プログラマーは年収1,000万円を実現可能？年収1,000万円を達成している人の年収の上げ方を徹底解説！

2023.04.11(公開: 2022.04.05)

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プログラマーの年収を雇用の種類別に解説

ITの需要は年々増えており、IT業界を目指している方も多いのではないでしょうか。IT業界と言ってもさまざまな職種がありますが、その中でも目指している方が多いのがプログラマーです。

年収が高く、パソコンさえあればどこでも仕事できるといったイメージを抱かれているプログラマーですが、具体的にどのくらいの年収なのかわからない方も多いと思います。プログラマーといえど雇用形態によって年収が大きく変わります。そこでこの記事ではプログラマーの年収を雇用別に解説したいと思います。プログラマーの年収を知りたい方はぜひ参考にしてください。

正社員の平均年収

企業に正規に雇用される通称「正社員」の平均年収は437万円です。プログラマーは需要が高いとイメージを抱いている方もいますが、実際は日本の平均年収と比較すると低めとなっています。月給であればおよそ36万円、初任給は20万円からのスタートが多いようです。

また地域によっても差があり、東京がある関東よりも関西の方が9万円ほど年収が高くなっています。大都市に比べて首都圏は比較的、年収が低くなっており他の業界同様、地域によって年収の差が出ます。

仕事の条件によっても大きく年収が変わります。クライアントからの依頼でITシステムの構築や運用を行うSierであれば487万、ゲーム開発に必須なUnityであれば500万。全体の給与幅としてみたときは310万円から843万円ですので、地域、求められるスキル、企業によっても大きく変わってくるでしょう。

アルバイトの平均時給

非正規社員である「アルバイト」の平均時給はおよそ1,096円です。アルバイトの中では比較的高めの時給かもしれませんが、フルタイム(8時間)で20日間働いたとしても月給は17万5,360円。ボーナスは出ずに、祝日などの休みがあればさらに月給は安くなります。

アルバイトとはいえど、プログラマーは未経験では難しいので一定のスキルが求められます。その中で1,096円という時給を安く捉える方もいるでしょう。中には851円といったところもあり、飲食店のアルバイトと変わらない時給もあります。スキルが求められるものの、時給が特別高いといったことはないようです。

フリーランスの平均月収

企業に雇用されず、個人で仕事をする「フリーランス」の平均月収はおよそ50万円ほどです。年収にするとおよそ600万円程度です。正社員のプログラマーの平均年収が437万円に比べて600万円は高いといっていいでしょう。ただし個人でやる以上、案件の難易度や実力によって大きく年収に差が出ます。

実力がある人は、それだけ企業からも依頼を受けるのでさらに高い年収になります。しかし実力がないままフリーランスになれば正社員の平均年収よりも低くなるでしょう。またフリーランスの平均月収は高いものの、企業のように毎月の月収が保証されているわけではありません。そのため先月は50万円だったものの、今月は30万といった話もあるのです。

フリーランスはスキルに応じて異なる

先ほども言ったようにフリーランスはスキルに応じて異なります。プログラマーといっても、1から100までできる人、1から50までのみできる人といったように実力に差があります。当然1から100までできる人の方がさまざまな仕事をこなせるのでそれだけ年収も上がります。しかし一部の仕事しかできない人はできる仕事も限られてくるでしょう。スキルが高ければ高い年収が期待できますが、そうでなければ正社員の平均年収よりも低くなります。

プログラマーの年収を決める要素は？

プログラマーの年収を決める要素は主に4つです。これから紹介する要素を持っていれば持っているほど高い年収が期待できるでしょう。では実際にどのような要素なのか詳しく見てみましょう。

スキル

プログラマーとしてもっとも重要なのがスキルです。プログラマーの実力は保有している資格の数も評価の対象ですが、最も重要なのは実績です。口ではできると言っていても、実際に何かを作った経験がないとスキルがあるとは評価されません。たくさんの実績があればあるほどスキルがあるとみなされて、年収も高くなるでしょう。

会社の規模

大手企業であればボーナスや年収が安定しますが、中小企業であれば実績が悪ければ年収が下がり、よければ上がると増減があるでしょう。大手企業は取引先が多いので年収も高くなりやすいです。会社選びの際は経営が安定している、どんな取引先があるのか見るようにしましょう。

雇用形態

記事の最初でも述べたように、雇用形態によって年収が大きく変わります。アルバイトでフルタイムで働いたとしても、日給なので祝日が多ければ安くなり、ボーナスはありません。正社員はボーナスがあるものの、フリーランスと平均年収で比較した際に正社員の方が安くなります。

担当工程

プログラマーにはデータベースの構築、実装、APIの開発、テストをする人とさまざまな工程があります。全ての工程ができればそれだけこなせる案件が多いので年収も高くなります。しかし一部の工程しかできない、テストのみしかしたことがないといった方であれば高い年収は難しいでしょう。

プログラマーで年収1,000万円は実現可能！その理由を紹介

プログラマーは高いスキルを求められ、需要がある仕事です。そのため年収1,000万円も可能です。実際にプログラマーとして働く人の中には年収1,000万円を稼いでいる人がいます。

プログラマーの正社員の平均年収が437万円、フリーランスの平均年収が600万円と1,000万円とは遠いですが、なぜ1,000万円を実現できるのかその理由について3つ見てみましょう。

スキル次第で稼げる

プログラマーはスキル次第で稼げるものです。スキルがあればそれだけ企業は欲しがりますので、高い報酬を出して案件をしてくれるでしょう。反対にいえばスキルがないなら稼げないとなりますが、スキルがあれば高い年収になります。

サービスの売り上げが高収入に繋がる

開発したサービスは顧客に利用してもらいます。人が集まるほど広告、利用料の収益などが得られます。もし企業の目に留まれば、そのサービスを高い値段で買収してくれるでしょう。利用後の反響によっては高収入につながります。

自分の得意な分野があれば稼げる

プログラマーは基本的にたくさんのスキルを持っている方が有利ですが、何かに特化している分野があれば稼ぐことは可能です。その得意な分野がいくつもあればさらに期待ができるでしょう。たくさんのことを中途半端にこなすよりも、一つのスキルを伸ばした方が役に立ちます。

年収1,000万円を実現するために必要なスキルセットや経験は？

もしできるのならばたくさんお金を稼いでその分生活を裕福にしたいです。しかし年収1000万円は簡単ではありません。ここでは年収1,000万円を実現するために必要なスキルセットや経験を紹介します。

実務経験で5年以上のスキルを磨く

プログラマーで重要視されるのは実績や、実務経験です。いくら資格がいくつあっても実務経験が0であれば、フリーランスや専門的な案件を引き受けるのは難しいでしょう。まずは企業で実務経験として5年以上のスキルを磨いてください。5年以上のスキルを磨けば、プロジェクトを任されたりと責任の重い仕事をするでしょう。そういった実務経験があれば、難しい案件がきてもこなせるスキルが身につきます。

プロジェクトマネージャーを経験する

プロジェクトマネージャー(PM)はシステム開発などをするプロジェクトの総責任者。一番責任を負う人のことです。パソコンに向かってシステムの構築や開発をするだけではなく、予定通りに進んでいるかの進行管理、予算、品質、納期などといった管理もします。プロジェクト、チーム全体を動かすポジションですので、経験すればそれだけ大きなスキルが身につきます。プロジェクトマネージャーは正社員であっても平均年収が20代で500万円と高めです。それだけ需要のあるポジションですので高い年収、さまざまなスキルを身につけられます。

フルスタックエンジニアを目指す

フルスタックエンジニアとは企業のシステム開発から運用、テストといったさまざまな工程ができるエンジニアを指します。定義は人によってさまざまですが、何でもできるエンジニアといった意味で使われます。別名「マルチエンジニア」とも呼ばれるものです。企業はエンジニアに対してさまざまなことを求め、優秀な人材を欲しているわけです。そういった中でフルスタックエンジニアは重宝される存在ですので、高い年収が期待できます。

プログラマーが年収をあげるための3つのコツ

プログラマーが年収をあげるためには3つのコツがあります。その3つのコツを押さえれば、今よりも年収が上がるでしょう。年収をあげたいと思っているプログラマーの方はこれから紹介する3つのコツを参考にしてみてください。

上流工程に参加する機会を増やす

誰もがプログラマーとして最初にする仕事はプログラムの運用や保守です。みなさんが想像するような難しいスキルが必要になる基本設計や要件定義は「上流工程」と言われるものです。上流工程は知識や技術が求められるので、積極的に参加して実績を残していきましょう。実績があれば、フリーランスになった際に大きな強みとなります。仕様書を作り運用ができればフルスタックエンジニアとして非常に強力な存在となるでしょう。

AI、ブロックチェーン、IoTなど先端技術の知識を身につける

ITは移り変わりの早いもので、IT業界に属しているプログラマーも同様です。数年前まで当たり前だった技術が、今では廃れているといったことは日常茶飯事です。AI、ブロックチェーン、loTなど先端技術の知識を身につけるようにしましょう。そのためにはスキルを身につける以外にも、情報のキャッチアップ力も重要です。

どんな企業がどういったサービスを作ったのか、今はどんなサービスが注目されているかなど常に情報収集をするようにしましょう。いくらスキルがあるプログラマーでもその技術が数年前のもので、今は使われていない技術であれば年収1,000万円以前に、プログラマーとしての活動は難しくなります。

年収1000万到達しているITエンジニアの共通点

年収1000万円を達成しているITエンジニアには決まって以下の5つの共通点があります。

高いレベルの実務スキル

ITエンジニアで年収1000万円を達成しているのはごく一部です。差別化し、貴重な人材と思われるには高いレベルの実務スキルが必要不可欠です。

対応できる領域の広さ

ITエンジニアは対応できる領域が広ければ広いほどスキルが高い人間とみられます。企業側としても、1人でたくさんの領域がこなせる人は貴重なので高い報酬を払います。さらに領域が広ければさまざまな難易度の案件をこなせるので、結果として年収が上がるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

ITエンジニアは1人で黙々とするといったイメージがありますが、実際はクライアントやチームで協力しながら作業をします。個人で仕事をするフリーランスもクライアントと打ち合わせをする機会があります。そういったときに円滑にコミュニケーションができれば、信頼できる人物として信頼されるでしょう。

先端技術、知識の有

先ほどもいったようにIT業界は日々技術が更新されます。トレンドや新しい情報を取り入れるのが年収1000万円のITエンジニアです。

向上心

年収が高い人は、現状に満足せずに勉強をし続けます。危機感を持っているからこそ常に勉強をして、結果として高い年収の維持ができるのです。向上心がなくなれば、成長は止まります。

年収1,000万円のプログラマー求人・案件を紹介

年収1,000万円には求人・案件選びが重要です。エンジニアスタイルでは単価から案件を選べるようになっています。

スタートアップの新規プロダクト立ち上げ.フルリモート可:単価100万円

開発、実装、フロントエンド、バッグエンドなどさまざまな業務を行いますが、単価は100万円となっています。さらにリモートでできますので、地方に住んでいる方やコロナが流行っている今でも応募しやすいでしょう。求められる言語はJavaScript、TypeScript、2009年に開発された比較的新しいGo言語などとさまざまですが、自宅にいながら働きたい方にぴったりの求人です。

新規サービスのwebAPI開発業務:単価100万円

こちらの仕事内容は新機能の開発、保守、メンテナンスです。必須スキルはWebサービスのフロントエンド開発、HTML、CSS、JavascripitまたはTypescriptを不自由なくかけることとなっており、エンジニアとしての経験3年以上とやはり実務経験が重要です。出社する必要はありますが、単価は100万円と非常に高単価です。

介護・医療領域におけるアプリ開発.フルリモート可:単価160万円

フルリモートでありながら、160万円の単価である案件です。自社開発の企業の案件となっており、APIサーバー開発、コードレビューが中心業務となっています。またプレイングマネージャーという形で、プロダクトマネジメントも行います。求められるスキルはアプリの設計の段階から自ら選定、採用、開発、他者に明確かつ論理的に説明できることなどスキルと知識が求められます。求められる知識は高いですが、単価は160万円、リモートワーク可能と非常に好条件な案件です。

年収1,000万円を実現させたい方はフリーランス案件サイトから案件を探そう！

年収1000万円を達成するには単価が重要です。とはいえ企業に電話して営業をかけるのも、プログラマーにとっても企業にとっても手間がかかります。今はフリーランス案件サイトがありますので、そこから高単価な案件を探すようにしましょう。

エンジニアスタイル

高単価な案件を求める方におすすめなのがエンジニアスタイルです。名前から首都圏の方しか利用できないとイメージを抱いてる方もいると思いますが、リモートワーク可能な案件もあり地方の方でも利用できます。高単価でなくとも、単価で案件を探せたり、エリアで案件を探せたりと非常に便利です。

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まとめ

プログラマーで年収1000万円は可能ですが、それはごく一部です。年収1000万円を目指しているプログラマーは、実務スキル、知識、先端技術を取り入れるようにしましょう。さらに対応領域が広ければ、案件に困ることはありません。もし案件を探しているけどいいサイトが見つからないといった方は、エンジニアスタイルを利用してみてください。きっとあなたに合った案件が見つかるはずです。

本記事をまとめると以下の通りです。