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【2023年最新】フリーランスエンジニアの業務委託案件の面接の流れ、ポイント、よく聞かれる質問を徹底解説!

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はじめに

近年、フリーランスで働くエンジニアが増えてきており、会社から業務を請け負うことで報酬をもらう業務委託案件も増えてきています。特に法人や大企業からの業務委託は高単価案件が多いので、業務委託を引き受けたい方は、面接でのポイントやよく聞かれる質問を把握して面接に臨みましょう。

フリーランスエンジニアの業務委託面接の流れは?

フリーランスエンジニアが業務委託により仕事を請け負う際、ほとんどの場合、面接が実施されます。直接契約する場合と、エージェントなどを介して契約する場合で面接の流れが異なります。今回はその2パターンについて紹介していきます。

直接契約する場合

直接契約する場合は、まず契約したい会社に自分を売り込む必要があります。

電話やメールなどで、相手に興味を持ってもらえたら、面接の日程を打ち合わせし、面接となります。面接回数は全部で1〜2回であることが多いでしょう。直接契約の場合は、契約したい会社の情報収集に時間を割く必要があります。求めている人材と自分を比較し、強み・弱みを把握しておくと良いでしょう。面接で聞かれる内容についてもわからないため、一般的に聞かれそうな質問を深掘りしておく必要があります。

エージェント等を介して契約する場合

エージェント等を介して契約する場合は、まずエージェントとの面接があるのが一般的です。
その後、契約したい会社との面接が行われるので、直接契約するよりは面接回数が増える可能性があります。会社との面接にエージェントが同席することもあり、話の流れを作ってくれたり、過去にそのエージェントを介しての採用があれば、話がまとまりやすくなることもあります。

エージェントとの面談の際に、その会社が求めている人材や面接でよく聞かれることなどを事前に教えてくれることもあり、情報収集などの時間を省くことができるのはメリットになるでしょう。

面接にあたって準備しておくべき内容は?

フリーランスエンジニアでの面接では、主にスキルについて、コミュニケーションについて、これまでの経歴について聞かれることが多いです。何から準備すればわからないという方は、以下の3点について答えられるようにしておきましょう。

1. どのようなスキルを持っているか?

まず、会社はエンジニアとしてどのようなスキルを持っているのか、どのような言語が得意なのか、今までどのような案件を受けてきたのか、について知りたいと思っています。基本的には、事前にスキルシートやポートフォリオ、職務経歴書などを提出しているので、それを深掘りする質問をしてくるでしょう。

「Pythonが得意です」などの表面的な答えではなく、「Pythonが得意で、このようなゲームを開発しました」など、話が広がるような答え方が良いでしょう。そこから、ゲーム開発で大変だったことや気をつけていたことなどの話題に入れるので、スムーズに面接を進めることができますし、面接官の負担も減らすことができるでしょう。

スキルシートが詳細を書くような書式であれば、面接時にスキルについて聞かれない可能性もあります。

2. 他の職場で最も大変だったことと乗り越えた方法は?

この質問をすることで、問題解決能力のレベルを確認することができます。大変だったことや、乗り越えた経験がないとなると、今まで何も考えずに仕事をしてきたのかということが伝わってしまいます。もし業務委託をして、何かの問題にぶち当たった時に対応できないということは会社側からすれば、お金も時間も無駄になるというデメリットしかないため、会社側は確認しておきたい内容でしょう。大変だったことはスキルについてでも人間関係でもなんでも大丈夫です。

3. 週にどれくらい働くことができるか?

週にどれくらい働くことができるかだけではなく、月にどれくらい、1日どれくらい作業できるかについて確認されることもあります。フリーランスは他の案件との兼ね合いもあるので、会社からどれくらいの仕事量を割り振ることができるかの確認となります。この質問については正確に答えておかないと、納期に間に合わず信用を無くしてしまったりと自分が苦しむことになるので、事前に仕事のスケジュールを作成しておきましょう。この曜日のこの時間は作業することができないなどと詳細に伝えておくと、会社側も計画が立てやすく、働きたいという本気度も伝わるでしょう。

フリーランスエンジニアが面接で押さえておくポイント

次に面接をするにあたって押さえておくポイントについて紹介します。知っているのと知らないのとでは、面接対策にかかる時間が変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。

正社員と業務委託の面接では質問内容が異なる

正社員と業務委託の面接では、面接をする目的が違うため、質問内容が異なってきます。正社員の面接の場合、採用したからには長く働いて欲しいため、意欲のある人や継続しそうな人を求めて面接を行います。質問の例としては、「なぜこの会社に入りたいと思ったのか」「自分の強みをどのように生かせると思うか」など、どちらかといえば、どのくらいこの会社に入りたいのかをアピールするような面接を行います。逆に業務委託の面接では、会社とフリーランスエンジニアのスキルのすり合わせです。フリーランスエンジニアが素晴らしいスキルを持っていたとしても、その会社で生かせるスキルでなければ採用されません。会社側も必死にスキルを持った人を探しているため、「週にどれくらい作業ができるか」「どのようなスキルを持っているか」などの具体的な質問をしてきます。上手くマッチングすれば、採用率がグッと上がるでしょう。

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自分に合った案件を見逃すことなく、じっくり案件を比較することで最適な案件に参画することができるので、ぜひ活用ください。

業務委託の面談で採用されやすいプロ人材の特徴とは

面接で採用されやすいプロ人材には特徴があります。ここを押さえておけば、採用される確率も上がるため、できるだけ取り入れて面談に取り組むと良いでしょう。自分のスキルに自信がない人でも、できることはたくさんあります。今回は6つ紹介しますので、1つでも多く取り入れていきましょう。

  • 特徴1:提案力がある
  • 特徴2:複数の案件をこなしている
  • 特徴3:わからないことは確認する
  • 特徴4:主体性がある
  • 特徴5:コミュニケーション能力がある
  • 特徴6:メモをとる

1つずつ深掘りしていきましょう。

特徴1:提案力がある

求めているスキル+提案力もあれば、完璧ですね。提案力があれば、考え方の幅も広がります。フリーランスエンジニアが提案した内容で、事業が成功に向かえば、会社側もメリットしかありません。提案力があり、率先して仕事に取り組むことができる人は、継続して案件をもらえる可能性も上がります。初めて仕事をする人たちに提案することはなかなか勇気のいることですが、業務を委託するぐらいスキルがあるということなので自信を持って提案して行けば大丈夫です。

特徴2:複数の案件をこなしている

経歴を確認して、以前に様々な案件を経験していたり、現在進行形で他の案件を受け持っていたりすると、マルチタスクができることや経験が多いため、引き出しが多いと思ってもらうことができます。引き出しが多いとは、経験が多い故に問題解決力に長けていたり、様々な角度から考えることができるということです。そのような方は、採用されやすく、採用後も重宝されるでしょう。

特徴3:わからないことは確認する

相手から質問をされた際、わからないのに、自分なりの解釈をしてしまい聞き返さなかったり、とんちんかな回答をしてしまう人は、実際の業務を依頼した際に方向性が違うまま業務を進めてしまい、取り返しがつかないところまでいってしまってから間違いに気づくということが起きかねません。会社側は円滑に業務を進めるためにあなたを雇っているのです。失礼かもしれないと思っても、少しでも疑問を持ったり、わからないことは早めに確認をしましょう。質問することは、会社のために貢献したいというのが伝わるので、遠慮せずにどんどん聞いていきましょう。

特徴4:主体性がある

業務委託をしたい会社とは、人の力を借りたいぐらい多忙な会社である可能性が高いです。教育コストをかけたくないために、新入社員ではなく、スキルを持ったフリーランスエンジニアに仕事を任せたいと思っています。そのため、新入社員のように指示をしなければ動くことができない主体性のないエンジニアは面談で落とされることが多いです。特徴1でもあげた提案力があることとも関連しますが、会社側は自分ごとと思って取り組んでくれる責任感があるエンジニアに仕事を依頼します。

特徴5:コミュニケーション能力がある

会社員として働くエンジニアはチームで仕事している場合が多いです。あなたは業務委託をされ、チームの一員として働く可能性もあります。コミュニケーションが取れないと、作業もなかなか進まないし、チームの人たちも話しかけづらい雰囲気を作ってしまいます。やはり仕事を円滑に進めるには最低限のコミュニケーション能力が必要です。対面やリモートで話す場合にも、ハキハキ、笑顔で話すことを心がけましょう。

特徴6:メモをとる

面談中に、会社が求めている人材やスキルなどついて話すことがあります。聞いている時は覚えておけると思っていても、案外終わったら忘れてしまうものです。それを防ぐために面談中でもメモはとりましょう。メモをとるだけでも本気度が伝わります。さらに、メモしたことに関して深掘りするような質問ができると良いでしょう。あとは、作業内容や報酬などについても自分の求めている条件と照らし合わせながら、仕事したいかしたくないか判断できると効率的です。

フリーエンジニアの面接から案件への参画までの流れ

面接から案件への参画まではほとんどの場合、下記の3ステップで進みます。

  1. 採用通知
  2. 業務委託契約
  3. 案件への参画

①採用通知

採用通知は即日〜1週間程度と会社によってまちまちです。電話での連絡かメールでの連絡なのか確認しておきましょう。エージェントを経由している方は、エージェント経由で通知が来ることが多いです。

②業務委託契約

エージェントを経由している場合、エージェントがサポートしてくれるため安心でしょう。報酬単価や業務内容について、面接時に確認していると思いますが、認識の違いがないか再度確認をしておきましょう。主な確認事項を紹介します。

1. 報酬単価

消費税が含まれた金額なのか確認しましょう。

もし、移動を伴う場合には、交通費や宿泊費が別途支給されるかも確認が必要です。

2. 作業時間

例えば、月に100時間作業して、30万円と報酬が決まっていた場合、100時間以上作業した際の報酬はどうなるのかを確認しておきましょう。

逆に100時間以下の作業であった場合、報酬が減ってしまうのかも確認が必要です。

3. 契約期間と更新時期

どれくらいの契約期間なのか、更新時期については、自分が他の案件を持っている場合、重要となります。更新については終了1ヶ月前には更新可否が来ると思うので、確認しながら効率的に稼ぎましょう。

4. 報酬支払いの時期

こちらは会社によってまちまちなので確認しておきましょう。

②案件への参画

業務委託契約が終われば、業務を開始しましょう。

業務を効率的に進めるために、わからないことがあれば、すぐに相談することをお勧めします。

フリーランスとして業務委託契約を考えている人が把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

まとめ

今回は、フリーランスエンジニアの業務委託案件の面接の流れ、良く聞かれる質問について解説をしました。

本記事のまとめは以下の3つです。

  1. 業務委託面接をするには直接とエージェント経由の2種類ある
  2. フリーランスエンジニアの面接は正社員の面接とは違う
  3. 面接に受かりやすい人の特徴を押さえよう

フリーランスになりたてで面接を受ける場合、初めての事ばかりで不安だと思います。初めての方は、エージェント経由での面接をおすすめします。エージェント経由であれば、面接の流れについての説明や面接時の仲介をしてくれたり、採用後の難しい業務委託契約や請求書作成まで行ってくれるところもあります。慣れてきたら、直接契約に挑戦してみましょう。業務委託面接に落ちてしまっても、その会社との相性が悪かった(求めているものが違う)だけという可能性が高いです。あなたのスキルを求めている会社も必ずありますので、自信を落とさず、自分が活躍できる会社を探していきましょう。

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