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インフラエンジニアはポートフォリオを作る必要はない?2つの背景と作った方が良い人の特徴を紹介

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目次

インフラエンジニアにポートフォリオは必要ない?その2つの背景を紹介

インフラエンジニアにポートフォリオは必要なのか?この議論は時代とともに変化しています。本章では、インフラエンジニアにポートフォリオが必要なのかどうかを検討するため、2つの背景を紹介します。

インフラエンジニアのアウトプットはポートフォリオでは示しにくい

インフラエンジニアにおいて、アウトプットはサーバーやネットワークなどのインフラ構成や運用によって表れます。

これらは、通常、現場に限られているため、ポートフォリオで表すことが難しいと考えられます。また、インフラ構成や運用は、企業のセキュリティや機密情報に関連しているため、公開することができないこともあります。

こういった理由から、インフラエンジニアにおいては、ポートフォリオが必要ないと考えられることがあります。

資格習得に時間をあてた方が生産性も高く、現職にすぐ活かせる

インフラエンジニアにおいて、資格習得に時間をあてることで、生産性が上がり現職にすぐに使えるため、ポートフォリオはあまり必要ないと考えられるということが理由としてあります。

取得した資格は、インフラエンジニアの技術的な能力や知識を証明するものであり、それが企業や雇用主に伝わるため、個人のポートフォリオを作成する必要性が高くないということもあります。

また、資格を取得していることは、その人が特定の分野における知識やスキルを有していることが保証されるため、雇用主は資格を重視します。

一方、インフラエンジニアでポートフォリオを作った方が良い人とは

ポートフォリオを作ることがインフラエンジニアに必要となることもあります。しかし、すべてのインフラエンジニアに必要なわけではありません。特に資格取得やスキルアップに時間をかけることで、生産性が向上し、すぐに現在の職場で活用できます。

一方で、フリーランスとして独立した人や転職を考えているエンジニアにとって、ポートフォリオの充実度は大きなアピールのポイントになります。

フリーランスとして独立を考えている

フリーランスで独立を考える時には、自分の実力や実績を企業にアピールするために、ポートフォリオを作成しておくことは大切です。

また、Web上で簡単に作成し、すぐに広めることができます。そうすることで、自分のイメージを高め、インフラエンジニアとしてより良い仕事に就く可能性を高めることができるでしょう。

ある程度実績も経験もあるインフラエンジニア

ある程度実績も経験もあるインフラエンジニアは、自身のキャリアをアピールするためにポートフォリオを作成することが有効です。これまでに携わったプロジェクトや開発したインフラを公開することで、自分の経験や技術力が高く評価され転職先の企業にとって参考になるはずです。

また、自身が担当したプロジェクトやインフラの運用についての説明を加えることで、それらを理解しやすくすることも重要です。

自分のキャリアについて迷いがある・転職を考えている

フリーランスや転職を考えているインフラエンジニアは、ポートフォリオを作ることが必要不可欠です。ポートフォリオでは、自分がこれまで企業で開発した技術や経験をまとめて作成します。

また、ポートフォリオをWebサイトで公開することで、自分のプログラミングの知識や活動内容を簡単にアピールすることも可能です。転職活動の際にも、求人サイトなどでイメージを膨らませることができ、企業に採用される可能性が広がります。

インフラエンジニアとして、今後のキャリアを伝える力を高め、転職活動を効率化するためにも、重要な要素になります。

インフラエンジニアのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

インフラエンジニアがポートフォリオを作成するメリットとは

インフラエンジニアは、ポートフォリオによって自分自身の振り返りをすることができます。また、入社後に自分のスキルを棚卸ししてミスマッチを減らすことができ、転職活動にも有利になります。

技術力・スキルの証明にもなります。面接以外の部分で有利に面接を進められるため、採用においても有利です。インフラエンジニアにとっては、将来のキャリアアップに役立つでしょう。

自分自身の振り返りに使える

インフラエンジニアは、ポートフォリオを作ることにより、過去に実施したプロジェクトやタスクをまとめ、自分自身を振り返ることに活用できます。過去の業務を振り返ることで、改善点や課題点を見いだし、今後のキャリアアップやスキルアップに役立ちます。

スキルの棚卸しができる

作成したポートフォリオは自分自身のスキルを棚卸しするためのツールとなります。実際に業務に携わったプロジェクトや成果をまとめることで、自分自身がどのようなスキルを持っているのか、どのような技術に習熟しているのかを振り返ることができます。

また、将来のキャリアやスキルアップを計画する際にも役立ちます。さらに、ポートフォリオを公開することで、自分のスキルを周囲にアピールすることができ、内定先や転職先の選定に有利に働きます。

入社後のミスマッチを低減できる

過去に手がけたプロジェクトや、開発したインフラを記録したポートフォリオを作っておくことで、入社後のミスマッチを軽減できます。例を挙げると、求人広告等で求められているスキルや経験等の募集要項が、実際に必要なものと異なることもあります。

これを防ぐために、自分のスキルや経験をまとめたポートフォリオの作成をしておくと、企業に自分の能力や実績について伝えることができ、入社後のミスマッチを最小限に抑えることができるでしょう。

技術力・スキルの証明となる

インフラエンジニアは、ポートフォリオに自分が、どのようなインフラ環境での運用経験を持っているかを記述することが必要です。これにより、求人先の企業に自分がどのようなスキルや実績を持っているエンジニアであるか明確に伝えることができます。

また、自分がこれまでに手がけたプロジェクトや作業を振り返りながら、自分がどのような成長を遂げてきたかを客観的に見ることができます。これにより、将来的にキャリアを向上させるための方針を立てることができるでしょう。

面接以外の部分で有利に面接を進められる

インフラエンジニアは、ポートフォリオに自分が、どのようなインフラ環境での運用経験を持っているかを記述することが必要です。これにより、求人先の企業に自分がどのようなスキルや実績を持っているエンジニアであるか明確に伝えることができます。

また、自分がこれまでに手がけたプロジェクトや作業を振り返りながら、自分がどのような成長を遂げてきたかを客観的に見ることができます。これにより、将来的にキャリアを向上させるための方針を立てることができるでしょう。

力量や実績がわかるため仕事を依頼されやすい

インフラエンジニアとしてのスキルや実績を企業にアピールするには、ポートフォリオを作成することが有効です。また、Web開発やプログラミングの技術力を評価される可能性もあるため、Webサイトなどを作成し公開することも有利です。

インフラ構成や運用に関する知識も必要であり、将来の就職・転職活動において有利な情報を提供できます。

さらに、GitHubやAWSなどのツールを使って作成したポートフォリオは無料で公開可能であり、他の求人サイトの登録よりも簡単かつ効率的な方法で企業からの採用を期待できます。

インフラエンジニアのポートフォリオ作成は就職・転職活動の必須条件といえるほか、今後のキャリア形成にも役立つ重要なツールとなります。

インフラエンジニアがポートフォリオに載せておくべき内容

インフラエンジニアがポートフォリオに記載することは、プロフィール、スキルセット・アピールポイント・強み・今まで関連したプロジェクトの実績などがあります。この章では、インフラエンジニアがポートフォリオを作る必要性とメリット、そして何を盛り込むべきかについて解説します。

プロフィール

インフラエンジニアのポートフォリオには、プロフィールを載せることが重要です。とりわけインフラエンジニアにとっては、AWSや運用経験を明記することで、企業側に理解してもらいやすくなります。

また、開発したシステムや構成を具体的に説明することで、自身の技術力や知識のレベルをアピールできます。たとえば、自分のURLや作成したホームページを公開することで、その業界に興味を持っている人の参考となるでしょう。

インフラエンジニアとしてのスキルセット・強み・アピールポイント

インフラエンジニアのスキルセットは、AWSやGCPなどのクラウド基盤、LinuxやWindowsなどのOS運用、ネットワーク設定など多岐にわたります。とりわけ、クラウドコンピューティングに関連するスキルは今後も重要です。

さらに、インフラの設計・構築に関する知識や 技術も必要になるでしょう。インフラエンジニアのアピールポイントとして、運用経験を長く積んでいる点があります。運用経験が長ければ、運用のノウハウやトラブルシューティングなどに熟練しており、システムの停止や障害の復旧にもスムーズに対応できることが期待されます。また、構築したインフラを運用しながら、改善提案などもできることが評価されます。

今までインフラエンジニアとして関わったプロジェクトの実績や経験

インフラエンジニアとしてのポートフォリオには、これまで携わってきたプロジェクトの実績や経験が重要です。技術的なスキルだけでなく、チームワークやコミュニケーション能力、さらにはプロジェクトマネジメント能力など、エンジニアに求められる能力も表しています。

たとえば、大規模なデータセンターの構築や運用経験がある場合は、それを証明するドキュメントやスクリーンショットを添付しておくことで、自分がハイスケールな環境に対応できることをアピールできます。

また、クラウド環境でのインフラ構築・運用の経験があれば、その経験を示すことで、クラウド環境での運用能力をアピールできます。これらも求職者にとって有益な情報だといえるでしょう。

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他と差別化を図るために、インフラエンジニアがポートフォリオを作成する際に見ておきたいポイント

ポートフォリオは、インフラエンジニアとしてのキャリアにおいて重要な役割を持ちます。この章では、インフラエンジニアのポートフォリオ作りにおいて、見るべきポイントについて解説します。

可能であれば数字的な根拠や実績を掲載

ポートフォリオを作る際には、数値的な根拠や成果を明確に示すことが重要です。具体的には、アクセス数、レスポンス率、スループットの改善幅など、過去のプロジェクトの結果を記載しましょう。また、稼働率や信頼性の向上など、定量化された指標を載せることで、自分の技術力や運用力をアピールできます。

案件の「どの」領域を担当したのかを明確にする

自分のスキルや 経験を企業の採用担当者にしっかりアピールするためにも、過去に「どの分野のプロジェクトに携わったか」を明確に記載することが重要です。

インフラ構築や運用、アプリケーションのデプロイやスケールアップなど、具体的な事例を示すことで、求人先は自分がどのような経験を持っているのかを理解しやすくなります。

「誰と」案件に取り組んだのか・巻き込んだのか明確にする

自分の能力や経験をしっかりアピールするためには、「誰と」「どのようなプロジェクトに」関わったかを明確にすることが重要です。たとえば、大手企業やベンチャー企業のプロジェクトに参加したことを紹介することで、どんな環境でも対応できることをアピールできます。

また、チームメンバーやパートナーとの共同開発やコラボレーションを明確に紹介することで、コミュニケーション能力や チームワークの良さをアピールできます。

「どのように」案件に取り組んだのか明確にする

自分の能力をアピールするためには、どのように案件を手掛けたのかを明確にする必要があります。ポートフォリオには、案件に対して使用した技術やツール、開発手法、運用における構成などを詳細に記載することで、インフラエンジニアとしてのスキルや、経験を示すことができます。

AWSを使用したインフラ構築や運用経験を持っている場合は、それについての詳細な説明や実績を記載することで企業の好印象を得られるでしょう。

また、案件に取り組んだ際のチームワークやコミュニケーションの方法についても記載することで、自身がどのようなタイプのチームメンバーとも協力して仕事をこなせることを示すことができます。

インフラエンジニアがポートフォリオを作成する際の注意点

インフラエンジニアとしてのキャリアを積み重ねる上で、ポートフォリオを作成することは必須となります。しかし、ポートフォリオを作る場合には注意をしないといけないこともあります。

掲載したい実績や作品を公開して問題ないかをクライアントに確認

インフラエンジニアがポートフォリオを作成する際には、掲載したい実績や業務内容を載せても問題ないか、クライアントに確認することが重要です。インフラエンジニアのポートフォリオは、AWSやサーバー構成、ネットワーク構成など、インフラ関連の技術を中心とした内容を含むことが多くなっています。

そのため、社内の情報が含まれていたり、他社の技術が使われていたりする場合は、掲載可能かどうかクライアントに確認する必要があります。また、プログラミング言語やツールが含まれる場合もあるので、使用しているものをクライアントに確認することが重要になります。

ポートフォリオの内容を公開できるかどうかの確認は必須であり、就職活動を有利に進めるために重視しておきましょう。

見る人に配慮した内容にする

インフラエンジニアとしてのスキルや経験等を企業に対してアピールするためには、自分が開発した技術や構築したシステムを詳しく説明することで、持っている技術力や知識を伝えることができます。

インフラエンジニア未経験者の場合は、学習してきたことや取得した資格を記載することで、仕事への理解度や取り組んできたことを伝えることもできます。さらに、Webサイトなどを制作して公開していれば、プログラミング能力やデザイン性などもアピールできます。転職を検討中のインフラエンジニアは、GitHubなどのツールで作成したソースコードなどの情報も公開すれば、効果的な転職活動の方法となるでしょう。

ポートフォリオ作成に時間をかけすぎない

インフラエンジニアがポートフォリオを作成する時に、時間をかけすぎないことが重要です。特に転職を考えている場合は、ポートフォリオの作成に多くの時間を割くことは避けた方が良いでしょう。

インフラエンジニアのスキルや経験を企業にアピールするために必要なのは、技術的な開発実績や実際の仕事で得た評価などです。未経験の場合も、WebサイトやGitHubなどの発信元から自分の知識や活動を公開して、インフラエンジニアとしてのイメージを構築することが重要です。

また、AWSなどのツールを使ったインフラ構成や運用の基本を理解しておくと、就職・転職活動で有利になります。ポートフォリオ作成の際は、URLやキャリアの理解度など必須スキルの他にも具体的な内容を最後まで説明していくことが重要です。

また、プログラミングスキルの習得も無料ツールを使って簡単に行うことが可能であり、Webサイトの制作も取り入れることで魅力的なポートフォリオを作成できます。

定期的な更新を心がける

ポートフォリオは、定期的な更新を心がける自分のスキルを企業にアピールするためには、Webサイト上にポートフォリオを作成して公開することが重要です。Webサイトの作成はプログラミングの知識が必要ではありませんし、無料ツールを使用すれば簡単に作成可能です。

さらに、GitHubなどのプログラミングレポジトリサービスを使用して自分の技術力を発信していくことも大切です。作成後は定期的な更新が必要であり、仕事内容や学習内容などの情報を随時追加・修正していくことが重要です。

ポートフォリオを活用してフリーランス・副業エージェントで案件を参照してみる

それではここからはエンジニアの案件に強いエージェントをご紹介していきます。

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。
また、作成したポートフォリオを第三者に見てもらいつつ、案件の市場感を掴むことがオススメです。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

まとめ

インフラエンジニアには、ポートフォリオはあまり必要がないと言われがちですが、独立や転職を考える場合や実績やスキルの証明が必要な場合は作成することが有利に働きます。

ポートフォリオは、自分自身のスキルや経験、携わったプロジェクト、数値的な根拠、詳細など、見る人を意識して作らなければなりません。また、定期的な更新を心がけることが重要になります。

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