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セールスエンジニアは「きつい」、「やめとけ」と言われる3つの背景とは?キャリアパスも合わせて紹介


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はじめに

「セールスエンジニアはきつい仕事?」

「セールスエンジニアはどんな人に向いている?」

「セールスエンジニアのキャリアパスは?」

上記のような悩みを解決します。

セールスエンジニアは「きつい」「やめとけ」と言われがちですが、やりがいや働くメリットがあり、選択できるキャリアパスも豊富です。本記事では、セールスエンジニアがきついといわれる実態や働くメリットを紹介しているため、どんな人がセールスエンジニアに向いているかわかります。

セールスエンジニアは「きつい」と言われている3つの背景とは

セールスエンジニアは、技術者と営業の両方をサポートする仕事です。セールスエンジニアは「きつい」と言われがちですが、その理由として以下の3つがあります。

  • 営業ノルマが課されるケースもあり、プレッシャーが大きい
  • ビジネスと開発サイドで板挟みで調整がきつい。納品までのスケジュールもタイトになりがち
  • 継続的な技術学習が大きい負荷になる

営業ノルマが課されるケースもあり、プレッシャーが大きい

「きつい」と言われている理由の1つ目は、営業ノルマが課されるケースもあり、プレッシャーが大きいことです。企業によっては営業ノルマを課されることがあり、売り上げで個人を評価するような場合があります。

ノルマがあることで「売り上げ目標にいかないかも」と不安を感じながら働いているため、「きつい」「しんどい」と思うセールスエンジニアもいるでしょう。

ビジネスと開発サイドで板挟みで調整がきつい。納品までのスケジュールもタイトになりがち

「きつい」と言われている理由の2つ目は、納品までのスケジュール管理が忙しいことです。セールスエンジニアはクライアントからの注文から納品までのスケジュール管理をします。

その過程で、プロジェクトを進める開発サイドとクライアントとの意見が合わないこともあるため、円滑に進むようにしなければいけません。プロジェクトが思うように進まない時も調整や管理をする必要があるため板挟みになり「きつい」と思ってしまいます。

継続的な技術学習が大きい負荷になる

「きつい」と言われている理由の3つ目は、継続的な技術学習が大きな負荷になることです。セールスエンジニアが営業する場合、技術的な質問をされることがあります。その質問に答える必要があるため、IT技術の知識が求められます。

そのため、製品やサービスに関しての詳細を説明できるように学習しなければなりません。毎回製品の仕様が変わったり、最新のものを取り入れたりするため、常に技術的な学習をすることが大きな負担になり「きつい」と思うことがあります。

きつくてもセールスエンジニアとして働くメリットややりがいとは

「きつい」と言われがちなセールスエンジニアですが、以下のような働くメリットややりがいもあります。

  • テック領域とビジネスを行き来できる人材は希少価値が高い
  • 知識をアップデートしていけば需要はどこにでもある
  • キャリアパスの選択肢が広い
  • 自分の実力が待遇に反映されやすい
  • 顧客の課題解決に深く貢献することができる
  • 技術領域・ビジネス領域双方で繋がりができ、次の仕事に繋がりやすい

テック領域とビジネスを行き来できる人材は希少価値が高い

メリットの1つ目は、セールスエンジニアの希少価値が高いことです。テック領域とビジネスを行き来できるセールスエンジニアは、外回りの営業で「サービスの提供」、エンジニアとしての「技術力」の両方のスキルを備えています。

そのため、コミュニケーションスキルとIT技術に関するスキルを同時に活用していく仕事なので、希少価値が高い人材として扱われます。

知識をアップデートしていけば需要はどこにでもある

メリットの2つ目は、知識をアップデートすることで企業からの需要があることです。セールスエンジニアはクライアントに技術的な説明をするため、常にITに関する知識や技術をアップデートしていく必要があります。このアップデートを継続させることで、最新の知識や技術が身についている人材として扱われるため需要も多いです。

また、セールスエンジニアは人手不足な現状があり、未経験者でも採用している企業もあります。営業ができる適性をもち、エンジニアとしての適性もあるような人材が少ないため、未経験からエンジニアとしての技術力や営業力を育てています。そのため、セールスエンジニアが知識や技術をアップデートしていけば、需要はどこにでもあるといえます。

キャリアパスの選択肢が広い

メリットの3つ目は、キャリアパスの選択肢が広いことです。営業と技術の両方のスキルを兼ね備えていることから、営業面と技術面の両方のキャリアパスを考えられます。例えば、

クライアントとのコミュニケーションスキルが必要な「プロジェクトマネージャー」「ITコンサルタント」などがあり、今までの経験からビジネス的なコミュニケーションもできるでしょう。

また、IT技術を選定・開発するような「ITアーキテクト」なども技術面とビジネス面から見ても選択肢として考えられます。このように、選択できるキャリアパスが豊富にあるため、セールスエンジニアとして仕事をすることは大きなメリットがあります。

自分の実力が待遇に反映されやすい

メリットの4つ目は、自分の実力が待遇に反映されやすいことです。セールスエンジニアは技術的知識やコミュケーション能力などさまざまなスキルが必要な仕事であるため、対応できる能力や実力が必要です。

評価されるポイントには売り上げや顧客の満足度などがあり、売り上げの成果や満足度が良くなればそれだけ待遇もよくなります。成果や満足度が高いことは、顧客対応が優れているセールスエンジニアと判断されます。ただし、評価の方法は企業ごとで異なるため、評価されるポイントは成果や満足度だけではありません。

顧客の課題解決に深く貢献することができる

メリットの5つ目は、顧客の課題解決に貢献できることです。セールスエンジニアは、技術的な知識を活用して、クライアントの課題解決をすることが求められているため、課題解決を達成することで企業に貢献できます。

日頃からあらゆる問題に対して解決策を考えることで課題解決力を伸ばすことができます。クライアント側は抱えている課題を解決できるようにと依頼してくるため、解決したことが数値で分かるような結果が出たときには感謝されるでしょう。

技術領域・ビジネス領域双方で繋がりができ、次の仕事に繋がりやすい

メリットの6つ目は、技術領域・ビジネス領域双方で繋がりができることです。セールスエンジニアは技術領域もビジネス領域も対応できる仕事です。そのため、さまざまな人間関係のつながりができます。

多くのエンジニアやクライアントとつながることで新しい案件や仕事の領域も広がるでしょう。多くのつながりからさまざまな仕事に挑戦できるため、スキルアップできるメリットもあります。

セールスエンジニアに向いている人って?どんな人にオススメできるか

セールスエンジニアにはどのような人が向いているのでしょうか?ここでは、セールスエンジニアに向いている人を紹介します。

  • 技術だけでなく、ビジネス力もつけたいエンジニア
  • 技術のことを深く理解した営業マンを目指している人
  • インプットを継続的にできる人

技術だけでなく、ビジネス力もつけたいエンジニア

技術だけでなく、ビジネス力もつけたいエンジニアは、セールスエンジニアに向いています。セールスエンジニアが営業する場合、クライアントに対して技術的な説明と同時にビジネス関係の説明もしていかなくてはいけません。

提供する技術を採用することで、価格にどれだけ影響があるかも説明できるような人材が必要です。そのため、技術力もビジネス力もつけたいと考えている人がセールスエンジニアに向いているのです。

技術のことを深く理解した営業マンを目指している人

技術のことを深く理解した営業マンを目指している人は、セールスエンジニアに向いています。課題を抱えているクライアントに対して技術の提案をするため、幅広い知識が必要です。

さらに、最新の技術や知識を学習してクライアントに提案できるような人材が求められます。そのため、技術的な提案力を持ち合わせている人はセールスエンジニアに向いているでしょう。

インプットを継続的にできる人

インプットを継続的にできる人は、セールスエンジニアに向いています。セールスエンジニアは、常に新しい技術や知識をもってクライアントに製品やサービスを提供することが求められます。

そのため、時代とともに進化していくIT技術を学び続けるような継続力が必要です。そういったことから、インプットを継続的にできる人は、セールスエンジニアに向いています。

セールスエンジニアとして選択できるキャリアパスとは

セールスエンジニアは技術と営業を兼ね備えているため、キャリアパスの幅も広いことが特徴です。ここでは、エンジニア向けと営業向けに分けてキャリアパスを紹介します。

エンジニア軸

エンジニア軸には以下の3つのキャリアパスがあります。

  • システムエンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • プロダクトマネージャー

システムエンジニア

セールスエンジニアからのキャリアパスとしてシステムエンジニアという選択肢があります。システムエンジニアはクライアントの要望に対してシステムを設計する仕事です。セールスエンジニアに求められる技術力はシステムエンジニアとしても応用できるため、システムエンジニアはキャリアパスの選択肢の1つになるでしょう。

プロジェクトマネージャー

セールスエンジニアからのキャリアパスとしてプロジェクトマネージャーという選択肢があります。プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の管理をする仕事で、クライアントとの窓口になる業務をします。その中でクライアントに対してプロジェクトの提案や納期の交渉などをしなければなりません。

セールスエンジニアであれば、営業の際にクライアントとのコミュニケーションを経験しているため対応が可能です。そのため、プロジェクトマネージャーは、セールスエンジニアとして学んできたコミュニケーションスキルを活用できます。

プロダクトマネージャー

セールスエンジニアからのキャリアパスとしてプロダクトマネージャーという選択肢があります。プロダクトとは企業が販売する製品のことで、プロダクトマネージャーは製品の規格・開発・販売をする業務を行っています。

プロダクトマネージャーの業務では、ステークホルダー(利害関係者)とのコミュニケーションをすることが重要視されているため、コミュニケーション能力が必須であるセールスエンジニアからのキャリアパスは、おすすめできる職業の1つです。

営業

営業向けには以下の2つのキャリアパスがあります。

  • ITコンサルタント
  • セールスマネージャーとしてキャリアアップ

ITコンサルタント

セールスエンジニアからのキャリアパスとしてITコンサルタントという選択肢があります。ITコンサルタントは、企業の経営課題に対してシステムの提案やマネジメントを行う仕事です。

セールスエンジニアもビジネス的な観点での営業経験があるため、経営視点での仕事をする上では関係性があるでしょう。そのため、セールスエンジニアのキャリアパスとしてITコンサルタントも選択肢の1つです。

セールスマネージャーとしてキャリアアップ

セールスエンジニアからセールスマネージャーにキャリアアップすることが考えられます。セールスマネージャーは、責任者としてチームをまとめる業務が主な仕事です。セールスマネージャーはチームのリーダー的な存在であるため、セールスエンジニアとしてのスキルに加えて、マネージャーとしてのスキルが必要になります。

セールスエンジニアとして実績や経験がある人は、セールスマネージャーも目指してみましょう。

その他

その他、Webエンジニアにキャリアチェンジすることも選択肢としてあります。

Webエンジニアにキャリアチェンジ

セールスエンジニアからWebエンジニアにキャリアチェンジする方法も考えられます。WebエンジニアとはWebサイトやWebアプリケーションを開発するエンジニアのことで、システムの構築やWebサイトのコーディング、保守運用の仕事内容です。

Webエンジニアは、プログラマやディレクターなど他のエンジニアと仕事をするためコミュニケーション能力が必要です。さらにWeb業界は新しいサービスを提供することが多いため、常に新しい知識や技能を習得する必要があります。

これらの内容はセールスエンジニアが経験してきた内容と類似性があり、対応できると考えられるため、セールスエンジニアからWebエンジニアにキャリアチェンジすることも選択肢の1つになるでしょう。

まとめ

今回は、セールスエンジニアがきついといわれる実態や働くメリット、キャリアパスもあわせて紹介しました。セールスエンジニアはノルマやスケジュール管理が大変できついと言われがちな仕事ですが、テック領域とビジネス領域の両方で活躍でき、幅広く仕事ができる職業です。

セールスエンジニアに向いている人は以下の3つでした。

技術だけでなく、ビジネス力もつけたいエンジニア
技術のことを深く理解した営業マンを目指している人
インプットを継続的にできる人

上記の3つを目安にして、セールスエンジニアに向いているかどうか考えてみてください。

セールスエンジニアは、技術力やビジネス力が身につけば、キャリアの幅も広くなるため、今後の選択肢も増えていくでしょう。ぜひ本記事を参考に、選択できるキャリアパスが豊富なセールスエンジニアを目指してみませんか?

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