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セールスエンジニアの転職方法|転職を成功させるコツをご紹介

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

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本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。セールスエンジニアの案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

はじめに

近年では、技術の進化と共に製品やサービスが複雑化し、その魅力を正確に伝えるのが困難になってきました。

このような背景から、適切なソリューションを提案するセールスエンジニアの必要性が高まっています。

本記事では、セールスエンジニアとしてのキャリアアップや転職を成功させる方法、そして独立に向けた具体的なステップを紹介しています。

最後までお読みいただければ、セールスエンジニアとしての年収アップ、キャリアアップの方向性、そして独立または副業による年収アップの実現可能性について理解が深まるでしょう。

セールスエンジニアに興味のある方にとって、必読の情報が満載なのでぜひ最後までお付き合いください。

<この記事を読むとわかること>

  • セールスエンジニアの平均年収と稼ぐためのコツ
  • セールスエンジニアの将来性と中長期的なキャリア展望
  • セールスエンジニアとして転職や独立を成功させる方法
  • 独立や副業を始める際のポイントとメリット
  • 具体的なセールスエンジニアの案件例

他のセールスエンジニアはどのくらい稼いでいるの?

セールスエンジニアとは、技術と営業の両方の知識を持ち合わせ、顧客のニーズに合った技術的なソリューションを提案・実施する専門家です。

商品やサービスを販売する際に、その技術的な側面を詳しく説明し、顧客が自分のビジネスに最適な選択をできるように支援します。

また、製品のデモンストレーションを行ったり、技術的な問題のトラブルシューティングを提供したりすることも重要な役割の一つです。

新しい製品やサービスが絶えず市場に投入されていく現代では、企業にとって必要不可欠な存在ともいえます。

このように、非常に重要な役割を担うセールスエンジニアですが、セールスエンジニアになるとどのくらい稼げるのでしょうか?

ここでは、セールスエンジニアの平均年収をエンジニア全体の平均年収をベースに、フリーランスと会社員の2つのデータをみていきましょう。

エンジニア全体の平均年収

求人BOXのデータによると、ITエンジニア全体の平均年収は「約480万円」です。

ITエンジニアの仕事は非常に広範囲に渡るため、平均給与もかなり幅があります。

例えば、システムエンジニアとしての平均年収は「516万円」で、給与幅は「349万円から1,066万円」と非常に幅広いです。

ただし、平均年収に関しては、統計の取り方によって結果に大きな違いが出ることがあります。

加えて、職種や経験、地域などの要素によっても平均年収はかなり変わるため、一つのデータだけで全体像を捉えるのは難しいです。

そのため、本データはあくまでも参考の一つとして捉えてください。

フリーランスのセールスエンジニアの場合

エンジニアスタイルの2024年3月時点での最新のデータによると、フリーランスのセールスエンジニアの月額平均単価は「約65万円」です。

年収換算にすると、「約780万円」という結果でした。職種別の単価ランキングでは「23位」に位置しています。

過去3年間の月額平均単価の推移をみてみると、一時的に高単価を記録する時期があり、技術や市場の需要に応じて単価が大きく変動していることが読み取れます。

言語別の単価ランキングでは、TypeScriptが97万円でトップに立っており、これにKotlinが87万円、PHPとApexが74万円で続きました。

この結果から、フロントエンド開発やモバイルアプリ開発、Webアプリケーションの開発に関連する領域での需要が高いことがわかります。

会社員のセールスエンジニアの場合

求人BOXの最新のデータによると、会社員のセールスエンジニアの平均年収は「約533万円」です。

フリーランスのセールスエンジニアの平均年収と比較すると、「約247万円」低くなっています。

エンジニア全体の平均年収と比較すると、会社員のセールスエンジニアは「約53万円」高いという結果になりました。

フリーランスと比較すると平均年収に大きな差がみられましたが、会社員のセールスエンジニアにはフリーランスにはない魅力がいくつかあります。

まず、安定した収入を挙げることができます。

フリーランスと比較して、月給制であるため収入が安定しており、プロジェクト間の空白期間に収入が途絶える心配が少ないです。

また、正社員であれば健康保険や雇用保険、退職金制度などの福利厚生を受けることができます。

どちらがおすすめかは個人の価値観やキャリア目標によって変わります。

自分のライフスタイルやキャリアプランに合った選択をすることが大切です。

セールスエンジニアの将来性

転職を検討する際、その職の将来性は非常に気になるところです。

では果たして、セールスエンジニアは将来性のある職業なのでしょうか?

ここでは、セールスエンジニアの将来性を短期的な視点と中長期的な視点でみていきましょう。

短期(1年~3年)

結論からいうと、セールスエンジニアの短期的(約1〜3年)な将来性は安泰といえるでしょう。

これまでの日本の業界構造では、顧客とのやり取りは主に営業スタッフが担当し、技術的な支援が必要な場合に限りエンジニアが前に出ることが一般的でした。

しかし、技術の進化とともに製品やサービスの複雑性が増している今日では、営業だけでは顧客のニーズに十分に対応できない場合が増えています。

さらに、電子情報技術産業協会(JEITA)の報告によると、デジタルトランスフォーメーション(DX)の国内市場規模は2022年度に1兆9619億円と前年度から15.4%増加し、特に製造業を中心にサプライチェーンやエネルギー関連の投資が増えています。

このDXの推進に伴い、企業は従来のビジネスモデルを見直し、新たな技術を取り入れる必要に迫られています。

そのプロセスで、セールスエンジニアが果たす役割は非常に重要です。

セールスエンジニアは技術的な知見をもって顧客のニーズを理解し、最適なソリューションを提案することで、DXの実現に直接貢献できるからです。

このように、IT技術の進展と社会への浸透、DXの加速により、セールスエンジニアの役割はますます重要になっています。

中長期

では、中長期的な目線でセールスエンジニアの将来性を見てみるとどうでしょうか。

結論からいうと、セールスエンジニアは中長期的にみても将来性のある職業です。

近年、AIとロボット技術の飛躍的な進化により、多くの職種が自動化の波に飲み込まれ、存在が脅かされています。

2015年のオックスフォード大学と野村総研の研究によると、日本の労働人口の約49%が人工知能やロボットによって代替可能とも発表されました。

特に単純なプログラミング作業は、AIによって取って代わられる可能性が高いとされています。

しかし、セールスエンジニアの場合は状況が異なります。

セールスエンジニアは、技術的な知識と営業スキルを兼ね備えた専門職であり、顧客と直接関わりながらニーズに合ったソリューションを提案します。

このような直接人と関わる仕事はAIによる代替が難しいです。

人間特有の感情や細やかなニュアンスを理解し、それに基づいて柔軟に対応する能力は現段階のAI技術ではまだ実現できていません。

したがって、セールスエンジニアは技術と人間性を兼ね備えた職業として、中長期的に見ても引き続き重要な役割を担うと考えられます。

セールスエンジニアの転職方法

では、セールスエンジニアに転職するにはどうすればよいのでしょうか?

ここでは、セールスエンジニアへの転職方法をいくつかご紹介します。

自分で企業に問い合わせる

1つ目のセールスエンジニアへの転職方法は、自分で企業に問い合わせる方法です。

このアプローチは、直接的で積極的な姿勢を企業に示すことができるメリットがあります。

具体的には、興味のある企業の人事部や担当部署に連絡を取り、自分の経歴やセールスエンジニアとしての意欲、興味を直接伝えます。

また、この方法は多くの転職者が実践していない方法です。

一般的に、転職活動では求人サイトを利用したり、転職エージェントを通じて応募する方法が主流です。

そのため、自分から積極的に企業にアプローチすることは、他の転職者と差別化するための有効な手段となり得ます。

最初は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、実践することさえできれば他の転職者よりも早くに転職活動を終えられる可能性が高いです。

転職エージェントを利用する

2つ目のセールスエンジニアへの転職方法は、転職エージェントを利用する方法です。

この方法のメリットは、専門知識を持つプロフェッショナルからのサポートを受けられる点にあります。

転職エージェントは、個々のキャリア目標やスキルセット、希望条件を詳細にヒアリングした上で最適な求人を紹介してくれます。

また、求人市場の最新の動向や非公開求人へのアクセスも可能になるため、自分一人で転職活動を行うよりも幅広い選択肢から選べるようになります。

転職エージェントを利用する際は、自分の専門分野や希望に強みを持つエージェントを選ぶことが重要です。

IT業界やセールスエンジニア職に特化した転職エージェントを選べば、より具体的で有益な情報やサポートを受けることができるでしょう。

<セールスエンジニアにおすすめの転職エージェント>

求人サイトを利用する

3つ目のセールスエンジニアへの転職方法は、求人サイトを利用する方法です。

求人サイトと転職エージェントは似ているように感じられるかもしれませんが、提供されるサービスの性質が根本的に異なります。

求人サイトは、多数の企業からの求人情報を集約して、ユーザーが自由に検索・閲覧・応募できるプラットフォームです。

ユーザーは、希望する職種、勤務地、給与などの条件を指定して検索し、自分に合った求人を見つけることができます。

対して転職エージェントは、転職希望者のキャリア相談に乗り、個々のスキルや経験、希望に合った求人を紹介し、履歴書や面接の指導を含めた転職活動の全般をサポートします。

つまり、求人サイトは自分で主体的に求人情報を検索し、応募するスタイルに適しています。

一方で転職エージェントは、よりパーソナライズされたサポートを受けながら転職活動を進めたい人に向いています。

セールスエンジニアとしての転職を考える際、特に自分の条件に合った多様な求人を広範囲にわたり迅速に探すことができる点がメリットです。

エンジニア転職するなら知っておきたいこと

ここからは、エンジニアに転職するなら事前に知っておくべきことについてご紹介します。

転職活動の流れ

エンジニアが転職をする際の一般的な流れは以下の通りです。

STEP1:自己分析と市場調査

自分のキャリアの強み、弱み、興味のある分野、そして長期的なキャリアの目標を明確にします。

また、同時に市場の需要、特定分野での求人の動向、必要なスキルセットについての調査を行います。

STEP2:履歴書と職務経歴書の作成

強力な履歴書と職務経歴書は、転職活動において非常に重要です。

これらの文書を通じて、自分の経験、スキル、成果を効果的にアピールすることが求められます。

STEP3:求人情報の収集と応募

求人サイト、転職エージェント、直接企業に問い合わせるなど、さまざまな方法で興味のある求人情報を収集し、条件に合うものに応募します。

STEP4:面接の準備と実施

面接の準備は転職成功の鍵です。企業研究、自己PR、技術的な知識のレビューなどを行い、面接官の質問に自信を持って答えられるよう準備します。

STEP5:オファーの評価と条件交渉

面接が成功し、転職先からオファーを受け取ったら、その条件を慎重に評価し、必要に応じて条件交渉を行います。

STEP6:退職手続きと入社手続き

現職からのスムーズな退職手続きを行い、新しい職場での勤務をスタートします。

セールスエンジニアも例外ではなく、基本的に上記の流れに沿って転職活動を行います。

強いていうのであれば、セールスエンジニアは顧客とのコミュニケーション能力や提案力を示すことができる実績を履歴書や職務経歴書、面接で強調することが重要です。

セールスエンジニアは技術的知識だけでなく営業スキルも同時に求められるため、これらの能力をアピールできる実績や経験を前面に押し出しましょう。

転職までにかかる時間は3〜6ヶ月が目安

エンジニアに転職するまでにかかる時間は平均して約3〜6ヶ月だといわれています。

少し長めに感じるかもしれませんが、エンジニアが転職する際には現在参画しているプロジェクトの事情を加味する必要があります。

例えば、比較的上流工程のプロジェクトに参画している場合、転職先が決まったからといってすぐに離脱することは難しいです。

これは、プロジェクトの計画や設計など、初期段階の重要な業務に関与していると、その業務を引き継ぐ適任者を見つけ、スムーズに業務移行を行うまでに時間が必要だからです。

ただし、セールスエンジニアはその性質上、上流工程に直接関与することは多くありません。そのため、比較的プロジェクトを離脱しやすい職種ではあります。

しかし、日本ではセールスエンジニアという職種はまだまだ一般的ではなく、求人数も少ないのが現状です。

したがって、退職手続きなども考慮すると、やはり3〜6ヶ月の期間を見ておいた方が良いでしょう。

年齢によって求められるスキルは変わる

エンジニアというのは、技術的スキルのみ磨いていけば自然とキャリアアップできるようなイメージがありますが、実際にはそうではありません。

エンジニアやセールスエンジニアもその他の職業と同じように年齢によって求められるスキルは変化します。

<セールスエンジニアが年齢によって求められる主なスキルや資格>

年齢層 主に求められるスキル おすすめの資格
20代〜30代前半 最新技術への理解、柔軟な発想、プログラミングスキル 基本情報技術者試験、AWS認定ソリューションアーキテクト など
30代後半〜40代 プロジェクト管理、チームリーダーシップ、コミュニケーション能力 プロジェクトマネージメントプロフェッショナル(PMP)、ITストラテジスト試験 など
50代以上 業界知識、顧客関係構築、戦略的思考 ビジネスマネジャー検定試験、プロジェクトマネージャ試験 など

このように、セールスエンジニアのキャリアは年齢とともに求められるスキルセットが変化していきます。

初期の段階では技術力が中心となりますが、経験を積むにつれてマネジメント能力や戦略的思考能力、そして顧客との深い関係構築能力など、より幅広いスキルが必要とされます。

そのため、キャリアを通じて自己成長を続け、時代や環境の変化に応じて新しいスキルを身につけることが重要です。

エンジニアが転職を成功させるコツ

現在の日本ではIT人材不足が深刻で、2030年までに79万人が不足するともいわれています。

そのため、エンジニアの需要は非常に高く、比較的転職がしやすい職種です。

しかし、それでも転職が早めに終わる人とそうでない人がいます。

一体両者の違いはどこにあるのでしょうか?

ここでは、エンジニアが転職活動を成功させるコツをいくつか具体的にご紹介します。

実績を定量的に伝える

1つ目の転職成功のコツは、実績をなるべく定量的に伝えることです。

心理学的に見ても、具体的な数字や成果というのは人の記憶に残りやすく、また信頼性を高める効果があるとされています。

数値を用いて実績を示すことで、あなたの成果が明確になり、採用担当者に対してあなたの貢献度やスキルレベルを具体的に伝えることが可能です。

とはいっても、具体的にはどのように伝えればよいのでしょうか?

悪い例と良い例をみてみましょう。

<悪い例>

「〇〇関連のプロジェクトで貢献し、顧客満足度を向上させた」

<良い例>

「〇〇関連のプロジェクトにおいて、特定の技術ソリューションを提案・実装することで、顧客満足度を前年比20%向上させた」

このように、実績を定量的に伝える際には、プロジェクトの成果、売上や利益の向上率、作業の効率化による時間短縮のパーセンテージ、管理したチームの人数やプロジェクトの規模など、具体的な数字や比較可能なデータを使用することが重要です。

キャリアアップの方向性を固めておく

2つ目の転職成功のコツは、キャリアアップの方向性を事前にしっかりと固めておくことです。

キャリアプランを重視する企業の採用担当者は非常に多いので、これがしっかりと説明できるか否かで面接の合否が左右されます。

採用担当者は、ただ今すぐに仕事をこなせる人材を求めているわけではありません。

長期的に会社の成長に貢献できる、学習意欲が高く将来性のある人材を見つけたいと考えています。

自分のキャリアアップの方向性を明確に持ち、それを達成するための計画や意欲を示すことができれば、「この人は将来会社にとって価値ある貢献をしてくれるだろう」と評価される可能性が高いのです。

そのため、キャリアアップの方向性は面接の前になるべく上手く伝えられるようにしっかりと練習しておきましょう。

なお、セールスエンジニアへキャリアチェンジできる可能性が高いキャリアについては、以下に例を示すのでぜひ参考にしてください。

<セールスエンジニアへキャリアチェンジできる主な職種>

  • システムエンジニア
  • テクニカルサポート
  • プロダクトマネージャー
  • ITコンサルタント
  • ネットワークエンジニア
  • データアナリスト など

社外とのコネクションを作る

3つ目の転職成功のコツは、常に社外とのコネクションを作ることを意識しておくことです。

これは特にフリーランスとして活躍したいと考えている方は、必ず意識しておきましょう。

フリーランスの場合、プロジェクトの契約期間が満了すれば基本的にそれ以降の報酬は支払われません。

つまり、翌月以降は無収入になってしまうということです。

こういった事態を避けるために、フリーランスは常に自分の参画できるプロジェクトを探しておかなければなりません。

しかし、コネクションさえ構築しておけばスムーズに次のプロジェクトに移行できるため、リスクを大幅に抑えられます。

最近ではリファラル採用を率先して行っている企業も数が多くなってきているので、なるべく意識してコネクションを構築しておきましょう。

今の時代は転職するより独立した方が安定する?

昨今の日本では働き方の柔軟性が以前よりも重要視されるようになり、フリーランスや個人事業主として独立する人も増えてきました。

厚労省の調査によると、2018年時点で労働人口の約6分の1がフリーランスとして就業しているというデータもあります。

2019年以降は新型コロナによってさらに柔軟な働き方が重視されるようになったので、その数はさらに増えているでしょう。

こういった背景もあり「今の時代は転職するより独立した方が安定するのでは?」という意見も多く聞くようになりました。

確かに、フリーランスは一般的な会社員よりも「収入面」においては高い傾向にあります。

しかし、先述したように「安定性」においては依然として会社員の方が高いと言えるでしょう。

つまるところ、フリーランスは個々人の努力や能力によってかなり収入に差が出るので「フリーランスになると収入が上がる!」と漠然と信じるのはやめておきましょう。

実は実務経験が2.3年あれば十分独立できる

とはいえ、フリーランスとして独立しやすいプロジェクトが増えてきたのは事実です。

例えば、以下のような案件であれば実務経験が2. 3年程度でも十分に参画できる可能性があるのでぜひ参考にしてみてください。

案件例①大手広告代理店系Sierでの営業活動支援


この案件は、大手広告代理店系のSier企業にて来期計画に沿った新規営業活動の支援メンバーを募集する案件です。

かなり高度な営業スキルが求められる案件で、コンサルティングファームでのITコンサル経験が必須になります。

これは、サービス要件の定義やシステムアーキテクチャの設計、顧客提案、プライシング設定等を行い、部門責任者の提案をサポートするために、深い業界知識と高いコミュニケーション能力が必要だからです。

<具体的な業務内容>

  • サービス要件の定義とシステムアーキテクチャの設計
  • 顧客提案のサポートとプライシング設定
  • 社内外のステークホルダーとの調整
  • 提案案件の受注後、プロジェクトマネージメントの可能性

<必要なスキル>

  • ITコンサル経験(特に大手コンサルティングファームでの経験)
  • マネージャーレベル以上の経験
  • クライアントへの営業経験
  • 長期的な支援が可能な営業組織への適応力

この案件では、具体的な業務内容と必要なスキルを考慮すると、高度なプロジェクトマネージメント能力とクライアントとの深い信頼関係を築ける営業力が求められます。

自身のキャリアの幅をさらに発展させたい人には絶好の案件と言えるでしょう。

案件例②Salesforceを利用した某カード会社の営業業務自動化支援


この案件は、Salesforceを利用した某カード会社の営業業務自動化支援を担当する案件です。

セールスエンジニアにとってSalesforceは、ぜひ習得しておきたいツールです。

Salesforceは顧客関係管理(CRM)の最先端を行くプラットフォームであり、その多様な機能とカスタマイズ性の高さで、企業の営業活動を大幅に効率化できます。

<具体的な業務内容>

  • Salesforce Lightningの設定とカスタマイズ
  • 要件定義からリリースまでの全プロセス管理
  • カード会社事務部門の営業業務自動化のためのシステム設計と実装

<必要なスキル>

  • Lightning Web Componentsを用いた開発経験
  • Apex, Visual Force, SQL, JavaScriptでの開発経験
  • Salesforce構築プロジェクトにおける要件定義の経験

本案件では、Salesforceの利用スキルとともに、具体的な業務内容から要件定義からリリースまでの一連のプロセスを理解し、実行できる能力を必要とします。

エンジニア業務を上流から下流まである程度理解している必要があるため、セールスエンジニアとしての経験だけでなく、エンジニアスキルも持ち合わせている人にはおすすめの案件です。

案件例③マルチクラウドの提案を含むBtoBプリセールスエンジニア


この案件は、マルチクラウドの提案を含むBtoBプリセールスエンジニアを担当する案件です。

本案件では、AWS、Azure、GCPなどの3大クラウドプラットフォームの知識が必須になってきます。

クラウド技術はビジネスの柔軟性とスケーラビリティを飛躍的に向上させるため、最近ではこれらのクラウド化案件が非常に多く、特化したセールスエンジニアの需要も高まっています。

<具体的な業務内容>

  • 案件の発掘から受注までのプロセス推進
  • 顧客ニーズのヒアリングと提案書の作成
  • プレゼンテーションの実施と顧客フォロー
  • 顧客とのリレーション構築
  • 提案事例やノウハウの横展開

<必要なスキル>

  • IT業界での営業もしくはプリセールス経験(3年以上)
  • 大手企業への対応経験
  • コミュニケーション、リーダーシップ、ファシリテーション能力
  • 資料作成能力(Microsoft Office製品等)

この案件では、クラウド技術に関する深い知識と経験を持つことが非常に重要です。

クラウド技術を活用して、お客様のビジネス変革をサポートすることが求められます。

そのため、クラウド技術に精通し大手企業とのコミュニケーションやプロジェクト推進経験がある方にはおすすめの案件です。

仕事に拘束される時間が減りインプットする時間を増やせる

フリーランスは一般的な会社員よりも比較的仕事に拘束される時間が少ないです。

フリーランスはプロジェクトベースで働き、自身のスケジュールを決めることができるため、固定のオフィス時間に縛られることが少なくなります。

また、リモートワークの案件も非常に多いため、通勤時間が削減されその時間を他の活動に充てることが可能です。

空き時間を作りやすいということは、その分新しいスキルや知識を習得する時間が増えることになります。

特にセールスエンジニアのような専門性が求められる職種では、業界のトレンドや新しい技術を常に学び続けることが重要です。

インプットする時間を増やすことで、セールスエンジニアは技術的な専門知識だけでなく、市場のニーズを理解し、それに応じた提案ができるようになります。

もちろん、会社員でも努力次第では空き時間を確保することは可能ですが、作りやすさでいったらフリーランスに軍配があがるでしょう。

年収が大幅にアップする

セールスエンジニアはフリーランスとして独立することで、年収を大幅にアップできる可能性が高い職種です。

冒頭でも紹介したように、会社員のセールスエンジニアの平均年収は「約533万円」です。

それに対してフリーランスのセールスエンジニアの平均年収は「約780万円」になります。

つまり、セールスエンジニアは会社員からフリーランスに転身することで「約247万円」の年収アップが期待できます。

ただし、これはあくまでも統計に基づいた結果なので、必ず年収が大幅にアップするわけではありません。

同じフリーランスであっても、年収にはかなり個人差があるのでその点は十分に注意してください。

それでも独立するのが怖い人は副業で年収アップ!

とはいえ、やはり独立となると

「失敗したらどうしよう…。」

「自分は家庭があるから家族のためにも不安定な選択肢はとりたくない」

と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが「副業」という働き方です。

副業というと、終身雇用神話の強い日本では敬遠されがちでしたが、昨今では積極的に副業を支援する企業も増えてきました。

大手企業であっても、最近では副業を解禁する企業も増えてきており、独立するのが怖い人には非常におすすめの働き方です。

中でも、IT業界は人手不足が深刻ということもあり、副業ワーカーを積極的にプロジェクトに採用しています。

例えば、以下のような案件でも副業として始められるので、「独立するのは怖いけど収入は増やしたい!」という人は、ぜひ一度検討してみてください。

案件例:LAMP環境に詳しいセールスエンジニア案件


この案件は、LAMP環境に詳しいセールスエンジニア案件を担当する案件です。

LAMP環境とは、Linux OS、Apache HTTP Server、MySQL(またはMariaDB)データベース、およびPHP(PerlやPythonを含む)という技術の組み合わせを指し、主にWebアプリケーションの開発と運用に使用されます。

セールスエンジニアにとってLAMP環境の知識は重要で、クライアントが要求する多様なWebアプリケーションやデータベースソリューションを設計、提案、実装する際に必要不可欠です。

<具体的な業務内容>

  • 営業担当者と共にクライアントとの交渉
  • 商談成立後の営業部門・技術部門の橋渡し
  • 納品後のクライアントフォロー
  • Webアプリケーションやデータ連携システムの開発
  • 進捗管理/プロジェクト管理
  • 要件確認/整理/提案/定義
  • 外部向け説明資料作成
  • 運用ドキュメントの作成

<必要なスキル>

  • LAMP環境でのプログラミング経験
  • セールスエンジニアとしての経験
  • 要件定義および仕様設計経験
  • 企画者や非エンジニアとの折衝経験
  • RDBやSQLの理解

本案件では、技術的な知見とセールスのスキルを組み合わせ、クライアントに最適なWebアプリケーションソリューションを提供することが求められます。

報酬に関しても70万円からと非常に高く、さらにリモートも可能で週3からの勤務が可能であること、副業としても働けることを考えると破格の条件です。

まとめ

本記事では、セールスエンジニアとしての転職方法、年収の実態、将来性、そして独立や副業によるキャリアアップの可能性について詳しく解説しました。

セールスエンジニアという職業は、エンジニアスキルと営業スキルの双方の知識を持ち合わせる必要があり、そのユニークな立ち位置が高い市場価値を生んでいます。

このような背景から、セールスエンジニアの需要は今後も増え続けると考えられます。

特に、新技術の登場に伴い、その価値を顧客に伝える能力はさらに重要視されるでしょう。

「エンジニアスタイルマガジン」では、今後もこういったエンジニアにとって役立つ情報を随時お届けいたします。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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