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サーバーサイドエンジニアの副業の案件にはどんな種類があるのか

副業の現状

現在、政府の働き方改革により副業が推奨されるようになりました。それにより多くの企業が副業を許可し、副業が当たり前の社会になってきています。その背景にはサラリーマンの平均年収の減少や新型コロナウィルスによる休業もしくは失業などがあり、多くの人が新たな収入を求めて副業を探しています。今では「正社員は安定だ」という従来の考えにとらわれず、仕事はいつなくなってもおかしくないという心構えで生活しなければいけない時代になってきています。そんな中、人件費カットのために副業社員を求めている企業も多く、中には土日しか時間を取れない人にもできる副業が用意されています。

サーバーサイドエンジニアの副業における3つのメリット

副業に向いているエンジニアという職種の中に、サーバーサイドエンジニアというサーバー内のプログラム開発やデータ処理を担当するエンジニアがあります。このサーバーサイドエンジニアのメリットは大きく分けて3つあります。

求人数が多い 

まず、求人が多いという点です。現代ではIT産業が盛んであるため、エンジニア業界では常に人手不足であると同時に、サーバーエンジニアに関してはサーバーとの高度なデータ処理スキルを必要とするため、需要が高いです。web開発やゲーム開発のスタートアップ企業には特に重宝される業種です。

高収入

次に、収入が高いという点です。サーバーエンジニアの案件は高額なものが多く、スキルさえあれば様々な業務に携わり安定した収入を得られます。技術や経験をアピールできれば収入をアップさせることも可能です。

汎用性が高い

最後に、言語の汎用性が高いという点です。フロントエンジニアでは主にHTMLやJavascriptなどの言語を使用しますが、スマホが普及しアプリ開発が進んでいる現在ではSwiftやJavaなどの言語が重要視されています。サーバーサイドエンジニアに求められている言語スキルは基本的に変わらず、今後も衰退することはまずないでしょう。

サーバーサイドエンジニアの副業に関する案件の種類

API開発

API開発とは設計を伴わない開発のみの業務です。上流工程になれば高額案件になっていくのですが、5年以上など長い実務経験を条件としています。設計がないため作業量も少なく、1~2年ほどの実務経験であれば案件を引き受けることができますが、単価の低い案件がほとんどです。特にコーディング作業やシステム改修に関しては社内で解決する企業がほとんどのため案件は多くありません。

サーバサイド開発

API開発やデータベース設計を担う業務です。API開発の他にデータベースによるデータの管理や運用、データモデルの作成などの業務があります。クライアントの個人情報などを扱うようになるので、信頼できる実績がないとなかなか案件を受注することはできません。しかしAPI開発より役割は増えるので、業務実績があれば高単価の案件を引き受けることができます。

AWSなどのクラウド技術を利用した実装

インフラ設計やクラウド構築などの業務です。近年、社内サーバーをオンプレミスからクラウドへ移行している企業が多く、新型コロナウィルスによるテレワークやweb会議の増加もあり、ますますクラウド市場が拡大しており、クラウド技術を扱えるエンジニアの需要は高くなっています。案件数が多く高単価な分、業務内容が増え難易度の高いスキルを求められます。

サーバーサイドエンジニアの副業に関する案件の相場・平均単価 

フリーランスエンジニア向けIT求人サイト「フリーランスタート」によると、2020年12月の調査では案件の相場は30万~190万円ほどで、平均単価は約73万円になります。経験年数が1年未満であると相場単価は25~30万円ほどで、年数を重ねるごとに単価は上がっていき、5年以上になると相場単価は80~100万円となり年収1000万円以上を得ることも可能です。このデータから、比較的サーバーサイドエンジニアが他の副業よりも稼ぎやすいということがわかります。さらに、サイトによっての単価変動はありますが、基本的に相場や単価は実務経験の長さが大きく影響しています。サーバー構築やサーバー周りのプログラミング経験のある方は上流工程の案件を任されたり、開発以外の様々な業務ができるようになるため、より高い収入を得ている傾向にあります。他にも近年増加してきているブロックチェーンやビックデータなどの最先端技術を扱う案件は対応できるエンジニアが少ないこともあり、高単価の案件が多いです。
スキルによっても平均単価は異なり、中でも一番高額なプログラミング言語がPythonで、平均単価は80万円です。コード量が少なく、シンプルに読みやすいといった特徴を持ちます。webアプリケーションの開発、データ解析、AI関連などで需要が高まっています。
次に高い言語がGoで、平均単価は78万円になります。C言語の動作の速さとC言語のはないシンプルな構文で作れる言語で、ベンチャー企業などにみられるインターネット・web業界でよく扱われています。
3番目はRubyで、平均単価は76万円になります。他の言語に比べ、難易度が低く学びやすいという特徴があります。

どうすれば単価を高くできるのか

サーバーサイドエンジニアの世界では持っているスキル、知識、経験で収入が大きく変わってきます。よって、高単価の案件をこなし高収入を得るにはエンジニアとしての腕を磨いていくしかありません。最初は下流工程のものからこなしていき、様々なスキルを磨いていくことが重要です。

AI技術などのPython実装

プログラミング言語の中でもPythonの需要が高まっており、高案件のものが多く存在します。
Pythonはコードが書きやすく、効率の良さやメンテナンスのしやすさなどが人気の理由です。規模の大きい開発などに向いており、教育機関やITエンジニア、データサイエンティストなどで使う人が急増しており、使えるとかなり有利なスキルです。

SEOやマーケティング知識を活用したWEB開発

サーバーサイドエンジニアはwebサイトの制作や構築に関わることがあります。特に内部SEO対策 
としてサイトの内部設計、コーディング、コンテンツ作成などに関わることができれば収入はグッと上がります。webサービス系の開発ではSEOやマーケティングの知識があるだけでも、クライアントとの意思疎通がうまくできるので便利です。

プロジェクトマネージメントができるサーバーエンジニアになる

マネージメントスキルがあれば、プロジェクトリーダーなどを任せられることもあります。重要なポジションですが、一つのプロジェクトでは社内よりもフリーランスに任せた方が予算削減になるため、外部に募集をかける企業が多いです。

適切な技術選定などができるリードエンジニア になる

Java・Python・Linuxを用いた開発経験、AWSやGCPの開発経験を持っていればリードエンジニアになることができます。開発の他に事業価値を上げるための技術選定がまかされる業務で、使う技術の運用費や人件費を考えながら事業を進めていきます。他にも、エンジニアのリーダーとして、他部署とのコミュニケーション、コードレビュー、マネジメントなどのスキルを必要とします。

サーバーサイドエンジニアの副業の注意点

サーバーサイドエンジニアを副業とする前に注意する点は実力主義であり、未経験だとなかなか案件が受注できないことです。さらに、独学ではなかなかスキルを身につけるのは難しいというのが現実で、スクールに通ったり、実際に自分でアプリを作るなど積極的に学ぶ姿勢で取り組み実績を作る必要があります。

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まとめ

今回はサーバーサイドエンジニアの副業について説明しました。

本記事の要点は以下3つです。

  1. サーバーサイドエンジニアの案件は業務の難易度によって単価が変わる
  2. サーバーサイドエンジニアの副業で高い収入を得るには経験年数が5年以上必要である
  3. サーバーサイドエンジニアのフリーランスは開発以外にも様々な業務を担っている
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