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【2023年最新】Reactの副業で稼ぐには?案件の傾向と単価を上げる方法を徹底解説

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

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経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

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Reactとは

Reactとは、Meta(旧FaceBook)によって開発されているJavaScriptのライブラリです。

基本的な文法はJavaScriptベースのため、既にJavaScriptを習得済みのエンジニアにとっては比較的容易に使用することができます。

Reactの特徴

まずは、Reactの特徴について説明いたします。

Reactとは、JavaScriptライブラリの一種

ReactはJavaScriptのライブラリの一つです。2013年にオープンソース化され、既に9年以上の歴史があります。

JacaScriptのライブラリということもあり、基本的な文法はJavaScriptベースであり比較的扱いやすいと言われています。

比較対象に挙がるAngularJSはフレームワーク

Reactはよく「フレームワーク」だと間違えられることもありますが、ReactはUIを構築するための「ライブラリ」です。

ややこしいところですが、AngularJSはフレームワークであり、アプリの大まかな枠組みを提供してくれます。

一方でReact(ライブラリ)は、AngularJS(フレームワーク)ほど多くの機能は持っていませんが、UI構築のための特定の機能に特化しているという特徴があります。

実際にYahoo!やNetflix、Uberのサービスで活用されている

Yahoo!では2019年から導入を開始されたりと、大手IT企業でも広く採用されています。

新たに学習をしなければいけないというコストはありつつも、他のフレームワークなどを導入するよりかはコストがかからずに、細やかな開発が可能というメリットもあります。

フロントエンドエンジニアの募集にも、Reactのスキルを求める案件が多い

世界的に導入率も高いため、需要が低下しないのがReactの特徴です。

従って、国内の多くの求人でもReactのスキルやナレッジが求められることは必然的に多くなります。

Reactのメリット

Reactを採用するメリットは大きく分けて3点ほどあります。

運用やメンテナンスが行いやすいため、規模に関わらず様々なサイトに採用されることが多い

ReactではUIのパーツをコーンポーネントという単位で管理することができるため、開発やメンテナンスを容易にかつ効率よく行うことが出来ます。

Webサイトの規模が大きくなればなるほど複雑な構成になっていきがちですが、Reactを用いることでメンテナンス性も高い状態を保つことが出来ます。

仮想DOMによるWebページの高速な表示が可能

JavaScriptではDOM(Document Object Model)の操作を行うケースが多いですが、Webページの更新の際に再描画が行われるためレスポンスが遅くなるという問題があります。

ReactはVirtual DOM(仮想DOM)と呼ばれるものを用いてこの問題を解決しています。

仮想DOMでは、コード中の値の更新などを検知した際に全体の更新をいきなり行わずに仮想的なDOM構築を行います。その後、仮想的に構築した更新後のDOMと現在のDOMとの差分のみを実際に反映します。

結果的に全体更新によるレスポンス悪化の問題が解決され、Webページの高速な表示を実現しています。

JavaScriptを習得済みなら学習コストが低い

ReactはJavaScriptベースの文法で記述することができるので、既にJavaScriptを学習済みの方にとってReactは敷居が比較的低いと言えます。

Reactと同様にUI構築を目的としたフレームワークでVue.JSもありますが、Reactと比較すると新たに覚えなくてはいけない概念などが多く、そちらのほうが学習コストは高いと言えます。

エンジニアがReactで副業案件を獲得するメリット

ここからはwebエンジニアがReactの案件を副業として獲得していくメリットをご紹介いたします。

平均案件単価が高い

エンジニアスタイルの掲載情報によれば、React案件は平均単価が71万円/月であるのに対して、JavaScriptのみの案件は平均単価67万円/月でした(2022年5月時点)。

したがって、Reactのスキルを求められる案件は、純粋なJavaScriptのスキルのみを求められる案件と比較して高い傾向にあると言えます。

案件数が豊富

Reactは低い学習コストで幅広いUI開発に用いることができるため、規模に関わらず非常に多くのサイトやアプリに採用されています。

従って、必然的に案件数も豊富になり、エンジニアスタイルに掲載されている案件だけでも7,000件を越えています(2022年5月時点)。

在宅勤務可能な案件が多い

これはReactの案件に限った話では無いですが、Web開発案件ではリモートワークが可能な案件も多く存在しています。

進捗確認などで必要に応じてオンラインミーティングを実施するケースが多いと考えられますが、基本的には在宅で完結する案件は多いと思われます。

従って、地方在住の方や頻度多く出勤できない方でも安心して案件に取り組むことが出来ます。

繋がりができ、転職や他案件獲得へのきっかけになる

Web開発の副業案件では一つの案件を受注すると他のエンジニアと関わる機会も少なくはないため、本業だけでは繋がれなかったようなコネクションも構築できます。

同じ業界のエンジニア仲間ができるだけではなく、案件発注者であるクライアント様からヘッドハンティングを受けて転職のきっかけになったり、他のクライアント様をご紹介頂ける可能性もあります。

新しい技術へのチャレンジができる

Reactを学び実際に案件を獲得していくと、「このスキルも取得できるとこの案件も獲得できるな」などのように、新たなテクニカルスキル獲得のきっかけにもなります。

決まった業務のみを遂行していると、このきっかけ自体をつくることが難しいこともあるため、副業を行うことで新しい技術取得へのチャレンジをすることができると言えます。

reactのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

React案件の副業案件例と単価相場

エンジニアスタイルの掲載情報によると、React案件の平均案件単価は71万円/月ほどです。

最大単価は200万円/月で、最低単価が10万円/月ほどですので、開発規模の大小によって幅が大きいという特徴もあります(2022年5月時点)。

Reactフリーランスの単価相場

Reactの平均単価の推移を見ると、2020年9月から2022年5月までほぼ平坦で70万円前後となっています。従って、React案件の相場は70万円/月前後で安定していると言えます。

Reactの副業案件の具体的案件

React案件の具体的な案件をいくつか紹介をしていきます。

単価が高いReactの案件


  • 案件

ソフトウェアエンジニア・フロントエンド

  • 概要

開発チームのテックリードとして技術的意思決定と開発推進及びチームビルディング

Product Managerやチームメンバーとの開発におけるディスカッションやコミュニケーション

経営陣やアーキテクト、他チームのテックリードたちと一緒に開発組織拡大や技術力強化のためのディスカッションや意思決定

  • 言語・フレームワーク

JavaScript(React,Redux), TypeScript

  • 報酬

単価100万円〜

  • 特徴

前線でコーディングを行うというよりも、チームをリードして進捗の把握や意思決定を行い、他部署やチームとのコミュニケーションの窓口を担います。

コミュニケーション能力はもちろんですが、JavaScriptやReactなどの幅広いテクニカルなスキルも習得しておく必要があります。

在宅・リモートでできるReactの副業案件


  • 案件

新規プロダクト開発におけるPM兼フロントエンド要員募集

  • 概要

新規プロダクト開発における上流PM兼フロントエンドSEを募集

  • 言語・フレームワーク

HTML JavaScript PHP

Laravel Vue.js React

  • 報酬

単価100万円〜

  • 特徴

テックリード的な役割も担いながら、フロントエンド開発も行う案件になります。

コミュニケーションスキルもテクニカルスキルも求められるため、双方のさらなるスキルアップを図ることもできると考えられます。

土日でできるReactの副業案件


  • 案件

新規サービス立ち上げ

  • 概要

開発予定の自社サービス(C向け動画学習サービス)において、ウェブサイトの開発・運用のフロントエンド開発のリードを行なっていただけるフロントエンドエンジニアを募集

  • 言語・フレームワーク

React (17.0.1)

Next.js (10.0.1)

CSS: Built in CSS

TypeScript

Redux

  • 報酬

単価80万円〜

  • 特徴

フロントエンド開発がメインとなる案件です

他部署などとのコミュニケーションも発生するため、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルも求められますが、テクニカルスキルの面に重きを置いている案件だと考えられます

AngularJSとVue.jsの案件との違い

Reactと同様にUI構築を行うことができるフレームワークである「AngularJS」と「Vue.js」と平均案件単価と案件の種類について、エンジニアスタイルの掲載情報を基に比較をしていきます(2022年5月時点)。

それぞれの平均案件単価比較

  • React:71万円/月
  • AngularJS:71万円/月
  • Vue.js:70万円/月

上記の通り、平均単価に大きな差はありません。そのため、どのフレームワーク・ライブラリもまだ未習得の場合は、学習コストが低い分、総合的に見てReactがおすすめと言えます。

案件の種類比較

結論から述べますと、それぞれのフレームワーク・ライブラリで案件の種類に大きな違いはありませんでした。

ただし、案件数という観点ではReact案件が最も多く7,516件、次点でVue.jsの7,161件、最後にAngularJSで1,197件という結果でした。

従って、幅広い案件を獲得するためには現状では、ReaxtとVue.jsがおすすめと言えます。

Reactの副業案件を探す3つの方法

Reactの副業案件を見つけるためにおすすめの方法を3つほど紹介いたします。

副業エージェントサービスを利用する

まずはシューマツワーカーなどの副業エージェントを用いる方法です。

副業エージェントのメリットはエージェントと相談しながら案件を見つけることができるという点で、他の方法と比較して案件単価が高い場合が多いです。

一方でデメリットは、エージェントのスキルによっては希望条件を上手く汲み取ってもらえないなどの問題が発生する可能性があることです。

クラウドソーシングサイトを利用する

Lancersクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを用いる方法も一般的です。

クラウドソーシングサイトを用いる場合は、自分で案件を探して自分で営業を行わなければいけないというコストはありつつも、受注したい案件を自分自身でよく吟味して選択できるというメリットもあります。

人脈・SNS経由で紹介してもらう

知人からの紹介やSNS経由で案件を紹介してもらうという方法もあります。

最も大きなメリットは基本的にはマージンが発生しないという点ですが、そもそもコネクションがないとこの方法を選べないというデメリットもあります。

以下、おすすめのSNSを紹介いたします。

Youtrustで探す

Youtrustはビジネスに特化したSNSで、ビジネスの情報を獲得していくことができます。

情報を発信していく過程で、自分に興味を持ってくれたクライアント様からオファーを受けるということもあります。

Twitterで探す

TwitterはYoutrustとは異なり、ビジネスに特化したSNSではありませんが、世界中にユーザーが存在しており圧倒的なUU数を誇るサービスです。

自身の活動を発信しているうちにクライアント様から直接連絡をもらったり、自身から提案をすることになりますが、そもそもビジネス目的で使用していないユーザーも多いという注意点もあります。

React案件で報酬アップに必要なスキルや経験とは

ここからはReactの副業案件を受注し、稼いでいくために必要なスキルや経験についてまとめていきます。

開発スキルの向上

まずは最も大事な点ですが、テクニカルスキルを高めていきましょう。

具体的には、以下のようなReactやJavaScriptのみにとどまらない知識やスキルが、報酬アップに繋がると考えます。

SPAやReduxの習得

SPAはSingle page Applicationの略で、単一ページでWebアプリケーションを構成するという設計構造を指します。遷移せずに機能を提供できるという特徴からUXの向上につながります。

そのSPAを実現するためにReactと合わせて必要なスキルがReduxです。

Reduxは状態管理用のライブラリで、Reactだけでは複雑になってしまう状態管理をよりシンプルにするために用いられます。

大規模な案件を受注するためにはこれらのスキルも重宝されてきます。

サーバーサイド言語の習得

フロントエンド周りの知識やスキルを習得することはもちろんですが、その先にあるサーバーサイドのスキルも習得することで、システム全体を想定したコーディングができるようになると言えます。

サーバーサイド言語の代表的なものとしては、PHPやPython、Javaなどがあります。

スクラム開発の経験

スクラム開発は、アジャイルの亜種と言われるような開発手法で、チーム単位でそれぞれ役割を決めたりタスクを分散していくことで効率化を図ります。

スクラム開発を経験していることで、スクラムベースに開発を進めているクライアントのチームに配属されても戸惑うことなく参画することが出来ます。

上流工程の経験

前線でのスキルと合わせて要件定義や詳細設計などの上流工程のスキルも得ておくことをおすすめいたします。

実際にUI構築を行う際に、上流での要件定義の状況などを理解することで漏れなく正確な作業を行うと考えられるためです。

reactのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

Python・reactエンジニアの高単価案件を豊富に持っているエージェントを紹介

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

まとめ

本記事では、Reactの副業案件についてと報酬アップに繋がる方法についてをまとめてきました。

最後に、本記事のポイントをまとめていきます。

まずは、Reactで副業を実施するメリットについてです。

  1. 案件単価が高い
  2. 案件数が豊富にある
  3. リモートワーク可能な案件も多い
  4. 繋がりができ、転職や他案件獲得へのきっかけになる
  5. 新しい技術へのチャレンジができる

続いては、報酬アップに必要なスキルや経験についてです。

  1. 開発スキルの向上
  2. SPAやReduxの習得

    サーバーサイド言語の習得

  3. スクラム開発の経験
  4. 上流工程の経験

本記事がReactのスキルを用いて副業を開始しようとしている方にとって参考になっておりましたら幸いです。

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