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Rustとは?言語の特徴と採用している企業やサービスを紹介


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はじめに

「Rustってどんな特徴の言語なの?」と「Rustが使われている活用事例は?」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

Rustは、Mozilla社から生まれたプログラミング言語で、その高い処理速度や安全性、優れたメモリ効率などにより、C言語・C++に代わる新しい言語として注目されています。

この記事では、Rustの基本的な特徴から、具体的な使用例、さらにはフリーランス案件とその平均単価まで、Rustについて幅広く解説します。

読むことでRustの理解が深まり、どのように活用できるのか具体的なイメージを持つことができるでしょう。

スキマ時間にさっと読める内容になっており、最新のITトレンドを把握するための一助となること間違いありません。

Rustに興味がある方はもちろん、新たなスキルを学びたいプログラマーにもおすすめの記事です。

<この記事を読むとわかること>

  • Rustの起源と背景
  • Rustの言語としての主な特徴
  • Rustで開発するのに適した、または不適な領域
  • Rustを採用している企業や具体的なサービス、フリーランス案件とその平均単価

Rustというプログラミング言語について

近年、プログラミング言語の世界で新たな風を吹き込んでいる言語が「Rust」です。

近代的な機能と高いパフォーマンス、そして安全性を兼ね備えたRustは、既存のプログラミング言語の持ついくつかの課題を解決することを目指して設計されました。

まず最初に、そんなRustがどのような経緯で生まれ、そして活用されているのかを詳しく解説していきます。

Rustは2006年にMozilla社員のグレイドン・ホアレ氏が個人的にプロジェクトをスタートしたことがきっかけ

現在、世界中の開発者から高い評価を受けているプログラミング言語Rustの原点は、Mozilla社員であったグレイドン・ホアレ氏が発起したプロジェクトへと遡ります。

2006年、ホアレ氏は自身のビジョンを形にするため、新しいプログラミング言語の開発を開始しました。

ホアレ氏が目指したのは、システムの安全性と速度、そして並行性を高める言語の構築でした。その結果生み出されたのが、Rustという高いパフォーマンスを発揮する新時代のプログラミング言語です。

ホアレ氏のこのプロジェクトは、Mozilla社の注意を引き、後にMozilla社から公式に支援を受けることとなります。

こうして、Rustは急速に成長し、世界中の多くの開発者から支持を得るまでに至りました。

Mozilla社からの本格支援を経て、2015年に安定版が公開

Mozilla社からの本格的な支援を受けることにより、Rustの開発は大いに進展することになります。

Mozilla社は、Rustの開発に多額の資金を投じ、自社のFirefoxをRustに書き換えるプロジェクトなどを推し進め、Rustの普及に専念します。

その結果、2006年のプロジェクト開始から約9年後の2015年に、Rustの初の安定版、Rust 1.0が公開されることとなりました。このリリースは、プログラミングコミュニティ全体で大きな話題となり、Rustは一躍注目の言語となりました。

安定版の公開以降も、Rustの開発は止まることなく続けられ、新機能の追加やパフォーマンスの改善が行われています。

これにより、Rustはますます成熟した言語として開発者の間で広く使われるようになり、その有用性と影響力を増しているのです。

Rustの出現は、プログラミング言語の歴史において新たな一章を切り開いたと言えるでしょう。

C言語・C++に代わるプログラミング言語と言われている

Rustは、C言語やC++のような従来のシステムプログラミング言語に新たな選択肢を提供し、それらに代わる言語として注目を浴びています。

C言語やC++は、そのパフォーマンスの高さや直接的なハードウェア制御能力により、長年にわたりシステムレベルのプログラミングで広く使われてきました。

しかし、メモリ管理に対する厳格な要求を開発者に課し、これが原因で起こるメモリリークやデータ競合といった問題が開発者を悩ませてきました。

ここに登場したのがRustです。

Rustは、C言語やC++が提供する高レベルプログラミングの能力を保ちつつ、革新的なメモリ管理手法を導入してこれらの問題を軽減することに成功しています。

特に、「所有権(Ownership)」と「借用(Borrowing)」という概念を導入することで、コンパイル時にメモリ安全性を保証したことは非常に画期的だったといえるでしょう。

また、Rustはモダンな言語機能を多数提供しており、コードの読みやすさや保守性を向上させています。これにより、開発者はより直感的で、かつ安全なコードを効率的に書くことが可能になりました。

これらの特徴から、Rustは従来のC言語やC++に代わる新しいシステムプログラミング言語として、開発者からの支持を集めています。

Rustの言語としての特徴

Rustは、システムプログラミング言語として多くの魅力的な特性を持っています。

その特性の中でも特に注目すべきは、その処理速度の速さ、高い安全性、並行処理能力、メモリ効率の良さ、そして不正なデータアクセスの防止といった特性です。

これらの特性により、Rustは開発者から幅広く支持され、様々な分野で活用されています。

以降では、それぞれの特性について具体的に掘り下げていきます。

処理速度が早い

Rustは、パフォーマンスの高さで有名です。

C言語やC++と同等の高速な実行速度を実現しており、これは、Rustが高レベルのシステムプログラミング言語であり、最適化に優れたコンパイラを有しているからです。

これにより、リアルタイムシステムやゲームエンジン、オペレーティングシステムなど、パフォーマンスが極めて重要となる領域でも、Rustはその力を発揮できます。

また、Rustのコンパイラはコードの最適化に優れており、開発者は効率的で高速なコードを生成できます。

例えば、CPUリソースを最大限に活用した高パフォーマンスなアプリケーション開発などで特に有効です。

安全性が高い

もう一つのRustの特徴として重要なのが、その安全性です。

Rustはメモリ管理における「所有権(Ownership)」と「借用(Borrowing)」という革新的な概念を導入することで、メモリ安全性を保証しています。

このメモリ管理の仕組みにより、Rustはメモリリークやデータ競合といった一般的なプログラミングエラーをコンパイル時に防ぐことができます。

これは、開発者が安全なプログラムを構築する際に非常に重要で、バグによるシステムのクラッシュやセキュリティホールを大幅に減らすことが可能です。

並行処理が可能

3つ目のRustの特徴は、並行処理が可能なことです。

現代のコンピュータは多くの場合、マルチコアやマルチスレッドの設定を持っています。それに対応するために、プログラミング言語は並行処理と並列処理を効果的に扱う機能が求められます。

Rustはこれに対応しており、エラーを引き起こしやすい並行処理や並列処理を、安全かつ効率的に行うための豊富な機能を有しています。

これは特に、マルチコアのCPUをフルに活用した高性能なアプリケーションを開発する際には非常に有効的です。

メモリ効率が良い

4つ目のRustの特徴は、メモリ効率が優れていることです。

Rustは、メモリ使用量の最小化という目標を達成するために、ユニークな所有権とライフタイムの概念を採用しています。

この概念により、開発者はメモリ使用を細かく制御し、メモリリークを防ぐことが容易になります。

これはリソースが限られた環境、例えば組み込みシステムや大規模なウェブアプリケーションにおいて、非常に有用です。

不正なデータアクセスをコンパイル時に防止

最後に紹介するRustの特徴は、不正なデータアクセスをコンパイル時に防止できることです。

Rustはメモリ安全性を重視した設計を採用しています。この設計によって、コンパイラがコンパイル時に不正なデータアクセス(例えば、無効なポインタの参照やバッファオーバーフロー)を検出し、これを防ぐことができます。

初心者の方にはピンとこないかもしれませんが、これはセキュリティに非常に重要な要素で、脆弱性を発生させる可能性のあるエラーを事前に排除することができる点は非常に優秀です。

これらの特性により、Rustは高性能で安全なソフトウェアの開発に非常に適した言語となっています。

そのため、多くの開発者や企業にとって、Rustは有力な選択肢となりつつあります。

Rustで開発するのには不向きな領域

Rustはその優れた特性から様々な領域での開発に用いられていますが、必ずしも全ての領域において最適な選択肢となるわけではありません。

ここでは、Rustが苦手とすると一般的に考えられている領域について考察します。

ユーザーインターフェイスの開発

Rustはシステムレベルのプログラミングに特化して設計されているため、デスクトップアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)など、ユーザーインターフェースの開発には必ずしも最適とは言えません。

現状では、RustのGUIライブラリはまだ発展途上であり、他の言語(例えばJavaScriptやPython)で提供されているような成熟したツールセットが揃っているわけではない点には注意が必要です。

しかし、近年ではRustでのGUI開発を支援するためのプロジェクトも出始めており、将来的にはこの課題が克服される可能性もあります。

機械学習

同様に、機械学習の分野においてもRustは必ずしも最適な選択とは言えない場合があります。PythonやRなど他の言語に比べて、Rustの機械学習ライブラリはまだ十分に発展していないためです。

特にデータ分析や統計処理、ニューラルネットワークのモデリングなどに必要なライブラリが豊富に存在するPythonに対して、Rustではこれらのライブラリの不足がネックとなっています。

しかしながら、Rustの高速な実行速度やメモリ効率の良さは、大規模なデータセットを扱う機械学習のタスクにおいて魅力的であり、この領域に対するRustの貢献は今後大いに期待できます。

以上のように、Rustは優れた特性を持つ一方で、全ての領域において最適な選択肢とはならない場合もあります。

しかし、Rustコミュニティは依然として活発であり、これらの課題解決に向けたプロジェクトが進行しています。

そのため、Rustの可能性は今後もますます広がっていくことでしょう。

Rustで開発している企業や具体的なサービスとは

Rustの強力なパフォーマンスと安全性は、多くの企業やプロジェクトによって評価され、その採用範囲は日々広がっています。

特に大手テクノロジー企業の間での採用が増えており、以下ではその一部を紹介します。

AWS(Amazon Web Services)

<AWSのRust活用事例>

  • Firecracker
  • Amazon Simple Storage Service(S3)
  • Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)
  • Amazon CloudFront
  • Bottlerocket

AWSは、エネルギー効率の優れたRustを活用し、セキュリティ関連の不具合の減少を図りつつ、データセンターの環境負荷の軽減にも寄与しています。

Rustのエネルギー効率性は、Amazonが2025年までに100%再生可能エネルギーでデータセンターを運用するという目標を達成するための重要な一助となっています。

世界の総エネルギー消費量の1%を占めるとされるデータセンターのエネルギー消費を、Rustの高いエネルギー効率を利用して削減することで、Amazonは環境負荷を軽減し、持続可能な社会の実現に向けてRustを活用していくようです。

Googleが開発するAndroidのBluetoothスタック

<GoogleのRust活用事例>

  • Androidの新しいBluetoothスタック「Gabeldorsche」

Googleもまた、Androidの新しいBluetoothスタック「Gabeldorsche」の開発にRustを採用しています。

GoogleのAndroidチームは、Rustの採用を通じてメモリー関連のバグの修正をより容易にし、その種のバグの検出および再現の問題を解消しています。

具体的には、C/C++のコードベースの複雑さにより、バグ修正を行う能力が限定的な人材に集中してしまっている状況を、Rustの採用により改善していく方向とのこと。

Rustを利用することで、効率的なバグの検出と修正が可能になり、開発の効率化と品質向上に期待を寄せているようです。

Facebookのバックエンドサービス

<FacebookのRust活用事例>

  • ステーブルコインプロジェクト「Diem」(旧「Libra」)
  • ソースコード管理サーバー「Mononoke」
  • 新たなセキュアプログラミング言語の基盤「Move」

Meta(旧Facebook)は、自社のバックエンドサービスにおいて、高いパフォーマンスが要求される開発でC++と共にRustを推奨しています。

Metaは、2016年からRustの使用を開始し、その活用範囲は徐々に拡大しています。

ステーブルコインプロジェクト「Diem」、ソースコード管理サーバー「Mononoke」、そして新たなセキュアプログラミング言語の基盤「Move」は、すべてRustを主要な記述言語として採用しています。

特に、Mononokeの成功は、Rustの導入を加速させ、PythonやJavaScriptのバックグラウンドを有するエンジニアたちの興味を引きました。

現在では、Hack、C++、Pythonと並び、サーバーサイドの主要なプログラミング言語としてサポートされています。

MicrosoftのAzureプラットフォーム

<MicrosoftのRust活用事例>

  • Azure IoT Edge

RustがMicrosoftで採用されている主要な例として、クラウドからオンプレミスネットワーク内のエッジへとコンピューティング機能の分散を進めるプロジェクト、Azure IoT Edgeがあります。

このプロジェクトでは、Rustがセキュリティデーモンの実装言語として選択されており、Azure IoTランタイムとホストサービス間の通信ブローカーとして重要な役割を果たしています。

Azure IoT Edgeのセキュリティデーモンは、Azure IoT Edgeランタイムを起動(ブートストラップ)し、さらにコンテナランタイムやハードウェアベースの暗号化デバイスなどとの間で通信を行います。

特に、Rustで作成した部分に関しては、外部のセキュリティベンダーによるセキュリティ攻撃テストを実施した際に、セキュリティ問題が見つからなかったという結果が出ているようです。

これは、Rustのメモリ安全性が効果を発揮した結果と言えるでしょう。

Discordは実装言語をGoからRustに

<DiscordのRust活用事例>

  • 基盤サービス「Read States」の再実装

Discordは、ゲーマー向けの無料音声テキストチャットアプリケーションを開発・提供している企業です。Discordの基盤サービスとして、「Read States」というサービスがあります。

当初、Read StatesはGo言語で実装されていました。しかし、Go言語で実装していたRead Statesは、高速性が必要な要件には十分対応できませんでした。

具体的な問題点は、一部の時間で平均応答時間が急に大きくなるというもので、これによりユーザーエクスペリエンスが損なわれていました。

Discordの開発チームは、この問題を解決するためにRustでRead Statesを再実装しました。その結果、最適化を施す以前からパフォーマンスが向上することに成功しています。

Rustの需要とは?フリーランス案件と平均単価を参照して紹介

Rustは多くの有名企業で採用され始めてきていますが、日本ではどうなのでしょうか。

以降では、日本のRustエンジニアの現状と、フリーランスの案件を参考にしながら、その将来性を探っていきます。

Rustのシェアは徐々に上がってきている

2023年6月のTIOBE Indexによると、Rustは世界で20位にランクインしており、その人気が上昇していることが示されています。
(TIOBE Indexはプログラミング言語の人気度を示す指標であり、スキルを持つエンジニアの数、コースの数、第三者ベンダーの数に基づいています)

Rustは、Python、C、Java、C++などの大手言語とは異なり、まだ全体のシェアはそれほど大きくありません。

しかし、Rustのシェアは一年間で0.38%増加しており、この数字は言語の新規採用や学習に対するエンジニアの関心の高まりを示しています。

このことから、Rustは確実に人気を増しており、特にシステムプログラミングやパフォーマンスを求める分野での採用が増えていると考えるのが妥当です。

Rustエンジニアはまだ少数で需要が高い

Rustの需要は確実に増加していますが、日本のRustエンジニアは現状ではまだ少数です。

海外ではすでに多くの企業がRustの採用を進めており、その高いパフォーマンスと安全性を評価しています。

この動向は日本でも徐々に広がりを見せており、大手企業がRustを採用すれば、それに追随する形でRustを採用したいと考える企業も増えることでしょう。

需要と供給のバランスから考えると、Rustエンジニアの需要が高まりつつある今、Rustのスキルを持つエンジニアはかなりの希少価値を持つと言えます。

それはつまり、Rustを習得しているエンジニアは、競争が少ない状況であるために、一般的に単価が高く設定される傾向にあるということです。

Rustのフリーランス案件内容と単価で見る将来性

Rustのエンジニア市場の将来性は、徐々に拡大しつつあることはわかっていただけたかと思いますが、実際のフリーランス案件や単価は具体的にどのようになっているのでしょうか。

ここでは、Rustのフリーランス案件について、具体的に掘り下げていきます。

Rustのフリーランス案件単価はどれくらい?

Rustのフリーランス案件の単価について見てみましょう。

2023年6月時点の月額平均単価は77万円で、最高単価は130万円、最低単価は10万円となっています。

案件の数を単価別に見ると、70万円80万円の案件が最も多く、53件となっており、それに続く単価帯は60万円70万円の48件、80万円〜90万円の51件となっています。

これらのデータから、Rustのスキルを持つフリーランスエンジニアが、非常に高い単価で案件を獲得できる可能性があることが見て取れます。

また、最高単価や平均単価の推移も見てみると、一定の高い水準を維持していることがわかります。

Rustのフリーランス案件にはどのようなものがある?

実際のフリーランス案件は、Rustをスキルとして習得するか悩んでいる方にとって気になるところです。

以下では、Rustのフリーランス案件で、現在注目度の高いものをいくつかピックアップして、その内容について詳しく探っていきます。

案件1.ゲームエンジニア|ゲームAPIの設計、開発


一つ目に紹介する案件は、ゲームエンジニアのRust案件です。

業務内容は、ゲームAPIの設計から開発、テスト、運営まで多岐にわたり、開発環境の構築や運用ツールの開発も担当します。また、サーバ最適化やKPIの実装と取得も行います。

企画の実現性をエンジニアの視点から評価し、提案も求められるのでそれ相応の経験が求められる案件といえるでしょう。

対象となる言語は、PHP, Java, C#, C/C++,Python, Go、 そしてRustです。その他、新しい言語に触れた経験や、スマートフォンゲームの運用経験、インフラ関連の設計・構築経験がある方は優遇されるようです。

報酬面では、単価が100万円以上となり、フリーランスエンジニアには大変魅力的な案件と言えます。ゲームが好きな方にとっては、趣味と仕事を兼ね合わせることができる絶好の機会といえるでしょう。

案件2.【DynamoDB】AWSシステム開発案件


次にご紹介する案件は、AWS技術者向けのコンサルタントとして、AWSを用いたシステム開発を担当する案件です。

求められるスキルは、AWSに対する深い知見と、DynamoDBを使ったDB設計経験。

さらに、セキュリティ設計(Guard Duty, WAF, IAM, Config, Security Hub, Inspectorの使用経験)や運用・監視設計(CloudTrail, CloudWatch, Trusted Advisorの使用経験)の経験も必要とされます。

Rustを主な言語とし、AWSを中心としたインフラでの開発を行います。開発環境はDynamoDBを使用し、AWSCloudWatchでサービスの監視を行います。

報酬は、単価70万円からとなっており、コンサル案件としてみれば平均水準といえるでしょう。

DynamoDBの設計経験を持つ方にとっては、マッチする可能性が高いです。基本的に週1日のリモート作業が見込まれており、働き方に柔軟性を持つ案件と言えます。

まとめ

この記事では、C言語やC++に次ぐ注目言語として挙げられるRustについて、その基本的な特性から採用事例、フリーランス案件と平均単価まで詳しく解説しました。

Rustは、その処理速度の速さ、安全性の高さ、並行処理の可能性、メモリ効率の良さなどから、多くの開発者に支持され、ますますその存在感を増しています。

Rustのパワフルな性能は、今後のソフトウェア開発において需要は上がってくるでしょう。

しかし、その可能性を最大限に引き出すためには、深い理解と適切なスキルが求められます。今後は、更なる知識の習得や練習を積むことで、Rustの持つ力を最大限発揮させることが重要です。

この記事を、Rustの理解を深めるための一助として、またRustを活用する一歩として活用していただければ幸いです。

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