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エンジニアが個人事業主になる6つのメリットと7つの注意点を徹底解説!

はじめに

最近よく耳にするフリーランスという言葉。副業を始める方の中にはフリーランスを目指している方も多いと思います。しかし、フリーランスというのが実際どんな働き方をしているのかわからない…そんな方に向けて、今回は個人事業主とフリーランスの違い、個人事業主のメリット・デメリットについて解説をしていきます。この記事を読むことでフリーランス、個人事業主それぞれのメリット・デメリットがわかり、自分はどれを目指すべきなのか明確になると思います。

個人事業主とフリーランスの違いとは

はじめに、よく混同しがちな個人事業主とフリーランスの違いについて解説をしていきます。

フリーランスは働き方を指す

フリーランスと個人事業主の違いは、前者は「働き方」のことを指しているのに対して、後者は「税法上の区分」のことを指しています。フリーランスというのは、特定の会社や団体に所属することなく1人で業務を行うという、働き方のスタイルのことを指しています。

一般にサラリーマンは会社と雇用契約を結び、会社に雇われて働いています。一方でフリーランスは会社には属さずに独立し、在宅などで企業や個人などさまざまな顧客と仕事の契約を交わして働きます。つまりフリーランスという言葉は働き方を表しているだけなので、法律による区分ではありません。

個人事業主は税法上の言葉

こちらは、税法上の区分を表します。個人事業主というのは、継続的に個人で事業を行なっていく人のことを指しています。また、個人事業主になるためには、税務署に開業届を提出する必要があります。

まとめると、このフリーランスと個人事業主の違いというのは、働き方と税法上の区分の違いということになります。理論上フリーランスというのは名乗れば誰でもなることができます。両者は開業届を出しているか、いないかだけの違いになります。

エンジニアが個人事業主になる6つのメリット

ここからは、エンジニアが個人事業主になるメリットを6つ紹介していきます。

収入の増加が見込める

まず1つ目は収入の増加を見込めることです。特に今まで会社員として働いていた場合、どれだけ成果を上げたとしてもなかなか年収としての結果に出ることはなかったと思います。これは、会社の場合は売り上げを上げた社員が、あまり売り上げの変わらない社員分の給料を稼いでいるというシステムになっていることが多いからです。

しかし個人事業主として働くことで、自分の成果は全て自分に返ってくる状態になるため、努力した分収入の増加が見込めます。勿論逆の場合もありますが、努力次第で収入が制限なく伸びていくのはフリーランスならではの良さです。また、税金を納めるのも自分でやることになるため、節税対策をしやすく、工夫次第で手元に残るお金を会社員と同じ年収でも増やすことができます。

仕事内容が選べる

2つ目は仕事内容が選べる点です。会社員であれば有無を言わさずに業務を任せられることがあったと思いますが、個人事業主の場合は自分で仕事を取るため、仕事内容を選ぶことができます。初めの頃は営業がなかなか取れずにやらなければならない仕事もありますが、成果を上げていくことで好きな仕事だけをするという状態を作り出せるというメリットがあります。

確定申告で青色申告ができる

3つ目は青色申告によって、税金を抑えることができるということです。事業を開始してから1ヶ月以内に、所轄の税務署に青色申告の適用を申請すると、青色申告を受けることができるようになります。

青色申告にすると

  • 毎年の申告で特別な控除を適用することができる(最大で65万円)
  • 親族に対する賃金について経費として計上することができる(青色事業専従者給与)
  • 損失が生じた場合に、繰越や繰り戻しをすることができる

など、かなり金銭的な補助を受けることができます。

白色申告と比較して確定申告がやや面倒になりますが、この特典を受けられることを考えると、青色申告にして損することはないでしょう。難しいと思いがちな確定申告ですが、フリーランスなら会計ソフトを活用して自力でやることも可能です。

赤字の繰り越しが可能

4つ目は赤字の繰り越しが可能になることです。青色申告をしている場合、赤字として発生した損失額を翌年以降3年間繰り越すことができます。またこの赤字は翌年度以降の利益から損失額分を差し引いて税金計算をすることができますので、節税にもなります。これを活用して、初年度に今後に向けた事業投資を行い、次年度の収益を減らすというやり方もあります。

事業証明書として活用できる

個人事業主として開業届を税務署に出すと、事業証明として、活用ができます。これは、事業を営んでいるということが証明できるので、屋号の銀行口座を作成することができる、事業者としてクレジットカードの審査対象になる、事業資金融資の対象になるなどメリットが大きいです。

「小規模企業共済」に加入できる

最後は小規模企業共済に加入できることです。こちらは、加入することでサラリーマンでいう退職金の準備が可能になります。一定の加入条件を満たして掛金を支払うことで、退職金のようなものがもらえます。またこちらに支払った分は所得税の計算から控除されるので節税対策にもつながります。フリーランスは退職金や年金保証が会社員より手薄ですから、このような共済を活用して将来に備えておきましょう。

エンジニアが安易にフリーランスになるべきではない7つの理由

これまで個人事業主になるメリットについて解説をしてきましたが、ここからはデメリットについても見ていきます。

確定申告が複雑になる

1つ目は、確定申告が複雑になることです。会社員としてエンジニアをやってきた場合、今までの確定申告は会社が代わりにやってきてくれたと思います。しかしこれからは自力で確定申告をしていく必要があるのです。

特に青色申告は少し手順が複雑ですから、初めての人は苦戦するかもしれません。また、節税対策を自分でやらないと会社員の時より税金面で損してしまう場合もありますから、日々勉強をしていく必要があります。

扶養から外れてしまう可能性がある

2つ目は扶養から外れてしまう可能性があるということです。フリーランスの場合、「収入から必要経費を差し引いた金額が130万円未満」が扶養の条件です。もし扶養を外れてしまうと、受ける保障は同じでも、自分で社会保険料を納める必要がでてきます。特に主婦や学生でフリーランスとして働いている場合は、扶養を超えるかどうか、いくら稼げれば超える場合でも損をしないで済むかしっかり考える必要があります。

スキルが伸びない

3つ目はスキルが伸びないということです。これは意外と見落としてしまいがちなデメリットです。会社にいる場合は、たとえば自分の実力よりも少し高いレベルの業務であっても、成長のために任せてもらえるという場合があります。

しかしフリーランスだと、大体の場合1人で業務をこなす必要があるため、なかなかレベルの高い案件に申し込むのが難しいです。結果的に同じような内容の業務が増え、スキルアップにつながらないという事態が起こってしまいます。そうならないためにも、常に自分で目標を持ち、今ある環境に甘えずにチャレンジし続ける精神が求められます。

案件がない場合は営業活動をしなければならない

4つ目は、案件がない場合は営業活動をしなければならないということです。フリーランスになると基本的に自分の力で仕事をとっていく必要があります。会社にいれば次々と仕事がもらえたかもしれませんが、フリーランスで営業力がないと最悪仕事がなくて稼げないといった場合も出てきてしまいます。

クラウドソーシングを利用したり、企業と直接契約をするなどして積極的に仕事を取りに行くことが求められます。また仕事をする企業を一つにするのではなく、多くの選択肢を持つことで万が一の際のリスクヘッジをすることも重要になります。

技術力以外の自己研鑽、スキルアップも自身で行う必要がある

5つ目は自己研鑽やスキルアップも自分で行なっていく必要があるということです。特にフリーランスは1人で働くことも増えるので、なかなか周りでメンターなど目標とする人を見つけるのが難しいです。そんな時にも交流会に足を運ぶなどしていろいろな人から刺激を受けたり、本を読んだりして常に向上心を持って過ごしていきましょう。

景気に左右される

6つ目は景気に左右されるということです。昨今はコロナ禍で、多くの企業が苦しんでいます。サラリーマンであればこのような状況の際に、ボーナスカットや給料減額という対応があります。しかしフリーランスの場合は最悪の場合、仕事や収入が全て無くなる可能性もあります。補償は誰もしてくれませんから、日頃から貯金するなど、もしもの場合に備える必要があります。

マネジメントスキルが身に付かず、キャリアパスを描くことが難しい

最後はキャリアパスを描くことが難しいということです。これはフリーランスの難点ですが、1人で仕事をするので、キャリアパスを考えるのが難しいです。例えば会社に属しているエンジニアの場合は、プログラマー→システムエンジニア→プロジェクトリーダー→プロジェクトマネージャー、というように社内でキャリアップ可能です。

その点フリーランスは例えばエンジニアとしてコーディング業務を担当している段階から、より上流工程に移るのは難しいです。この場合は、例えばITスペシャリスト、コンサルタントなど、作業ではなく、経営戦略を考え実行する側に回るなどしてキャリアアップを図ると良いでしょう。

日本はフリーランスでも生きていける売り手市場になっている

フリーランスエンジニアとしてのデメリットを紹介してきました。自分はダメかもしれない…と思っている方もいると思います。けれど日本にはフリーランスとして生活していける環境が整っています。これには2つの理由があります。

日本の業界的背景

まずひとつ目は業界的な背景です。現在日本では、慢性的にエンジニアが不足しており、経済産業省の調査した2019年の「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には最大で約79万人もの規模でIT技術者が不足するとされています。

今後もエンジニアは売り手市場が続くとされていますので、フリーランスとしても十分活躍できる環境が整っています。また、コロナによって働き方の柔軟性が向上しているのも、フリーランスにとっては働きやすい条件だと思います。これまではエンジニアでも出社が必要な場合がありましたが、コロナをきっかけにリモートワークに切り替えている企業が多いです。

そのため、例えば生活費を抑えるために地方に住みながら働くということも可能になりました。更に先ほども述べたように、エンジニアは現在売り手市場のため、フリーランスになってからも安定して稼げることが見込めます。今後IT化の発展とともに業務も増えていく職ですので、フリーランスになることで更に稼げるようになるかもしれません。

フリーランスを支援する事業者の増加

2つ目はフリーランスを支援する事業者が増え、以前よりもフリーランスとして生きていくための保障などが手厚くなっているためです。例えばフリーランスエージェントです。

ここでは、フリーランスエンジニア向けの業務委託案件の紹介から企業との商談設定、条件交渉、契約手続きをサポートしてくれます。これを活用すれば営業力に自信がなくてもサービスに登録して希望の仕事を見つけることが可能です。

また、現在はフリーランスという形態が当たり前になりつつあるため、会社に属さない働き方も広く認められてきています。コロナもその状況に追い討ちをかけており、好きな時間に好きな場所で働けるフリーランスは今とても人気ですからチャレンジしてみる価値があるでしょう。

まとめ

さて、個人事業主とフリーランスの違い、フリーランスエンジニアのメリット・デメリットについて解説をしてきました。これらの情報を知ったうえで、自分に合う、また実力的にそろそろ独立したい、と言った場合にはフリーランスエンジニアという働き方を検討してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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