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フリーランスのメールアドレスの決め方は?メールアドレスの基本と仕事用のメールアドレス作るメリットを徹底解説!

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目次

フリーランスにとって事業専用のメールアドレスは必要?

フリーランスにとって、事業専用のメールアドレスは「必要」です。フリーランスになりたての場合は、それほど必要性を感じにくいでしょう。しかし、クライアントからの信頼を得ながら長期的に仕事をしていく上では、次のような場面で必要不可欠となっていきます。

  • クライアントとのコミュニケーション(契約内容や納期など)
  • 仕事に必要な各種ツールの登録
  • 名刺への記載 

フリーランスが仕事用のメールアドレス作るメリット5つ

仕事用のメールアドレスを作ることで、次に挙げるような5つのメリットを得られます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

信頼度の向上に繋がる

仕事用のアドレスでは、名前と業種を記載しているフリーランスが少なくありません。そのため、アドレスを見ることで「どんな仕事をしている人か」が一目瞭然です。

このようなアドレスであれば、メールを受け取るクライアントに「仕事とプライベートをきっちり分けている人」という印象を与えられます。仕事に対するプロ意識があるという印象は、フリーランスの信頼度をアップさせてくれるでしょう。

プライベートと区別可能

プライベート用と仕事用のメールを区別していない場合、大切な仕事のメールを見落とす可能性が出てきます。契約の詳細や納期などのメールを見落とせば、クライアントからの信頼を損ない、仕事を失いかねません。

プライベート用と仕事用のメールを区別できれば、このような事態を避けられます。また、自分からメールを送るときも、プライベートな内容の誤送信を防げるメリットがあります。

support@○○○○.comなどの2つ目以降のメールアドレスが発行しやすい

フリーランスとして仕事を進める上では、既存クライアントとのやり取りだけでなく、新規案件の相談を随時受けられるようにしておきたいものです。専用アドレスを作れば、お問い合わせ窓口として「support@○○○○.com」なども発行しやすくなります。

状況に合わせた使い分けができる点も、専用アドレスのメリットといえるでしょう。

モチベーションアップに繋がる

企業で働いているとき、「自分の名刺を持てた」「取引先に渡せた」というだけで嬉しかったという経験はありませんか。

フリーランスにおける専用アドレスも、「このアドレスを使ってフリーランスとして頑張る」という気持ちを沸き立たせます。専用アドレスは仕事に対するモチベーションをアップさせ、意欲的に活動するきっかけにもなるのです。

認知度アップに繋がる

仕事用のアドレスには、名前と業種を入れる方が多いと紹介しました。これは「わかりやすさ」だけでなく、「自分はどんな人か」を一目で分かってもらうメリットがあります。

メールをする度に自分の名前や業種が表示されるため、クライアントにも覚えてもらいやすくなるでしょう。「この仕事なら、あの人にお願いしよう」というように自身のブランディングが確立され、新たな仕事にも繋がりやすくなります。

フリーランスが仕事用のメールアドレス作るデメリット

仕事用のメールアドレスを作るデメリットは、基本的にありません。1つだけ挙げるとすれば、後述する「独自ドメイン」の取得や維持で費用がかかる点にあります。

ただし、フリーランスとして仕事を続ける上で必要な「経費」と考えれば、それほど高額な費用ではないといえるでしょう。

フリーランスが知っておきたいメールアドレスの基本5つ

実際に仕事用のメールアドレスを作る前に、フリーランスが知っておきたい基礎知識を5つ紹介します。

メールアドレスとは

そもそもメールアドレスとは、「●●●●@gmail.com」のように「@(アットマーク)」を挟んだ文字列を指します。@の前は「ローカル名」、後は「ドメイン名」です。ローカル名は、自分でいつでも自由に書き換えられます。

ドメインとは

ドメインとは「ネット上での識別名称」であり、勤務先や接続しているネットなどの名称があてられます。ドメインの中でも、取得方法によって「フリー」と「独自」がありますが、詳しくは後述を参考にしてみてください。

メールアドレスで使える文字・使えない文字

メールアドレスでは基本的に、「半角の英数字や記号」はすべて使用可能です。

例:! # & ’ * – / = ^ _ ` { | } など

一方、次のような文字は基本的に使えません。

例:( ) , ; < > [ ] \ など

条件によっては使えるケースもありますが、仕事用のアドレスではほとんど使われることがないため、避けた方が無難だといえるでしょう。

覚えやすいメールアドレスにする

フリーランスの専用アドレスで多いのは、「名前-engineer@~」のように自分の名前や屋号、業種を入れるケースです。このようなアドレスであれば、相手にとって覚えやすく、タイプミスも大幅に減らせます。フルネームをアルファベットで表記すると長くなってしまう方であれば、「苗字だけ、または名前だけ+業種」というアドレスも良いでしょう。

逆に、「apDrvw@~」のように、意味を感じられないランダムな文字列は、専用アドレスとして不適切です。クライアントとのやり取りをスムーズにするためにも、なるべく短く覚えやすいものを設定しましょう。

プライベートと区別したメールアドレスにする

「芸能人名_love@~」など、好きな芸能人やペットの名前、あるいは自分のニックネームなどのアドレスは避けてください。このような場合、「仕事とプライベートの区別もできないような人だ」と、相手に不信感や不快感を与える可能性が高いからです。

フリーランスとしての信頼を得るためには、プライベートときっちり分けたアドレスの設定が大切になってきます。

フリーランス用メールアドレスの最適な決め方

では実際に、仕事用のメールアドレスはどのように決めていけばよいのでしょうか。ここでは、最適な決め方を4つに分けて紹介します。

ローカル部分とドメイン部分について

先程紹介したように、専用アドレスはローカル部分とドメイン部分をわかりやすいものにする必要があります。いずれにしても極力簡単な文字列で、フリーランスの名前や業種などを組み入れることが大切です。

フリーランス用メールアドレスの「ローカル部分」の決め方

ローカル部分には自分の名前や屋号と、業種を入れるようにしましょう。エンジニアであれば「名前-engineer@~」、デザイナーであれば「名前-designer@~」などがおすすめです。

フリーランス用メールアドレスの「独自ドメイン」の決め方

独自ドメインとは、世界に1つだけしかないオリジナルのドメインです。フリーランスであれば、業種をローカル部分ではなく、独自ドメインの前半部分に挿入するケースも多々あります。

また、ドメインの後半部分は「.biz」や「.or.jp」が増加傾向です。注意したいのは、有名な独自ドメインの使用です。「co.jp」は登記した企業が使う独自ドメインのため、フリーランスは原則使用できません。また、「.com」は信頼性が高いものの、その分取得する際の費用が高額になりがちです。そのため、自分の予算やビジョンに沿った独自ドメインを取得するようにしましょう。

Gmailアドレスでも大丈夫?

「仕事用のメールアドレスでは、Gmailを避けるべき」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。確かに、Gmailはスパムメールなどにも利用されやすく、セキュリティ面での不安があります。そのため、社会的な信用はあまり高くないのが事実です。

一方、独自ドメインの取得は、「フリーランスとして、細部にもお金をかけて準備している」「プロ意識がある」という印象を与えてくれます。フリーランスとして仕事を続けていくためには「信頼」が何よりも大切になってくるため、フリーメールの使用については十分検討した方がよいでしょう。

ただし、クラウドソーシングなどの仲介業者を介して仕事を受注している場合は、Gmailでも特に問題ありません。また、Googleのドライブやドキュメントなどをそのまま活用したい方は、Gmailを独自ドメインで使えるようにする「ビジネススターター」や「ビジネススタンダード」の登録がおすすめです。

フリーランスは独自ドメインのメールアドレスを利用すべき?

仕事用のメールアドレスで独自ドメインを取得することは、次の3つのようなメリットがあります。独自ドメインを取得するか迷っている方は、ぜひ検討時の参考にしてみてください。

信頼性の向上・ブランディングに繋がる

独自ドメインの取得は、「仕事をする上で必要なコストをきちんと割いている」「プロ意識がある」という印象を与えてくれます。その積み重ねは、「この仕事なら、あの人にお願いしよう」とクライアントに覚えてもらえるようになり、自身のブランディングにも繋がっていくでしょう。

検索エンジン最適化(SEO)に効果的

独自ドメインであれば、解約しない限り利用し続けられるため、SEOの評価も持続的に高められるメリットがあります。特に、仕事用のサイトを持っている方は仕事の問い合わせを増やすためにも、独自ドメインを取得してSEOに寄与したいところです。

独自のメールアドレスが持てる

独自ドメインの取得はすなわち、「世界に1つだけのメールアドレス」を作ることになります。自分の名前や業種などを取り入れたアドレスであれば、ネット上の名刺代わりとしても活躍してくれるでしょう。

フリーランスが知っておくべき独自ドメインの費用と取得方法

独自ドメインの取得には、さまざまなメリットがあるとわかりました。そこで、ここからは実際に独自ドメインを取得する際の費用と方法を紹介します。

独自ドメイン取得にかかる費用

取得費用は、独自ドメインの種類によって大きく異なります。主な独自ドメインの取得費用は、次のとおりです。

取得費用 独自ドメイン
200円~800円 .biz
.info
.net
1,000円~2,000円 .com
.jp

ただし、独自ドメインの取得業者では、1年目の金額を記載しているケースがほとんどです。2年目以降に無駄な出費が出ないよう、定期的に費用を確認しましょう。

独自ドメインの取得方法

独自ドメインの取得方法は、次の4つの手順を踏みます。

ドメイン取得業者を選ぶ

まずは、ドメイン取得業者を選びましょう。主な業者は、次の4つです。

ドメイン取得業者のサイトにアクセスし、ドメインを選ぶ

次に、希望ドメインの空き状況を検索します。価格などを比較しながら、自分の予算やビジョンに合った独自ドメインを選択していきましょう。

ローカルを決めてメールアドレスを作成する

前述した注意点を意識しながら、ローカル部分を決定し、メールアドレスを作成します。

メール受信サーバーを選ぶ

最後に、メールを送受信するサーバーを決めましょう。メールの使用だけで良い場合は、次のようなメール専用のレンタルサーバーを選択します。

また、メールと合わせて仕事用のサイトも作りたい場合は、次のような包括的なレンタルサーバーを選びましょう。

会社名・サービス名の決定時もドメイン名を考慮しよう

インターネットの発達により、実店舗ではなくネット上の仕事をメインとする方も増えてきています。そのような方は会社名を決める前に、アドレスのドメイン名を決めるケースも少なくありません。

独自ドメインは人気が高いものだと取得が困難であるため、早めに検討して決定しておくと良いスタートが切れるでしょう。

フリーランスはメールアドレスを適切に管理しよう!

前述したように、フリーランスはプライベートと仕事とでメールアドレスを分けることで、さまざまなメリットが得られます。仕事全体の効率化にも繋がるため、可能な限り専用のメールアドレスを作り、適切に管理していきましょう。

フリーランスは名刺にメールアドレスを記載すべきか?

対面でのやり取りが多い・少ないにかかわらず、仕事をする上で名刺は必要不可欠です。名刺は、自分のことを覚えてもらうだけのものではありません。名刺に記載したメールアドレスをとおして、新たな仕事の相談や紹介に繋がります。

問い合わせ窓口の選択肢を多く持つという意味では、名刺にはメールアドレスや電話番号、専用サイトなどを記載しておくとよいでしょう。

いつかはフリーランスエンジニアを考えている人が把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスのメールアドレスについてのまとめ

仕事用のメールアドレスは、フリーランスが効率的に仕事を進めるだけでなく、クライアントからの信頼を得る上でも必要です。まだ仕事用のアドレスを設定していない方は、今回紹介した内容を参考に早速独自ドメインを取得していきましょう。

  1. 仕事用のメールアドレスは、信頼度や認知度アップ、自身のブランディングに繋がる
  2. フリーメールはセキュリティ面での不安があり、極力避けた方がよい
  3. フリーランスのメールアドレスでは、独自ドメインの取得がおすすめ
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