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SREに求められる9つのスキルと具体的な求人と案件を紹介


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SREという職種が生まれた背景とは

SREという職種が生まれた背景について解説していきます。

SREが生まれた背景・求められている背景

近年、ITエンジニアという職種は多岐にわたり、それぞれのエンジニアが特化した知識や経験を持っています。このような背景の中で、SREエンジニアという新しい役割が生まれました。

SREエンジニアは、Webサイトやサービスを安定して稼働させるための役割を持ちます。24時間年中無休でのサービス提供は、システムのメンテナンスやトラブル対応が求められるため、その運用を支えるSREエンジニアが必要とされています。

SREの方法論は、Googleが提唱したもので、システム管理とサービス運用の新しいアプローチとして注目されています。SREエンジニアは、システムの運用業務を行う一方で、運用の自動化や効率化にも注力します。

しかし、運用の自動化や効率化以外のアプリケーションの開発は、SREエンジニアの主な仕事ではありません。

コロナ禍の中で、多くの企業が業績を伸ばしているのは、顧客ニーズに迅速に応えるサービスを提供しているからです。しかし、新しいサービスの開発と24時間のサービス提供の両立は難しく、この課題を解決するためにSREの考え方が注目されています。

SREとインフラエンジニアの違い

SREは、ソフトウェアの力を利用して運用の課題を解決することに焦点を当てているのに対し、インフラエンジニアはインフラの物理的側面に深く関与しています。

インフラエンジニアは、インフラの設計や構築、運用を主に行います。一方、システム運用エンジニアは、システムを正常に稼働させることを主な任務とします。

しかし、これらのエンジニアには「システムの安定稼働と新サービスのリリースを両立させる」という視点が欠けています。この点が、SREエンジニアが必要とされる大きな理由です。

SRE組織は、開発と運用の垣根を取り払い、一体となった組織を目指しています。Googleが提唱したSRE組織は、ソフトウェアエンジニアとシステムエンジニアで構成されています。

SRE組織の中では、SREチームが開発チームや運用チームに指導やサポートを行い、SREの考え方を推進しています。

SREチームのミッションは、サービスの可用性と開発速度の最大化、サービスの異常の早期検知、運用業務の自動化などがあります。これらのミッションを達成するために、SREチームは開発チームや運用チームと連携し、システムの安定稼働と新サービスのリリースを両立させるための取り組みを進めています。

SREの5つの仕事内容と役割

SREの5つの仕事内容と役割について解説していきます。

組織のサイロ化を削減・改善

SREの役割の一つとして、組織のサイロ化を削減・改善することが挙げられます。サイロ化とは、組織内で情報やリソースが特定の部門やチーム内で閉じ込められ、他の部門やチームとの共有が難しくなる現象を指します。

このサイロ化は、組織の効率や柔軟性を低下させる原因となります。SREは、開発と運用の垣根を取り払い、一体となった組織を形成することで、このサイロ化を解消します。

具体的には、開発チームと運用チームの間にSREチームを配置し、両チームのコミュニケーションの橋渡しとなる役割を果たすため、情報の共有やリソースの最適な利用が可能となり、組織全体の生産性やサービスの品質が向上します。

ツールと自動化

SREのもう一つの重要な役割は、ツールの導入と業務の自動化です。

従来の運用業務には手作業や人の判断が多く求められる部分がありましたが、これらの作業はエラーの原因となることが多いです。

SREは、これらの手作業を最小限に抑えるために、適切なツールを導入し、業務を自動化します。

例えば、構成管理ツールを使用して、サーバーの設定を自動化したり、監視ツールを導入して、システムの異常を自動で検知することができます。このようなツールや自動化の導入により、運用業務の効率化やエラーの削減が実現されます。

緊急インシデント対応

SREの役割の中でも特に重要なのが、緊急インシデントの対応です。

システムに障害が発生した際、迅速かつ適切に対応することで、サービスのダウンタイムを最小限に抑えることが求められます。SREは、事前に障害対応のプロセスや手順を整備し、障害が発生した際にはそのプロセスに従って対応します。

また、障害の原因を追求し、再発防止のための対策を講じることも重要な役割となります。

変更管理

システムやアプリケーションの変更は、新しい機能の追加やバグの修正など、サービスの品質向上のためには必要不可欠です。しかし、変更にはリスクが伴います。

SREは変更を管理し、そのリスクを最小限に抑える役割を果たします。

具体的には、変更の内容や影響範囲を事前に評価し、変更を適切なタイミングで実施することで、サービスの安定性を保ちます。また、変更に伴うトラブルを早期に検知するための監視やテストの仕組みも整備します。

ITインフラストラクチャ管理

SREの役割の中で、ITインフラストラクチャの管理も欠かせない要素です。

インフラストラクチャとは、サービスを提供するための基盤となるシステムやネットワーク、データベースなどの総称を指します。

SREは、これらのインフラストラクチャを効率的に管理し、最適なパフォーマンスを維持する役割を果たします。

具体的には、リソースの最適な配分や、システムのスケーリング、セキュリティの確保など、多岐にわたる業務を担当します。

SREに求められるスキルとは

SREに求められるスキルについて解説していきます。

ミドルウェアやWebアプリケーションなどの開発経験

SREエンジニアとしての役割は、システムの信頼性を保つためのものであり、そのためにはシステム全体の知識が不可欠です。

ミドルウェアやWebアプリケーションの開発経験は、システムの中核部分を理解し、問題の原因を迅速に特定し、効果的な解決策を提供する能力を持つことを意味します。ミドルウェアは、アプリケーションとデータベースの間の通信を助けるソフトウェアであり、その動作や性能に問題が生じると、全体のシステムに影響を及ぼす可能性があります。

Webアプリケーションの開発経験を持つことは、ユーザーインターフェースからバックエンドのロジックまで、システムの全体的な動作を理解する上で非常に有益です。

このような経験を持つことで、SREエンジニアはシステムのどの部分に問題が生じているのか、また、どのようにしてそれを解決するかを迅速に判断することができます。

大規模サービスの開発、運用経験

大規模なサービスの開発や運用に関する経験は、SREエンジニアにとって非常に価値のあるスキルです。大規模なサービスは、多数のユーザーに対応するためのスケーラビリティ、高い可用性、そして堅牢なセキュリティが求められます。

これらの要件を満たすためには、システムのアーキテクチャやデザイン、そして運用に関する深い知識が必要です。

大規模サービスの開発や運用の経験を持つことで、SREエンジニアは、システムの複雑な問題に対応する能力や、大量のトラフィックやデータを処理するための最適なソリューションを提供する能力を持つことができます。

クラウド構築・運用スキル:AWS / Azure / GCP

現代のシステムは、従来のオンプレミスのインフラからクラウドベースのインフラに移行しています。AWS、Azure、GCPは、クラウドコンピューティングの主要なプロバイダーであり、それぞれが独自のサービスやツールを提供しています。

SREエンジニアとして、これらのクラウドプラットフォームの構築や運用に関するスキルは、システムの信頼性や効率を向上させるための重要な要素です。クラウドプラットフォームは、スケーラビリティ、冗長性、自動化などの機能を提供しており、これらの機能を最大限に活用するためには、それぞれのプラットフォームの特性を理解することが必要です。

クラウド構築、運用スキルを持つことで、SREエンジニアは、システムの信頼性や効率を最大限に高めるための最適なソリューションを提供することができます。

パフォーマンスチューニング

パフォーマンスチューニングは、SREの役割の中でも特に重要なスキルの一つとして位置づけられています。

システムやアプリケーションの動作速度を最適化するための技術や手法を熟知していることが求められます。Googleが提唱するSREの役割の中で、「信頼性」の維持が不可欠であるとされているように、パフォーマンスチューニングはシステムの応答速度や処理能力を向上させ、ユーザーにとっての利便性や満足度を高めるための不可欠なスキルです。

具体的には、システムのボトルネックを特定し、適切なミドルウェアの設定変更やコードの最適化、リソースの再配分などを行うことで、システム全体のパフォーマンスを向上させることが目的となります。

また、大規模なシステムを運用する際には、リアルタイムでの監視やログ解析を行い、障害の予兆や性能低下の原因を迅速に特定し、適切な対策を講じる能力も求められます。

インフラ(Linux)構築・運用経験

インフラ、特にLinuxの構築や運用経験は、SREとしての基盤的なスキルとして非常に重要です。GoogleやAmazon、Netflixなどの大手企業が採用しているSREの手法では、システムの安定性や信頼性を確保するために、インフラの深い知識と実践的な経験が必要とされています。

Linuxはその高いカスタマイズ性やオープンソースとしての特性から、多くの企業で採用されているオペレーティングシステムです。

そのため、Linuxのシステム構築や運用、トラブルシューティングの経験は、SREとしての業務を円滑に進めるための基本的なスキルとなります。

また、Linuxのコマンドライン操作やシェルスクリプトの作成能力、各種ミドルウェアの設定や運用方法など、幅広い知識とスキルが求められます。

RDBMSの運用経験

RDBMS(関係データベース管理システム)の運用経験は、データの整合性や可用性を確保するための重要なスキルとして位置づけられています。

大規模なWebサービスやアプリケーションの背後には、膨大な量のデータが格納されており、そのデータを効率的かつ安全に管理・運用するための知識や経験が必要となります。

具体的には、データベースの設計や構築、バックアップやリストアの手法、障害発生時の対応策など、RDBMSのライフサイクル全体に関する知識や経験が求められます。

また、SQLの最適化やインデックスの設計、レプリケーションやシャーディングなどの高度な技術も、大規模なシステムを運用する際には必要となるでしょう。

OS セキュリティ関連の知識

OSのセキュリティ関連の知識は、システムの安全性を確保するための基本的なスキルとして非常に重要です。

Googleが提唱するSREの役割の中で、「信頼性」の維持が強調されているように、セキュリティの確保はシステムの信頼性を高めるための不可欠な要素となります。

具体的には、OSの脆弱性やセキュリティリスクを理解し、適切なパッチの適用やセキュリティ設定の最適化を行うことで、外部からの攻撃や情報漏えいのリスクを最小限に抑えることが求められます。

また、セキュリティの最新トレンドや脅威の動向を常に把握し、予防策や対応策を迅速に講じる能力も必要とされます。

ログ解析、モニタリング自動化経験

SREの役割の中心には、システムの信頼性を最大化することがあります。この目的を達成するためには、システムの動作を正確に理解し、問題が発生した場合に迅速に対応する能力が求められます。ここで、ログ解析のスキルが極めて重要となります。

ログはシステムの動作の歴史を記録したものであり、その中にはシステムの健全性や問題の兆候、さらには障害の原因となる情報が含まれています。

SREエンジニアは、これらのログを解析することで、システムの状態を正確に把握し、必要な対応を行うことができます。また、大規模なシステムでは膨大な量のログが生成されるため、これを手動で分析することは非効率的です。

そこで、モニタリングの自動化の経験が求められるのです。自動化されたモニタリングツールを使用することで、リアルタイムでの監視や異常検知、通知などのプロセスを効率的に行うことができます。

監視・モニタリング環境の構築

システムの信頼性を維持するためには、常にシステムの状態を監視し、問題が発生した際に迅速に対応することが不可欠です。このため、SREエンジニアは監視・モニタリング環境の構築スキルを持つことが求められます。

監視・モニタリング環境を構築する際には、どのような指標を監視するのか、どのような閾値でアラートを発生させるのか、どのような手段で通知を行うのかなど、多くの要因を考慮する必要があります。

また、システムの規模や特性に応じて、最適なモニタリングツールや方法を選択する能力も必要です。さらに、モニタリング環境自体も障害から保護される必要があり、そのための冗長性の確保やバックアップの取得などの対策も考慮する必要があります。

このように、監視・モニタリング環境の構築は、システムの信頼性を維持するための基盤となるため、SREエンジニアにとって重要なスキルとなります。

SREの具体的な求人とフリーランス案件とは

SREの具体的な求人とフリーランス案件について解説していきます。

SREの具体的な求人

まずはSREの具体的な求人について紹介します。

メルカリ

メルカリでは、日本最大のフリマアプリ『メルカリ』、かんたんスマホ決済の『メルペイ』を運営しています。    フリマアプリ『メルカリ』は、2013年7月のリリースから急速にユーザー数が増え、現在では月間利用者数は1200万人を越え、年間流通総額は3400億円以上、サービス開始5年で全世界1億DLを突破しています。

ポジション

SREチームのエンジニアリングマネージャー/Engineering Manager, Site Reliability

業務概要

エンジニアリング組織の成果を最大化することにコミットするために、メルカリの SRE チームの成果の最大化に主眼を置いたマネジメント業務となる。

SRE(Site Reliability Engineering)チームは、フリマアプリ「メルカリ」を支えるサーバ・ネットワークの構築・運用、システムの自動化や障害対応などの業務に加えて、システムのパフォーマンスや信頼性、スケーラビリティを向上させるためのソフトウェアの開発・運用を行います。このような状況にあるSREチームにおいて、Engineering Managerには、メンバーの支援・育成、チーム組織の拡大、およびこれらに付随する施策の提案・実施などを行うことで、SREチームをメルカリ全体に対して有効に機能させ、組織全体の成果を最大化することが求められます。

BASE

BASE株式会社をはじめとするBASEグループは「Payment to the People, Power to the People.」をミッションに掲げ、世界中の個人やスモールチーム、スタートアップをエンパワーメントし、すべての人々が活躍するための社会基盤を作っています。

創業時より提供しているネットショップ作成サービス「BASE」をはじめ、「Pay ID」「YELL BANK」「PAY.JP」等のEC/決済/金融サービスを提供しており、各サービス間のシナジーを生み出しながらグループ全体での提供価値最大化を目指しています。

ポジション

SREマネージャー

業務概要

新型コロナウイルス感染拡大による2020年の緊急事態宣言下において「BASE」の利用者様が急増したため、 さばき切れないアクセスが激増したECプラットフォームにおける負荷対策が主な業務となります。

SREの具体的なフリーランス案件

①SaaSパッケージ事業におけるSREエンジニアの案件・求人


・概要:物流業界向けSaaS/パッケージ事業が急拡大しており、プロダクト開発をより推進できるエンジニアチーム・仕組み作り

・仕事内容:[PO]ビジネスサイドとのプロダクトロードマップ、マスタープラン、KPIの策定、バックエンド/モバイル/SRE/開発基盤: 機能追加、カスタマイズ、開発基盤/運用基盤の改善、アップグレード、MTG頻度とMTG実施の時間帯 (週1、2回午前中を想定)

・必要なスキル:

AWS上でのマルチテナント SaaS 運用経験

・単価

70万円〜

②【SRE/フルリモート】AIを用いたWEBサービスのSREエンジニア募集


・概要:AIを用いた自社サービスのSREエンジニアとして、システムの品質/安定性向上と、DevOpsを通したサービスデリバリーサイクルの向上

・仕事内容:パフォーマンス改善、運用環境改善、アーキテクチャ検討、ツール導入、ツール開発によるオペレーションの効率化、自動化、ミドルウェア、EKS などの継続的アップデート、監視、モニタリング環境の改善、AWS, Azureなどのクラウド環境を最大限活用することによるサービス、事業への支援、顧客からのセキュリティチェックシート返答

・必要なスキル:

SRE やインフラエンジニアとして Web サービスの構築 / 運用経験 2年以上

AWS / GCP / Azure いずれかを利用した開発や設計 / 構築の知識、サービス運用経験 2年以上

・単価

80万円〜

③【SRE/フルリモート/フルフレックス】クラウド型VR内覧システムのプラットフォームエンジニア


・概要:複数プロダクトの利用に耐えうるシステム設計、運用設計、アプリケーション要件に基づいたアーキテクチャの設計、ミドルウェアの選定

・仕事内容:クラウドアーキテクチャの構築、事業フェーズに合わせた構成変更、Well-Architected の実践

・必要なスキル:

AWS等のクラウドサービスの十分な利用経験

AWS Well-Architectedの理解と実践の経験(または左記に相当するベストプラクティスの実践)

Webアプリケーション開発経験

システムの技術的問題の発見と解決の経験

セキュリティに関する基礎知識

・単価

90万円〜

SREの具体的なキャリアパスと将来性とは

SREの具体的なキャリアパスと将来性について解説していきます。

SREの具体的なキャリアパス

最初にSREの具体的なキャリアパスについて紹介していきます。

CxOなどの経営職

SREエンジニアとしての経験は、システムの安定性や効率性を追求する能力を養います。この能力は、企業の経営層においても非常に価値があります。

SREエンジニアが持つ技術的知識とビジネスの理解は、経営戦略の策定や意思決定において大きなアドバンテージとなります。

そのため、SREエンジニアは、技術部門のリーダーシップを経て、最終的にはCxOや経営職へと昇進することが考えられます。

クラウドエンジニアとしてスペシャリストになる

クラウドエンジニアとしてスペシャリストになる クラウド技術は現代のITインフラの中核を成しており、SREエンジニアはこの分野において深い知識と経験を持っています。そのため、クラウドエンジニアとしてのスペシャリストとしてキャリアを進めることも一つの選択肢です。

AWS、GCP、Azureなどのクラウドプラットフォームに関する専門的な知識や資格を取得することで、高度なクラウドソリューションの提供やコンサルティングが可能となります。

エンジニアのマネジメントレイヤー

エンジニアのマネジメントレイヤー SREエンジニアは、技術的な問題だけでなく、チームの運営やプロジェクトの管理にも関与します。この経験を活かして、エンジニアのマネジメントレイヤーへと進むことも可能です。

チームのリーダーシップを取ることで、より大きなプロジェクトや組織の運営に関与し、技術的なビジョンや戦略の策定に貢献することができます。

ITアーキテクト・ITコンサルタント

ITアーキテクト、ITコンサルタント SREエンジニアは、システム全体の設計や最適化に関する深い知識を持っています。この知識を活かして、ITアーキテクトやITコンサルタントとしてのキャリアを追求することも考えられます。

企業のIT戦略の策定や、新しい技術の導入に関するアドバイスなど、幅広い業務に関与することができます。

フリーランス

フリーランス SREのスキルセットは非常に特殊であり、多くの企業が求める能力です。そのため、フリーランスとして独立し、複数の企業やプロジェクトに対してサービスを提供することも一つの選択肢です。

フリーランスとしての活動は、自分のスキルや経験を最大限に活かし、より高い報酬を得ることが期待できます。また、様々なプロジェクトや業界に関与することで、さらなるスキルアップやネットワークの拡大も期待できます。

SREの将来性とは

次にSREの将来性について解説していきます。

クラウドファースト・クラウドネイティブの時代が到来

現代のIT業界は、クラウドファースト、クラウドネイティブの時代と言われています。

これは、新しいアプリケーションやサービスを開発する際、最初からクラウドを基盤として設計・実装するアプローチを指します。

従来のオンプレミスのシステムと比べて、クラウドはスケーラビリティや柔軟性、コスト効率に優れており、これにより企業は迅速にビジネスを展開することが可能となりました。

また、クラウドネイティブの考え方は、マイクロサービス、コンテナ、CI/CDなどの最新技術を活用し、迅速なデリバリーと高い可用性を実現することを目指しています。

クラウドを導入する企業が増え、運用・自動化を目指している

クラウドを導入する企業が増え、運用・自動化を目指している 近年、多くの企業がクラウドを導入し、その運用や自動化を強化しています。

クラウドの導入により、物理的なインフラの制約から解放され、ビジネスの拡大や変化に柔軟に対応することが可能となりました。しかし、クラウドの運用は従来のインフラとは異なる知識やスキルが求められるため、SRE(Site Reliability Engineering)の役割が重要となってきました。

SREは、システムの信頼性やパフォーマンスを確保するためのエンジニアリング手法を取り入れ、運用の自動化や効率化を進める役割を担います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はSREに求められる9つのスキルと具体的な求人と案件について紹介してきました。

SREはGoogleが提唱したもので、システム管理とサービス運用の新しいアプローチとして注目されています。

現在では様々な日本企業にも導入され始めているため、市場の動向を知るためにSREについて深掘りすることは重要になっています。

求人もどんどん増えているため今後の将来性を加味しても、SREとして活躍できる土台を京成しておくのをお勧めします。

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