1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. フリーランス
  4. VB(Visual Basic)でフリーランスエンジニアを目指すには?必要なスキルと案件の種類・相場を徹底解説!

VB(Visual Basic)でフリーランスエンジニアを目指すには?必要なスキルと案件の種類・相場を徹底解説!

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。
VB(Visual Basic)のフリーランス案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

VB(Visual Basic)とは

VB(Visual Basic)とは「Visual Basic」の省略表現のことです。Microsoft社が開発したWindows環境で動くシステムを開発するために作られました。現在、Visual Basic.NETとして主力言語として使われています。基本的には案件欄には「VB(Visual Basic).NET」と表記されます。VB(Visual Basic)の特徴としては、文法が非常にシンプルで初心者でも学習しやすく、簡単にアプリを作成できます。

VB(Visual Basic)フリーランス案件の業務内容

ここでは、VB(Visual Basic)フリーランス案件の具体的な業務内容について説明します。

Windows向けアプリ開発

上記でも記述した通り、VB(Visual Basic)はWindows環境に特化しています。Windows上で動くアプリを簡単かつ迅速に作成できます。そのため保守/運用フェーズに入ってもスムーズに作業に取り掛かることができます。日本ではWindowsPCを使っている会社が多いため一定数以上の需要はあります。

業務系システム開発

業務システムとは、業務が円滑に進むよう手助けしてくれるシステムのことです。受注管理システムや、生産管理システムなどがこれに当てはまります。基幹システムのように直接企業活動に関わってはいませんが、従業員の生産性を高めるためには必須のシステムです。

VB(Visual Basic)フリーランス案件の報酬額相場

VB(Visual Basic)案件の平均単価は63万円、最高単価は150万円、最低単価は20万円という形になっています。低単価な案件は、簡単なWindowsアプリの開発案件や、保守/テスト案件です。逆に高単価な案件としては、業務系システムの新規開発案件です。経験年数によっての変化は、5年以上でも60万からと他言語と比べると少し安くなります。

VB(Visual Basic)フリーランスエンジニアは稼げる?

結論、VB(Visual Basic)エンジニアは他言語と比べて案件単価は低いです。VB(Visual Basic)案件は、新規開発案件が少なく保守/運用案件が多いためです。平均単価を見ても人気言語の「Go」などと比べると11万程下がります。しかし、一定数以上の案件数はWindowsが主流の限り続く点、多言語に移行するエンジニアが多いためVB(Visual Basic)に詳しいエンジニアが減少することを考えると、稼ぐチャンスはあると言えます。

VB(Visual Basic)フリーランス案件数

VB(Visual Basic)フリーランス案件数

VB(Visual Basic)フリーランス平均案件数は、エンジニアスタイルの調査によると3,740件で、10位という結果です。アプリケーション開発の主流は、JavaやPHP、Rubyといった言語が主流でそれらの言語と比べると案件数は少なくなります。アプリケーションをJavaに移行する案件や社内業務アプリの開発案件が一定数以上あるため、ここ数年案件数は安定しています。

VB(Visual Basic)フリーランスの案件を紹介

VB(Visual Basic)フリーランス案件は保守案件が多いですが、中にはリニューアルなどの開発案件もあります。ここでは開発案件と保守案件を紹介します。


上記案件は、VB(Visual Basic)を用いてパッケージのリニューアルを行う案件です。PM経験が必要で、VB(Visual Basic)での開発経験はもちろん要件定義や設計書作成、チームマネジメント能力が求められます。

VB(Visual Basic)に熟知しているかつリーダー経験があるエンジニアは少ないため、高単価な案件になります。

参照URL : VB(Visual Basic)エンジニア 案件例1


上記案件は、VB(Visual Basic)を用いての開発及び保守案件になります。開発から保守/運用までの案件で、幅広いVB(Visual Basic)の知識が必要です。必須スキルはVB(Visual Basic)の開発経験と基本的なSQL文の読み書きです。経験年数が問われていないため、VB(Visual Basic)初心者でも関わりやすい案件です。

在宅・リモートで稼げるVB(Visual Basic)フリーランス案件はあるか?

VB(Visual Basic)のフリーランス案件は、基本的には客先常駐の形態です。しかし、経験/スキルによってはリモートで稼げる案件もあります。この章ではリモート案件例を紹介します。


上記案件は、VB(Visual Basic)で開発された人事・給与システム追加開発案件です。求められるスキルも基本設計から開発経験で、一度現場を経験すると身につく内容です。フロント側も触れるためHTML/CSS、JavaScriptの知識があると採用確率が上がります。

VB(Visual Basic)フリーランスの将来性

VB(Visual Basic)フリーランス案件は上記に記載通り、単価は他言語に比べ低い傾向にあります。しかし、案件数はここ数年一定数以上ある点、VB(Visual Basic)ができるエンジニアが少ない点を考慮すると将来案件が無くなることはありません。現在、VB(Visual Basic)を使えるエンジニアはその他の言語も同時に学習すると良いです。

VB(Visual Basic)フリーランス案件を獲得するために必要なスキル

この章では、VB(Visual Basic)を用いてフリーランス案件を獲得するために必要なスキルを紹介します。

VB(Visual Basic)でのシステム開発経験

VB(Visual Basic)を用いた業務システム開発経験はフリーランス案件を獲得する際、有利に働きます。業務システムは、販売管理システムや在庫管理システムなど様々ありますが、基本機能は似ています。そのため、業務システム開発を設計からテストまで経験しておくと、他のシステム開発でも応用が効きます。

JavaScriptの知識

VB(Visual Basic)で実装できるのは、サーバー側の処理が主で、フロント側の開発には適していません。そのためクライアントが実際に触るフロント側は、JavaScriptで開発する必要があります。

JavaScriptの知識/経験は、フロントエンジニア案件も獲得できるので、是非学習しておくと良いです。

SQLスキル

業務開発の現場では、SQLServerやOracleなどのデータベースを使用します。データベースの操作は、SQL言語を用いて行います。どのデータベースを使うかによって文法が少し違ったりしますが、基本的な考え方は同じです。MySQLなど無料で利用できるデータベースを使いSQL言語を学習すると良いです。

C#の知識

C#はVB(Visual Basic)と同じく、マイクロソフト社が開発したプログラミング言語です。VB(Visual Basic)では曖昧なオブジェクト指向が、C#でもしっかりしている特徴があります。C#はMacやiOSなどWindows環境以外でも使用できます。VB(Visual Basic)に近い言語のため、一緒に身につけておくと案件の幅が広がります。

VB(Visual Basic)フリーランスとして稼ぐ方法5選

VB(Visual Basic)フリーランス案件を探す方法は、以下の5つがあります。

  • フリーランスエージェントに依頼する
  • クラウドソーシングサイトを利用する
  • 知り合いから仕事を紹介してもらう
  • 案件検索サイトから応募する

順に解説します。

フリーランスエージェントに依頼する

フリーランスエージェントはスキルや経験に合わせて、適切な案件を紹介してくれます。

単価交渉や、確定申告のサポートなどエージェントごとに手厚いサービスが用意されています。そのため、エンジニアはその他の手続きに悩まされることなく業務に集中できます。

フリーランスエージェントの代表例として、レバテックフリーランスは下記章でも紹介しますが、ITフリーランス業界最大手として最もお勧めです。

クラウドソーシングサイト利用する

クラウドソーシングサイトの大手会社として、「CrowdWorks」と「Lancers」があります。両社にもVB(Visual Basic)案件はあります。単価としては、少し安い傾向にありますが、開発案件から保守案件までの様々な案件があり、初心者からでも交渉次第では参画できる案件があるのが特徴です。「業務系システム開発」と検索すると言語指定はなく相談によって使用言語が決定する案件もあるので、登録しておくと案件の幅が広がります。

知り合いから仕事を紹介してもらう

起業した知人が側にいれば、自社の業務系システム開発ができる提案をすれば、案件を獲得できる可能性があります。友人の知見が少ない場合は、設計から開発、保守と全てのフェーズを担当するため多くの経験が得られます。

案件検索サイトに応募する

エンジニアスタイルなどの案件検索サイトからもVB(Visual Basic)案件を獲得することができます。特徴として、求人広告に似ており紹介会社を利用すると発生する紹介手数料が無いため、高単価なVB(Visual Basic)フリーランス案件を見つけられます。案件数も紹介会社より格段に多く、スキル/経験に合った案件を探せます。

VB(Visual Basic)案件獲得に使えるフリーランスエージェント

VB(Visual Basic)フリーランス案件を獲得するなら、以下の3つのフリーランスエージェントがおすすめです。どのサービスも豊富な案件数に加え各種保証も充実しているエージェントです。順番に見ていきましょう。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスはITエンジニアのフリーランス案件発注数の最大手です。VB(Visual Basic)案件も多く存在しています。クライアント企業からの直受け案件が多いというのが特徴です。案件が多いため中には、未経験者や経験年数が浅い方も案件が見つけられます。また、スキルアップのためVB(Visual Basic)以外の言語を使う案件も探すことができます。

Midworks

Midworksは関東/関西中心の紹介会社です。特徴は、業界最安値のマージンの低さ、正社員並みの保証制度があることです。フリーランスエンジニアとして働く際に気になる点である確定申告や案件切れの心配がないため、安心して業務に取り組めます。

都心部在住の方にお勧めなサービスです。

フューチャリズム

フューチャリズムは技術者出身者エージェントです。そのため、無理な案件につくことなく自身のスキルに合わせた案件を見つけられます。また、独占案件も豊富なため他社では無い案件を探せます。報酬の支払いが早いのも特徴で、直ぐに報酬が欲しい方は、最短15日で振り込み頂けます。

VB(Visual Basic)フリーランス案件獲得のロードマップ

VB(Visual Basic)フリーランス案件獲得の手順を紹介します。

本業でVB(Visual Basic)での開発経験があればすぐ参画できる

本業でVB(Visual Basic)での開発経験があるとすぐに参画できます。VB(Visual Basic)エンジニアは年々減少傾向にあります。人気言語のJavaやRuby、Pythonなどの言語に移行する人が多いためです。しかし、一度VB(Visual Basic)で開発したシステムを使い続ける企業は多いため、VB(Visual Basic)の開発経験があれば直ぐに採用されます。

フロント言語の知識を身につける

VB(Visual Basic)はサーバー側の処理は得意ですが、フロント側の処理には適していません。そのため、フロント側言語のHTML/CSS、JavaScriptの知識を身につけておくことで、VB(Visual Basic)で開発したシステムのユーザー側処理も実装できるため、一人で一連の開発を行えるようになります。

.NET frameworkを扱う

VB(Visual Basic)はVisual Basicに「.NET framework」というMicrosoft社が開発したフレームワークを対応させたものです。VB(Visual Basic)のフレームワークは「.NET framework」一択です。.NET frameworkは多言語に対応しているのが特徴で、C#やPythonなどのプログラミング言語で開発できます。.NET frameworkに慣れておくことで、他言語もスムーズに使えるため、知識を身につけておいて損はありません。

チームマネジメント力

チームリーダーを経験しているVB(Visual Basic)エンジニアは非常に重宝されます。上記までに記載通り、VB(Visual Basic)エンジニアの数は少ないです。その中でもチームリーダーを経験しているエンジニアは更に少数です。いきなりチームリーダーになるのは難しいですが、コードデビューやチームメイトに指示を出していたなどの経験も評価され、プロジェクトマネージャーとして採用されることもあります。

VB(Visual Basic)の習得難易度・勉強方法

VB(Visual Basic)の習得難易度は、他言語に比べると低いです。VB(Visual Basic)の歴史は長いため、学習サイトも多く存在しています。学習サイトは、現在、VB(Visual Basic)の最新のバージョンである「VB(Visual Basic).net」より前のバージョンにも対応しているものが多く、古いシステムの開発/保守にも安心して取り掛かれます。

学習サイトとしては、Visual Basic ver6.0とVB(Visual Basic).NETに対応している「C#とVB(Visual Basic).NETの入門サイト」無料動画視聴やVB(Visual Basic)の基礎的な内容まで網羅できる「Udemy|初心者のためのVB(Visual Basic).NET入門講座」がお勧めです。どちらのサイトもVB(Visual Basic)の基礎的内容に加え、C#などVB(Visual Basic)案件を獲得しやすくなる知識を学ぶことができます。

まとめ : VB(Visual Basic)フリーランスの需要はある

VB(Visual Basic)フリーランス案件数は、多言語に比べると少ないです。しかし、VB(Visual Basic)エンジニアの減少と、VB(Visual Basic)で開発したシステムを使い続ける企業も多いため、需要はまだまだあります。これからプログラミングを始める方は、VB(Visual Basic)以外の言語も両立して学習しておくと高単価案件に関われる可能性があります。

  1. VB(Visual Basic)は初心者でも学習しやすい言語である
  2. VB(Visual Basic)フリーランス案件の単価は低いが、需要は続く
  3. VB(Visual Basic)フリーランスエンジニアとして稼ぐには、多言語も身に付ける
SNSシェア
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。