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フリーランスとして働くメリットとデメリットとは?把握した上で取り組みたいことを紹介


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フリーランスとして働くメリット

長所を活かし、自由にストレスなく働けるのがフリーランスの魅力です。フリーランスとして働くことを一度は夢見たサラリーマンも多いでしょう。

しかし、実際にフリーランスとして働くことのイメージが湧かない人やどんなメリットがあるか不明に感じる人も多いはずです。そこで今回、フリーランスのメリット6選を紹介していきます。

収入をあげられるケースが多い

1年に1度の昇給や、業績により支給される歩合がない限りは、毎月の給料は固定になっているのが一般的な会社員です。給料が上がる見込みとして、数千円から1万円までの金額が予想されるでしょう。

昇給時期が近づくにつれて、普段より多い業務をこなし残業をしたり、上司や先輩に気を遣うといった行動に出る会社員も少なくありません。プライベートの時間を削り会社に尽くしても給料が上がらず、家族との時間も確保できないという負のスパイラルに陥る会社員も多いです。

しかしフリーランスの場合は、自分の頑張りが比例する働き方であり、「給料アップが難しい」という悩みや問題も解決できます。会社員として与えられた給料と時間ではなく、自らフリーランスとして動くことで業務単価アップも見込め、収入をあげられるケースが多いのが魅力です。

比較的自由に時間を使える

会社員であれば、満員電車にゆられ、会社規定の出社時間までに出社し、残業がなければ決められた時間を過ぎて帰宅するというルーティンがある人も多いでしょう。特に会社の繁忙期はお昼休憩も安易に取れず、気が付けば1日何も食べていないなんて日もあるはずです。

適度な休憩を取ることや、ストレスなくフレッシュな状態で業務に取り掛かることが何よりも、効率よく仕事ができる原因ではないでしょうか。

その点フリーランスは、自身で時間管理を行い計画的に仕事に取り掛かれます。休憩時間は資料やPCを閉じて好きな音楽や映画の鑑賞、食べたいものを食べたい場所で食べるなど比較的自由に時間を使えるのが醍醐味です。

誰かに指示されて動くことなく計画的に仕事ができ、自身のプライベートの時間を確保できることは大きな魅力ではないでしょうか。

人間関係のストレスが軽減

組織の中や企業に勤めることで問題視されるのが人間関係によるストレスです。現代では多数の「ハラスメント」と呼ばれるのもが存在し、様々な企業で解決が難しい問題となっています。

組織内の人数が多いほど人間関係のトラブル発生率は上昇し、社内での不倫や出世争い、上司からの嫌がらせといった避けることのできない問題に巻き込まれる人も少なくないでしょう。

フリーランスとして働く場合は、強制的な飲み会や親睦会などを理由にした社内イベントに参加することは無くなるため、自身にとって必要な人間関係のみ保つことができます。直接ではなくともオンラインを通じて画面越しに会議をすることや面談をすることも可能であり、ストレスを感じることなく取引先と連携が取れるのも魅力です。

自分の専門分野をより深めることができる

自分自身の得意なことや好きなことを仕事として没頭できるため、より有意義な時間を過ごせます。会社員の場合だと「やりたくない」と思うことや「やらなければいけない」とプレッシャーを感じる事は避け専門分野に特化することは困難でしょう。

本来会社員として勤めていると主とした業務を優先させますが、フリーランスは100%の力で専門分野を深めることに集中できます。隙間時間に副業としてスキルを磨ける会社員とは違い、圧倒的に長所を伸ばせるのも魅力の一つです。

今までにない知見や経験を得ることができる

企業理念を掲げている会社が多い中、会社員として働く場合の業務内容や経験は限定されてしまうことが多いでしょう。例えば、物流会社であれば運送関連や倉庫関連の知識・経験をどんどん積み重ねることは可能です。

しかし、フリーランスは様々な事業を抱えている個人事業主が多く、取引先や人脈が増えることにより今までにない経験を得られます。自分自身では想像できなかったものや違った角度からの発想が生まれるなど、新しいスキルに出会うことでさらに大きな事業展開も可能です。

女性のライフスタイルに働き方が合っている

組織や会社の中で誰もが耳にしたことある女性関係のトラブルは、今後尽きない話題の一つではないでしょうか。職場内での陰口や不倫騒動など女性社会の中でも特有の課題が存在しています。

特に、解決が困難な「派閥」や「グループ」といった人間関係の争いに嫌気が指している人も多いはずです。ロッカールームでは女性同士のちょっとしたファッションショーが開かれるなど、仕事とは関係のない所で人間関係が保たれている部分があります。

フリーランスの場合は、自宅やカフェなど場所を選ばず仕事をすることもできるため、陰湿ないじめや人間関係に悩まされることがほとんどなくなるでしょう。

但し、女性ということだけでフリーランスであっても取引先からセクハラを受けてしまうことも無いとは言えません。被害に遭遇した場合はしかるべき措置をとるようにしましょう。

女性のライフスタイルに合っている理由は他にも存在します。

出産・育児がしやすい

経済的な観点から、共働きをしないと収支の安定が難しいという家庭も増えてきています。加えて、子育てをしながら仕事をすることで身体的・精神的にストレスを感じている女性も多いのではないでしょうか。

仮に会社員と両立ができていても、産休・育休がとりづらい環境であることや、産休・育休を取得しても子どもを預けられる施設がなかなか見つからず仕事復帰が困難という声も多数存在します。他人に子どもを預けることが不安になる女性がいるのも確かです。

しかし、フリーランスとして時間や場所に捉われず仕事をすることで、いち早く子どもの体調変化や成長に気づき、子どもにも不安を与えることなく子育てと仕事の両立を図れます。

常に自宅にいるという安心感は、夫婦共々円満な家庭を築ける要因の一つともいえるでしょう。

フリーランスとして働くデメリット

収入が不安定になる

決まった月に固定給がある会社員とは違い、自身で仕事を受注し履行しない限り報酬は発生しません。そのため、受注数によっては収入にバラつきが出てしまうのも確かです。

また、体調不良により仕事を受けられなかった場合、有給が使える会社員と比べて報酬が約束されていないので、体調管理は非常に重要になります。

自分の努力次第で高収入を期待できる反面、仕事が途絶えてしまうリスクもあるため、仕事の受注可能数と収入のバランスを考えることも大切です。

事務作業や納税・節税対策も自分でやる必要がある

会社から渡される給与明細書は、支給・控除それぞれ必要な金額を会社が計算し明示してくれます。年間の収入も源泉徴収票として、自身で計算することなく書面で渡してもらえるのが会社員です。

その点フリーランスは、月々の必要控除額や所得の計算も自身で行い、総決算として「確定申告書」を年に一度提出しなければいけません。細かな計算に手間取ることや、支払うべき税金の計算ミスから確定申告書の再提出が必要になるケースも存在します。

税理士や確定申告代行に依頼する方法もありますが、大きな費用が発生する場合もあり、自身で収入・支出額の正確な管理が必要です。

税金の計算は自己責任になってくるので、費用と手間を考え自身に合った納税・節税対策が必要といえるでしょう。

会社員の時の恩恵がなくなる・少なくなる

会社員として働く際、「福利厚生」というものを重視して企業を選ぶ人も多いはずです。福利厚生とは、会社が従業員に対して賃金や給与とは別に、より生活が豊かになるよう与えられる非金銭報酬のことを指します。

福利厚生の内容によって、従業員の労働意欲が変化するのも確かです。フリーランスの場合は会社に属していないため、福利厚生などがなくなります。

会社からだけでなく、日常生活においても様々な恩恵を受けられなくなることも覚えておきましょう。

では具体的にどんな恩恵を受けられなくなってしまうのかを解説します。

保険をはじめとした国からの保障

会社は従業員の「社会保険料」というものを給与明細書から控除しているのが一般的です。中には、健康保険、厚生年金保険、介護保険などが含まれています。これらは、会社が一部負担していることになるため、フリーランスの場合は全額負担自身で負担しなければいけません。

フリーランスになった場合は、保険料の支出が増えることを想定しておくと良いでしょう。

有給休暇・育休・時間外労働手当

有給休暇は休んでも給与が発生するという特権であり、フリーランスには存在しない制度です。仕事を休んでしまったその分は報酬が発生することはありません。

また、納期や納品日に追われ長時間仕事をしていても、時間外手当や残業手当もないため、効率良く仕事をこなし履行することが大切です。

社会的信頼

「企業に属していない」という判断で、ローンやクレジットカードの審査で断られるケースも多くなっています。どれだけ高い所得を証明しても、不安定な収入源と判断されてしまうからです。

ですが近年、フリーランスが加入しやすい金融機関やフリーランス向けの保険といった様々なサービスが普及しつつあります。自分に合ったサービスを探すことが大切です。

居住区によっては保育園の審査が厳しい

フリーランスの場合、給与制の会社員と比べると就業時間や就業場所があいまい、収入が不安定と見なされ審査が不利になってしまうケースが多く存在しています。

また、入園審査は点数制で選考をしている自治体が多く、様々な要因から点数が付き審査通過を決定するのが入園可能条件です。(詳しくは自治体のHPをご覧ください)

そのため、フリーランスは事前に必要な書類を調べておくことが重要になります。

コミュニティが少なくなり孤独を感じやすい

会社員として働くと、職場環境によっては親しい同期や頼れる先輩などと親睦が深められることも利点の一つです。仕事帰りに職場環境で相談したいことや、同じ趣味について語れる存在がいることはストレス解消にもなります。

フリーランスで仕事をしている場合は、特にPCに向かう時間が多い業務内容だと一言も誰とも話さないという日もあるでしょう。誰とも話さず一日を終えてしまうことで、会社員の友人とコミュニケーションをとる機会も減ってしまいます。

脱サラを経験しフリーランスになった人の中で、疎外感を感じてしまう人も多いため、何か一人で没頭できる趣味を見つけることも大切です。

ビジネスにおける自分のミスやのびしろを教えてくれる人がいなくなる

全ては自身で事業展開を進めることになるため、会社員のように自身を先導する上司や先輩はほとんどいません。ミスに気づかず誰からもフィードバックがないとなると、取引先に多大なるダメージを与えてしまい、取引中止になる可能性もあります。

フリーランスの中でも同業種の人かつ、自身より経験豊富な人と繋がることも非常に大切です。

フリーランスのメリットを最大限活かすために取り組みたいこと

ここまでフリーランスのメリット・デメリットについて解説してきました。その中で、メリットを最大限に活かすにはどういったことに取り組むべきか悩む人も少なくないはずです。

ここでは、今まで以上にフリーランスのメリットを活かすために取り組むべきことを紹介していきます。

自己管理能力・スケジュール管理能力を高める

時間・場所に捉われないフリーランスのメリットを磨くには、自己管理能力を極めることが重要です。仕事の時間に対する生産性や効率など、スケジュールを細かくして考えることが必要になります。

また、環境に左右されず仕事に集中できる場所選びも大切です。仕事以外に不要なものは近くに置かない、仕事とプライベートをきちんと分けるなど、自分自身の生活を細かく管理しましょう。

案件先の信頼を勝ち取り、深い人脈を得る

フリーランスはゼロから人脈を作っていくことになるので、自分と似たスキルのフリーランサーにコミュニケーションを取りに行くことが最初の一歩です。

積極的にコミュニケーションを取りに行くことで情報を共有でき、自分自身の売り込みにも繋がります。具体的に人脈を増やす方法として、同業種が集まるコミュニティへの参加やコワーキングスペースの利用などが挙げられます。

今ではWEBなどで発信し、ブログやSNSから繋がれることも利点です。

時間を比較的自由に使えるからこそ、時間を何に使うのかを決めてコミットする

フリーランスとして与えられた自由な時間は、仕事に直結する閃きを探す時間として考えると良いです。仕事以外の時間で、自身のスキル向上を図る為にセミナーや交流会に参加すると必要な知識や自身にはなかったアイデアが生まれます。

他にも、パーソナルジムに通うなどして心身共に鍛え上げ、自分に自信を持つことも大切です。

フリーランスとして働くデメリットを知った上とるべき対策

フリーランスには必ずメリット・デメリットはつきものですが、デメリットを知って理解した上で準備できることは沢山あります。少しでもリスクを少なくするために対策を練ることが重要です。

フリーランスとしてのライフシミュレーションをしておく

社会的信用度が低下する恐れを考慮し、事前にライフシュミレーションをしておきましょう。クレジットカードや不動産契約といった審査が通りにくくなるのは事実です。

近年フリーランス人口と同時にフリーランス専用サービスは増えてきたものの、依然として、会社員と比べて審査に不利であることは変わりません。

クレジットカードの契約や事務所代わりの不動産契約は、会社員を辞める前に済ましておきましょう。

継続できる案件を作る(クライアントからの信用を得る)

低単価案件は高単価案件と比べ、初心者でも手が出しやすく継続しやすいものが多いです。最初から高単価の案件を契約し納期までに履行できなくなると、クライアントより契約解除になる可能性が高くなります。

まずは、低単価案件の数をこなし徐々にクライアントの信用を得て、その後単価アップに繋がると収入も増えてくるでしょう。高単価案件の履行やクライアントの信用は、他クライアントへのアピールにも繋がります。

フリーランスコミュニティの所属を検討・コーチングをしてくれる人を探す

フリーランスコミュニティを探すにはまず、大手クラウドソーシングに登録すると良いでしょう。さまざまなクライアントが存在し、案件を受注した際にはクライアントが詳しくコーチングをしてくれるので、スムーズに作業を進められます。

また、信頼度が上がると、自信にあったコミュニティも紹介してくれるため、大手クラウドソーシングに登録することをおすすめします。

会計ツールを導入しておく

マネーフォワードやFREEといった会計ツールを持っておくと便利です。月間の収支や、年間にかかる税金や保険料なども正確に計算できるツールであるため、確定申告をする際には非常に役立ちます。

まとめ

フリーランスは会社員と違う部分が多く、大きな決断や勇気が必要だということがわかりました。メリットやデメリットがあることはもちろんのこと、フリーランスは将来が約束された働き方ではありません。

ですが、少しでもデメリットをメリットに変えられれば、より多くフリーランスの魅力が見えてくるでしょう。

フリーランスとして働くことを検討している方は、是非とも本記事を参考にしてみてください。

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