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フリーランスが履歴書を必要とする3つのケースと5つのコツ


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はじめに

「フリーランスで履歴書が必要になったが書き方がわからない」

「フリーランスが履歴書を作成する時に気をつけるべきポイントを知りたい」

という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では以下について解説します。

  • フリーランス・業務委託が履歴書を必要とする3つのケース
  • フリーランスの履歴書に書くべき項目と書き方のコツ
  • フリーランスが履歴書作成で活用できるテンプレート紹介
  • フリーランスが履歴書を用意する際に気をつけたい5つのポイント

この記事を読めばフリーランスが履歴書を書くときのコツがわかりますので、ぜひ参考にしてください。

フリーランス・業務委託が履歴書を必要とする3つのケース

フリーランス・業務委託が履歴書を必要とするケースは以下の3つです。

  • 案件受注・業務請負の場合
  • 正社員やアルバイトなどに転職する場合
  • エージェントサービスを利用する場合

それぞれ詳しく解説しますので、参考にしてください。

案件受注・業務請負の場合

フリーランスなど個人で業務を実施していたとしても案件を受注、業務請負契約の場合は履歴書が必要になるケースがあります。

履歴書が必要になるのは、長期間の契約となる案件の完遂や契約内容通りの成果が達成できる人材かどうかをクライアントが確認したいためです。

クライアントが大企業の場合や契約先の企業に常駐して業務を実施する際、履歴書が必要になる場合があります。

月単位・年単位で契約するケースが考えられる方やクライアントからの信頼性が重要になる業種のフリーランスの方は、事前に履歴書を用意しておくと良いでしょう。

正社員やアルバイトなどに転職する場合

フリーランスから正社員やアルバイトに転職する場合、履歴書が必要になるのが一般的です。

企業側が応募者のこれまでの経歴やスキルを把握するための書類選考や面接の際に、履歴書の提出が求められます。

近年、フリーランスとしての活動や培ったスキルは即戦力として求めている企業も増えているため自己PRポイントです。

自身のスキルを発信していくのはフリーランスの重要なスキルの一つにもなるため、履歴書を通して経験やスキルを積極的にアピールできるようにしておきましょう。

エージェントサービスを利用する場合

フリーランス向けのエージェントサービスを利用する際も、履歴書の提出が求められる場合が多いです。

エージェントはサービスに登録しているフリーランスのスキルや希望の条件に合う案件を紹介するため、事前に履歴書で確認しておく必要があります。

フリーランスエンジニアの場合、使用できるプログラミング言語は何かであったり、過去受注した案件で従事した工程などがヒアリングされる項目です。

エージェントサービスに登録して利用する予定があるフリーランスの方は、自身のスキルや過去の従事案件について取りまとめておくのがおすすめになります。

フリーランスの履歴書に書くべき項目と書き方のコツ

フリーランスの履歴書に書くべき項目と書き方のコツは以下の通りです。

  • 基本情報
  • 職務要約
  • 資格
  • 志望動機
  • 自己PR

それぞれ解説していくので、参考にしてください。

基本情報

まずは氏名、生年月日や連絡先といった基本情報を履歴書には必ず記載してください。

履歴書の基本情報は見る人が最初に確認する項目になるため、正確に記載するのが重要です。

生年月日と学歴・職歴の暦が西暦・和暦どちらかに統一し、添付する証明写真は3ヶ月以内に撮影した写真を使用します。

クライアントが目にして第一印象が決まる大事な項目になるので、省略して書いたり、表記方法がバラバラなままにせず、丁寧に書きましょう。

職務要約

次に履歴書に記載が必要な項目は「どのような経緯でフリーランスとして働いてきたか」や「過去どのような案件に従事してきたか」を説明する職務要約です。

職務要約は履歴書を確認するクライアントから、あなたのこれまでの業務内容や業務・案件の受注実績を具体的にイメージしてもらうためにまとめます。

フリーランスになった動機や顧客の獲得方法、どのように貢献してきたかを伝えましょう。

また、業務内容・受注実績はフリーランス期間の実績以外にも会社員時代があれば、会社員時代の実績も記載しておくと良いです。

どのような考えを持っている人物で限られた期間でどれだけの成果を出してきたかアピールできるよう、わかりやすく簡潔に記載するようにしましょう。

資格

取得している資格やこれから受験予定の資格についても、履歴書に記載してください。

どのような資格を取得しているかによってスキルレベルの高さや強みをクライアントにアピールできます。

IT系のフリーランスの場合、応用情報技術者といった国家資格以外にもCCNAなどのベンダー資格も記入して構いません。

案件や応募する企業の業種に関連する資格や取得難易度の高い資格から優先して記載し、有効期限が設けられる資格については期限を確認してから記載するようにしましょう。

志望動機

フリーランスが履歴書に記載する項目のうち、もっとも書き方に注意が必要な項目が志望動機になります。

職務要約や資格は採用担当者にとってどのようなスキルを持っているのか、即戦力になる人物なのかの判断材料です。一方でどのような仕事の向き合い方をする人物なのか、どういう性格の持ち主なのか人となりを志望動機で把握します。

現状に対する不満や否定的な志望動機では「不満があるとすぐに辞めてしまう人物」「嫌な業務に対して意欲的に取り組めない性格」という印象を持たれてしまいかねません。

「業務の幅を広げたい」「クライアントが求める人材に自身のスキルがマッチしている」といったポジティブかつ効果的にアピールできる実績を記載しましょう。

志望動機にはやる気や向上心が感じられる内容を簡潔に記載するのがおすすめになります。

自己PR

自身がどのようなスキルを持ち、どのように貢献できるかを客観的に説明・アピールできる自己PRも履歴書に記載する重要な項目の一つです。

採用担当者は「スキルレベルが即戦力として十分か」「他の案件関係者と円滑なコミュニケーションをとって業務遂行できるか」といった観点で自己PRを確認します。

フリーランスとして培ってきた営業力やスケジュール管理能力、個人でクライアントから案件を受注して活動する上で欠かせないコミュニケーション能力のアピールは効果的です。

事前に応募先の企業HPや口コミサイトを確認して、企業情報や職場の雰囲気を把握した上で企業やクライアントの求める人材像に沿った内容にするのがおすすめになります。

フリーランスが履歴書作成で活用できるテンプレート紹介

フリーランスが履歴書作成で活用できるテンプレートを2種類ご紹介します。

  • リクナビNEXT監修:履歴書・職務経歴書テンプレート(Excel・Word)
  • 転職Hack監修:履歴書テンプレートの無料ダウンロード

それぞれ詳しく紹介するので、活用してください。

リクナビNEXT監修:履歴書・職務経歴書テンプレート(Excel・Word)

転職サイト大手のリクナビNEXTから履歴書・職務経歴書のテンプレートをダウンロードが可能です。

履歴書・職務経歴書のテンプレートを活用することでいつでもどこでも自身のPCやスマホで作成できます。

リクナビNEXTでは経験レベルに合った履歴書や意欲や強みを第一にアピールしたい方向けに自己PR欄の割合が多い履歴書など複数のテンプレートが用意されているのが魅力です。

同サイトには記入例も豊富に用意されているので、参考にしながら自身に合った履歴書・職務経歴書のテンプレートを使用して作成するようにしましょう。

転職Hacks監修:履歴書テンプレートの無料ダウンロード

転職Hacksからも無料の履歴書テンプレート9種類が展開されています。WordやExcel版に加え、手書きにも対応したPDF版とOfficeツールがないMac用のテンプレートも用意されているのが魅力です。

フリーランスから正社員に転職する場合以外の方でも必要な項目が網羅されている履歴書のテンプレートのため、有効活用できます。

それぞれの履歴書の特徴やどういった方向けのテンプレートなのか説明があるので、社会人になって初めて履歴書を書く人にもどれを選べば良いかわかりやすいです。

書き方のポイントから提出時のマナーなど履歴書作成時に必要な一連の情報がコラムでまとまっているので、ぜひチェックしてみてください。

フリーランスが履歴書を用意する際に気をつけたい5つのポイント

フリーランスが履歴書を用意する際に気をつけたいポイントは以下の通りです。

  • 様式・用紙は指定されている履歴書を使用
  • データ保存をしておく
  • 履歴書の文字のサイズやフォントを統一すること
  • 書き損じたら修正液は使用しない
  • 幅広い経験やスキルを十分にアピールする

それぞれ説明しますので、参考にしてください。

様式・用紙は指定されている履歴書を使用

履歴書を用意する際、自由に好きなフォーマットで作成しても良いわけではない場合があるので注意が必要です。

企業やクライアントによっては応募者情報の管理上、専用の履歴書フォーマットを用意している場合があったり、履歴書の様式・用紙のサイズなどを指定される場合があります。

企業独自のフォーマットの履歴書がない場合、履歴書の様式には「JIS規格履歴書」「厚生労働省推奨履歴書」がありますのでどちらか指定されている方を使用します。

特に様式の指定がない場合は、自分の書きたい内容に合ったフォーマット・用紙の大きさで作成してください。

履歴書の様式・用紙のサイズはたいてい自由の場合が多いですが、クライアントや採用担当者の見やすさなどに配慮するのがおすすめです。作成前に指定の様式がないかしっかりと確認するようにしましょう。

データ保存をしておく

作成した履歴書のデータを保存しておくのは、履歴書を用意する際にもっとも重要なポイントの一つです。

履歴書は企業やクライアントが自身の第一印象を判断する大事なものなので、作成に多くの時間がかかる場合があります。応募先ごとに最初から作成してビジネスチャンスを逃してしまわないようしっかりデータとして扱える状態にしておきましょう。

手書きを指定されている場合でも自身が履歴書にどのような内容を記載したか忘れてしまわないようデータ化しておくのがおすすめです。

現在はパソコンで履歴書を作成するのが一般的になってたり、メールで採用担当者とファイルをやり取りする機会も増えてきているので履歴書はデータ化して保存しておきましょう。

履歴書の文字のサイズやフォントを統一すること

履歴書を作成する際は文字サイズやフォントが統一されていることも意識する必要があります。

文字のサイズやフォントが統一されていない文章は読みづらいだけでなく、業務上でも細かいチェックを疎かにする人物という印象を採用担当者に与えかねません。

履歴書などのビジネス文書では「MS 明朝」「MS ゴシック」が一般的に使用される文字フォントです。また氏名は14〜18pt、氏名以外は10.5〜11pt、左寄せに文頭を揃えると読みやすくなります。

自己PR欄で目立たせたい箇所のみフォントを変えたり、文字を太くするなど工夫する場合でも完成後にしっかり文字フォントやサイズが統一されていることを確認してから提出するようにしましょう。

書き損じたら修正液は使用しない

履歴書を手書きで作成する場合、書き損じは起きてしまうもの。ただし、書き損じた箇所に修正液を使っての修正は避けてください。

履歴書は書いた本人の経歴を証明する重要な文書です。そのため、修正液や修正テープなどを使用して書き直してしまうと誰が修正したか不明な信憑性の低い文書になってしまいます。

書き損じてしまった場合は修正液など使用せず最初から書き直すか、時間がない場合は修正箇所に定規を使用し二重線をひいて訂正印を押すようにしましょう。

書き損じる不安のある方や履歴書を手書きするのに慣れていない方は、鉛筆で下書きをしてからボールペンで清書するのがおすすめです。

幅広い経験やスキルを十分にアピールする

フリーランスが履歴書を用意する際に特に意識するポイントは、幅広い経験やスキルを十分にアピールする必要がある点です。

フリーランスの紹介や採用をする企業やクライアントは、専門知識のレベル以外にも協調性やコミュニケーション能力が十分にあるか不安を抱いている場合が多いです。

フリーランスとして活動してきたからこそ得られた経験を活かせることや、チームでの業務遂行に欠かせないスキルも問題ないことが伝わる内容にしましょう。

企業やクライアントが求める即戦力のある人物を想像しながら、自身の幅広い経験やスキルをアピールできる履歴書を作成してください。

まとめ

ここまでフリーランスの方に向けて、履歴書が必要になるケース、履歴書のそれぞれの項目の書き方や気をつけたいポイントを紹介してきました。

応募する企業や案件のクライアントによっては履歴書のフォーマットが指定されていたり、書くべきポイントが異なるため、事前に確認しておく必要があります。

即戦力として活かせる経験や培ってきたスキルの高さ、業務に対する姿勢やコミュニケーション能力といった人となりについてもアピールできる履歴書を作成しましょう。

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