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プログラマーに学歴は不要?学歴があると有利なことや学歴なしでプログラマーになる方法を解説

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はじめに

プログラマーとして成功するために、学歴は本当に必要なのでしょうか?

そこで本記事では、学歴がプログラマーのキャリアに与える影響を徹底解説します。

<この記事を読むメリット>

  • 学歴がなくてもプログラマーとして活躍するための方法を学べる
  • 学歴がプラスに働く場面とその活用法がわかる
  • 学歴とスキルの関係性を理解し、自分に最適なキャリアパスを描ける

最後までお読みいただければ、学歴が気になる方も、スキル重視で進みたい方も、どんなバックグラウンドでもプログラマーとして成功するための道筋が見えてくるでしょう。

自分に合ったキャリアプランを考えるためにも、ぜひ最後までお付き合いください!

プログラマーに学歴は不要?

「プログラマーは頭が良さそうでカッコいい」

「プログラマーは学歴がないとなれない?」

SNSやインターネットを検索してみると、プログラマーに対してこういったイメージをお持ちの方も多いようです。

確かにプログラマーは学ぶことが多く、決して楽な仕事ではありません。

しかし、プログラマーになるのに学歴は関係ありません。

ここでは、プログラマーに学歴が不要な理由をご紹介します。

プログラマーの評価基準はスキル

IT業界というのは、技術の移り変わりが極めて激しい業界です。

そのため、数年前までは当たり前のように使っていた言語やフレームワークが、数年後にはマイナーになっている、なんてことも往々にしてあります。

例えば、かつては広く使われていたPerlやObjective-Cが、現在ではPythonやSwiftに取って代わられています。

このように、業界のトレンドが急速に変わる中で、企業はプログラマーを採用する際に学歴よりも「何ができるのか」「最新のスキルを学んでいるか」を重視するのです。

学歴があるだけではなく、実際のプロジェクトでどのように問題を解決できるか、どれだけ早く新しい技術に対応できるかが、プログラマーの評価基準といえます。

学歴とスキルは比例しない

そもそもの話になりますが、「高学歴 = プログラマーとしてのスキルが高い」という認識を持っている人はIT業界にはほとんどいません。

これは、IT系の専門学校や大学で教えられる内容と、実際の業務で必要とされるスキルが必ずしも一致しないからです。

学問としてのプログラミングや理論的な知識はもちろん重要ですが、現場で求められるのは問題解決能力や新しい技術への適応力です。

例えば、授業で学んだプログラミング言語やフレームワークが、卒業後には使われなくなっていることも少なくありません。

そのため、企業は学歴よりも実際にどれだけのスキルを持っているか、どのようなプロジェクトに参加してきたかを重視するのです。

実務経験や自己学習で得たスキルが学歴以上にプログラマーの評価に直結するのが、IT業界の特徴です。

人材不足のため学歴で制限されることが少ない

現在の日本のIT業界は深刻な人材不足に悩まされています。

経済産業省の試算によると、2030年までに日本のITエンジニアは約79万人不足するとのことです。

したがって、IT業界は過度なまでの「売り手市場」、つまりITエンジニアの需要に対して供給が全く追い付いていない状況になっています。

このような背景から、企業はプログラマーの採用において学歴を重視する余裕がなくなりつつあります。

むしろ、現場で即戦力となるスキルを持つ人材が求められており、学歴よりも実務経験や技術力が重視される傾向にあります。

特に、中小企業やスタートアップでは即戦力の人材の確保が急務であり、学歴で制限することはほとんどありません。

結果として、プログラマーとしての実力があれば、学歴に関わらず多くの企業で採用されるチャンスが広がっているのです。

学歴がなくても年収を増やせる

日本では「高学歴 = 年収が高い」という風潮が昔からありますが、プログラマーに限っていえば学歴と年収の相関性はそこまで高くありません。

もちろん、ある程度の相関性はありますが、他の職業と比較するとそこまで学歴に依存していません。

さらに、プログラマーはフリーランスとしても活躍しやすい職業の一つです。

フリーランスプログラマーは、スキルと実績次第で案件の単価を上げたり、高需要のプログラミング言語を習得して高収入を目指せます。

また、受託開発や常駐開発など、働き方を柔軟に選べるので収入を増やしやすいのも特徴です。

したがって、プログラマーは学歴に関係なく、スキルと努力次第で年収を大きく増やしやすい職業といえます。

​​学歴があると有利になることは?

プログラマーになるのに学歴が関係ないことはご理解いただけたかと思います。

しかし、もちろん学歴自体がマイナスになることはありません。

ここからは、プログラマーが学歴を持っていると有利な点についてご紹介します。

プログラマーに必要な素養を持っていると判断されやすい

学歴があると、プログラマーとしての素養を持っていると判断されやすくなるのは、企業がその学歴を通じて特定のスキルや能力を備えていると推測するためです。

ではそもそも、プログラマーに必要な素養とはなんなのでしょうか?

以下に、プログラマーにとって特に重要とされる3つの素養について説明します。

論理的思考力

論理的思考力は、プログラマーとして最も基本的な素養の一つです。

大学や専門学校での学びは、特に理系の学部であれば、この論理的思考力を強化するカリキュラムが組まれていることが多いです。

アルゴリズムやデータ構造といったコンピュータサイエンスの基礎は、問題を論理的に解決する力を養います。

したがって、企業は学歴を通じて応募者がこうした論理的思考力を持っていると判断しやすくなります。

読解力

読解力もプログラマーにとって欠かせない素養です。

設計書や他のエンジニアが書いたコードを正確に理解する力は、バグの原因を特定したり、新しい技術を学んだりする際に非常に重要です。

学歴があることで、大学や専門学校での教育を通じて、複雑なテキストや技術文書を理解する能力が養われているとみなされやすくなります。

コミュニケーション能力

プログラマーは一人で作業することもありますが、チームでプロジェクトを進めることが一般的です。

そのため、他のメンバーと円滑に情報を共有し、協力して問題を解決するためのコミュニケーション能力が求められます。

学校教育では、グループワークやディスカッションを通じてこのスキルが鍛えられることが多く、学歴があることで、こうした素養を持っていると判断されやすくなります。

大手企業への就職は学歴が必要な場合が多い

大手企業では、学歴が採用基準の一つとして重要視されることが多いです。

これは、企業が優秀な人材を確保するために、多くの応募者から効率的に候補者を絞り込む必要があるためです。

特に、新卒採用の場面では、学歴がフィルタリングの一環として利用されることがいまだに多い傾向にあります。

大量の求職者の中から人材を選ぶ必要がある

大手企業には、毎年数多くの求職者が応募します。

例えば、人気のある企業やリーディングカンパニーともなれば、採用枠を大幅に超える応募があることが一般的です。

このような状況では、企業側は短期間で多数の応募者から最適な人材を選抜する必要があり、そのために学歴を一つの基準として活用せざるを得ません。

高い学歴を持つ応募者は、一般的に高い基礎学力や学習能力を備えているとみなされるため、企業にとってリスクの少ない選択肢となります。

書類選考の時点で学歴によってふるいにかけられる

大手企業では、応募者の書類選考の段階で学歴を基にふるいにかけることが多いです。

これは、学歴が応募者の基礎的な能力をある程度反映しているとみなされているからです。

特に、企業が応募者の数を大幅に絞り込む必要がある場合、学歴がその第一段階として利用されることがあります。

例えば、特定の有名大学出身者や特定の学部卒業者が優先的に選考されるケースも少なくありません。

ベンチャー企業は学歴不問のところが多い

一方で、ベンチャー企業やスタートアップ企業では学歴にこだわらず、実務経験やスキルを重視する傾向があります。

ベンチャー企業は革新性や柔軟性を重視し、即戦力となる人材を求めることが多いため、学歴よりも実際の能力やポートフォリオが評価されるケースが多いです。

特にIT業界では、技術力やプロジェクト経験が重視されるため、学歴に関係なく実力次第で大きなチャンスを掴み取れます。

このように、学歴があることは大手企業への就職において有利になることが多い一方で、学歴だけが評価基準ではない企業も存在するため、どのようなキャリアを目指すかに応じて戦略を立てることが重要といえるでしょう。

学歴がなくてもプログラマーになる方法

プログラマーであっても、学歴があった方が有利に働くことが多いのは事実です。

しかし、大手企業ばかりを狙って就職活動しなければ、学歴がなくてもプログラマーとして働くことは十分に可能です。

では、学歴がない場合、どのような方法でプログラマーになればいいのでしょうか?

インターンシップに参加する

1つ目の方法は、企業が実施しているインターンシップに参加する方法です。

インターンシップは、実際の企業で働きながらスキルを磨ける絶好の機会です。

以下に、インターンシップを活用する具体的なメリットを説明します。

報酬をもらいながら学べる

インターンシップのメリットの一つは、報酬をもらいながら実践的なスキルを学べる点です。

通常の教育機関では学費を支払って学ぶ必要がありますが、インターンシップでは企業から報酬を受け取りつつ、現場で必要なスキルや知識を身につけられます。

これにより、経済的な負担を抑えながらキャリアを積むことが可能です。

また、報酬があることでモチベーションを保ちながら学べる点もメリットといえるでしょう。

実務経験が得られる

インターンシップでは、実際のプロジェクトに参加して実務経験を積めます。

これは、プログラミングスキルを理論だけでなく実践的に学ぶための貴重な機会です。

例えば、コーディングやデバッグ、チームで協力してプロジェクトを進める経験など、インターンシップで得た経験がそのまま実務経験になります。

実務経験があることで、学歴がなくても自信を持って就職活動に臨め、企業側も即戦力として評価してくれるでしょう。

人脈ができる

インターンシップを通じて得られるもう一つの大きなメリットは、人脈を築けることです。

インターンシップ先での上司や同僚、他のインターン生とのつながりは、今後のキャリアにおいて非常に有益です。

特にIT業界では、人脈が新しい仕事やプロジェクトを紹介してくれることも多いため、早い段階で業界内に知り合いを作っておくことは大きなアドバンテージとなります。

また、インターンシップでの活躍が認められ、そのまま正社員として採用されるケースも少なくありません。

このように、学歴がなくてもインターンシップに参加することで、プログラマーとしてのキャリアを築くための基礎を築けます。

プログラミングスクールに通う

2つ目の方法は、プログラミングスクールに通ってみることです。

プログラミングスクールでは、初心者向けに設計されたカリキュラムが用意されており、プロの講師から直接学べます。

以下に、プログラミングスクールを利用するメリットを具体的に説明します。

プロの講師から実践的な内容を学べる

プログラミングスクールでは、経験豊富なプロの講師が指導を担当します。

講師陣は現場での実務経験が豊富なので、理論だけでなく、実際に業務で使える実践的なスキルを学べます。

これにより、初心者でも短期間で必要なスキルを身につけることが可能です。

授業はわかりやすく構成されており、わからないことがあればすぐに質問できる環境が整っているため、効率的にプログラミングを学びたい人にはおすすめの方法です。

就職活動に必要なポートフォリオを作成できる

プログラミングスクールでは、就職活動に必要なポートフォリオを作成するためのサポートも充実しています。

ポートフォリオは、就職活動の際に自分のスキルを証明する一種の職務経歴書のようなものです。

特に学歴がない場合、企業に自分の能力をアピールするためには、実際に作成したプロジェクトやアプリケーションを見せることが非常に有効です。

したがって、プログラミングスクールで学びながら、実務に直結する作品を作り上げることで即戦力としてのアピールが可能になります。

就職先を紹介してもらえるプログラミングスクールもある

多くのプログラミングスクールでは、卒業後の就職支援も行っています。

特定の企業との提携や、就職先の紹介を行っているスクールもあり、卒業後にすぐ仕事を見つけられる可能性が高まります。

こういった就職支援サービスを利用することで、自分で求人を探す手間を省き、スムーズにプログラマーとしてのキャリアをスタートさせられます。

IT業界は現在「売り手市場」とはいえ、プログラマーはITエンジニアの中でも人気職のひとつなので、競争率もそれに比例して高いです。

「せっかくプログラマーになる準備が整ったのに就職先がない!」

という不安をお持ちの方は、就職支援型のプログラミングスクールを選ぶようにしましょう。

なお、以下の記事ではプログラマーにおすすめのプログラミングスクールと選び方のポイントを解説しているので、ぜひあわせてお読みください。

資格を取得する

3つ目の方法は、資格を取得することです。

資格は必ずしもプログラマーとしての仕事に必須ではありませんが、特に学歴がない場合には、自分のスキルや知識を客観的に証明する手段として非常に有効です。

プログラマーに資格は必須ではない

まず、プログラマーとして働くために資格が絶対に必要というわけではありません。

多くの企業では、実務経験やポートフォリオの内容が重視されるため、資格がなくても優秀なプログラマーとして評価されることは十分に可能です。

ただし、特定の資格を持っていることで自分のスキルを体系的に学び、理解していることを証明できます。

したがって、資格は未経験者にとっては大きな武器になるでしょう。

就職活動でアピールできる

資格は就職活動において大きなアピールポイントになります。

学歴がない場合、資格を持っていれば一定の基準をクリアしていることの証明となり、書類選考の時点で落とされる可能性が少なくなります。

特に、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験といった国家資格は、IT業界での評価が高く、取得することで就職活動を有利に進められます。

なお、以下の記事ではプログラマーにおすすめの資格をジャンル別に解説しているので、ぜひあわせてお読みください。

フリーランスエンジニアの仕事探しはエンジニアスタイルがおすすめ

エンジニアスタイル

フリーランス向けのクラウドソーシングサービスを展開しているランサーズ株式会社の調査によると、フリーランスの数は2021年時点で労働人口の約22.8%を占めています。

年々フリーランスになる人の数も右肩上がりで増え続けているので、プログラマーの2人に1人はフリーランスという時代も到来するかもしれません。

しかし、「フリーランスになっても自分1人で仕事を見つけられる気がしない…。」と考えてなかなか最初の一歩が踏み出せない方も多いでしょう。

そんな時はぜひエンジニアスタイルをご利用ください!

エンジニアスタイルは、数あるフリーランスサイトの中でも業界最大級の30万件以上の求人掲載数を誇ります。

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登録は無料なので、この機会にぜひエンジニアスタイルのご利用を検討してみてください!

まとめ

本記事では、プログラマーとしてのキャリアにおいて学歴がどのように影響するかを解説しました。

学歴がなくてもスキルを磨き、経験を積むことで十分に成功できる一方で、学歴が有利に働く場面も存在します。

特に大手企業への就職を目指す場合や、プログラマーとしての基礎力を評価される点では、学歴が役立つことも多いです。

しかし、プログラマーとして最も重視されるのは、やはり実践的なスキルと経験です。

学歴がすべてではなく、どのようにして自分のスキルを伸ばし、それを市場にアピールしていくかを考えて実行することこそが、プログラマーとして成功するための近道といえるのかもしれません。

「エンジニアスタイルマガジン」では、今後もこういったフリーランスエンジニアにとって役立つ最新情報を随時お届けいたします。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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