いことがわかります。これは収入以上に、スキルや人脈開発が目的だと考えられます。

参考:総務省「就業構造基本調査」「労働力調査」より、みずほ総合研究所作成した図 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp181015.pdf

 

コロナの影響で最近はどんな傾向があるのか

20歳~59歳のビジネスパーソン2,169人へのアンケート調査から、新型コロナウイルスの影響で収入が減ったと答えた人が全体の31.2%にも及び、将来の生活に不安を感じる人が70%以上という結果が出ました。また在宅時間が増えた人が67%で、約10%が副業・ギグワークを始めています。

参考:MMD研究所とインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」にて共同調査

「2020年 コロナ禍におけるビジネスパーソンの生活実態と副業に関する調査」

https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1883.html

ITストラテジストが副業を始める3つのメリット

①スキルアップ

戦略策定とシステムの開発や改良は、経験を積まないことには実践力に繋がりません。フリーランスとしてあらゆるタイプの企業での経験をすることは、スキルアップにつながります。またフリーランスとしてクライアントと直接契約を結び、自分の責任で仕事をしていく過程でマネジメント能力もアップしていきます。ITストラテジストとしてのスキルだけではなく、総合的なヒューマンスキルがアップするチャンスです。

②収入アップ

本業以外に仕事を入れると、当然ですが収入アップにつながります。予定外の収入ですから、さらにスキルアップに投資したり、趣味や娯楽にふんだんに使うことも可能です。生活に余裕ができ、将来への不安も減少していくのではないでしょうか。

③仕事のコネクションができる

普段正規の社員として働いていると、会社と自宅の往復だけで、自然と人間関係が限られてしまいます。しかし、副業をすることで社外の人と関係ができていき、仕事のコネクションができていきます。またクライアントとの交流でコミュニケーション能力もアップし視野も広がっていきます。また市場での自分自身の価値がはかれることにより、条件の良い会社への転職にも有利です。独立を考えている人はコネクションが増えて、可能性が広がります。

ITストラテジストの副業に関する案件の種類

ITコンサルタント

クライアントのIT戦略に関連し、IT投資をどのようにするかをアドバイスします。コンサルタントは昔から存在した仕事ですが、現在の企業はIT技術の知見がとても重要になります。IT全般の深く広い知識とともにコンサルティング能力を必要とする職種です。

マーケティング

マーケティングは企業の大切なテーマです。そのような状況で、多くの企業がマーケティング部門とIT部門が連携しにくいという問題を抱えています。環境分析やプロジェクトのシステム化などがマーケティング部門だけでは、なかなか進みません。このようなシーンでITストラテジストの出番となります。

インフラ系エンジニア


ITの専門技術によってクライアントに最適なシステム基盤を設計し、構築と導入をしていく仕事です。システム管理やデータベース、ネットワークの構築、セキュリティの確保などをおこないます。

ITストラテジストの副業に関する案件の相場・平均単価

全体の総括

ITストラテジストの求人・案件の相場は、1案件90万円、上限は145万円、平均すると110万万円です。比較的単価が高く、契約の形態は業務委託と副業としてもこなせます。今の所案件としては、あまり数は多くありませんが、これから増えていくことが予想されます。国家資格の平均年収ランキングによると、ITストラテジストによる年収の平均は670万円で、IT系の中ではトップクラスです。

どんな案件が高い?低い

ITストラテジストの仕事はITの技術をどのように事業戦略に利用していくか、どのようにシステムを構築していくか、どのように組み込んでいくかを推進していくことです。ITコンサルタントとして、ITを企業運営にどのように活用したらいいかを提案する仕事や、マーケティングの策定、環境分析など現代の企業にはなくてはならないマーケティング業務などに需要があります。コンサルタントやマーケティング次第で売り上げが全く異なるため、企業としては出費が多くても採用したいと考えています。またインフラ系エンジニアの仕事も重要です。IT技術を駆使してシステムの基礎を設計し、管理やネットワークをスムーズにできるようにします。

どんな案件が多い?少ない?

ITストラテジストの国家試験は、2009年に始まったばかりで有資格者はまだ少ない状況です。合格率が低いこともあり、ITストラテジストの資格を持っていればあらゆる企業に必要な人材となります。特に中小企業では、ITストラテジストの採用を必要としながらも正規で雇い入れるだけのキャパがありません。そのため、副業でITストラテジストへの依頼をおこなっています。副業であらゆる職種の企業での経験を積むことでさらにスキルアップに繋がっていきます。現在、募集を見るとPM/コンサルが最も多い案件ですが、まだマーケティングとITストラテジストを結びつけて考える企業が少ないためであると考えられます。これからさらに案件の種類が増えていくと予想されます。

エンジニアスタイルでITストラテジストのオススメ案件を探す

https://engineer-style.jp/jobs

どうすれば単価を高くできるのか

ネットワーク設計スキルのスキル

ITストラテジストは企業経営に影響が大きく、IT技術の知識と経営を強く結びつけていきます。現場で培ったスキルがあるとさらに単価を高く設定することが可能です。ネットワークをどのように構築するかを知っている人や、システムを製造する工程をイメージできる人の需要は常に大きい傾向です。

PHP、Node.js、Python、React.js、Vue.js、AWSでの開発経験スキルがあることが新規サービス開発案件などのCTOには必須です。CTOの経験はさらに次のCTOの仕事に結びついていきます。

マネジメントの経験

ITストラテジストの仕事は、企業の「人」の能力やモチベーションをアップするシステムを構築し、組織の目的を合理的に達成させるという管理能力は資格取得の勉強だけで身につくわけではありません。そのためマネジメントの経験があると、ITストラテジストの仕事への影響は大きく、単価アップに結びつきます。

コミュニケーション力 

ITストラテジストの仕事は、1人で完結する仕事が少なく全体を見ながらコミュニケーションを取っていくことが必要です。そのためコミュニケーション力などヒューマンスキルを培っている人に有利といえます。

ITストラテジストの副業の注意点

地雷案件を避ける

依頼者が何を依頼しているのかを実は全く把握していないというケースがあります。これまでまったくITとは無関係だった企業が、世間から遅れないためにシステムの構築やマーケティングを依頼してくることがあります。その場合に把握していない上に具体的にITストラテジストに何をしてもらえば良いのかわからないため、丸投げしてくるのです。地雷案件にならないために、仕事を始める前にきちんとコミュニケーションを取ることが大切です。企業がITを導入する目的や業務をどのように変えたいか、そしてどのようなシステムを考えているかなどを質問して、イメージを共有します。そうしないとせっかく作ったシステムがクライアントの希望していたものと異なるものになる可能性があります。

ITストラテジストは仕事をする過程でもコミュニケーション能力を求められる職種ですが、フリーランスで副業として受ける場合にもコミュニケーションを必要とします。

副業のリミットを知る

やはり本業第一で生活しなくてはいけません。長期的に副業を続けて行くために、また効率的に収入を得るために、ご自身の得意分野での案件を中心に受けることが必須です。無理に新しいことに挑戦する必要はありません。毎月どのくらい稼ぐかの目標に合わせて仕事量を管理することも必須です。自己管理をしながら、仕事量を調節しましょう。

勤務先のルールを確認

雇用契約書をチェックして、副業ができるかどうか確認する必要があります。副業が月20万円を超えると確定申告をしなくてはいけません。秘密ですれば大丈夫と思っても、ITストラテジストの副業は20万円を越えることは難しくないので、確定申告からバレてしまう可能性もあります。

安心して副業をするために、会社ルールを確認しできれば許可を申請してから始めましょう。

まとめ

ITストラテジストがどのようなもので、どのような副業に役立つのか、また収入面などを紹介しました。最後に、これまで紹介してきたことのまとめを書いておきますので参考にしてください。

  1. ITストラテジストの仕事によってITの技術や知見だけではなく企業運営のためのスキルが磨かれていく
  2. ITストラテジストの収入は高く、副業としてもかなり稼げる
  3. 副業をすることでスキルアップができ人脈が広がるため、将来独立や転職にも役立つ
SNSシェア
CATEGORY
副業
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


エンジニアスタイルでITストラテジストの案件を見る

おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。