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エンジニアがフリーランスで案件の単価を上げるコツ

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エンジニアでフリーランスする人は増えている

現在、日本でもフリーランスエンジニアとして活躍する方が増えています。これまで労働といえば、会社に雇用されている状態が一般的でした。しかし、最近では日本におけるフリーランス人口が増えており、今後も増加していくことが予想されています。そこで、フリーランスエンジニアはどのくらい稼げるのか、案件の相場や単価アップに必要なことをご紹介します。

フリーランスを考えている・やり始めている人は増えている

日本では国が副業を推奨し始めたこともあり、フリーランスをやり始めている人が増えています。日本におけるフリーランス人口は2015年では913万人だったのに対して2018年では1119万人へと増加しています。(※ランサーズ調べhttps://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/)

今後もさらに増加していくことが予想されており、フリーランスでも稼ぎやすいサービスや環境も登場してくることでしょう。

サラリーマンの平均年収は減っている

なぜ、フリーランスが増えているのかというとサラリーマンに不安があるからです。サラリーマンの給料は平成10年をピークに下がり続けているため、今後の生活に不安が出てしまうのも仕方のないことでしょう。

(※国税庁民間給与実態調査https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm)

さらに、税制改正によって手取りも下がっており、終身雇用制度も崩壊してしまいました。そんな状況で会社に人生を預けることができないので、フリーランスが増えているのです。

コロナの影響で最近はどんな傾向があるのか

新型コロナはフリーランスに大きな影響を与えました。収入が下がったフリーランスも多いことでしょう。しかし、これはフリーランスに限った話ではありません。サラリーマンでもボーナスがカットされて収入が減った方も多いです。最悪のケースだと解雇されてしまい、収入が断たれてしまったケースもあります。新型コロナの影響は大きく在宅勤務の需要が高まっているため、対面での業務が必要なサラリーマンよりも在宅勤務のフリーランスの方が稼げる傾向にあります。

エンジニアのフリーランスで具体的にどれくらい稼げるの?

まずはフリーランスで月に30万円を目指す

フリーランスとして活動できる目安として、まずは30万円を目指しましょう。30万円あれば生活に困ることはないので、初めてフリーランスになる方の目安になります。30万円に届かない場合にはサラリーマンの方が向いているのかもしれません。

営業スキルであれば50万円くらいは稼げる

フリーランスエンジニアというと専門的なスキルが重要だと考える方もいることでしょう。しかし、専門的なスキルを持った職人気質なエンジニアは稼ぐことができません。どんなに素晴らしいスキルを持っていても相手にそれが伝わらなければ意味がないのです。サラリーマンであれば会社が案件を用意してくれますが、フリーランスの場合には案件を自分から獲得しなければなりません。営業スキルがあり、自分のスキルをクライアントにしっかりとアピールできれば仕事も受注しやすいので50万円くらいは稼げるでしょう。

マーケティングのスキル・経験があれば、100万円以上稼ぐことも可能

マーケティングとはモノを売るスキルのことであり、相手の視点で考えることです。クライアントがどのようなことを求めているのか把握して、自分のスキルの中から相手の立場に合った提案ができることが重要です。自分の持っている専門的なスキルをどのように売っていくか考えていくとリピーター獲得にもつながるので、100万円以上稼ぐことも可能でしょう。

エンジニアのフリーランスに関する案件の相場・平均単価

全体の総括

フリーランスエンジニアの1ヶ月当たりの平均単価は50~60万円程度です。サラリーマンよりも多く稼げる理由にはIT業界の人手不足が慢性化しているからです。さらにサラリーマンは毎月の給料から社会保険料が天引きされて支給されますが、フリーランスエンジニアは報酬から国民年金や健康保険を後から支払っていくことになります。そのことも考慮して1ヶ月当たりの平均単価が高いのか安いのか考えていく必要があります。

どんな案件が高い?低い

フリーランスエンジニアでは担当する職種によって単価が異なります。Webデザイナーでは40~50万円、プログラマーでは50~60万円、システムエンジニアでは60~70万円といった具合です。より幅広い分野を担当できる職種の案件ほど単価が高い傾向にあります。また、同じエンジニアでは携わる工程によって単価が異なります。テストや保守運用など比較的スキルを必要としない案件であれば40万円程度になり、コンサルやPMなど経験や知識が必要な案件では80万円と幅があります。エンジニアとしての知識や経験がより必要な案件ほど単価は高くなり、それほど必要としない案件ほど低くなる傾向にあります。

どんな案件が多い?少ない?

どの企業でも採用している技術に関しては案件数が多いです。JavaやPHPなどは採用している企業も多く、扱えるエンジニアも多いので案件数が多いです。逆にPythonは世界で人気があり、国内でも需要が高まりつつあります。しかし、扱えるエンジニアが不足しているため案件数も比較的少なくなっています。案件数が多いほど希少性が低いので単価は低くなり安く、案件数が少ないほど希少性が高くなり単価は上がります。

エンジニアのフリーランスで単価を上げるために必要なこと

こんな条件があると高くなる

1つの言語しか扱えないエンジニアよりも複数の言語を扱えるエンジニアの方が高くなる可能性があります。クライアントからの案件はさまざまです。ある1つの言語の案件を受注することができてクライアントと取引が成立したとします。1度取引があると信頼関係が構築できるので、その後、同じクライアントから別の言語の案件を受注できる可能性が高まります。まずは、スキルを高めることです。1つのことに長けている職人気質なエンジニアよりも多くのスキルを持っており、多角的な視点で業務にあたることができるエンジニアでは後者の方が単価は高くなることでしょう。

こんなスキルや経験があると高くなる

フリーランスエンジニアとして必要なのは実績です。どんなにスキルを持っていたとしても実績のないフリーランスはクライアントに見向きもされません。コツコツと実績を積み上げていくことが重要です。また、初めてフリーランスになるという方は実務経験が重要になってきます。独学やスクールで学んだスキルよりも現場での実務経験によって学んだ生きたスキルの方が優遇される傾向にあります。実務経験での実績をしっかりとアピールすることで経験の少ないエンジニアよりも高い単価で案件を獲得することが可能になります。

逆に、こんな条件やスキルセットや経験だと単価は低いまま

1つのスキルだけに特化したエンジニアだと単価はなかなか上がりません。どんなに技術の高いエンジニアでもクライアントの方から単価を上げてくれることは稀です。また、「単価を上げて欲しい」と伝えても「わかりました」とすんなり単価を上げるクライアントも珍しいでしょう。自分でしっかりと単価交渉をしていく必要があるのです。そのためには交渉材料がなければいけません。客観的データを用いて案件の相場を示したり、自分の技術をしっかりとプレゼンできたり、自分のスキルによって得られる相手のメリットなどをしっかりと示す必要があります。普段からこのような準備をしておき、クライアントと信頼関係が築けてきたタイミングを見て単価交渉をしていきます。この準備を怠ってしまうと単価は低いままです。

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まとめ

日本では副業が解禁になったといってもまだまだ働き方改革は始まったばかりです。サラリーマンとして働いている方も多くいますが、今後はサラリーマンとフリーランスの比率も大きく変わってくることでしょう。会社に所属せず、個人で稼いでいく時代はすぐそこまで来ています。今からフリーランスエンジニアとしてしっかりと稼いでいく準備をしておきましょう。

最後に本記事の要点を3つまとめました。是非、参考にしてみて下さい。

  1. フリーランスエンジニアは増えている
  2. 幅広いスキルを持っているエンジニアは稼ぎやすい
  3. フリーランスには単価交渉や好条件な案件を獲得する営業スキルが必要
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