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【確定申告や開業届の作成もカンタン】フリーランスエンジニアにオススメなソフト「freee」とは

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はじめに

フリーランスエンジニアとして独立すると、確定申告や開業届など、避けては通れない大変な事務作業が待っています。

しかし、「どこから手をつければいいのかわからない」「税務知識がなくて不安」と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、そんな悩みを解決してくれる便利な会計ソフト「freee」について詳しく解説します

<この記事を読むメリット>

  • 開業届や青色申告の書類を簡単に作成する方法がわかる
  • 経費や取引の管理が効率化できる「会計freee」の機能を理解できる
  • 確定申告をスムーズに終わらせる具体的な手順を知れる
  • 自分に合った料金プランを選べるようになる

「freee」を使いこなせば、面倒な事務作業が驚くほど簡単になり、貴重な時間を本業に集中させられます。

最後まで読めば、フリーランスエンジニアとしてのスタートダッシュを成功させるための知識がしっかりと身につくはずです!

そもそもfreeeって何?!

そもそもfreeeって何?!

出典:クラウド会計ソフト freee公式サイト

フリーランスエンジニアになるためには、開業届の作成や確定申告は避けては通れません。

しかし、開業届や確定申告は非常に複雑で、多くの時間を費やします。

そんな時に多くの人が利用するのが「free(フリー)」というクラウド会計ソフトです。

ここではまず、freeeとはどのようなソフトなのか、カンタンに解説します。

「開業freee」と「会計freee」の2つある

freee(フリー)は、フリー株式会社が2013年に提供開始したクラウド会計ソフトです。

会計処理は専門的な知識が必要で、多くの時間を費やす業務ですが、freeeを使えば煩雑な作業を簡略化し、誰でもカンタンに管理できるようになります。

freeeはさまざまなサービスを展開していますが、フリーランスや個人事業主がメインで利用するのは「開業freee」「会計freee」の2種類です。

「開業freee」は開業届書類と青色申告書類をカンタンに作るもの

開業freeeは、個人事業主としての開業手続きを無料でサポートするツールです。

煩雑になりがちな開業届や青色申告承認申請書などの必要書類を、わかりやすい指示に従って入力するだけで誰でもカンタンに作成できます。

税務署への提出書類も自動生成してくれるので、開業freeeで作った書類を管轄の税務署に提出するだけでOKです。

また、事業開始にあたっての各種アドバイスも充実しているので、初めての開業でも安心して準備を進められます。

<<開業freeeのインストールはこちらから!>>

「会計ソフトfreee」は普段の会計や確定申告、見積書、請求書作成と管理が一括で行えるもの

会計freeeは、フリーランスや中小企業向けに設計されているクラウド会計ソフトです。

フリーランスは多くの場合、会計専門のスタッフを雇う余裕がないので、自分ひとりで全ての会計業務をこなさないといけません。

そのサポートをしてくれるのが「会計freee」です。

会計freeeを利用すれば、たとえ初めての確定申告であっても問題なく対応できます。

インターフェースが非常に使いやすく、一つひとつ丁寧にガイドしてくれるので、会計知識がほとんどない初心者でもスムーズに操作できるのが魅力の一つです。

<<会計freeeのインストールはこちらから!>>

「開業freee」でできること

「開業freee」でできること

出典:freee開業 公式サイト

開業freeeでは、フリーランスエンジニアに必要な以下の5つの書類の手続きをカンタンにしてくれる機能が取り揃っています。

  1. 開業・廃業等届出書
  2. 青色申告承認申請書
  3. 青色事業専従者給与に関する届出書
  4. 給与支払事務所等の開設届出
  5. 源泉所得税に納期の特例の承認に関する申請書

それぞれの書類の特徴もあわせて、以下で詳しくご紹介します。

開業・廃業等届出書

フリーランスになるためには、税務署に開業届を提出しなければなりません。

しかし、開業届を出すには用紙を入手して手書きで記入したり、必要な記載事項を正確に理解したりと、意外に手間がかかります。

開業freeeは、こういった開業届(または廃業届)の申請をスムーズにしてくれます。

1.ガイドに従って入力するだけ

開業freeeは、分かりやすいガイドを提供しており、事業内容や住所、屋号などの必要情報を入力するだけで、正確な開業届を自動生成します。

2.手書き不要

作成された書類はすぐにダウンロードして印刷可能。手書きの手間や誤記入の心配がありません。

3.電子申告にも対応

マイナンバーカードとICカードリーダーがあれば、電子申告(e-Tax)でオンライン提出が可能です。これにより、わざわざ税務署へ足を運ぶ必要がなくなります。

このように、開業freeeを利用することで、時間のかかる開業届の作成が簡単になり、フリーランスとしてのスタートをスムーズに切れます。

青色申告承認申請書

フリーランスは確定申告する際に、「青色申告」「白色申告」という2種類の申請方法を選べます。

青色申告とは、簡単に言えば税制上のメリットを多く受けられる申告方法です。

例えば、最大65万円の控除が受けられるほか、赤字を翌年以降に繰り越せるため、フリーランスにとって大きなメリットがあります。

ただし、青色申告をするためには、事前に税務署へ「青色申告承認申請書」を提出し、承認されなければなりません。

開業freeeは、この青色申告承認申請書の手続きもカンタンにしてくれます。

1.簡単な入力で書類作成

開業freeeでは、ガイドに従い事業内容や基本情報を入力するだけで、正確な青色申告承認申請書が自動生成されます。

2.手続きミスの防止

書類作成に不慣れな方でも、必要な情報を漏れなく記入できるため、記載ミスを防げます。

3.提出がスムーズ

作成した書類は印刷して税務署へ郵送または持参可能。また、電子申告(e-Tax)を利用すれば、オンラインでの提出も簡単です。

このように、「青色申告承認申請書」の作成は、開業freeeを利用することでスムーズかつ正確に行えます。

青色事業専従者給与に関する届出書

家族を従業員として雇っているフリーランスエンジニアの場合、「青色事業専従者給与に関する届出書」という書類を税務署に提出することで、節税効果を得られます。

しかし、この届出書を利用するには、事業専従者として家族を雇う条件や手続きがあり、それに基づいて正確に書類を作成しなければなりません。

開業freeeは、この届出書の提出時にも利用できます。

1.専門知識が不要

青色事業専従者給与に関する届出書は、記載内容が複雑で、税務に詳しくないと戸惑いがちです。開業freeeでは専門知識がなくても必要事項を順番に入力するだけで、正確な書類を作成できます。

2.効率的な手続きサポート

開業freeeには提出に関する詳細な案内が用意されており、税務署への提出方法や必要書類の準備も効率的に進められます。

3.複数の届出を一元管理

他の必要な届出書(開業届や青色申告承認申請書)と同時に作成・管理が可能です。一元化された管理で手続きが抜け落ちる心配がありません。

このように、開業freeeを利用することで、複数の届出書を効率的に管理し、専従者給与の届出手続きをスムーズに進められます。

給与支払事務所等の開設届出

事業が拡大して従業員を雇用する場合、フリーランスエンジニアは「給与支払事務所等の開設届出書」を税務署に提出する必要があります。

「給与支払事務所等の開設届出書」とは、給与を支払う事務所を開設した際に、税務署にその旨を通知するためのものです。

これを提出することで、事業主は従業員の給与から所得税を源泉徴収し、税務署に納付する義務が発生します。

しかし、この届出書の提出期限は事務所を開設してから1か月以内であり、その間に全ての手続きを完了させなければなりません。

開業freeeを利用すれば、期限内に全ての手続きを完了させられます。

1.手続き初心者でもカンタン

開業freeeでは、事業所の情報や従業員の人数など、必要事項をガイドに沿って入力するだけで、正確な届出書が自動作成されます。

2.提出手段の多様性

作成した書類を印刷して税務署へ郵送・持参できるほか、電子申告(e-Tax)を利用してオンライン提出も可能です。

3.税務に関するアドバイスもしてくれる

給与支払いに伴う源泉徴収や納付に関する基本的な知識も自動表示されるので、初めて従業員を雇う場合でも安心して対応できます。

このように、開業freeeを使えば、給与支払事務所の開設に伴う煩雑な手続きを効率化できます。

源泉所得税に納期の特例の承認に関する申請書

従業員を雇用しているフリーランスエンジニアは、給与から源泉徴収した所得税を税務署に納付する義務があります。

しかし、納付手続きは毎月行う必要があり、手間と時間がかかります。

この負担を軽減するために利用できるのが、「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」です。この申請をすることで、納付回数を半年に1回にまとめられます。

開業freeeを使えば、この申請書に関する手続きを効率化できます。

1.ガイド付きで簡単に作成

開業freeeでは、事業所の情報や従業員数などの必要事項を入力するだけで、「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」が自動で作成されます。

2.提出タイミングをアシスト

特例は申請書を提出した翌月から適用されます。開業freeeは提出時期のリマインド機能があり、申請忘れを防ぎます。

3.初めてでも安心

納期の特例に関する基本的な情報も提供されるため、初めて特例を利用する人でも安心して手続きが進められます。

このように、開業freeeを利用することで煩雑な手続きを効率化し、源泉所得税の管理をスムーズにできます。

「会計freee」の中で便利な機能

「会計freee」の中で便利な機能

出典:クラウド会計ソフト freee公式サイト

日々の会計業務を効率化してくれる「会計freee」ですが、具体的にどのような機能があるのでしょうか?

  1. 確定申告書の作成、提出が可能
  2. 領収書の読み取り
  3. クレジットカード、銀行口座と連動

ここからは、会計freeeに備わっている3つの便利機能について、わかりやすくご紹介します。

確定申告書の作成、提出が可能

フリーランスエンジニアにとって、確定申告書の作成は非常に面倒な業務の一つです。毎年2月が近づいてくると、憂鬱になってしまう人も少なくありません。

会計freeeでは確定申告書の作成から提出までを、ワンストップでサポートしてくれます。

1.簡単操作で確定申告書を自動作成

会計freeeでは、質問形式のガイドに沿って回答していくだけで、必要な確定申告書類が自動作成されます。青色申告・白色申告どちらにも対応しており、面倒な仕訳や帳簿付けの知識がなくても、正確な書類が完成します。

2.電子申告(e-Tax)に対応

作成した申告書類は、そのままオンラインで税務署に提出可能です。e-Taxを利用すれば、税務署に出向く手間も省けます。

3.正確性と安心感

収入や経費のデータが会計freee内で一元管理されているため、申告内容に誤りが生じるリスクを低減。提出前に税制に準拠したチェック機能が働くため、初心者でも安心して申告できます。

確定申告は手作業でも十分に対応できますが、現在ではほとんどのフリーランスエンジニアが会計ソフトを利用して提出しています。

会計freeeは無料から始められますので、まずは一度使ってみることを強くおすすめします。

領収書の読み取り

確定申告の際、多くの人が事業に関わる経費を申請して課税所得を減少させます。

しかし、経費として認められるためには、領収書を保存して適切に管理しなければなりません。

会計freeeには、領収書を読み取れる機能もついているので、領収書管理を大幅に効率化できます。

1.スマホで簡単スキャン

領収書をスマホのカメラで撮影するだけで、金額や取引先、日付などの必要な情報をAIが自動で読み取ります。

2.自動仕訳で経理の手間を削減

読み取った情報は、会計freeeが自動で仕訳を提案します。例えば、「オフィス用品」として登録するか、「交通費」として分類するかも、システムが過去の取引履歴に基づいて判断。確認して保存するだけなので、初心者でも簡単に経費管理が進みます。

3.領収書の紛失リスクをゼロに

紙の領収書は紛失や劣化のリスクがありますが、会計freeeでデジタル管理することで、その心配が不要になります。データはクラウド上に保存され、いつでもどこからでも確認可能。確定申告時の確認作業もスムーズです。

経費の記録と管理は、フリーランスエンジニアにとって重要なタスクです。

会計freeeの領収書読み取り機能を使えば、経費処理が効率化されるだけでなく、確定申告の負担も軽減できます。

クレジットカード、銀行口座と連動

フリーランスエンジニアにとって、日々の経費や収入の管理は多くの時間を費やす作業です。

会計freeeは、銀行口座やクレジットカードと連携することで、取引データを自動で取得し、経理業務を効率化します。

1.取引データを自動で取得

全国の主要な銀行やクレジットカードと連携し、取引データをリアルタイムで取得します。口座やカードを同期するだけで、利用履歴が自動で反映され、手入力の必要がありません。

2.自動仕訳で経理をシンプルに

取り込んだ取引データを会計freeeが自動で仕訳提案します。例えば、「家賃」や「交通費」といったカテゴリが適切に振り分けられるため、経理の知識がなくても安心です。

3.リアルタイムで資金状況を把握

会計freeeのダッシュボードでは、口座残高やクレジットカードの利用状況をリアルタイムで確認できます。キャッシュフローを可視化することで、事業の運営計画を立てやすくなります。

銀行口座やクレジットカードと連携することで、面倒な作業が減り、経理業務の効率が飛躍的に向上します。

これにより、空いた時間を新しいプロジェクトやスキル向上に充てることが可能です。

「会計freee」3つの料金プラン

プラン名 料金(年払い) 基本機能 追加機能
スターター 11,760円 – 確定申告書類の作成・提出
– 請求書作成
– 領収書撮影(月5枚まで)
– クラウド上で取引データの管理
スタンダード 23,760円 – スターターの全機能
– 銀行口座・クレジットカードとの自動連携
– 領収書撮影無制限
– 消費税申告書対応
– 自動仕訳機能
プレミアム 39,800円 – スタンダードの全機能 – 高度なレポート機能
– キャッシュフロー分析
– API連携

(参考:freee公式サイト

会計freeeは無料から利用できますが、無料プランではいくつかの機能に制限がかかっています。

ここでは、会計freeeの3つの料金プランをそれぞれご紹介します。

スターター:11,760円/年払い

スタータープランは、これからフリーランスエンジニアとして独立を目指す方や、シンプルな経理機能を求める方に最適なエントリープランです。

年間わずか11,760円(税抜き)とリーズナブルな価格で、確定申告に必要な基本機能が揃っています。

<スタータープランの主な特徴>

  • 確定申告書類の作成・提出に対応
  • 請求書作成ツール付きでクライアントへの対応もスムーズ
  • スマホで領収書を撮影して管理可能(月5枚まで)
  • 初めての確定申告でも、シンプルな操作で迷わず作業できる

スタータープランは、「まずは経理業務をデジタル化したい!」という方におすすめです。

スタンダード:23,760円/年払い

スタンダードプランは、日々の取引管理や経費処理をさらに効率化したいフリーランスに最適なプランです。

より高度な機能とサポート体制で、事業運営をバックアップします。

<スタンダードプランの主な特徴>

  • スタータープランの全機能に加え、領収書撮影が無制限にアップロード可能
  • 消費税申告書の作成も対応
  • 優先的なカスタマーサポートを提供
  • 仕訳やレポート作成の自動化機能が充実

スタンダードプランは、日々の取引量が増えた方や、時間を有効活用したい方にピッタリのプランです。

プレミアム:39,800円/年払い

プレミアムプランは、手厚いサポートと高度なレポート機能を求めるプロフェッショナル向けのプランです。

業務効率化に加え、事業分析や計画立案をサポートします。

<プレミアムプランの主な特徴>

  • スタンダードプランの全機能を網羅
  • 電話サポートで、経理に関する不明点を直接解消
  • 高度なレポート機能で、キャッシュフローや利益状況を詳細に把握
  • 年間を通じたスムーズな経理運営を実現

プレミアムプランは、事業規模が拡大したフリーランスや、経理業務をさらに最適化したい方に最適なプランです。

フリーランスエンジニアが「会計freee」を使ってカンタンに確定申告を終わらせる方法

確定申告を終わらせる方法

では、フリーランスエンジニアが会計freeeを使って確定申告する際の流れは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

ここからは、フリーランスエンジニアが会計freeeを使ってカンタンに確定申告を終わらせる方法について、順を追って解説していきます。

銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力する

会計freeeを使って確定申告する際、まずは銀行口座やクレジットカードを同期する必要があります。

これをすることで、取引データが自動的に読み込まれ、会計処理を大幅に効率化できます。

手順は以下の通りです。

  1. 会計freeeにログイン:アカウント作成後、ダッシュボードから「口座の同期」を選択します。
  2. 銀行口座やクレジットカードを登録:利用している銀行やカード会社を選択し、オンラインバンキングのログイン情報を入力します。
  3. データを自動取得:同期が完了すると、過去の取引明細や現在の取引が自動的に取り込まれます。仕訳ルールを設定しておけば、取引内容を自動で分類可能です。

ただし、自動入力とはいえ、定期的に取引内容を確認し、不明な取引を適切に分類しましょう。

現金取引の入力をこまめに行う

会計freeeを使って記帳作業をするときは、現金取引に特に気をつけましょう。

これは、現金取引は銀行口座やクレジットカードと違い、同期機能で自動的に取り込むことができないためです。

そのため、記録漏れが発生しやすく、確定申告の際に経費として認められなくなる可能性があります。

例えば、以下のような場面で現金取引が発生しやすいです。

  1. 交通費の精算
  2. 備品や消耗品の購入
  3. 飲食代(打ち合わせや懇親会)

なお、会計freeeのアプリを使えば、領収書をスマートフォンで撮影し、即座に記録できます。

また、会計freeeには「現金口座」を登録する機能もあります。

現金で発生した取引をここに入力しておけば、経費の把握がカンタンになるのでおすすめです。

〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出してくれる

会計freeeでは、〇✕形式の質問に答えるだけで、各種控除や所得税の金額を自動で算出できます。

この機能を活用すれば、税務の知識がなくても正確な申告書を作成でき、申告ミスを防ぐことが可能です。

例えば、「医療費控除は申請しますか?」という質問に「〇(はい)」と答え、金額を入力するだけで自動的に控除額を計算してくれます。

他にも、「事業専用の家賃や光熱費がありますか?」という質問に「〇(はい)」と答えれば、面倒な家事按分計算も自動で計算し、控除額を算出してくれます。

会計freeeの最も特徴的な部分でもあるので、確定申告の際はこの機能を有効活用して進めていくイメージです。

取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成

〇✕形式の質問に回答していくと、最終的に会計freeeがあなたの取引内容や回答を基に、確定申告書を自動で作成してくれます。

作成された確定申告書と添付書類を印刷して、管轄の税務署に郵送すれば確定申告は完了です。

もちろん、e-Taxを使ってオンラインで税務署に提出することも可能です。

ただし、記入漏れがあるとエラーになってしまうので、その際は会計freeeの指示に従って再チェックしてください。

有料プランでは、チャットで確定申告について質問できる機能も

なお、会計freeeの有料プランでは、確定申告に関する質問をチャットでサポートする機能が提供されています。

スターター、スタンダード、プレミアムの全てのプランで、24時間365日対応のAIチャットボットと、営業時間内の有人チャットサポートを利用可能です。

ただし、スタータープランでは優先対応がなされないので注意が必要です。また、プレミアムプランのみ電話サポートも利用可能です。

まとめ

本記事では、フリーランスエンジニアにとって役立つ「freee」の活用方法について解説しました。

「開業freee」を使えば、開業届や青色申告承認申請書などの必要書類を簡単に作成でき、「会計freee」では日々の会計処理から確定申告書の作成まで、効率的に進めることが可能です。

今後も「freee」は、クラウド技術を活用して進化を続け、さらに便利な機能が追加されることが期待されます。

例えば、AIを活用した自動仕訳の精度向上や、より簡単に操作できるインターフェースの改善が進むことで、ますます多くのフリーランスにとって欠かせない存在になるでしょう。

エンジニアスタイルマガジン」では、今後もこういったフリーランスエンジニアにとって役立つ最新情報を随時お届けいたします。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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