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PMOにオススメなツールをカテゴリ別に紹介。5つの選定基準とは


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PMOがツール選定をする際に認識しておきたい5つの基準とは

PMOがツール選定をする際に認識しておきたい5つの基準について解説していきます。

目的に沿ったツールを選べているか

プロジェクト管理の目的や要件に応じて、最適なツールを選択することが重要です。

例えば、アジャイル開発を採用しているプロジェクトの場合、スプリントの進捗を視覚的に管理できる「JIRA」や「Trello」のようなツールが適しています。

一方、ウォーターフォール型のプロジェクトでは、タスクの依存関係やガントチャートを表示できる「Microsoft Project」のようなツールが有効です。目的とツールの機能をしっかりと照らし合わせることで、効率的なプロジェクト管理が可能となります。

コスト・予算が合っているか

ツールの導入や維持にかかるコストは、プロジェクトの予算内で収まるように検討する必要があります。

例えば、大規模なプロジェクトで多機能なツールが必要な場合、高額なライセンス料が発生することも考えられます。

一方、小規模なプロジェクトやスタートアップ企業では、無料または低コストのツールを選択することで、予算を他の重要な項目に振り分けることができます。

チームの人数に合っているか

チームの人数や役割に応じて、ツールのユーザーライセンスや機能を選択することが重要です。

例えば、10人以下の小規模チームであれば、シンプルなタスク管理ツールが適しているかもしれません。

一方、100人以上の大規模チームでは、各部門や役割ごとのアクセス権限を細かく設定できるツールが求められます。

プロジェクト規模に合っているか

プロジェクトの規模や複雑さに応じて、ツールの機能やスケーラビリティを考慮する必要があります。

例えば、国際的な大規模プロジェクトでは、多言語対応やタイムゾーンの違いを考慮したツールが必要となる場合があります。

ツール自体の口コミや導入事例を確認する

ツールの選定時には、他の企業やプロジェクトでの導入事例やユーザーの口コミを参考にすることが有効です。

例えば、「Slack」のようなコミュニケーションツールは、多くの企業での導入実績があり、その効果や利便性が確認できる口コミが多数存在します。これにより、ツールの実際の使用感や効果を事前に把握することができます。

PMOは知っておきたいオススメな8つのプロジェクト管理ツール

PMOでは知っておきたいオススメな8つのプロジェクト管理ツールについて解説していきます。

Backlog

Backlogは、Nulabが提供するプロジェクト管理ツールで、特にソフトウェア開発チームに人気があります。

その最大の特徴は、タスク管理機能とバージョン管理機能が一つのプラットフォーム上で提供されている点です。これにより、開発者はコードの変更履歴とタスクの進捗を同時に追跡することができます。

また、Wiki機能を利用して、プロジェクトのドキュメントを一元管理することも可能です。このように、Backlogは一つのツールで複数の機能をカバーしているため、ツール間の連携やデータの移行にかかる手間を大幅に削減することができます。

Trello

Trelloは、ビジュアルに優れたカードベースのタスク管理ツールとして知られています。

ボードにリストを作成し、リスト内にカードを追加することで、タスクの進捗を視覚的に把握することができます。

例えば、新製品のローンチプロジェクトを管理する際、”ToDo”、”In Progress”、”Done”といったリストを作成し、各タスクをカードとして追加することで、プロジェクトの進捗を一目で確認することができます。

また、Power-Up機能を利用して、他のツールとの連携も簡単に行うことができます。

Asana

Asanaは、タスク管理を中心としたプロジェクト管理ツールとして、多くの企業や組織で利用されています。タスクの詳細、期限、担当者、依存関係など、プロジェクト管理に必要な情報を一元的に管理することができます。

例えば、マーケティングキャンペーンの計画を立てる際、各タスクの担当者や期限を明確にして、全体の進捗を確認することができます。また、ダッシュボード機能を利用して、プロジェクトのKPIや進捗状況を視覚的に把握することも可能です。

Wrike

Wrikeは、高度なカスタマイズが可能なプロジェクト管理ツールとして知られています。タスクの依存関係をGanttチャートで表示したり、リソース管理機能を利用して、メンバーの作業負荷を均等に分散させることができます。

例えば、新しいウェブサイトのデザインプロジェクトを管理する際、デザイナーやデベロッパーの作業スケジュールを調整し、効率的にプロジェクトを進めることができます。

また、時間トラッキング機能を利用して、各タスクにかかる作業時間を記録することも可能です。

Jira Software

Jira Softwareは、特にソフトウェア開発チームにおすすめのプロジェクト管理ツールです。アジャイル開発手法に対応しており、スプリントの計画やバックログの管理、バーンダウンチャートの表示など、開発プロジェクトの進捗管理に必要な機能が豊富に備わっています。

例えば、新しいアプリの開発プロジェクトを管理する際、各スプリントでのタスクの優先順位を調整し、効率的に開発を進めることができます。

また、Confluenceとの連携により、プロジェクトのドキュメントを一元管理することも可能です。

Jooto

Jootoは、日本製のカードベースのタスク管理ツールです。Trelloのような直感的な操作性を持ちつつ、日本のユーザー向けの機能やUIが特徴です。

例えば、日本の祝日に合わせたカレンダー機能や、日本語のサポートが充実しています。また、チーム内のコミュニケーションを促進するためのコメントや通知機能も備えており、スムーズなプロジェクト進行をサポートします。

Jootoは、特に日本の中小企業やスタートアップなど、国内でのビジネスを中心に行っている組織におすすめです。

InnoPM

InnoPMは、プロジェクトのライフサイクル全体をサポートするための機能が豊富に備わったツールです。タスク管理だけでなく、リスク管理や品質管理、コスト管理など、プロジェクト管理の各フェーズで必要となる機能を網羅しています。

例えば、新しい製品の開発プロジェクトを管理する際、各フェーズのリスクを評価し、それに対する対策を計画することができます。また、品質管理機能を利用して、製品の品質を一貫して高いレベルに保つことも可能です。

Stock

Stockは、タスク管理を中心としたシンプルなインターフェースのツールです。特に、スタートアップや中小企業向けに設計されており、必要な機能をシンプルにまとめて提供しています。

例えば、新しいイベントの企画プロジェクトを管理する際、タスクのリストを作成し、それに基づいてチーム内の作業を進めることができます。

また、コメントや通知機能を利用して、チーム内のコミュニケーションを促進することも可能です。Stockは、シンプルで使いやすいインターフェースが特徴で、プロジェクト管理ツールを初めて導入する組織におすすめです。

PMOは慣れておきたい5つのコミュニケーションツール

PMOでは慣れておきたい5つのコミュニケーションツールについて解説していきます。

Microsoft Teams

Microsoft Teamsは、Microsoft Office 365の一部として提供されるコミュニケーションツールです。特に、企業内のコミュニケーションを中心に設計されており、チャット、ビデオ会議、ファイル共有などの機能が一つに統合されています。

例えば、PMOがプロジェクトの進捗を共有する際、Teams内で専用のチャンネルを作成し、関連するドキュメントやメッセージを集約することができます。

また、外部のパートナーやクライアントとのコミュニケーションにも利用でき、セキュリティ面でも高い信頼性があります。

Zoom

Zoomは、ビデオ会議を中心としたコミュニケーションツールとして急速に普及しています。

特に、高品質な映像と音声を提供する点が特徴です。PMOが大規模なプロジェクトのキックオフミーティングを開催する際、多数の参加者がリモートから参加する場面でZoomを利用すると、スムーズなコミュニケーションが可能です。

また、ウェビナーやセミナーの開催機能も備えており、外部のステークホルダーとの情報共有にも適しています。

Google Meet

Google Meetは、Google Workspaceの一部として提供されるビデオ会議ツールです。GmailやGoogle Calendarとの連携が強化されており、スケジュールの確認や会議の開始が非常に簡単です。

PMOが定例のステータスミーティングを開催する際、Google Calendarから直接Meetのリンクをクリックするだけで参加できるため、手間が省けます。

また、自動字幕機能も搭載しており、多国籍のチームとのコミュニケーションにも有効です。

Slack

Slackは、リアルタイムのチャットを中心としたコミュニケーションツールです。チャンネルと呼ばれるトピックごとのグループを作成することができ、PMOはプロジェクトごとや部門ごとにチャンネルを作成して情報共有を行うことができます。

例えば、緊急の問題が発生した際には、関連するメンバーを即座にメンションして情報共有を行うことができます。

また、多くの外部ツールとの連携が可能で、タスク管理ツールやドキュメント共有ツールとの連携を活用することで、一元的な情報管理が可能になります。

ChatWork

ChatWorkは、日本国内で非常に人気のあるビジネスチャットツールです。チャットだけでなく、タスク管理やファイル共有などの機能も備えており、一つのプラットフォームで多様なコミュニケーションを行うことができます。

PMOがプロジェクトのタスクを振り分ける際、ChatWorkのタスク機能を利用して明確な期限や担当者を設定することができます。

また、グループチャットやダイレクトメッセージを活用して、プロジェクトの進捗や課題についてリアルタイムにコミュニケーションを取ることができます。

PMOにオススメな4つのナレッジ共有ツール

PMOにオススメな4つのナレッジ共有ツールについて解説していきます。

Confluence

Confluenceは、Atlassian社が提供するナレッジベース・ドキュメンテーションツールです。

特に、大規模なプロジェクトや組織での情報共有に適しています。PMOがプロジェクトの進捗報告やガイドラインを共有する際、Confluenceのテンプレートを活用して一貫したフォーマットで情報を整理・公開することができます。

また、Jiraとの連携が強化されており、タスクやイシュートラッキングとの情報連携がスムーズです。

例えば、プロジェクトの要件定義やステークホルダーとのコミュニケーション履歴をConfluence上で一元管理し、関連するJiraのタスクとリンクすることができます。

Notion

Notionは、ドキュメント作成、タスク管理、データベース機能などを一つのプラットフォームで提供するツールです。

PMOがプロジェクトの情報を整理・共有する際、Notionの柔軟なカスタマイズ機能を活用して、プロジェクトのニーズに合わせた情報構造を作成することができます。

例えば、プロジェクトのマイルストーンやKPIをトラッキングするダッシュボードを作成し、関連するドキュメントやタスクとリンクすることで、一元的な情報管理が可能になります。

Box

Boxは、クラウドベースのファイル共有・コラボレーションツールです。特に、セキュリティ面での高い信頼性が特徴です。

PMOが機密性の高いプロジェクト情報や契約書などのドキュメントを共有する際、Boxの高度なアクセス制御や監査機能を活用して、情報の取り扱いを安全に行うことができます。

例えば、特定のユーザーやグループのみにアクセス権を付与することや、ファイルのダウンロードを制限することが可能です。

無料の場合はGoogle Driveを活用

Google Driveは、Googleが提供するクラウドストレージサービスで、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションなどのオフィスツールとの連携が強化されています。

PMOが予算の制約から高額なツールの導入が難しい場合、Google Driveを活用して情報の共有・管理を行うことができます。

例えば、プロジェクトの進捗報告をGoogleスプレッドシートで作成し、関連するドキュメントやプレゼンテーションと共にGoogle Driveのフォルダ内で一元管理することができます。また、共有設定を活用して、情報のアクセス権を細かく制御することも可能です。

PMOにオススメな5つ工数・コスト管理ツール

PMOにオススメな5つの工数・コスト管理ツールについて解説していきます。

monday.com

monday.comは、ビジュアルに優れたプロジェクト管理ツールとして知られていますが、工数・コスト管理の機能も充実しています。

具体的には、各タスクに対して所要時間やコストを割り当てることができ、これを元にプロジェクト全体の予算や進捗を一覧で確認することができます。

例えば、新しいマーケティングキャンペーンの実施に際して、各アクションアイテムの予想コストを入力し、全体の予算内での遂行が可能かどうかをリアルタイムで確認することができます。

また、自動化機能を利用して、予算超過や工数のオーバーを検知した際に通知を受け取ることも可能です。

Lychee Redmine

Lychee Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine」をベースに、日本のビジネス環境に合わせてカスタマイズされたツールです。

工数管理の機能が特に強化されており、各タスクやイシューに対して実際にかかった工数を入力することで、プロジェクト全体の工数の進捗を確認することができます。

例えば、ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、各開発タスクの予想工数と実際の工数を比較し、進捗の遅れやリソースの不足を早期に検知することができます。

CrowdLog

CrowdLogは、工数・コスト管理に特化したクラウドベースのツールです。特に、複数のプロジェクトや部門間での工数の振り分けや集計が容易に行えるのが特徴です。

例えば、コンサルティングファームにおいて、複数のクライアントプロジェクトに対するコンサルタントの工数を入力し、月次や四半期ごとの工数の集計や分析を行うことができます。

また、工数データを元にした請求書の自動生成機能も搭載されています。

TimeTracker NX

TimeTracker NXは、シンプルな操作性に特化した工数記録ツールです。特に、スマートフォンやタブレットからの入力が容易で、外出先や出張中でもリアルタイムで工数の入力や確認が可能です。

例えば、建設現場の監督者が、現場での作業員の工数を直接入力し、本社の人事部門や経理部門とリアルタイムで情報を共有することができます。

Time Krei

Time Kreiは、工数管理だけでなく、タスク管理やスケジュール管理の機能も備えた総合的なツールです。特に、工数データを元にしたレポートやダッシュボードの生成が容易で、プロジェクトの進捗やコストの状況を視覚的に確認することができます。

また、Time KreiはAPI連携機能も備えており、他の経理や人事のシステムとのデータの連携がスムーズに行えます。これにより、工数データを基にした給与計算やプロジェクトのコスト分析を一元的に行うことができるのが大きなメリットとなっています。

さらに、Time Kreiには機械学習を活用した工数の予測機能も搭載されており、過去のデータを基にした未来の工数やコストの予測が可能です。これにより、プロジェクトの進捗管理やリソースの最適な割り当てを行う際の参考とすることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

PMOにオススメなツールについてカテゴリ別にまとめ、5つの選定基準を紹介してきました。

これらのツールは、PMOがプロジェクトを効果的に管理し、チームとのコミュニケーションを向上させるためのものです。

選択する際には、プロジェクトの要件や目的、予算、チームの規模などの要因を考慮することが重要だといえるでしょう。

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