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【2023年最新版】テストエンジニアに役立つ5つの資格とメリットとは

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テストエンジニアに資格が必要?

テストエンジニアになるためには、特別な資格は必要ありません。

しかし、資格を取得していることで客観的に自分の知識やスキルを証明することができるため、自己アピールをしやすくなるでしょう。

また、テストエンジニアはテスト結果をクライアントや社内メンバーにプレゼンする機会があり、場合によっては改善案を提案することがあります。

その際、資格を持っていることは明確な根拠を持って伝えていることをアピールすることにつながるため、仕事をスムーズに進めやすくなるでしょう。

資格試験の学習は、体系的に学ぶ機会になるため、実務経験を積んだあとに学習することをおすすめします。

テストエンジニアが資格を獲得する4つのメリット

スキルの証明になる

テストエンジニアが資格を取得することによって、客観的に自分のスキルを証明することができます。

テストエンジニアはテスト結果を伝えて、場合によってはクライアントや社内メンバーに提案する機会があるため、提案する際に客観的に知識やスキルを証明できるものを取得しておくことで根拠を持って提案することができ、仕事をスムーズにすすめやすくなるでしょう。

そのため、テストエンジニアは資格を取得しておいて損はないといえます。

資格手当が出る

企業によっては資格手当を設定している場合があります。

資格手当に設定されている資格を取得することにより、毎月の給与に資格手当が反映されるため、年収アップを目指すことができます。

テストエンジニアとしてのキャリアアップを目指している方は、資格を取得することで体系的に知識を得ることができるため、資格を取得しておくことをおすすめします。

転職の際に有利

資格を取得すると自分の知識やスキルを客観的に証明することができるため、転職の際に自己アピールをしやすくなります。

さらに、テストエンジニアはクライアントと話す機会もあるため、客観的に証明している資格を持っていることは、大きな強みとしてアピールすることができるでしょう。

そのため、転職をしてスキルアップを図りたい方が資格を取得しておくと有利になることが考えられます。

年収アップにつながる

資格を取得することで、他のライバルと知識やスキルでの差がつけられるため昇進や昇給できるチャンスを獲得することにつながるでしょう。

特にテストエンジニアの場合は、交渉する場面もあるため、資格を取得していることで主張に根拠をもって相手に明示することができ、仕事がスムーズにすすめることもできるでしょう。

成果を出すことができると認められやすくなり、昇給や昇進によって年収アップに繋がることも考えられるため、資格を取得しておいて損はないといえます。

テストエンジニアにオススメしたい5つの資格

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理に関する基本的な知識や技術に関する問題が出題される国家資格です。

基本的な知識が問われるため内容は難しくはありませんが、出題範囲が広く効率よく学習することが求められる試験といえます。

しかし、出題範囲が広いぶん、網羅的に知識を得ることができるため、テストエンジニアとして幅広い知識を積極的に有しておくことは仕事においても役に立つ場面が考えられます。

応用情報技術者試験

応用情報処理技術者試験は、基本情報技術者試験と比べてより高度な人材を育成することを目的とした国家資格です。

ITに関することだけではなく、経営からシステム管理まで幅広い知識が求められるため、様々な職種の方と話す機会が多いテストエンジニアが取得していることで相手の立場に立って提案をする知識として役立つことが考えられます。

基本情報技術者試験と同じく出題範囲が広く、さらに難易度も高い資格ではありますが取得しておいて損はないといえます。

JSTQB認定テスト技術者資格

JSTQB認定テスト技術者試験(旧JTCB)は、ソフトウェア品質管理や信頼性、安全性の確保のシステムトラブルの原因の一つであるテスト不足を課題としてテスト技術の向上を目的とした試験となっています。

そのため、テストエンジニアの知識やスキルを証明するのにぴったりの資格といえるでしょう。

試験には「Foundation Level」と「Advance Level」の2つあり、自分のレベルに合わせて試験を受けることができます。

年度によって合格率は異なるようですが、平均で40%から50%ほどの合格率に収まるようなので、しっかりと学習することで十分に取得を目指せる資格といえるでしょう。

ソフトウェア品質技術者資格認定

ソフトウェア品質技術者資格認定は、ソフトウェアの品質向上を目指すために体系的および包括的なソフトウェア品質向上につながる知識を身につけることを目的とした民間資格です。

そのため、より専門性の高いテストエンジニアを目指す方にぴったりの資格といえます。

難易度は初級から中級まで行われていますが、初級レベルでも平均合格率は40%程度のため、取得が難しい資格といえるでしょう。

しかし、学習することでソフトウェア品質に関わる深い知識や難易度の高さからも専門性をアピールできる資格となるため、取得しておいて損はないでしょう。

IT検証技術者認定試験(IVEC)

IT検証技術者認定試験は、テスト現場における実務を重視するテストエンジニアの資格試験です。

レベル1から5までの試験内容に分かれており、レベル1から4までは比較的簡単に取得することができるでしょう。

しかし、レベル5になると合格率が10%未満になるため、難易度が高くなることが考えられます。

しかし、取得することでテストエンジニアとしての専門的なスキルや技術を証明することにつながるため、取得しておいて損はない資格といえるでしょう。

テストエンジニアに求められるスキル

ソフトウェア開発のスキル

テストエンジニアにはソフトウェア開発のスキルは必須となります。

なぜなら、テストを行う対象がどのように実装されたかを把握することで、適切なテストケースを判断することが可能になるからです。

さらに開発スキルを身につけていることで、開発者に提案することも可能になるため仕事がスムーズにいくきっかけになることも考えられます。

そのため、テストエンジニアとして活躍するには、ソフトウェア開発スキルを身につけることが必須といえるでしょう。

テスト技法に関するスキル

テストエンジニアには、テスト工程を確認する必要がありますが、テスト技法に関するスキルを身につけておくことでテストの効率化や正確性をあげることにつなげることができます。

テスト設計技法に関する知識を有していることで、ソフトウェア動作中の変化をチェックする状態推移テストや、プログラムがどのように動作するかをまとめた表からテストケースを導き出すデシジョンテーブルテストが可能になるなど、仕事の幅が広がります。

そのため、テストエンジニアがテスト法に関するスキルを身につけておくことで、仕事の効率化につなげることができるでしょう。

文書作成スキル

テストエンジニアは、テスト計画書を作成する機会や、テスト結果を残した後に問題があった場合は品質改善提案を行います。

そのため、他者から見てもわかりやすい文書や資料をまとめてプレゼンを行う必要があるため、エンジニアではない人でもわかるように専門用語をわかりやすく言い換える場面もでてくるでしょう。

わかりやすい資料を作成できると、仕事をスムーズに進めていくことにつながるため、テストエンジニアにとってわかりやすい文書を作成できる力は必須のスキルといえます。

テストエンジニアが転職・フリーランスになる際に評価される「マネジメントスキル」は持っておこう

どの職種もチームメンバーや他部署との連携は欠かせません。また、何かしらのプロジェクトを推進するにあたっても、スケジュール管理や期待値調整を初め、各々が滞りなく業務推進できているのか、できていなければ何が障害になっているのかなどを把握できるかつ、解決できるテストエンジニアは重宝されるでしょう。

資格等の勉強は個人のスキルですが、マネジメントスキルは組織に属しているからこそ養われるスキルかと思うので、チャレンジできる環境にいるのであれば、経験していて損はないでしょう。

テストエンジニアのキャリアパス

テストリーダー・マネージャー

テストエンジニアのキャリアパスとしてテストリーダーやマネージャーなどが挙げられます。

テストエンジニアとして経験を積んだ後に、全体の流れを把握し、取りまとめる管理職の役割を担うため、高いコミュニケーション能力とテストエンジニアとしての広い知見が必要になるでしょう。

しかし、責任のある職種を経験することで、やりがいを感じることができるキャリアパスといえます。


テスト自動化エンジニア

テストエンジニアのキャリアパスとして、テスト自動化エンジニアが挙げられます。

今後AIの発達により、システムの自動化が進む未来が予想されます。

しかし、テストエンジニアとしてのスキルと経験を磨いていくことで、バグや不具合を確認し、修正していくAIにはできない細かな部分を補っていくため今後の需要の高まりが予測されます。

そのため、需要の高まる可能性のあるテスト自動化エンジニアを目指すことはキャリアパスの選択肢のひとつといえるでしょう。

品質コンサルタント

テストエンジニアのキャリアパスとして、品質の維持管理のための管理を行う品質コンサルタントが挙げられます。

主な業務内容として、品質確保や改善からプロジェクトの設計から修正まで幅広い内容を管理する必要がありますが、全体を取りまとめるマネージャー業務を経験することで、プロジェクトマネージャーを目指すことも可能になります。

プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーは、社内外とコミュニケーションとり開発全体をとりまとめ、与えられたリソースで求められる内容を達成していく仕事です。

テストエンジニアとしてスキルを磨いていけば、プロダクトマネージャーになるケースもあります。

まとめ

テストエンジニアには特別な資格は必要ありません。

しかし、テストエンジニアに特化しており日本語で回答可能な資格があるため、比較的取得に向けての学習がしやすいといえます。

そのため、テストエンジニアとして客観的にアピールできる強みを持ちたい方や、キャリアパスを考えてスキルを磨きたい方は資格取得のための学習に取り組んで損はないといえるでしょう。

特に外部と交渉する機会のあるテストエンジニアは資格を取得することで、根拠をもって自分の意見を述べることにつながるため、仕事の場面で活用しやすいことが考えられます。

  1. テストエンジニアには特別な資格は必要ない
  2. レベルに応じた日本語にも対応した専門的な試験があるため、学習しやすい
  3. 体系的に学習することができるため、仕事の場面で活かすことができる
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