iOSエンジニアがポートフォリオを作成するメリットとステップを紹介
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目次
iOSエンジニアがポートフォリオを作るべき5つの理由
iOSエンジニアとしてのポートフォリオは、あなたの技術力と高品質のiOSアプリを構築できる能力をアピールする必要があります。
ここでは、iOSエンジニアのポートフォリオを作成するメリット5つを解説します。
- iOSエンジニアとして自分自身の振り返りに使える
- iOSエンジニアとしてスキルの棚卸しができる
- iOSエンジニアとしてスキルの証明となる
- 職務経歴書や履歴書のみで判断されると不利になる
- プロジェクト採用担当者の目にとまりやすくなる
iOSエンジニアとして自分自身の振り返りに使える
ポートフォリオは、iOSエンジニアとしてのスキルや能力を示すものです。
ポートフォリオを作成することで、自分がどのような業務に従事していたのかわかります。
iOSプロジェクトの各業務でどのような経験をしたのか、どのような工夫をしたのかわかるので、自分の長所、短所がわかる効果があります。
例えば、iOSエンジニアであれば開発環境のXcodeを使うことは必須です。
Xcodeの機能は豊富ですので、習得している部分をリストアップすることで、より具体的にスキルを確認できます。
その他にお客様に早い対応で褒められた、情報展開が遅れて顧客に迷惑を掛けたなど、自分の特性がわかります。
ポートフォリオを作成することでエンジニアとして振り返りに使えます。
iOSエンジニアとしてスキルの棚卸しができる
今までどのような業務をおこなったか分析することで、自分のスキルがわかります。
業務やプロジェクトをこなすことで、スキルが増えるからです。
技術的な知識、iOSアプリを設計・開発する能力、問題解決能力もそのひとつです。
採用側は、あなたがその職務で成功するために必要なスキルを持っていることを確認できます。
例えば、1年目のプロジェクトはSwiftでプログラミングしており、2年目はXcodeで開発環境を調整、変更できるようになった。
3年目には顧客との調整をおこない、プロジェクトマネジメントをおこなった。
スキルの棚卸しとして、ポートフォリオを作成することは有効です。
iOSエンジニアとしてスキルの証明となる
ポートフォリオは、あなたのiOSエンジニアとしてのスキルを証明するものです。
ポートフォリオがあれば、あなたが積極的で、情熱的で、仕事に打ち込んでいることを示せます。
これは、採用担当者に対して強い印象を与えます。
また、iOS関連の具体的なスキルや職務履歴を書くことは、人事担当者にとっても自社で活躍できるかが、判断するいい材料になり、口頭の説明よりも説得力があります。
ポートフォリオを持つことで、他の候補者と差をつけることができます。
職務経歴書や履歴書のみで判断されると不利になる
転職の際によく使われる職務経歴書や履歴書は、自分の技術スキルや経験の一部しか記載できず、アピール不足になってしまいます。
ポートフォリオがあれば、どのようなスキルを持っているのか、より詳細に理解してもらえます。
例えば、iOSで使われる「Swif」や「Go」などのプログラミング言語や関連するフレームワーク、開発環境、ツールなど、職務履歴書では記載できない部分を、ポートフォリオなら記載できます。
ポートフォリオを作成することで、職務履歴書や履歴書ではアピールできない部分を、フォローして説明できます。
プロジェクトの採用担当者の目にとまりやすくなる
ポートフォリオを作成できているということは、自分を客観的に見ているともいえます。
自分の長所や具体的なアピールポイントを明確に説明できるでしょう。
iOSエンジニアとしてのポートフォリオは、技術力と高品質のiOSアプリを構築する能力をアピールする必要があります。
ポートフォリオをWebやSNSに公開すれば、優秀な人材が欲しい採用担当者も目にするようになります。
優秀な人材を集めたい採用担当者向けにポートフォリオを準備することで目にとまりやすくなります。
iOSエンジニアがポートフォリオに載せておくべき内容
iOSエンジニアがポートフォリオに記載するべき内容は以下の通りです。
それぞれ詳細を解説します。
- ポートフォリオ概要
- プロフィール
- スキルセット・強み・アピールポイント
- 今までの実績と成果物
- アウトプット
- 対応できるサービスや料金
ポートフォリオ概要
一般的にはこのポートフォリオがどのような目的でかかれているのか、概要を記載します。
はじめに自己紹介として、自分の職業経験、専門分野、工学的な考え方などを簡単に説明する必要があります。
加えてiOSエンジニアのポートフォリオは、エンジニアとしてのスキルと能力を反映したものです。
作品を紹介し、読み手の印象を残すために、技術的なスキルを強調することが必要です。
作成したアプリケーションやスキルのアピール、学歴と職歴、さらにGitHubとLinkedInのプロフィールへのリンクを記載するとよいでしょう。
プロフィール
まず初めに自分がどういう人なのか簡単に紹介します。
以下の項目を記載してください。
- 名前
- 生年月日
- 経歴
- 活動拠点
- 連絡先
- 今の仕事を選んだ理由
iOSエンジニアとしての学歴と職歴を簡単に説明しましょう。
スキルセット・強み・アピールポイント
プロジェクトにおけるあなたの経験を強調し、あなたが行った重要な貢献や、あなたの仕事がプロジェクトの結果にどのような影響を与えたかを記載します。
iOS関連の技術的スキル 専門的なソフトウェアやツールなど、技術的なスキルや専門知識について説明します。
iOSプロジェクトについて、実装した機能、使用したテクノロジー、直面した課題とその克服方法などを簡単に説明しましょう。
リーダーシップとチームワーク プロジェクトリーダーやチームマネジメントの経験などを説明します。
今までの実績と成果物
今までの活動の中で実績と成果物を記載しましょう。
実際に携わった業務やプロダクトの実績と成果物で用意しておくと説得力が高まります。
App StoreでiOSアプリを公開している場合は、ポートフォリオにそのアプリのリンクを記載します。
アプリそのものを確認することができれば、さらにスキルの信頼性が高まります。
成果物としてあなたが論文発表した場合は、そのリンクも記載しておくと良いでしょう。
今までの実績と成果物を準備するようにしましょう。
アウトプット
スキルを評価するには、作ったプログラムやドキュメントを見せるのが一番です。
ソースコードのファイルをGitHubに登録、資料類はSlideshareに登録してURLを公開することであなた以外の方に閲覧が可能になります。
iOS関連では、よく使われる「Swift」や「Go」などのプログラミングサンプルをGitHubに登録しておきます。
アプリ設計資料やワイヤーフレームワークなどのデザインドキュメントは、Slideshareに登録します。
アウトプットを外部から確認できるように準備しましょう。
対応できるサービスや料金
エンジニアの開発環境では、様々なツールやサービスを使用します。
ツール、サービスの使用実績もアピールできるポイントとして重要な指標といえるでしょう。
iOSエンジニアであれば、構成管理ツールであれば「GitHub」や「Subversion」があります。
開発環境であれば「Xcode」や「VisualStudio」があります。
プロジェクト管理ツールには「redmine」や「Jira」などがあります。
開発環境でよく使われるツールで費用などを知っていると、開発予算を考える上で意見やアドバイスを求められます。
対応できるサービスやさらにそのサービスを使用する料金を記載すると、サービス導入検討ができる人材と考えられるでしょう。
【未経験の場合】iOSエンジニアを目指す人がポートフォリオを作成する際に記載したい内容
未経験の場合は、iOSエンジニアになる理由の記載が必要です。
例えば以下のような項目が必要です。
それぞれ解説します。
- iOSエンジニアを目指している・アプリケーション開発をしている背景や経歴
- 今後目指したいキャリア
- 開発に至るまでの勉強方法や困難だったこと
- 自分で開発したアプリケーションの成果物の詳細
iOSエンジニアを目指している・アプリケーション開発をしている背景や経歴
スマートフォンやモバイルデバイスの台頭により、モバイルアプリ開発の需要は爆発的に高まっています。
iOSは最も人気のあるモバイルプラットフォームの1つであり、多くのエンジニアやデベロッパー志望者がこのプラットフォーム向けのアプリ構築に力を注いでいます。
iOSエンジニアやアプリケーション開発者になるには、通常、プログラミングとソフトウェア開発の強力なバックグラウンドが必要です。これは、コンピュータサイエンスや関連分野の学位プログラム、または独学と実務経験によって得ることができます。
プログラミングスキルに加えて、iOSエンジニアとデベロッパーは、iOS開発で使用されるツールや技術に精通している必要があります。
今後目指したいキャリア
iOSエンジニアになって、どのようなキャリアを歩みたいのか説明する必要があります。
現在のエンジニアからiOSエンジニアを通して、今後どうなりたいのか明確にしておくと説得力が増します。
例えば、フルスタックエンジニアを目指しており、Webアプリの対応をしていたので、次にiPone等のスマホアプリを開発をしたい、そしてプロジェクト全体を管理できるプロジェクトリーダーもしくはフルスタックエンジニアになりたいなど、キャリアが明確であればあるほど良いでしょう。
開発に至るまでの勉強方法や困難だったこと
iOSエンジニアになるには、献身的な努力と、問題解決やイノベーションに対して、情熱が必要です。
そして何より、iOSのエンジニアリングは常に進化する分野であり、業界のトレンドや新技術を常に把握することが重要です。
エンジニアリングの分野では、実践的な経験が不可欠であり、インターンシップやプログラムなど、実践的な経験を積んでいることが必要です。
さらにプロダクトを設計、開発、テストするには、テクニカルスキルが必要です。
採用者が見たいのは、業務をいかに主体的におこなっているかです。
前向きに対応していたのであれば、未経験であってもiOSエンジニアとして積極的に取り組んでくれると思うでしょう。
自分で開発したアプリケーションの成果物の詳細
実際のアプリケーションを見せることで、スキルが推測できます。
開発したアプリケーションを成果物として、積極的に記載しましょう。
大きなプロダクトは、一人では、開発できません。
自分がどの部分を担当したのか、説明する必要があります。
例えば、スマホゲームが成果物だったときに、GUI部分を担当しており、主に設定画面を担当したなど、詳細を記載すると良いでしょう。
iOSエンジニアとして従事したときに、他の開発とどの部分が流用できて活躍できるかを明示します。
iOSエンジニアがポートフォリオサイトを作成する7つのステップ
iOSエンジニアがポートフォリオサイトを作成する手順は以下の通りです。
- ポートフォリオのイメージに近いサイトを見つける
- ワイヤーフレーム・サイトの構成を決める
- 作成するツールを決める
- サイトを開設する
- 作成したワイヤーフレームに沿ってページを作成していく
- 文章や掲載画像などを選定して反映する
- Google Analyticsをはじめとした計測タグの設置をする
それぞれ解説します。
ポートフォリオのイメージに近いサイトを見つける
自分で一からポートフォリオを作るのは時間がかかる為、既に公開されているイメージに近いものを探します。
iOSエンジニアとして、自分のスキルや経験をアピールするためには、以下のような記載が考えられます。
アプリポートフォリオとして、設計、開発し、App Storeにデプロイしたモバイルアプリを紹介します。
各アプリのスクリーンショット、動画、説明文、受賞歴などを掲載します。
コードポートフォリオとして、iOSアプリ開発におけるあなたの技術的専門知識を示すコードサンプルです。
コードの一部を掲載し、プログラミングの課題にどのように取り組んだかを説明することで、コーディングスキルをアピールできます。
UI/UXデザインのバックグラウンドがある場合、ワイヤーフレーム、モックアップ、プロトタイプなどのビジュアルデザインスキルを紹介します。
デザインプロセスへの取り組み方や、デザインの決定がアプリの成功にどのように貢献したか説明します。
オープンソースのiOSプロジェクトに貢献したことがあれば、その貢献度を紹介し、関連するリポジトリにリンクできるようにします。
他の開発者と協力して仕事をし、コミュニティに貢献していることをアピールします。
iOSエンジニアのポートフォリオを参考にして、イメージを合わせていきましょう。
ワイヤーフレーム・サイトの構成を決める
参考サイトから、ポートフォリオの骨組みを作成していきます。
iOSエンジニアのポートフォリオを見ながら、ワイヤーフレーム・サイトの構成をきめていきましょう。
また、iOSエンジニアとしてのスキルと関連するので、ここでのデザインは重要です。
デザインは、機能的なユーザーインターフェースを作成する能力など、ビジュアルデザインスキルをアピールするのに最適な方法といえるからです。
タイポグラフィ、色彩理論、アイコンデザインなど、iOSアプリのデザインに最も関連性の高いスキルです。
Appleのヒューマンインターフェイスガイドライン(HIG)と、それがiOSアプリのデザインにどのように適用されるかを熟知していることを示すと良いでしょう。
デザインは、デザインスキル、iOSデザインガイドラインの知識をアピールするのに最適な方法ともいえます
作成するツールを決める
ポートフォリオを作る時に使用するツールを選択しましょう。
まずは他のiOSエンジニアのポートフォリオを見ながら、作成するツールを参考にします。
有償から無償のツールがあるので、調整して、自分のポートフォリオのイメージに沿ったツールを利用しましょう。
例えば、「Wordpress」は無償のツールです。
自由度が高く、豊富な機能がそろっています。
多数のプラグインが用意されているので、チャット機能を搭載することも可能です。
作成するツールを決めて、ページの設計をはじめましょう。
サイトを開設する
作ったポートフォリオは、サイトを開設して一般に公開します。
場合によっては、サーバーの使用料など、定期的に支払いが必要なケースがあるので注意が必要です。
サイト開設後は更新を定期的に心がけましょう。
古い情報があると、閲覧者は再度見ようとは思わないからです。
また、自身のサイトの閲覧数が増えるように、他iOSエンジニアのポートフォリオのサイトを参考に常に更新を考えていきます。
作成したワイヤーフレームに沿ってページを作成していく
ページの骨組みであるワイヤーフレームが出来たらページ作成をおこないます。
ワイヤーフレームに沿って記載するカテゴリごとに作成していきましょう。
iOSエンジニアのポートフォリオの場合は、プロフィールや開発実績などワイヤーフレームの構成でページを作成していきます。
他のiOSエンジニアのページを参考にして、ページを作成していきましょう。
作成にあたっては、画面デザインなども、注意が必要です。
文章や掲載画像などを選定して反映する
ページ内に記載する文章や掲載する動画を準備します。
文章はわかりやすく、簡潔に、動画はイメージに沿った動画を選択します。
章立てや動画などを使用してわかりやすいページを実現します。
iOSならではの文章や画像を用意します。
iOSエンジニアとして、専門的な文章や開発でよく使われる開発環境の画像など、開発経験があることがわかる文章や画像を用意しましょう。
Google Analyticsをはじめとした計測タグの設置をする
Web公開後は、内容の更新を定期的におこなう必要があります。
Google Analyticsを使えば、訪問者数や滞在時間、アクセスが多いページがわかります。
なぜ滞在時間が長いのか、検索でサーチされることが多いのかなどの情報がわかります。
解析した情報をもとに常に改善していきましょう。
他のiOSエンジニアは、どれくらいのWeb閲覧数があるか解析します。
自分のものより、Web閲覧数が多いエンジニアがいた場合は、なぜ多いのか解析します。
自分にない部分の機能や文章、画像などがあった場合は、自身のポートフォリオに積極的に反映していきます。
他と差別化を図るために、iOSエンジニアがポートフォリオを作成する際に見ておきたいポイント
他と差別化を図るために、iOSエンジニアがポートフォリオを作成する際に見ておきたいポイントは、以下の通りです。
それぞれ説明します。
- 可能であれば数字的な根拠や実績を掲載
- 案件の「どの」領域を担当したのかを明確にする
- 「誰と」案件に取り組んだのか・巻き込んだのか明確にする
- 「どのように」案件に取り組んだのか明確にする
可能であれば数字的な根拠や実績を掲載
iOSエンジニアのポートフォリオには、自分の技術力をアピールするセクションを設けましょう。
iOSエンジニアとして得意としているプログラミング言語、フレームワーク、ツールなどを記載します。
自分のスキルや強みをアピールする案件で、数字的な根拠や実績を記載します。
より具体的にプロジェクトの実績を数値として表現すると説得力があります。
例えば、参加したプロジェクトで、ネットワーク通信時間の改善を自ら提案し、実装した。
結果として、ネットワークの通信パフォーマンスが、50%改善することができた。
それにより、次月のアプリケーションユーザー満足度が8%向上したなどです。
職歴が浅い場合は、個人的なプロジェクトや仕事も含めて、自分の能力をアピールすることを考えましょう。
案件の「どの」領域を担当したのかを明確にする
キャリアやプロジェクトについて、一貫したストーリーを語れるようにポートフォリオを整理します。
専門的なプロジェクトの経験を強調し、あなたが行った重要な貢献や、仕事がプロジェクトの結果にどのような影響を与えたかを記載します。
例えば、アプリケーションを機能毎に分けると以下のように分けられます。
- ユーザー登録とログイン
- プロフィール管理
- 検索
- 決済処理
- アプリケーションのメイン機能
- ソーシャルメディアとの連携
- 分析および報告
- 設定
- ヘルプとサポート
ポートフォリオには、自分の技術力をアピールするセクションを設けます。
アプリのデザイン経験がある場合は、デザインしたアプリのスクリーンショットやモックアップを掲載してもいいでしょう。
「誰と」案件に取り組んだのか・巻き込んだのか明確にする
iOSの開発案件に誰と取り組んだのかも、ポートフォリオにおける重要な情報です。
有名な開発者と一緒に仕事をしているのであれば、新しい仕組みや挑戦的なプロジェクトに参加した実績が認められるかもしれません。
可能であれば、iOSのプロジェクト案件実績に加え、他エンジニアからの推薦文などの補足資料も添付しましょう。
どのような体制で取り組んだのか、案件の背景を説明することで、iOS開発におけるスキルや経験を補強するのに役立ちます。
「どのように」案件に取り組んだのか明確にする
開発案件の取り組みについての説明は、ストーリーを持たせ、自分の強みを強調できるような構成にしましょう。
iOS開発のプロジェクト、iOSに開発に必要なプログラミングなどのスキルセットごとに分類するのもよいでしょう。
iOS開発案件の目的を説明し、背景を示す簡単な説明を加えることで、どのように取り組んだのかわかります。
iOSエンジニアがポートフォリオを作成する際の注意点
ポートフォリオを作成するには、注意点もあります。
それぞれ解説します。
- Webで公開する
- 掲載したい実績や作品を公開して問題ないかクライアントに確認する
- 見る人に配慮した内容にする
- 定期的な更新を心がける
- 作って終わりではなく、SNSを利用し配信する
- 名刺にポートフォリオのURLを記載する
Webで公開する
ポートフォリオを作成したら、事前にクライアント、協力者と共有します。
客観的な意見は、評価するポイントや秘匿上、記載してはいけない部分がわかるからです。
作ったポートフォリオは、Webで公開し、多くの人がポートフォリオを確認できるようにします。
たくさんの人が閲覧するので、誇大表現など誤解を受けないように心掛ける必要があります。
継続的に検索エンジンやソーシャルメディアに対して最適化することで、知名度を高めていきましょう。
掲載したい実績や作品を公開して問題ないかクライアントに確認する
アプリケーションによっては、秘密にしなければならないものもあります。
秘匿性が高いアプリケーションはノウハウの流出を恐れる場合があります。
事前に問題がないか、クライアントに確認する必要があります。
見る人に配慮した内容にする
ポートフォリオには、履歴書、参考文献、推薦文などの補足資料も加えたほうがわかりやすくなります。
例えば、プロジェクト担当部分を詳細に記載したり、実績が出た内容を数字を使って表現したりするとイメージがわきやすくなります。
また、関連したプロジェクトや人物のリンクがあれば、ポートフォリオに追記することで信頼性が向上します。
個性やスキルの概要を理解してもらい、クライアントにアピールすることができます。
定期的な更新を心がける
iOSエンジニアの実績を、常に更新することが必要です。
定期的にポートフォリオを見直し、最新の状態に保つようにしましょう。
新しいiOSプロジェクトを完了したり、より多くの技術経験を積んだりしたら、それをポートフォリオに追加して、スキルの新しさを維持します。
エンジニアリングは常に進化する業務です。
iOSエンジニアのポートフォリオを常にアップデートをおこなっていきましょう。
作って終わりではなく、SNSを利用し配信する
iOSエンジニアとしてのポートフォリオを紹介するために使えるソーシャルメディアプラットフォームがあります。
ビジネス上で人気のあるSNSを紹介します。
LinkedInは、プロフェッショナルなネットワーキング・プラットフォームで、プロフィールを作成し、自分のスキルや経験をアピールできます。
プロフィールにiOSプロダクトの作品例を追加したり、クライアントや雇用主とつながったり、業界に関連するグループに参加できます。
Instagramは、画像や動画を共有することができるビジュアルベースのプラットフォームです。
ビジネスプロフィールを作成し、自分の作品や舞台裏の映像、顧客の声などを紹介するのに利用できます。
プラットフォームを研究し、自分のニーズに適したものを選ぶようにしましょう。
名刺にポートフォリオのURLを記載する
iOSエンジニアとしてのポートフォリオは、もちろん共有することで効果を発揮します。
潜在的なクライアント、雇用主、または協力者にポートフォリオを共有しましょう。
iOSエンジニアのポートフォリオを共有することで、その効果を高めることができます。
まとめ
本記事では、iOSエンジニアがポートフォリオを作成するメリットを紹介しました。
自らアップデートするエンジニアが求められています。
そういった意味でポートフォリオを常にアップデートさせ、市場にアピールしていくべきでしょう。
- iOSエンジニアがポートフォリオを作成する理由は、自分自身の振り返りに使える、スキルの棚卸しができる、スキルの証明となることです
- iOSエンジニアがポートフォリオに記載するべき内容は、概要、プロフィール、スキルセット・強み・アピールポイント、今までの実績と成果物、アウトプットです
- iOSエンジニアがポートフォリオを作成する注意点は、Webで公開する、見る人に配慮した内容にする、定期的な更新を心がけることです
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