1. TOP
  2. エンスタマガジン
  3. フリーランス
  4. ゲームエンジニアのフリーランス案件動向と単価相場とは?具体的な案件も合わせて紹介

ゲームエンジニアのフリーランス案件動向と単価相場とは?具体的な案件も合わせて紹介


はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

コラムページでは、ITフリーランスに向けてお役立ち情報を発信します。Twitterではホットな案件を紹介してまいりますので、ぜひフォローをお願いいたします!
本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。

エンジニアスタイルは、最高単価390万円、国内最大級のITフリーランス・副業案件検索サービスです。ゲームエンジニアのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

はじめに

「フリーランスのゲームエンジニア案件・求人の動向は?」

「フリーランスのゲームエンジニアに求められるスキルは?」

「ゲームエンジニアのフリーランス単価相場と具体的な案件は?」

上記のような悩みを解決します。

今回は、ゲームエンジニアのフリーランス案件動向と単価相場や具体的な案件を紹介します。本記事では、ゲームエンジニアのフリーランス単価相場と具体的な案件を紹介しているため、実際に求められるスキルや需要がわかります。さらに案件の探し方も紹介しているため、具体的にどこで案件を獲得していけば良いか分かります。

フリーランスのゲームエンジニア案件・求人の動向

フリーランスのゲームエンジニア案件・求人の動向について、紹介します。

前提:ゲームエンジニアに需要はあるのか

ゲームエンジニアに需要がある原因として2つのことが挙げられます。

  • スマートフォンゲームの需要
  • VR・メタバースなどの新規ゲームの台頭

スマートフォンゲームの需要は増加

1つ目はスマートフォンゲームの需要が増加していることです。スマートフォンゲームは、アプリをダウンロードすることで誰でも手軽に遊ぶことができるため、参入しやすいのが特徴です。ゲームのジャンルも豊富で、スマートフォンを持っている人であればすきま時間にできるため、ゲームをする人も増えています。

顧客を集めるためにさまざまなジャンルでゲームを開発しており、ゲームを開発できるエンジニアが求められています。最近のスマートフォンアプリでは機能の高いものを求められることもあり、ゲームエンジニアの技術が必要となるのです。

VR・メタバースなどの新規ゲームの台頭

2つ目は、VR・メタバースなどの新規ゲームが登場していることです。VRやメタバースなど仮想空間でできるゲームに人気が出てきています。仮想通貨関連のNFTゲームやそれに関係するメタバース空間で大企業が参入しているなど、ゲーム業界だけでなく、仮想通貨業界も参入してきています。

ゲーム好きな人だけでなく、稼ぐ目的で参入してくるプレイヤーも増えてくると思われるため、今後も需要は高まってくるでしょう。

フリーランスのゲームエンジニア案件の種類

フリーランスのゲームエンジニアの仕事内容として企画・制作・デバック・運用があり、案件としては、大きく分けて2種類あります。

  • ゲーム企画書・仕様書に沿ったゲーム開発
  • デバック

ゲーム企画書・仕様書に沿ったゲーム開発

1つ目は、ゲーム企画書・仕様書に沿ったゲーム開発です。ゲームエンジニアやプロデューサー、ディレクターで打ち合わせを行い、ゲームの方向性やスケジュールなどを設定し制作に入ります。

ゲームに関わる他の専門的なエンジニアと協力して、グラフィックから音楽、動作まで制作していきます。ゲームエンジニアにはプログラムなど技術的な部分が求められています。

デバッグ

2つ目は、デバッグです。デバッグとは、ゲームを開発した後、設計どおりに動くのかをチェックする作業のことです。テストを何回もして、バグが見つかり次第プログラムを修正します。

ゲームを正常に運用させるためには、デバッグを何回もする必要があり、運用が開始してから、できる限り不具合が生じないようにします。実際に求められているゲームエンジニアの案件にも「デバッグ経験者」や「デバッグ管理」などの条件を提示されている案件もあります。

フリーランスのゲームエンジニアに求められるスキルとは

フリーランスのゲームエンジニアに求められるスキルとして以下の6つがあります。

  • ゲーム開発における実務経験
  • ゲームエンジンを活用した開発経験
  • プロジェクトマネジメントの経験
  • 上流工程の経験
  • インフラ周り・保守の知識と経験
  • セキュリティの知識と経験

フリーランス案件が見つけられる最低限のスキル:ゲーム開発における実務経験

求められるスキルの1つ目は、ゲーム開発における実務経験です。フリーランス案件が見つけられる最低限のスキルとして、ゲームで使用される言語であるJavaやC#、C++、Swiftなどのプログラム言語を利用してゲーム制作できる技術が大切です。

このような実務経験があることで、さまざまなゲームに対応できるため、ゲーム開発における実務経験が必要になります。

ゲームエンジンを活用した開発経験

求められるスキルの2つ目は、ゲームエンジンを活用した開発経験です。ゲームエンジンとはゲームが作りやすいように各ツールが組み込まれているもので、効率良くゲームが制作できます。そのゲームエンジンを使用したことがあれば、さまざまなゲームに対応できるため、以下のようなゲームエンジンを利用した経験が必要になります。

  • Unity
  • Unreal Engine
  • GameMaker
  • Godot
  • Cocos2d-x

プロジェクトマネジメントの経験

求められるスキルの3つ目は、プロジェクトマネジメントの経験です。ゲーム制作でのプロジェクトマネジメントは、開発の要件定義・開発チーム作り・予算やスケジュール管理が求められます。

このような内容を経験しておくことで、開発への戦略やチームを組むときのコミュニケーション、運用する費用などさまざまな視点からゲーム制作の管理ができます。そのため、制作現場ではプロジェクトマネジメントの経験も必要です。

上流工程の経験

求められるスキルの4つ目は、上流工程の経験です。ゲームエンジニアの仕事は企画・設計・デバッグ・運用であり、ゲームを制作する始めの工程に携わる経験があることで、仕事の幅が広くなります。

1つのゲームプロジェクトを企画から制作まで取り組める経験があれば、企画・提案・設計の工程でユーザー目線を意識したゲームを作ることが可能です。

インフラ周り・保守の知識と経験

求められるスキルの5つ目は、インフラ周り・保守の知識と経験です。ゲーム機周りの通信に関する知識やサーバー構築・設定ができるスキルは重要です。とくにTCP/IPの技術はオンライン対戦や通信を利用する場合に必要なため、ネットワーク接続に関する経験が必須です。

知識や技術があることで、ネットワークやサーバーのトラブルの際にも対処できるようになるため、インフラ周り・保守の知識と経験は重要になります。

セキュリティの知識と経験

求められるスキルの6つ目は、セキュリティの知識と経験です。ゲームを運用する前に、ゲームソフト内で問題が起きないように、セキュリティーチェックを行います。

ユーザーがゲームをプレイしている場合に問題が起こってしまうと、ユーザーへの信用度が落ちます。そうならないためにも、運用前にはセキュリティを強化することが大切なため、セキュリティの知識や経験のスキルがになります。

ゲームエンジニアのフリーランス単価相場と具体的な案件を紹介

ここでは、ゲームエンジニアのフリーランス単価相場と具体的な案件を紹介します。

フリーランスのゲームエンジニアの平均年収

エンジニアスタイルでは、ゲームエンジニアのフリーランスの全体の案件数が6051件で、単価相場は平均単価が65万で最高単価200万円です。単価60万円〜単価70万円のフリーランス案件・求人数は1,554件で案件の中で一番多い価格帯です。単価100万円以上のフリーランス案件・求人数は105件もあるため、単価の高い案件もあることが分かります。

フリーランスのゲームエンジニアの具体的案件

エンジニアスタイルでのフリーランスのゲームエンジニアの具体的案件として、以下のようなものがあります。


案件名 【メタバース/リモート】Unityエンジニア募集
仕事内容 ・バーチャルマーケットをはじめとするエンド企業のVRコンテンツにおけるギミックの開発や、VRアプリケーションの開発、エンド企業で提供するコンテンツの開発を行います。
必要なスキル 【必須スキル】
・Unity開発経験3年以上
・スマホアプリ開発経験(iosまたはAndroid)
・メタバースのユーザー経験がある方
※WebGLベースのメタバースをプロダクトとして使っているため
【歓迎スキル】
・C++の開発経験
想定年収 720万円


案件名 Unity VR動画配信サービスのアプリ開発
仕事内容 VR動画配信サービスのアプリ開発・運用業務を担当していただきます。
・VR動画アプリの設計/実装/リファクタリング
・フレームワーク・ライブラリ等の検証・導入および運用
・Unity開発プラットフォームの進化に伴う影響調査・対応
・アプリエンジニアの育成
必要なスキル ・Unity製アプリのプロジェクトにおいて、開発・保守・運用に携わった経験
・Unity向けプラグイン、ライブラリ、パッケージに関する理解
想定年収 780万円


案件名 【PHP/Python/Go】人気IPタイトルにおけるサーバーサイド開発|リモート
仕事内容 書籍やアニメで人気のIPタイトルにおけるサーバーサイド開発に携わっていただきます。
必要なスキル ・LAMP環境での開発経験
・フレームワークを用いての開発経験がある方
・Linux,Unix,HTTP,およびSQL/RDBMSに関する知識
・スマートフォン向けネイティブアプリゲーム開発において、中~大規模な新規案件に、設計~運用まで携わった経験
・リードエンジニアとしてのマネージメントの経験(尚可ですが、同等レベルの方を募集しております)
想定年収 960万円


案件名 【AWS】新規Webブラウザ向け競馬シミュレーションゲーム開発
仕事内容 ・ガチャ,ショップ等のゲーム用APIの設計,開発
・CMS用APIの設計,開発
必要なスキル ・AWS,GCP,Azure等のクラウドサービスを用いたサービス構築経験
・コンパイル言語(C#,Java,Go等)によるゲームサーバーの実装経験
・テーブル設計経験
想定年収 660万円


案件名 【Unity/リモート可】ゲーム開発におけるクライアントエンジニア
仕事内容 クライアント開発、または新規サービスの設計・開発が主な仕事内容です。志向や適性に応じて、企画フェーズから関わって設計リードや、ユーザーの行動計測・分析・改善などをお任せします。
必要なスキル ・スマホゲーム開発実務経験 3年以上
・iOS, Android のネイティブアプリに関する知識がある方
・AppStore, GooglePlay などのプラットフォームに関する知識がある方
・パフォーマンスチューニングの経験がある方
・業務効率化や技術的アプローチでの品質担保(CI/CD、テストやSASTの自動化など)の実績がある方
・セキュリティやチートに対する知見がある方
・Unityエディタ拡張の開発経験がある方
・モバイル向けシェーダーの開発経験がある方
・サーバーサイド(RubyOnRails)に関する知識がある方
想定年収 720万円

フリーランスのゲームエンジニアになるメリットとデメリットとは

フリーランスのゲームエンジニアになると、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?詳しく説明します。

フリーランスのゲームエンジニアになるメリット

  • 需要も高く報酬相場も高いため、稼ぐことができる
  • ゲームエンジニアとしてスキルアップし、希少性を高めることができる
  • ユーザー視点に立ったゲーム開発を推進できる

需要も高く報酬相場も高いため、稼ぐことができる

メリットの1つ目は、需要も高く報酬相場も高いため、稼げることです。エンジニアスタイル東京ではフリーランスのゲームエンジニアの1つの平均単価が65万円と高く、スキルや経験を積むことで100万円超えの案件も獲得できるようになるため、メリットがあります。

ゲームエンジニアの報酬はゲームの売り上げが収入に関係しており、スマホなどのアプリはアップデートの関係も売り上げに期待できるため、収入も増えていきます。さらに、Unity認定試験など持っている資格やアプリの開発経験があることで案件が獲得しやすくなるため、収入が高くなります。

今後のゲーム業界の需要も多くなると考えられるため、仕事の案件がなくなることもないでしょう。

ゲームエンジニアとしてスキルアップし、希少性を高めることができる

メリットの2つ目は、希少性を高められることです。近年、IT技術が発展しておりVR・ARなどの新しいゲームが出てくる可能性もあるため、ゲーム業界の需要は伸びてくると考えられます。とはいえ、新しい技術に対応できるゲームエンジニアはあまりいないのが現状です。

そのため、ゲームエンジニアとしてスキルアップすることで、新しい技術を搭載したゲームに対応できるため、希少性が高くなります。ゲームエンジニアにとって具体的なスキルや資格として以下のようなものがあります。

ゲームエンジニアに必要なスキルや資格

  • 基本情報技術者
  • Unity認定試験
  • CGエンジニア検定
  • スマホアプリ開発経験
  • バックエンドの開発経験
  • AR・VR関連の知識や経験

ユーザー視点に立ったゲーム開発を推進できる

メリットの3つ目は、ユーザー視点に立ったゲーム開発を推進できることです。ゲームはプレイする楽しみを知ることで、ゲームをどのように作れば良いか分かります。自分がどのようなゲームをプレイしたいか考えながら、ゲーム開発ができる点はメリットです。

さらに、ゲームをするユーザーの反応も口コミやアクセス数、ダウンロード数などで確認でき、ゲームのメリットやデメリットを確認できるため、どういうゲームを求めているかわかります。そのため、良いゲームを開発する上で参考になります。

フリーランスのゲームエンジニアになるデメリット

  • シンプルに人手不足による多忙
  • 急なトラブル対応が多い
  • 開発者目線になりゲームを楽しめなくなってしまう

シンプルに人手不足による多忙

デメリットの1つ目は、人手不足によって忙しいことです。ゲーム業界は常に新しい技術が投入されることが多いため、学び続けなくてはなりません。学ぶにしても時間がかかり、すぐに即戦力になるような人材が少ないため、開発に際して人手不足になります。

そのようになることで、一人で抱える業務内容が多く、時間がかかるため多忙になります。スキルを持っている人は、その人にしかできない作業のため、忙しくなるデメリットがあります。

急なトラブル対応が多い

デメリットの2つ目は、急なトラブル対応が多いことです。ゲームを運営していく中で、気づかなかった問題やバグが発生することがあり、急いで対応しないといけない場合があります。とくにお金をかけてゲームをしているユーザーもいるため、急なトラブルでゲームが進行できないような状態になると、ゲームのファンも減ってしまいます。

ゲームの運営中にトラブルが起きると、早急に対応する必要があり、休日や深夜でも業務をしなければならないことがデメリットです。

開発者目線になりゲームを楽しめなくなってしまう

デメリットの3つ目は、開発者目線になりゲームを楽しめなくなってしまうことです。ゲームを楽しんでプレイしているはずなのに、ゲームの細かいプログラムが気になるなどゲーム内部の要素や構成を考えてしまうことがあります。その場合、開発者目線になり、ゲームを純粋に楽しめなくなることがデメリットになります。

ゲームエンジニアのフリーランス案件の探し方とは

ゲームエンジニアのフリーランス案件には以下の4つの探し方があります。

  • フリーランスエージェントを活用する
  • 友人や過去に所属していた企業や取引先からのリファラル
  • SNSを活用して案件募集・営業する
  • フリーランス案件一括比較サイト「エンジニアスタイル東京」を活用する

フリーランスエージェントを活用する

フリーランスエージェントを活用して、ゲームエンジニアのフリーランス案件を探してみましょう。フリーランスエージェントは、扱っている案件に違いがあるため、さまざまなフリーランスエージェントで案件を探してみることが大切です。

友人や過去に所属していた企業や取引先からのリファラル

友人や過去に所属していた企業や取引先から紹介してもらいましょう。今まで仕事をしていた知り合いや紹介してくれそうな友人を頼ってみるのも1つの方法です。

友人や元同僚などの紹介であれば、相手先とも話もしやすいこともあり案件が獲得できるかもしれません。人から人へと伝わることもあるので、さまざまな知り合いに案件を聞いてみましょう。

SNSを活用して案件募集・営業する

SNSを活用して案件募集や営業をしてみましょう。SNSを活用してSNS内で案件募集を探してみるのも1つの方法です。ツイッターやインスタ、ブログでもいいでしょう。

自分でできることや今までやってきた実績やポートフォリオを載せるなどして案件を募集または営業をしてみましょう。発信しつづけていることで、思わぬところからオファーがあるかもしれません。

フリーランス案件一括比較サイト「エンジニアスタイル」を活用する

フリーランス案件一括比較サイト「エンジニアスタイル」を活用してみましょう。優良エージェントの案件を一括で比較・検索できるため、自分にぴったりの案件を探しやすいのが特徴です。

今回、主題であるゲームエンジニアの案件は6051件あるため、探している案件が見つかるかもしれません。ぜひ、エンジニアスタイル東京でゲームエンジニアの案件を探してみましょう。

まとめ

今回は、ゲームエンジニアのフリーランス案件動向と単価相場や具体的な案件を紹介しました。まとめると以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 今後も需要が高まる可能性がある業界
  • ゲーム開発における実務経験が必要
  • インフラ周りや保守、セキュリティの知識・経験が必要
  • 需要も高く報酬相場も高いため、ゲームエンジニアは稼ぐことが可能

ゲームエンジニアは、スキルや経験も必要ですが、メリットも大きく今後も成長が期待できるゲーム業界です。ゲームエンジニアとしてスキルを高めるためにも多くの案件を探してみましょう。

SNSシェア
新規会員登録エージェントとの初面談1社につきAmazonギフト券3,000円分全員にプレゼント!

あわせて読みたい関連記事


おすすめ&新着求人・案件


各種SNSで情報を
発信中フリーランスで働くエンジニアに役立つ情報を発信しています。
フリーランス求人・案件の選び方や注意点、単価を上げるコツなどをエンジニアスタイルの編集部が発信しています。
フォロー・友達に追加していただき最新の情報をGETしてください。