1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. 学習
  4. PdMに求められるスキルと年収とは?

PdMに求められるスキルと年収とは?

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス・副業案件検索サービスです。PdMのフリーランス・副業案件一覧をご覧いただけますのであわせてご確認ください。

はじめに

「PdM(プロダクトマネージャー)」とは、製品やサービスの開発・運営を担当する役職であり、プロジェクトの成功に直接関与する重要な役割です。

本記事では、PdMに求められるスキルとその年収について詳しく解説します。PdMの年収水準や業界別の相場、具体的な企業の年収事例を紹介します。

<この記事を読むとわかること>

  • PdMの年収水準や業界別の相場
  • 有名企業のPdMの年収事例
  • PdMに求められるスキルの種類

PdM(プロダクトマネージャー)の年収はどれくらい?

プロダクトマネージャー(PdM)という役職は、もともと製造業の現場から生まれた言葉です。近年、デジタル化の波が押し寄せるとともに、IT業界でもこの役職が増え、注目を集めるようになりました。

そのため、PdMの仕事は多岐にわたり、企業の成長を直接支える重要な役割を果たすため、その年収は一般的に高めに設定されています。また、PdMとしての経験とスキルが評価されるため、業界や企業、役職のレベルによって年収は大きく変動します。

PdM全体の平均年収はどれくらい?

全体の平均としては、PdMの年収は約700〜750万円となっています。PdMになるためには一定のキャリアと経験が必要とされ、その結果、平均年収は一般的な職種よりも高めに設定されています。特にIT業界で活動するPdMは平均年収が高く、全体の平均を押し上げる一因となっています。

しかし、業種によっては、平均年収が700万円に満たないことも珍しくありません。そのため、PdMを志す方は、自身のキャリアパスと目指す業界を明確にしておくことが重要です。

製造業・自動車業におけるPdMの年収相場

製造業や自動車業界では、PdMの年収は全体の平均よりも高い傾向にあります。特に自動車開発や自動車部品の製造・販売に携わるPdMの年収は、一般的に800万円からとなっています。

これは自動車製造に求められる専門知識や技術、さらには新しい製品開発のためのプロセス理解と創造力が評価されるためです。大手メーカーでは自動車の開発・研究部門でPdMの募集が多く、その評価と待遇が高いことも年収相場を押し上げる要因の一つとなっています。

その中でも、特に評価が高い、または実績が豊富なPdMであれば、年収1,000万円以上を見込むことも可能です。

IT・Web企業におけるPdMの年収相場

IT・Web企業におけるPdMの年収は、そのキャリアパスやスキルレベルにより大きく差が生じます。ここでは、それぞれのキャリアパス(ジュニア、ミッド、シニア、VPoE/VPoT/VPoP)における年収の相場を見ていきましょう。

ジュニアプロダクトマネージャー

ジュニアプロダクトマネージャーは、まだ業界経験が浅い段階で、必要なスキルセットを習得中の方々を指します。年収の相場はおおよそ400万円から500万円程度となります。

スキル習得の初期段階にあるため、年収は比較的低めですが、経験を積みスキルを高めることで、確実に年収を引き上げることが可能です。

プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーは、業界経験を数年積み、一定のスキルセットを習得している方々のことを指します。また、チームを率いてプロジェクトを主導する能力も一般的に求められます。そのため、その年収の相場はジュニアレベルより上昇し、約550万円から700万円となっています。

シニアプロダクトマネージャー

シニアプロダクトマネージャーは、高度なスキルセットを持ち、業界経験も豊富な方々を指します。複数のプロジェクトを同時に管理する能力や、組織全体の戦略立案に関与することが求められます。そのため、年収の相場はさらに上昇し、おおよそ800万円から1,000万円程度となっています。

VPoE / VPoT / VPoP

プロダクトマネージャーのキャリアパスの頂点に立つVPoE(Vice President of Engineering)、VPoT(Vice President of Technology)、VPoP(Vice President of Product)は、企業全体の製品開発を指導する立場にあります。

その役職に対する年収は、一流大学卒でエンジニアとしての10年以上のキャリアやステークホルダーとの調整交渉経験などが求められ、その年収の相場は日本円で大体1800万円から2500万円とされています。

特に日本の大手IT企業やベンチャー企業では、社員数1000人規模のメガベンチャークラスであれば、下限1,000万円〜上限1,500万円程度の年収を提示しているところもあります。

ただし、これらの役職に就くためには、深い技術知識と経験、そして優れたリーダーシップが必須となります。

<プロダクトマネージャーの年収一覧表>

役職 年収相場
PdM全体の平均 約600万円~700万円
製造業・自動車業のPdM 約500万円~800万円
IT・Web業界のPdM 約600万円~1,000万円
ジュニアプロダクトマネージャー 約400万円~500万円
プロダクトマネージャー 約550万円~700万円
シニアプロダクトマネージャー 約800万円~1,000万円
VPoE/VPoT/VPoP 約800万円~2,500万円

具体的な企業のPdM(プロダクトマネージャー)の年収はどれくらい?

PdM(プロダクトマネージャー)という職種は、その企業や業界、さらには個々のキャリアによって大きな差が生じることも珍しくありません。ここでは、Amazon、メルカリ、LINE、DeNA、リクルートといった大企業におけるPdMの年収について詳しく見ていきましょう。

Amazon

全世界の人々に利用される大手企業Amazon。AmazonのPdMの年収は、職種全体の相場を大きく超える800万円以上と言われています。

Amazonは世界規模のサービスを展開していることから、その規模や影響力に比例して高年収が実現しています。一方で、年収は本人の経歴や実力、ポジションにより大きく変動するのが特徴です。

つまり、成果次第では年収1,000万円を超える可能性も大いにあるでしょう。

メルカリ

フリマアプリ大手のメルカリでも、プロダクトマネージャーは重要な役割を果たしています。その年収は平均で750万円と、一般的なプロダクトマネージャーの平均年収に近い額です。

メルカリでは金融サービスの企画・開発・運用の指揮などが主な仕事内容で、その職務内容と評価に応じて年収は1,000万円以上にも上昇します。

LINE

次に、メッセージングアプリの大手企業であるLINE。こちらのプロダクトマネージャーの平均年収は650万円と、全体の中ではやや低めの範疇に入ります。

しかし、年収の決定にあたっては本人の実力や経歴を重視し、給与幅は400万円から900万円と非常に幅広く設定されています。また、LINEは社員食堂が無料で利用できたり、一部のサービス利用費が補助されるなどの福利厚生が充実しているため、年収だけでなく、これらの要素も評価するべきでしょう。

DeNA

IT業界における大手企業、株式会社DeNA。同社のプロダクトマネージャーの平均年収は約767万円となっています。調査対象者194名の年収範囲を見ると、最低でも420万円から最高で2250万円となっており、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まる同社ならではの広範な数字と言えるでしょう。

リクルート

そして、情報サービス業界の大手であるリクルート。プロダクトマネージャーの平均年収はなんと約1,000万円で、業界内でもトップクラスの高水準を誇っています。年収の幅は850万円から1,200万円と広く、その差は本人の経歴や評価によるものです。

リクルートではサービス開発を通じた「問題解決」能力が重視されるため、そこに対する評価が年収に反映されています。また、働き方の自由度が高く、フレックスタイム制やリモートワークなどの制度が充実していることも特徴として挙げられます。

これらの情報からもわかるように、プロダクトマネージャーの年収は企業やその規模、業界、そして個々の経験やスキルによって大きく異なります。

しかし、それぞれの企業が競争力を保つためにプロダクトマネージャーの重要性を認識し、その価値を年収に反映させていることは間違いありません。

<業界大手のPdMの平均年収一覧>

企業名 平均年収(円)
Amazon 800万
メルカリ 750万
LINE 650万
DeNA 767万
リクルート 1,000万

PdM(プロダクトマネージャー)に求められるスキルの種類とは

PdM(プロダクトマネージャー)は、製品の開発から市場投入までの一連のプロセスを統括し、その成功を牽引する役割を担う人材です。それぞれの製品が、独特の市場環境とユーザーのニーズに対応できるよう、プロダクトマネージャーは多岐にわたるスキルを必要とします。

ここでは、プロダクトマネージャーに求められる主要な6つのスキルと重要なフレームワークであるプロダクトマネジメントトライアングルについて具体的に解説します。

プロダクトマネジメントトライアングルの概要

プロダクトマネジメントトライアングルの概要

プロダクトマネジメント・トライアングルは、製品開発の三つの要素、つまりユーザー、開発者、ビジネスを表現したフレームワークです。

このフレームワークは、ユーザー満足度を追求しながらも開発の予算や人員を管理し、会社に収益をもたらす役割を持つプロダクトマネジメントの活動を促進し、三者間の関係を円滑にするためのものです。

PdMはユーザー、開発者、ビジネスの間の緊張関係を解決し、全てがバランスよく機能するようにしなければなりません。そのため、プロダクトマネジメントトライアングルの理念を理解し、現場で活用できるPdMは非常に高い市場価値を持っているといえます。

PdMを目指すのなら、このフレームワークはぜひとも習得しておきたいスキルといえるでしょう。

PdMのスキル①開発スキル・システム開発への理解とスキル

プロダクトマネージャーには、開発プロセスや技術的な側面に関する知識と理解が求められます。

システム開発の基礎知識やソフトウェア開発の流れについての理解は必須です。また、エンジニアとのコミュニケーションを円滑に行い、開発チームのニーズを把握し、開発プロジェクトを推進するスキルも重要です。

PdMのスキル②グロース・マーケティングへの理解とスキル

PdMにはグロースマーケティングへの理解とスキルも求められます。

顧客との関係性の構築やマーケティング戦略の立案、ユーザーエクスペリエンスの向上など、成長を促進するための戦略を立てる必要があります。グロースマーケティングの手法やデータ分析、マーケティングツールの活用についての知識も必要です。

グロースマーケティングとは?

グロースマーケティングは、企業や事業、サービス、製品の持続的な成長を追求するマーケティング手法です。

顧客との関係性の強化を重視し、顧客理解、顧客体験、顧客満足、エンゲージメントの視点を大切にします。ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を最大化するために、顧客のニーズや行動を分析し、改善を繰り返します。

つまり、グロースマーケティングとは、最小限のコストでプロダクトやサービスを開発・提供し、顧客のフィードバックをもとに進化させながら、本当に必要な価値を提供する手法です。

PdMのスキル③プロジェクトマネジメントスキル

プロダクトマネージャーは、プロジェクト全体を効果的に管理するスキルも持っている必要があります。

スケジュール管理、リソースの適切な配分、タスクの優先順位付けなど、プロジェクトの進行を円滑にするための能力が求められます。さらに、リスク管理や問題解決能力も必要です。

PdMのスキル④デザインスキル

プロダクトのユーザーエクスペリエンス(UI)を向上させるためには、デザインスキルも重要です。

ユーザビリティやユーザーインターフェースの設計に関する知識や経験が求められます。デザインの基礎を理解し、ユーザーのニーズに合った使いやすいプロダクトを提供するために、デザイナーとの協力やデザインのフィードバックも行います。

求められるデザインスキルのレベル

PdMにはデザインスキルが求められます。以下は、デザインスキルのレベルの一例です。

  • Lv.1: デザイン作成に必要なツールを扱うことができる
  • Lv.2: ペルソナを定義できる
  • Lv.3: ウェブサイト作成の基本を知っている
  • Lv.4: 意図する印象を与える表現がつくれる
  • Lv.5: サイト全体のIA(Information Architecture)を設計できる

PdMにとって最も重要な仕事は「最高のユーザー体験を設計すること」です。デザインの視点を持つことで、知識と能力を活用し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる能力が求められます。

PdMのスキル⑤ビジネス戦略・スキル

プロダクトマネージャーは、ビジネス戦略の立案やビジネスモデルの理解が求められます。

市場のトレンドや競合状況を把握し、プロダクトの位置付けや差別化戦略を策定する能力が必要です。また、収益性やROI(投資対効果)の最大化に向けた戦略的な意思決定を行い、ビジネス目標の達成に向けてプロダクトを導く役割も担います。

PdMのスキル⑥ドメイン理解

プロダクトマネージャーは、自身が担当するプロダクトのドメインに関する理解も必要です。

特定の業界や市場におけるトレンドやニーズ、競合他社の状況などを把握し、プロダクトの戦略的な方向性を決定します。ドメイン知識を持つことで、チームとのコミュニケーションやビジネス上の意思決定がスムーズに行えます。

以上が、プロダクトマネージャーに求められるスキルの種類です。これらのスキルを備えることで、PdMはプロダクトの成長や成功に寄与する役割を果たすことができます。

<PdMに求められるスキルまとめ>

スキルの種類 重要なポイント
開発スキル・システム開発への理解 技術的な知識とスキルを持ち、製品の開発に関与できる能力
グロース・マーケティングへの理解 ユーザーの獲得とエンゲージメントを促進するためのマーケティング戦略に理解を持つ能力
プロジェクトマネジメントスキル プロジェクトの計画、実行、制御を行い、期限や予算の管理を効果的に行える能力
デザインスキル ユーザー体験を理解し、UI/UXの改善と製品のビジュアル化を行える能力
ビジネス戦略・スキル ビジネス全体像を把握し、競合分析や市場調査に基づいて戦略的な意思決定を行える能力
ドメイン理解 業界の特性や規制、競争状況を理解し、製品戦略に反映させる能力

PdM(プロダクトマネージャー)に必須なジェネラルなスキル

PdM(プロダクトマネージャー)として成功するためには、さまざまなジェネラルスキルが求められます。ここでは、主要なスキルについて詳しく紹介します。

プロジェクトマネジメントスキル

PdMは、プロジェクトを計画し、スケジュールを管理し、リソースを適切に割り当てる能力が求められます。

プロジェクトの目標を明確にし、タスクを追跡し、プロジェクトの進捗状況を管理することが重要です。また、リスク管理やコミュニケーションスキルも必要です。

下記に、プロジェクトマネジメントスキルで必要な能力をさらに深堀して説明します。

課題発見力と優先度をつけた開発要件への落とし込み

PdMは、市場の課題やユーザーのニーズを的確に把握し、それを製品やサービスの開発要件に反映させる能力が求められます。

市場調査やユーザーインタビューを通じて課題を見つけ出し、それを優先度付けして開発要件に落とし込むことが重要です。また、ユーザビリティテストやフィードバックの収集を通じて製品の改善に取り組むことも必要です。

理解力・考察力

PdMは、複雑な業界や技術について理解を深める必要があります。

新しいトレンドや市場の変化に敏感であり、それを考察して戦略を立てることが重要です。また、データや情報を分析し、意思決定に活用する能力も求められます。競合分析や市場動向の把握にも注力することが必要です。

各部とのコミュニケーション・調整

PdMは、エンジニア、デザイナー、マーケティング担当者、顧客など、さまざまな関係者と円滑にコミュニケーションを取り、プロジェクトを調整する能力が求められます。

効果的なコミュニケーションや調停能力を活かし、チームメンバーとの協力を促し、プロジェクトの進行を円滑にする役割を果たします。また、ステークホルダーとの関係構築や期待管理も重要な要素です。

ビジネス戦略・スキル

PdMは、製品やサービスのビジネス戦略を策定し、組織全体に浸透させる役割を果たします。これには市場の分析や競合状況の把握、顧客ニーズの理解などが必要です。また、ビジネス戦略を具体的なプロジェクトに落とし込み、目標設定や成果評価を行います。

下記に、ビジネス戦略・スキルについて更に深堀して説明します。

ビジョン策定と組織への浸透

PdMは、長期的なビジョンを策定し、それをチームや組織に明確に伝えることが求められます。

ビジョンは製品やサービスの方向性を示し、チームメンバーのモチベーションを高める重要な要素です。ビジョン策定には市場トレンドや顧客ニーズの予測、技術の進化などを考慮して戦略的な展望を描く必要があります。

また、ビジョンを組織全体に浸透させるためには、上層部との連携やプレゼンテーションスキルも必要です。

P/LやB/S、C/Fなどの理解(財務諸表・経営知識)

PdMは、ビジネスの観点から製品やサービスの成功を追求するために財務諸表や経営指標の理解が求められます。

そのために、P/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)、C/F(キャッシュフロー計算書)などの財務諸表を理解し、ビジネスの健全性や成果を評価する能力を持ちあわせておかねばなりません。

これにより、収益性の向上や資金の効果的な活用、財務リスクの把握と対策などを行い、事業の持続的な成長を実現する必要があります。

PdM(プロダクトマネージャー)に求められるテクニカルなスキル

PdM(プロダクトマネージャー)には、幅広いテクニカルなスキルが求められます。これらのスキルを持つことで、プロダクトの開発プロセスを効果的に管理し、チームとの協力関係を構築することができます。

ここでは、具体的なテクニカルスキルについて詳しく解説します。

開発スキル・システム開発への理解とスキル

開発スキルは、プロダクトの開発において必要な技術やツールを理解し、適切に活用する能力です。また、システム開発への理解とスキルは、ソフトウェアやハードウェアの基本的な構造や要素について深い理解を持つことを指します。

これにより、開発チームとのコミュニケーションが円滑に行え、問題解決や意思決定において的確な判断ができます。

ネットワーク・サーバー・フロント・バックエンドなどシステム上流工程の理解

システム上流工程の理解は、プロダクトの開発プロセスにおける重要な要素です。

ネットワークやサーバー、フロントエンドやバックエンドなどのシステム上流工程に関する知識と理解を持つことで、要件定義や基本設計、詳細設計などの活動に積極的に関与できます。また、開発チームとの協力や技術的な相談にも対応できるでしょう。

要件定義・基本設計・詳細設計など

要件定義、基本設計、詳細設計は、プロダクト開発の基盤となる工程です。PdMは、プロダクトの要件を明確に定義し、開発チームに適切に伝える役割を果たします。

要件定義では、ユーザーのニーズや要求事項を把握し、開発に反映させます。基本設計では、システムの概要や構造を設計し、詳細設計では、具体的な機能や画面設計などの詳細を定義します。

これらの工程において、PdMは技術的な視点から積極的に関与し、開発チームとのコミュニケーションを図りながら、要件を明確化し、システムの設計に貢献しなければなりません。

各言語のプログラミングスキル

プロダクトマネージャーにとって、各言語のプログラミングスキルは重要な要素です。

開発チームとの円滑なコミュニケーションや技術的な相談において、基本的なプログラミング言語の知識と理解は、ある程度持ちあわせておかねばなりません。

特定の言語に精通する必要はありませんが、基礎的な構文や制御構造、データベース操作などを理解していることが望ましいです。これにより、開発プロセスの理解や技術的な判断が円滑に行えます。

下記に、2022年第一四半期において使用率が高いプログラミング言語を、ランキング形式で紹介するので、ぜひ参考にしてください。

流行りのプログラミング言語10選
  1. JavaScript: ウェブ開発において広く使用され、フロントエンドやバックエンドの開発に適しています。
  2. Python: シンプルな文法と多様な用途のため、データサイエンスや機械学習、Web開発など幅広い領域で利用されています。
  3. Java: クロスプラットフォームのアプリケーション開発やビッグデータ処理に優れた言語です。
  4. PHP: ウェブ開発のために特化した言語で、多くのウェブサイトやアプリケーションで利用されています。
  5. CSS: ウェブデザインにおけるスタイルシート言語で、ウェブページの外観やレイアウトを制御するために使用されます。
  6. C#: Windowsアプリケーションやゲーム開発に適したプログラミング言語です。
  7. C++: パフォーマンス重視のアプリケーションやシステム開発に広く利用されています。
  8. TypeScript: JavaScriptのスーパーセットで、静的型付けや大規模なプロジェクトの管理に役立ちます。
  9. Ruby: シンプルで読みやすい文法を持つ言語で、Webアプリケーション開発やスクリプト作成に適しています。
  10. C: システムプログラミングや組み込みシステムの開発に使用される低レベルの言語です。

まとめ

本記事では、PdM(プロダクトマネージャー)に求められるスキルと年収について詳しく解説しました。PdMの役割や責任、年収の一般的な水準や業界別の相場を把握することができたかと思います。

今後、PdMの需要はますます高まると予想されます。デジタルトランスフォーメーションの進展や新たなテクノロジーの登場により、製品やサービスの開発が重要な競争要素となっているからです。

PdMとしては、常に最新のトレンドや技術動向にアンテナを張り、スキルのアップデートを続けることが求められます。

この記事が、PdMの役割や年収について理解を深める手引きとなれば幸いです。

SNSシェア
CATEGORY
学習
TAGS
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。