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Pythonはフリーランスで本当に稼げるの?

フリーランスの現状

Pythonエンジニアは注目度が高いものの、他のエンジニアよりも数が少ないです。他の言語と比べると、日本ではまだまだ主流ではないのです。また、それに伴いこの言語を使用した案件の求人数は多くはありません。

フリーランスとして安定収入を得るためには、Java・JavaScript・C言語などもできるようにしておく事をおすすめします。

この言語は主に機械学習エンジニアやデータサイエンティストなど、専門性が高い分野に使用されています。そういった分野でやっていきたい方はPythonのスキルがあると有利になるでしょう。

Pythonでフリーランスをやり始めている人は増えている

本記事の冒頭で、日本ではまだ主流ではなく、この言語を使用した案件の求人は多くはないと話しましたが、近年は案件・求人が増えてきています。それにともない、この言語のエンジニアを始める人も増えています。まさに、これからの時代にふさわしく新しいプログラミング言語といえるでしょう。以下にその理由を説明します。今のうちこの波に乗ってみるのはいかがでしょうか。

現代社会は、さまざまな業務を自動化するという需要が高まっていて、AI(人工知能)を作成できるこの言語は企業から求められています。なので、言語の需要が高まってゆき、この技術力を持ったエンジニアがこれから先さらに増えていく事が予想されます。

今後、能力を高めたい言語の1位を獲得していることからも、このプログラミング言語の高い注目度が伺えます。最先端技術に触れることができますし、興味が湧いたという人は学習を始めてみてもいいかもしれません。

サラリーマンの平均年収は減っている

バブルが崩壊してから日本経済は停滞しています。世界の経済は成長し続けている一方で本国の経済は逆に衰退しているといわれています。

特に男性の平均所得は1997年の577万円をピークに最近のデータである2019年には540万円になっています。

(’’ https://bangking-yeah.com/2020/05/05/labor-immiseration-1/ ’’より参照)

コロナの影響

猛威を奮っている新型コロナウイルス、生活に影響が出ているという方も多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスによる収入の変化で、4割近くの人が収入が減ったと答えているようです。

パンデミックの影響とはいえ、生活に影響が出るほどの収入減少はかなり痛いですよね。逆に収入が増えた、という人も少なからずいるようですが、なるべく早くの事態終息を祈るばかりです。

(’’ https://oceans.tokyo.jp/lifestyle/2020-0704-1-hm/ ’’より参照)

そもそもPythonでお金を稼ぐ方法

主にフリーランスエージェントやクラウドソーシングを利用したり、SNSで仕事を獲得して稼ぐ方法が一般的です。プロジェクトをこの言語で行うことが多くなってきているので、自分がやりやすい方法で案件を獲得して稼いでいきましょう。

エージェントやクラウドソーシング、SNSを活用する

エージェントでは、個人では難しい契約獲得やさまざまなサポートを受ける事ができます。クラウドソーシングは、副業案件を受ける場合に適した選択になりますが、システム手数料がかかります。SNSを利用した案件獲得は、企業と直接契約できるため、仲介サービスを必要とせず手数料がかからないというメリットがあります。

Pythonエンジニアとして副業

副業で稼ぐためには既にこの言語のスキルや経験がある必要があります。

しかし、すでに他言語のプログラマーとして働いた経験があって、開発経験がある場合には、Python初心者でも高単価案件を委託される事があり、月に10万円ほどは稼げるようです。

副業として案件を獲得していき、経験をしていくことで、ゆくゆくはフリーランスエンジニアとしてさらに大きい案件を獲得できるかもしれません。

Pythonエンジニアとしてフリーランスで独立

フリーランスとして独立するためには、この言語を使用した開発経験が5年ほど必要になってくるでしょう。会社勤めや副業を通して経験、スキルを積み上げていきましょう。

最近では、フリーランスエンジニアの専門エージェントが保有している案件数も多いようです。

Pythonのフリーランスにおける3つのメリット

この項目では、Pythonフリーランスとして働くことで得られるメリットを3つ紹介します。この言語だけでなくさまざまなスキルや経験を積み上げつつ、将来的にフリーランスを目指してみてはいかがでしょうか。

Pythonのフリーランスでは収入をアップ可能

Pythonを学んだからといって収入が跳ね上がるわけではありませんが、「最先端の技術を活用するスキル」や「マネジメントスキル」に「データ分析のスキル」を身につけることで高年収を目指すことができます。

いずれも高いレベルが求められるので、収入アップも納得です。

AIなどの先端技術の案件に携われる

この言語のエンジニアになることによって、AIなど最先端技術に触れる事ができます。AIとは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス)の略でエーアイと読みます。

人工知能学会ではその定義を知的な機械、特に、知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術としています。

AIによってエンジニアの仕事が今後なくなるともいわれていますが、そのAI自体を開発できる技術は奪われることはないでしょう。

近いうちに訪れるであろう未来を見越して、この言語のエンジニアになることは、賢い選択といえます。

Pythonのコードは読みやすい

この言語の一つのメリットとして、他人が書いたコードが読みやすい。ということをあげる人は多いと思います。

それは文法が必要最低限かつシンプルなためです。

この言語では一つのものを書くことに対して、何通りもの書き方は用意されておらず統一されているので、書きやすく、読みやすく、学びやすいといえます。

Pythonのフリーランスは具体的にどれくらい稼げるの?

フリーランスのメリットについて理解していただけたかと思いますが、それではPythonのフリーランスは具体的にどれくらい稼げるのでしょうか。Pythonのフリーランスの経験年数に沿って、説明させて頂きます。

APIや簡単な開発をできるようにして月30万円を目指す

APIは外部サービスの情報を取得できる仕組みで、決まった方法でアクセスすると、それに対応した結果が返ってくるというものです。開発の際、これを利用することで工数を抑えられ、開発費もおさえる事ができます。

設計やプログラマに指示できるようになり月に50万円を目指す

システムを設計できて、プログラマに指示できるシステムエンジニアになることによって収入が上がります。プログラマが大工さんだとしたらシステムエンジニアは建築士のようなものです。

プログラマとして経験を積むことで、システムエンジニアを目指す事ができます。

また、技術の経験スキル知識だけでなく、人間性も問われます。

SEO、マーケティングの知識を身につけ月に70万円を目指す

Webマーケティングの一つであるSEO対策により、Webコンテンツを検索結果に上位表示させることで、コストをかけずに集客を行うことができます。

検索をかけて1ページ目にコンテンツが表示されるのと、10ページ目に表示されるのでは、発見される確率は大きく違ってくる事が想像できると思います。多くの人は10ページ目なんて滅多にみてくれません。それほどSEO対策はマーケティングにおいて重要な要素です。

ディープラーニングの実装エンジニアになり月に100万円を目指す

これからの時代はAI時代になるといわれており、金融・医療・教育などさまざまな分野でAIが活用されると予想されます。

自動運転技術や、接客・介護などのサービスをはじめ、身近なことまでもAI搭載のロボットが活用されていくといわれています。これから先、これらの技術を開発するAIエンジニアは、世の中に必要不可欠な存在になることは間違いないです。

例えば、コンピューターが自動で学習する仕組みのディープラーニング。わかりやすくいうと、人間が経験からものを学ぶことと同じようなことです。

大量のデータから情報を引き出すこの仕組みをニュートラルネットワークといいます。この技術は、音声認識の技術に使われています。

このような技術を持ったAIエンジニアは、かなり高度なスキルが要求されます。そしてまだまだ人材は足りておらず、世界各国が必要としている存在なのです。

Pythonのフリーランスの案件相場・平均単価

Pythonのフリーランスとしてどのぐらい稼げるのか説明させて頂きましたが、それではPythonのフリーランスの案件相場はどうなのでしょうか。全体の総括と、どうすれば単価を上げられるのかについて解説いたします。

全体の総括

Pythonの案件相場は、月あたり60~80万ほどになります。スキルや知識が高いレベルのエンジニアは月150万を超える収入の場合もあります。

(’’ https://www.bigdata-navi.com/aidrops/1901/ ’’より参照)

どうすると案件の単価が高くなるのか

さらに高い単価案件を得るためには、機械学習エンジニアになったり、データサイエンティストになるなど専門性の高い分野で活躍したり、フロントエンドやバックエンドなどの幅広い知識を持つことが必要です。

どのような案件が多いか

Python案件で多い案件は、Webシステム開発案件です。AIのシステム構築に優れていたり、高度な数学ができるエンジニアは、こういった案件でも求められます。

これらの経験を積み、たくさんの仕事に対応できるようにしたいですね。

どのようなフレームワークの案件が多いか

数あるフレームワークの中で、このような疑問を持つ方も多いかと思います。

Webに関する案件が多い日本では、それに最も適したフレームワークの「Django」を使用した案件が多いです。現在、このフレームワークの需要は高く、学習、習得することは賢い選択になること間違いありません。

どのように案件を探すか

他の言語と比べて案件数が少ないPythonですが、フリーランスエンジニアに案件紹介を行っているエージェントなどに登録したり、クラウドソーシングサービスに登録することで案件を探す事ができます。また、以前勤めていた会社に仕事を振ってもらえたり、SNSで仕事を受けられることもあるようです。

エンジニアスタイルでPythonのオススメ案件を探す

Pythonのフリーランス求人・案件|エンジニアスタイル

まとめ

Pythonはフリーランスで本当に稼げるの?というタイトルで記事を執筆しました。

以下に本記事のポイントを3つ紹介して終わりにしたいと思います。

  1. Pythonエンジニアは需要が高い
  2. AIなど最先端技術に携わる事ができる
  3. 経験スキル知識を身につけるほど高収入が見込める
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