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フリーランスに営業活動は必要?考えられる8個の案件獲得方法を紹介

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経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

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フリーランスに営業活動が必要な理由

会社員として働いているときは、営業は営業職の人がおこなっています。

しかし、フリーランスとして働く場合は、営業をおこなう人が自分以外にいないため、自ら仕事を獲得するために、営業活動をおこなわなければなりません。

特に、前職の繋がりや人脈がない場合、新しく案件を獲得する必要があります。

継続できる仕事が見つかるまでは、一定のリソースを営業活動に割いておいた方がリスク

ヘッジにもなります。

自ら営業活動をおこなっても営業がうまくいかなければ仕事が獲得できずに収入がなくなるなど、一見デメリットに思われがちです。

しかし、裏を返せば、自分の営業活動の工夫次第で、規模の大きい仕事や、多くの仕事を獲得できるなど、いくらでも稼ぐことのできる可能性を秘めています。

そのため、フリーランスには営業活動が必要になります。

フリーランスの案件獲得方法は大きく2つ

フリーランスの案件獲得方法には自分で営業をする方法と自分で営業活動を行わない方法の大きく2つに分かれます。

自分で営業をする場合、様々な営業方法を駆使することで、仕事の獲得につながります。

自分で営業しない場合、営業が得意な人に委託したり、サイトやアプリに登録することで仕事の獲得ができます。

詳しくは、以下で紹介していきます。

フリーランスが案件獲得をするためにできる8個の営業手法

ここからは、フリーランスが自分で営業活動をおこなって案件獲得する8個の方法を紹介します。

どうやって営業活動をしたらいいか分からない人や、どのように案件を獲得したらいいか分からない人はぜひ参考にしてみてください。

友人に仕事を紹介してもらう

フリーランス協会の「フリーランス白書2022」によると、フリーランスの案件の獲得経路で一番多いのが「人脈(知人の紹介を含む)」で、全体の65.9%を占めています。

調査結果は以下のようになっています。

フリーランスの案件の獲得経路

【引用元:フリーランス白書2022

知人や友人はプライベートなことだけでなく、ビジネス面においても大きな情報源になり得ます。

知人や友人などに営業(相談)することは、会社や知らない人に営業をおこなうよりも、信頼関係を築けていることが大きなアドバンテージになります。

特に営業の苦手な人は、まず、話のしやすい知人や友人に仕事の話(相談)をしてみることから始めてみるといいです。

パートナーを見つける

フリーランスはあくまでも自己責任において個人で仕事をすることになります。

しかし、個人で仕事をしていると、仕事の相談やトラブル時の助けがなく、一人で抱え込んでしまいがちになります。

そんな時に、支え合うことのできるパートナーや仲間がいると、仕事だけでなくプライベートもうまくいくようになります。

パートナーを見つける方法は以下のようなものがあります。

  1. 同じ業種の勉強会に参加する
  2. SNSのコミュニティに登録する
  3. フリーランス向けの情報発信サイトに登録する

では、どのようなパートナーを見つけると良いのでしょうか?

パートナー選びのポイントは以下になります。

  1. 自分に足りない要素(技術)を持っている人を選ぶ
  2. 目指す目的や方向性を共有できる人を選ぶ
  3. 懐の深い人を選ぶ

上記のポイントを重視してパートナーを見つけることで、パートナーとウィンウィンの関係になり、パートナー選びで失敗しにくいです。

例えば、フリーランスエンジニアであれば、エンジニアの仕事を持ってくることを得意とする営業と契約をすることです。

ただし、知人や友人など親密な人をパートナーに選んだとしても、必ずトラブル回避のためにパートナー契約を交わしましょう。

ポートフォリオを作成し、各種SNSやメールでアプローチする

ポートフォリオは、ひと目で自分の実績やスキルをアピールできる、営業活動において大いに活躍するツールです。

ポートフォリオには以下の内容を記載するといいです。

  1. 経歴
  2. スキルや使えるツール
  3. 未来のビジョン
  4. 自作の作品(説明文を添えるとさらによい)

ポートフォリオは、ひと目で内容が把握できるわかりやすいデザインにすることがポイントです。

せっかく実績やスキルがあっても、ポートフォリオが分かりづらく、伝わらなければ意味がありません。

ポートフォリオが完成したら、各種SNSやメールでアプローチしましょう。

SNSの場合、自分のできることやどんな仕事を探しているかなどもあわせて発信しましょう。

発信し続けることで、クライアントの目にとまり、声がかかる可能性が上がります。

メールの場合、企業へ直接、営業メールを送ります。

営業メールは対面での営業と違い、お互いの顔が見えない分、より丁寧な対応とコミュニケーションが必要です。

営業メールのポイントは以下になります。

  1. できることや得意なことを明確に書く
  2. 具体的な実績(ポートフォリオなど)を載せる
  3. 読みやすい文章にする

営業メールには、しっかりとした営業メールの書き方の知識が必要です。

書き方を間違えると、失礼になるだけでなく、せっかくの営業メールが無駄になってしまいます。

しっかりと営業メールの書き方を勉強して作成するようにしましょう。

自分の強みを活かせるセミナーに参加する

セミナーや交流会に参加して、情報交換やスキルアップだけでなく、案件獲得につなげることができます。

人脈を増やし、新たなクライアントとの交流を作ることで、新たな案件を受注することができる可能性が広がります。

特に、自分の強みである分野のセミナーや交流会に参加することで、自分のスキルを活かすことで悩みを解決できる人や、​反対に​自分が悩んでいることを解決できる人と出会うことができます。

また、仕事上の相談をできる相手にも出会うことができ、お互いに刺激を受けることができます。

SNSを充実させる

フリーランスが案件受注のために使用するのにおすすめのSNSは以下になります。

  1. Facebook
  2. Twitter
  3. Instagram

上記SNSはそれぞれ特徴が異なるので、ターゲットにあわせて使い分けることも一つの手です。

例えば、Facebookは告知関係、Twitterは人が話している感覚や瞬発力が必要な場面、Instagramは商品(作品)紹介などの使い分け方です。

SNSの内容を充実させ、効果を宣伝効果を大きくするためには、以下のことをするといいです。

  1. フォロワーを増やす

定期的に自分が何をしていて、どのような人なのかを分かりやすく定期的に発信することでフォロワーを獲得しましょう。

例えば、フリーランスイラストレーターであれば、自分のデザインしたイラストを載せるなど、過去の実績も積極的に公開しましょう。

  1. プロフィールを充実させる

SNSのプロフィールは、自分のアカウントの窓口です。

せっかく内容を充実させても、プロフィールで興味を持ってもらえなければ、内容すら見てもらえません。

また、「仕事の依頼はこちら」などを記載することで、興味を持ってもらえたクライアントに分かりやすくなり、案件獲得に繋がります。

  1. 情報発信をする

自分が持っている知識やスキル、実績を発信すると良いです。

理由として、自分がどれだけの経験値を持っているのかをアピールすることにも繋がり、クライアントの目に留まれば、スカウトされる可能性が高くなります。

またポートフォリオを発信することで、より具体的にどれだけのスキルを持っているのか一目でわかり、案件獲得に繋がりやすくなります。

インプットだけではなく、アウトプットもおこなうと良いでしょう。

上記のことを​実行する​ことでSNSが充実し、案件の獲得につながります。

企業へ直接電話する

仕事をもらいたい企業へ直接電話することも、案件獲得のための一つの手です。

電話は直接、担当者と話すことができるため、履歴書やポートフォリオなどの書類では伝えることのできない熱意や意気込みを伝えることができます。

コミュニケーション能力が必要になりますが、自分の思いを正確に伝えることができれば、案件獲得につながりやすいです。

電話での営業ですが、必ず事前にポートフォリオは用意しておきましょう。

ポートフォリオを手元に用意していることで、提出を求められた際に早急に対応できるうえ、話す内容をまとめやすくなります。

宣伝用のチラシやDMを作成して送る

ポートフォリオと同様の役目を果たすのが、宣伝用のチラシです。

ポートフォリオ同様、伝えたい情報がひと目で分かるようなデザインを心がけましょう。

また、過去の作品を記載する場合は、案件としてこなしたものだけを載せるのではなく、趣味やプライベートで作成したものも載せてみるといいです。

案件での作品のみを記載すると、案件の範囲が案件でこなした作品に関連した案件のみになってしまいます。

様々な作品を載せることで、案件の範囲が広がります。

また、クライアント企業にDM(営業メール)を送ることも有効です。

その営業メールにポートフォリオや宣伝チラシを載せると、アピール力が増し、案件獲得の可能性が大きくなります。

営業メールを作成する際は、クライアント企業に失礼のないよう、また、最大限のアピールができるように営業メールの書き方を必ず参考にしましょう。

ブログを活用する

ポートフォリオや宣伝広告、役に立つ情報をブログに載せることで案件の獲得につながります。

ブログを使うメリットは以下になります。

  1. 信用を獲得できる
  2. 実績を伝える名刺代わりになる
  3. 自分のコンテンツを資産にできる
  4. 固定ファンが作れる
  5. SNSと連携すれば、より強い宣伝ツールになる

上記のようなメリットを享受するには、ブログ記事を継続して書く必要があります。

簡単なようですが、実は初心者が最初に直面する壁です。

最初のうちアクセスが全くない中、継続して記事を書くことは容易ではありません。

しかし、この壁を超えて、継続して書きつづければ、アクセスが伸びてきます。

ブログは軌道に乗るまでが決して容易ではありませんが、一度軌道に乗ると衰えにくいことが特徴です。

ブログのアクセス数を増やすことで、宣伝効果がさらに増します。

フリーランスが案件獲得できる営業方法のコツ

ここまでは、営業の手法を紹介してきましたが、ここでは、案件獲得につなげるための営業のコツを紹介します。

せっかく営業活動をしても、案件が全く獲得できなければ、フリーランスとして成り立たなくなってしまいます。

ぜひ参考にしていただき、多くの案件獲得を目指しましょう。

クライアントのニーズを理解できるヒアリング能力

営業には、相手の要望を的確に理解し、提案することが必要です。

クライアントは自分たちのニーズを満たし、悩みや不安を解決してくれることを期待しています。

しっかりとクライアントのニーズを汲み取り、理解し、的を得た提案ができれば、「この人に任せれば、全て解決できる」、「この人に仕事をお願いしたい」と感じてもらうことができれば、案件獲得につながります。

仕事が欲しいなどの自分の主張だけでなく、クライアントのニーズを理解し、クライアントに寄り添った提案をすることを心がけましょう。

自分の強みを理解し、適切に伝えられるようにする

自己分析をおこない、自分の強み、アピールポイントを理解しましょう。

自分の中のどの要素を強みとして押し出すか、考えておく必要があります。

例えば、商品を購入する際、その商品を買うか判断する要素は一つではないです。

そこには質、量、価格、ブランドなど様々な判断要素が存在し、最終的にはいずれかの要素を重視して購入しています。

クライアントの重視する要素と自分が押し出している要素(強み)が一致したとき、案件の依頼につながります。

市場における自己分析の方法として、「SWOT分析」を紹介します。

SWOTとは以下の4つの項目の頭文字をとったものです。

  • S=Strength(強み)

他の人ができないこと

  • W=Weakness(弱み)

自分が劣っているもの

  • O=Opportunity(機会)

流行している技術やビジネスに、自分のやりたいこと・スキルレベルが合っているか

  • T=Threat(脅威)

自分より強いライバル

上記のことを言語化して、自己分析をおこない、フリーランス市場で自分はどのような部分を強みとして押し出せるかを考えてみましょう。

時給や価格を決めておく

あらかじめ、いくらでできるかを決めておき、提示することも重要です。

まずは、他のフリーランスの人がどの程度の報酬で仕事を受けているかリサーチが必要です。

自分で決めた価格設定が高すぎると依頼は来ませんし、安すぎると品質を疑われたり、自分が損します。

自分のしている仕事の相場を知った上で、時給などの価格設定を行いましょう。

相場がわかったら、報酬の額を決めていきますが、その際にわかりやすいのは時給計算です。

仕事内容から、完成までの大体の所要時間を割り出し、希望時給をかけて全体の報酬額を決めるとやりやすいです。

人脈を広げておく

フリーランスは、「フリーランス白書2022」によれば、案件獲得で一番多い獲得経路は、「人脈(知人を含む)」です。

そのため、日頃から人脈を広げておくことは、案件を獲得する上で重要なことといえます。

案件はどこから舞い込んでくるかわかりません。

セミナーや交流会に参加するだけでなく、前の職場の人や共通の知人など、できる限り広い範囲でのつながりを大切にしましょう。

フリーランスが営業せずに仕事を獲得する方法

ここまでは、営業活動を自分でする方法を紹介してきました。

しかし、仕事を獲得する方法は必ずしも営業を自分ですることだけではありません。

ここでは自分で営業活動をせずに、仕事を獲得する方法を紹介します。

営業が苦手だという人は、こちらを参考にしてみてください。

クラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシングサイトに登録することで仕事が獲得できます。

クラウドソーシングサイトで仕事を獲得するためのポイントは以下になります。

  1. プロフィールを丁寧に作る
  2. ポートフォリオを登録する
  3. 実績、評価を多く積む
  4. 案件を1日3回チェックする
  5. 早めのレスポンス
  6. 継続案件に積極的に応募する

上記のポイントを押さえて応募することで、仕事を獲得しやすくなります。

フリーランスにおすすめのクラウドソーシングサイトは以下になります。

  1. ランサーズ
  2. クラウドワークス
  3. ココナラ
  4. Bizseek
  5. Craudia
  6. JOB HUB

クライドソーシングサイトには様々な種類の仕事が掲載されており、自分のスキルや希望報酬に合った仕事を見つけやすいです。

また、在宅での仕事や、隙間時間でできる仕事もあるため、フリーランスとしての第一歩としてもオススメです。

フリーランスエージェントを活用

フリーランスエージェントに登録して、エージェントに自分の希望条件を伝えれば、代わりに案件を探して、クライアントとの契約をおこなってくれます。

自分だけでは参加することのできない大手企業の案件に参加できることもメリットです。

おすすめのフリーランスエージェントは以下になります。

  1. エンジニアスタイル
  2. レバテックフリーランス
  3. MidWorks
  4. フォスターフリーランス

エージェントを利用して契約した仕事は準委任契約になるため、ほとんどが稼働時間に対しての報酬となります。

働き方にこだわりのある人は、この点を加味して検討しましょう。

ビジネス系のマッチングアプリを活用

ビジネス系マッチングアプリには、様々な職種や業界のビジネスマンが登録しており、効率よく人脈を広げられます。

おすすめのビジネス系マッチングアプリは以下になります。

  1. BizOn!
  2. yenta
  3. Workship
  4. Saleshub
  5. Linkedin

セミナーや交流会とは違い、出向く必要もなく、スケジュール調整や申し込みの必要もないため、利用しやすいといえます。

また、ビジネス系マッチングアプリは仕事を探すだけでなく、情報交換やビジネスパートナー探しにも使えるため、使用するメリットは大きいといえます。

まとめ

本記事では、フリーランスの営業活動の必要性について説明してきました。

ポイントをまとめると以下になります。

  1. フリーランスの案件獲得方法には大きく分けると、自分で営業をする方法と自分で営業活動をしない方法の2つある
  2. 自分で営業する場合、さまざまな営業手法を駆使することで、多くの仕事を獲得できる
  3. 自分で営業しない場合、営業を代行してもらったり、アプリやサイトを使うことで仕事を獲得できる

フリーランスとして活動していくためには、自分で仕事を見つけなければなりません。

営業が得意な人も、苦手な人も本記事を参考にして、仕事を獲得してみてはいかがでしょうか?

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