1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. 学習
  4. 【2023年最新版】ブロックチェーンエンジニアが資格を取得するメリットとオススメな資格一覧

【2023年最新版】ブロックチェーンエンジニアが資格を取得するメリットとオススメな資格一覧

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス・副業案件検索サービスです。ブロックチェーンエンジニアのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。


目次

そもそもブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは、取引情報をはじめとするセンシティブな機密情報を複数のコンピュータで分散して管理する仕組みを指します。元々は2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物が暗号理論に関する論文を発表したことがきっかけ。2009年にはビットコインの運用が始まり、実際にブロックチェーンが運用されることとなりました。

ブロックチェーンの大きな特徴として、中央集権的な管理から逸脱することができる点です。分散型管理により、暗号強度の向上やコスト低減などが実現可能とされています。

ブロックチェーンエンジニアに資格が必要?

ブロックチェーンエンジニアには未経験からでも慣れるチャンスがあり、何か特別な資格を

取得する必要はありません。

資格を取得することが必須ではありませんが、資格を取得することでブロックチェーンに関する知識を有していることの証明になり、場面によっては有利に働くことがあります。

例えば、一緒に仕事をしたことがない社内外の相手に対して、自身の理解力や知識レベルなどを証明することができます。

さらに、関連した資格を取得することにより、実務の引き出しがひろがりキャリアパスを

広げることが可能になります。

資格取得を目指す際に、実務経験後に勉強することで体系的に学ぶ機会になるのでオススメです。

ブロックチェーンエンジニアが資格を獲得する4つのメリット

ブロックチェーンエンジニアが資格を獲得する4つのメリットを説明致します。

スキルの証明になる

資格を取得することは、自身のスキルの証明の最も確実な方法です。

ブロックチェーンはまだ新しい技術ですが、資格を取得することで対外的に

知識を有していることのアピールになるため、社内外での業務の幅が広がり、年収を上げるための転職時の選考アピールポイントになります。

資格手当が出る

ブロックチェーンエンジニアは、資格が必須ではありませんが関連する資格を取得することで資格手当が支給される場合があります。具体的には以下の資格がオススメです。

  •  ブロックチェーン技能検定
  •  応用情報技術者試験
  •  暗号通貨技能検定 

資格を取得することで客観的にスキルや実力をアピールすることができます。

会社によりますが、資格手当を支給するケースや基本給の上積みを目指すことができます。

転職の際に有利

ブロックチェーンエンジニアは新しい職業であり、将来性や成長性が期待できる仕事となっております。しかし、活躍されているエンジニアが少ないのが実情としてあり、需要に対して供給が追いついていません。

ブロックチェーンエンジニアとして、必要な知識やスキルを持ち実践的に活躍できれば

転職の際にも有利に働き、高収入を手にしやすい職業であると予想されます。

年収アップにつながる

所属している企業で手当が出る場合は直接的に年収を上げることが可能になります。

転職の場合は資格を有することで、年収をアップを狙え、フリーランスで活動している場合は、受注できる案件の幅が広がり、より高単価な案件を獲得しやすくなると考えられます。

現在、bitcoinなどの仮想通貨が注目されたこともあり、ブロックチェーン技術はIT業界の

トレンドと言われるほど注目されている技術になっております。

しかし、それと同時にブロックチェーンを扱えるエンジニアがまだまだ少ないという問題があり、資格を取得することで年収を上げることにもつながると言えます。

ブロックチェーンエンジニアにオススメしたいベース資格

ここからは、ブロックチェーンエンジニアにオススメしたいベースとなる資格を紹介していきます。

基本情報技術者試験

  • 各資格の特徴と概要

基本情報技術者試験は、実施しているIT業界で定番とされている国家試験です。

 

年間約10万人が受験する人気の高い資格で、ITエンジニアの登竜門とされる資格です。

合格するためには、プログラミングはもちろん、経営戦略や統計学など、情報処理にまつ わる幅広い知識が必要となります。

  • 取得する価値・メリット

世間的に認知度が高い国家資格のため、ITの基本的なスキルを有している

証明になります。

 

さらに、学習を通して基礎的なプログラミング能力とそれに必要な論理的な思考を

身につけられます。

公式サイト:基本情報技術者試験

応用情報処理技術者試験

  • 各資格の特徴と概要 

応用情報処理技術者試験は、前述の基本情報技術者試験の上位の国家試験になります。

基本情報技術者試験は、上位者の指導の下に業務を行うことを想定している試験であるのに対し、応用情報技術者試験は、上位者の方針を理解し、自ら問題を解決することを想定した問題構成となっております。

したがって、全体的に難易度は高くなっています。

  • 取得する価値・メリット

難易度の高い国家資格のため、取得することでIT全般に対する知識があることの証明になります。

さらに、難易度の高い「高度試験」と呼ばれる試験の午前I試験が免除され、

中小企業診断士試験や弁理士試験の一部が免除されるメリットもあります。

公式HP:応用情報処理技術者試験

ITパスポート

  • 各資格の特徴と概要

ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格です。

複数あるIT関連の資格の中で、最も難易度が低く、未経験の方や新入社員の方などにオススメの試験です。

  • 取得する価値・メリット

基礎的なITリテラシーを身に着けることができるので、基本情報技術者試験の準備段階として受けるのも有効だと言えます。

IT業界未経験者や新卒の方であれば、汎用的で基礎的な知識を身につけることができるので、取得しても良いと考えます。

公式HP:ITパスポート

ブロックチェーンエンジニアにオススメしたい5つの資格

続いては、ブロックチェーンエンジニアにオススメしたい5つの資格を紹介致します。

暗号通貨技能検定

  • 各資格の特徴と概要

暗号通貨技能検定とは、一般社団法人日本クリプトコイン協会が主催する技能検定試験です。

次世代決済や送金システムとして、有名な大企業も導入を進めている暗号通貨を対処とした知識が問われる試験内容となっております。

初心者に最適な「初級編」と、より専門的で高度な「上級編」があります。

  • 取得する価値・メリット

資格を取得することで、通貨の概念や仮想通貨の普及状況、ブロックチェーン技術の構成要素から実際の利用方法まで、様々な角度からの知識を有する証明になります。

「上級編」を取得すれば、「初級編」の講座を開講できる資格を与えられます。

公式HP:暗号通貨技能検定

ブロックチェーン技能検定

  • 各資格の特徴と概要

ブロックチェーン技能検定は、ブロックチェーン技能認定協会やブロックチェーン推進協会(BCCC)が実施する、日本で初となるブロックチェーンに関する検定試験です。

  • 取得する価値・メリット

資格を取得することで、ブロックチェーンに関する正しい知識の証明になります。

ブロックチェーンエンジニアとして働く上で、ブロックチェーン技能検定を取得することは就職の際に有利に働く場合があります。

公式HP:ブロックチェーン技能検定

C言語プログラミング能力認定試験

 ● 各資格の特徴と概要

C言語プログラミング能力認定試験とは、サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施している試験で、レベルは1級〜3級まであります。

履歴書に記載するならば2級以上が望ましく、1級であれば企業でも実力が認められるレベルだと言われています。

 ● 取得する価値・メリット

C言語プログラミング能力認定試験は国家資格ではなく、民間資格ですがC言語の高度なスキルと知識を客観的に証明できるとして、信頼性のある資格です。

C言語プログラミング能力認定試験の資格を保有することで、ITやWeb系企業の転職・就職を有利に進めることが可能です。特にロボットや組み込み系やソフトウェア、OSなどの

業界に有利と考えられます。

公式HP:C言語プログラミング能力認定試験

プロジェクトマネージャー試験(PM)

 ● 各資格の特徴と概要

プロジェクトマネージャー試験とは、情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格です。

資格を取得することで、プロジェクトマネージャーとして必要な、予算・スケジュール・品質管理などに関する知識への理解を深めることができます。

 ● 取得する価値・メリット

プロジェクトマネージャーの資格を取得することは、試験の合格率が15%程度と難関です。

試験に合格することで、プロジェクトマネージャーに対する知識や適性があることの客観的な証明になります。

また、プロジェクトマネージャー試験に合格すると、弁理士試験、技術士試験、中小企業診断士試験、ITコーディネーター試験の一部が免除されます。

公式HP:プロジェクトマネージャー試験

CIW JavaScriptスペシャリスト

 ● 各資格の特徴と概要

CIW JavaScriptスペシャリストとは、Certification Partner社によって実施されている国際認定試験で取得することができる国家資格です。

試験は英語で行われるため、日本人にはハードルが高いですが海外でも通用するグローバルな資格と言えるでしょう。

 ● 取得する価値・メリット

CIW JavaScriptスペシャリストは、Web知識やインターネットなどに関する高いスキルを学ぶことができ、自身のITスキルや理解力を国際的に証明することができます。

CIW JavaScriptスペシャリストを取得することで、日本だけでなく世界中の企業と仕事ができるので国際的に活躍したいのであれば取るべき資格だと言えます。また、ブロックチェーンのWebサービスには、JavaScriptが利用されているのでWebサービスの開発をしたい方にもオススメです。

公式HP:CIW JavaScriptスペシャリスト

ブロックチェーンエンジニアの業務3つ

ここからは、ブロックチェーンエンジニアの主な業務内容を

3つ紹介致します。

Bitcoinに関する業務

2008年にサトシ・ナカモトと名乗る謎の人物によって、国家や銀行による管理が不要な仮想通貨技術の論文がネット上に掲載され、世界初の仮想通貨となったBitcoinはC++を使って開発されました。

LitecoinやDashもBitcoinのコードをもとに作成されており、ブロックチェーンエンジニアに求める基本となるスキルを学ぶステップとされておりEthereumと合わせて学ぶことをオススメします。

Hyperledgerに関する業務

2015年12月にLinux Foundationによって開始されたHyperledgerは、ブロックチェーンベースの分散元帳をサポートしています。プライベートで使用するブロックチェーンモデルを採用し、エンジニアが個別で設計できるシステムモデルに最適です。

Ethereumに関する業務

Bitcoinから派生して誕生した仮想通貨の「アルトコイン」の中で、特に認知度が高いEthereumは、通貨やサービスを開発するためのプラットフォームとなっています。

ソースコードはオープンソースで、誰でもブロックチェーン技術を使い仮想通貨開発が可能です。

「スマートコントラクト」が実装されているのもEthereumの特徴です。スマートコントラクトとは、あらかじめ設定されたルールに従ってブロックチェーン上の取引、もしくはブロックチェーン外から取り込まれた情報をトリガーにして実行されるプログラムを指します。これにより、仮想通貨を保険や不動産などの煩わしい手続きが多い業界でも活用可能になります。

ブロックチェーンエンジニアとして差別化できるスキル

ここからは、ブロックチェーンエンジニアとして働くうえで、周囲との差別化をはかるために有用なスキルをご紹介致します。

ブロックチェーン技術

ブロックチェーン技術とは、ビットコインの中核技術の原型の設計をする際に必要とされたデータを基準としており、分散型ネットワークの構築・設計や分散型台帳技術が該当します。

一定期間内に行った取引を1つのブロックとして、チェーンで繋げることで一冊の台帳のようにする技術です。

暗号理論に関する知識

ブロックチェーンエンジニアには、電子署名、公開鍵暗号、疑似乱数生成器、ハッシュ関数などの理解が求められます。

仕組みや種類への理解を含め、セキュリティについても学びましょう。

JavaScriptを使った開発

JavaScriptとは、プログラミング言語の一種でweb上に組み込まれたプログラムをブラウザ上で実行するために用いられます。

実行環境をweb上に組み込む形でよく利用される、スクリプト言語の1つです。

Solidityを使った開発

Solidityは、Ethereum開発者の間で人気のある言語でEthereumスマートコントラクトの開発に使用されます。

Go言語を使った開発

Go言語とはGoogleが独自に開発したオープンソースプロジェクトの言語です。

JavaかGo言語をインプットしておくことで、IBMの「Hyperledger Fabric」に共通したシステム構築に役立つでしょう。

C言語を使った開発

C言語とは、コンピューター黎明期から存在するプログラミング言語でハードウェアを制御するためのメモリやCPUに関する知識が必要になるため、習得が困難な言語です。

C言語は処理速度が高速で汎用性が高いという特徴があり、基幹システムや組み込み系など

あらゆる分野で活用されています。

ブロックチェーンエンジニアのキャリアパス

最後に、ブロックチェーンエンジニアのキャリアパスについてご紹介致します。

事業責任者

ブロックチェーンエンジニアとしてスキルを磨き、関連スキルを磨くことで会社から1つに部門を任され、その業務全てに責任を負い、権限をもつ役所のことを言います。

プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーは、社内外とコミュニケーションとり開発全体をとりまとめ、与えられたリソースで求められる内容を達成していく仕事です。

ブロックチェーンエンジニアとしてスキルを磨いていけば、プロダクトマネージャーになるケースが多いといえます。


ブロックチェーンの知見を活かした企業コンサル

ブロックチェーンエンジニアのスキルや経験を活かし、企業コンサルとして依頼主である企業の課題を明らかにし、改善の手伝いやアドバイスをする仕事です。

フリーランス


ブロックチェーンエンジニアとしてスキルを高め、会社に縛られずに働きたいと考えているかたであれば、フリーランスで活動されることもオススメ致します。

自身で案件を獲得しクライアントとの折衝なども行う必要がありますが、自身のスキル次第では、様々な案件に関わることもできると考えられるため、やりがいのあるキャリアだと言えるでしょう。

フリーランスを考えているブロックチェーンエンジニアが知っておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

ブロックチェーン関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

ブロックチェーンエンジニアが資格を取得するメリットとオススメについて

ご紹介させて頂きました。

ブロックチェーン技術は、次世代型の暗号型台帳管理手法として注目を集めています。

ご紹介した関連スキルや資格を取得することで、エンジニアとしてのキャリアアップにもつながるでしょう。

本記事がブロックチェーンエンジニアとして資格を取得するか

悩まれている方の参考になれば幸いです。

  1. ブロックチェーンエンジニアに特別な資格は必要なく、誰でも目指せる
  2. 関連資格を取得することで、知識やスキルの証明になる
  3. 様々なキャリアパスが存在する
SNSシェア
CATEGORY
学習
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。