セールスエンジニアの副業の案件にはどんな種類があるのか

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セールスエンジニアの具体的なフリーランス・副業案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。
目次
副業の現状
昨今の不安定な雇用情勢や給与面での不足が重なって、副業を行っている人が増えてきています。今までは本業の就業規則で副業を禁止されている企業がほとんどで、副業を行いたくても行えない方が多数派でしたが、最近では副業を推進している企業も出始めてきました。副業の現状についてご紹介します。
副業を考えている・やり始めている人は増えている
個人のスキルを活かすことのできたり、スキマ時間を切り売りできたりするような副業プラットフォームが充実してきたこともあり、副業を考えたりやり始めたりする人が増えてきています。
総務省の調査によると副業を行っている人の割合は2012年が3.6%だったのに対し、2017年は4.0%と上昇しています。
また、現在は副業をしていないが今後副業をしたいと考えている人の割合は32.6%となっており、3人に1人が副業を行いたいと考えているようです。
サラリーマンの平均年収は減っている
副業を行う理由の主な理由は経済面を上げる人が6割を超えています。すなわち、本業の給料では家計が苦しいということです。
ここ数年、サラリーマンの平均年収が上がっているという記事を見かけます。国税庁の調べでもここ6年ほどの平均年収は確かに上昇しています。
しかし、それは10年前の水準に戻っただけで、20年前と比べると平均年収は実に20万円も減っているのです。昔に比べると税金などの負担も増えていますので、実質の手取り年収は下がっているのです。
コロナの影響で最近はどんな傾向があるのか
新型コロナウイルスの流行により、働き方に大きな変化が生まれています。
飲食業やサービス業は集客ができず大ダメージを受けています。
実店舗の営業ができないので働きたくても働けないということで、本業は時間を短縮しながら副業を行う人が増えてきています。
最近の副業の傾向としてUberEatsを始めとした個人宅配サービスが人気になってきています。
新型コロナウイルスの影響による外出自粛もあり宅配サービスを利用する人が増えたことと、個人で副業として始めやすいということがマッチした結果と言えるでしょう。
セールスエンジニアの副業における3つのメリット
ここからはセールスエンジニアという職種に絞って、副業を行うことについてのメリットをご紹介したいと思います。
①スキルアップ
まず第一にスキルアップを狙えることです。
セールスエンジニアは営業の顔と技術の顔を併せ持つ職種です。
副業では自分自身で仕事を取ってクライアントの要求する仕事を完成させなければなりません。
この一連の流れが大切で、より高単価の仕事を取るまでの営業スキルを磨くことができますし、仕事をこなすことでエンジニアとしての技術スキルを上げることができます。
本業ではなかなか取り扱うことのない個人依頼の仕事などは新しい発見がありますので、本業との相乗効果も生まれることでしょう。
②収入アップ
一番大切な収入アップも当然狙うことができます。
副業で高収入を得るには、何かしらのスキルを持っていることが必須と言えます。
その点、セールスエンジニアはエンジニアとしてのスキルがありますから、高単価の仕事を受注することができるでしょう。
エンジニアとしての副業で月に10万円を超える副業を行っている人も少なくありません。
収入アップを狙う人にとってセールスエンジニアであることは強みであると言えるでしょう。
③仕事のコネクションができる(独立などがしやすくなる)
副業をしていると思わぬコネクションができることがあります。
副業の種類にもよりますが、特にエンジニアを求めているような仕事の依頼先は企業であることが多いです。
思わぬ大企業が依頼を出していることもあります。
そのようなクライアントの仕事を継続して受注していると、本業でも役に立ったりすることがあります。
また、継続クライアントを複数確保しておくと独立した際に営業先としてそのコネクションを使うことができるでしょう。
セールスエンジニアの副業に関する案件の種類
ここまでセールスエンジニアが副業を行うことによるメリットをしょうかいしてきましたが、実際にセールスエンジニアはどのような副業ができるのでしょうか。
どのような副業があるのかいくつか案件の紹介をしたいと思います。
Webサービス作成
自分が持っている知識をウェブ上で発表したいけど、ホームページを作る技術がない、単純なブログは集客ができないので少し変わった機能を組み込みたい、などWebサービス関連の不満を持っている方は数多くいます。
そのようなニーズに答えていく副業はたくさんありますので案件不足に陥ることはあまりないでしょう。
プログラミング指導
最近小学生がプログラミングを授業で習うということもあってプログラミングに興味を持っている人が増えています。
とは言っても、プログラミングを一から独学で学ぶのはなかなか難しいものです。
そのような需要もあって、プログラミングの指導やチェックといった副業が出てきています。
アプリ開発
今ではほとんどの人がスマートフォンを持っているので、あらゆるサービスにアプリがついて回ります。
自分で開発してアプリストアで販売しても良いですし、アプリを開発してほしいクライアントを見つけるのも良いでしょう。
開発のメリットは、その後のメンテナンスの依頼も合わせて受注できる可能性もあることでしょう。
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セールスエンジニアの副業に関する案件の相場・平均単価
セールスエンジニアが副業を行うにあたって、どの程度の金額が案件としての相場なのでしょうか。
ここではセールスエンジニアが行うであろう副業の種類別に、相場や平均単価をご紹介します。
全体の総括
最初に総括からお話ししますと、セールスエンジニアの副業は高単価であることが多いです。
受注する案件によってかなりの幅があることは事実ですが、他の一般的な事務職や営業職の方が副業するのと比べて圧倒的に単価は高いです。
相場・平均単価
セールスエンジニアが行う副業の相場は時給換算で3,000円~5,000円が相場だと言われています。
当然、作業内容によって上下の幅はあるのですが案件によっては10,000円を超える時給になることもあります。
副業には時間給で決まる報酬制度と、完成したものに対して決まった金額を払うという制度とどちらも存在します。
後者では、仕事を受注する前にどれくらいの時間がかかるのかを考えて報酬金額が妥当であるかを考えるようにしましょう。
どんな案件が高い?
セールスエンジニアが行うことが多い副業の中で単価が高いのはプログラミング指導とアプリ開発です。
前者のプログラミング指導は家庭教師のような位置づけで、元々高単価であることが多いです。
また、プログラミング指導の良いところは複数人へ同時進行で仕事を薦めることができる点です。
副業ではどうしても一つの案件を順番にこなしていくことが中心になりますが、複数人へ教えることにより、同時並行で複数の案件を受注することができるのです。
1件の受注単価を落として人数を増やしても良いですし、人数を絞ってサポートを売りにして高単価で受注することもできます。
また、アプリ開発も高単価であることが多いようです。
1つの案件につき数十万円という報酬も珍しくはありません。
当然、アプリ開発には時間と労力がかかりますので、報酬額だけに釣られると大変なことになってしまうのですがきちんとクライアントと話をして開発までの工程をしっかりと組めば高単価案件であることは間違いありません。
逆に単価が低くなりがちな副業はランディングページの作成などが多いようです。
ランディングページ作成の相場は1ページにつき1万円~2万円程度が多いです。
スムーズに進めば時給換算で2,000円程度は確保できるでしょう。
しかし、案件によっては仕様書をセットで納品することを求められるケースもあり、思った以上に時間がとられて結果として時給500円くらいで働いてしまったということも多々あります。
専門的な仕事内容の方が高単価であることは変わりませんので、セールスエンジニアのスキルを活かした案件を受注するようにすると良いでしょう。
どんな案件が多い?少ない?
セールスエンジニアが行う副業の種類は主にエンジニア部分での案件がメインとなってくるでしょう。
具体的にはプログラムの作成やコーディングといったシステムエンジニアのような案件がほとんどと言っても良いでしょう。
セールスエンジニアの営業としての顔はなかなか副業には活かしづらく、どうしてもエンジニア色が強くなると思います。
エンジニアとして副業をしたくないという方も一定数いるとは思いますが、営業としての副業はなかなか見つけづらいのが現状です。
どうすれば単価を高くできるのか
セールスエンジニアが副業を行う際に、どのようなスキルや経験があれば単価が上がるのでしょうか。
ここでは高単価案件を受注するために必要なスキルや経験を紹介します。
多くのプログラミング言語のスキル
IT関係の副業を行うにあたって必要不可欠なスキルがプログラミング言語です。
現在数多くのプログラミング言語がありますが、扱う言語によって単価も変わります。
また、クライアントが求めるプログラミング言語で開発することは絶対条件であるので、多くのプログラミング言語を使えるにこしたことはありません。
特にメインの言語はもちろん、人気になってきているプログラミング言語は高単価であることが多いので定番言語と流行りの言語を使えるようにしておくと良いでしょう。
初期段階から開発に携わった経験
開発の一連の流れをしっかりと理解しているかどうかも重要です。
開発関連の副業を行っていると、避けては通れないのが仕様変更です。
特に不慣れなクライアントであると終盤になって仕様変更を依頼してきてほぼすべてをやり直し、なんていうこともあり得ます。
今まで作業だけをやってきていた方にとっては仕方がないと思うかもしれませんが、初期から完成まで開発に携わったことのある人は仕様変更についてクライアントと事前に取決めをしておくことでしょう。
手戻り時間が圧倒的に短くなり、結果的に高単価の仕事になっていくことでしょう。
セールスエンジニアの副業の注意点
副業を行うことについて注意点もあります。
特にこのような案件には気をつけたほうが良いというものをいくつかご紹介します。
指示内容が明確になっていない案件
指示内容が明確になっていない場合、クライアントのイメージと違う成果物が出来上がってしまうことがあります。
そのようなものを納品してしまうと、こんなイメージじゃなかったと一蹴されて一から作業をやり直さなければならないことがあります。
指示内容が明確になっていない案件は避けるようにし、受注してしまった場合は作業に入る前にクライアントと意思疎通をするようにしましょう。
あまりにも高単価・低単価である案件
相場に対してあまりにも高単価であったり、逆に安すぎる案件は避けたほうが無難です。
前者の場合は要求事項があまりにも高かったり納期が以上に短かったりと、高い理由があることが多いです。
しっかりと対応できる内容であれば問題ありませんが、少しでも不安な場合はやめておいたほうが無難です。
後者の場合は、案件を受けることによって経験になるので単価は安く請けてほしいというように言葉巧みに誘導してくるケースが多々見受けられます。
その割にしっかりと品質やスケジュールを求めてくるケースが多いので、受注者側としてのメリットはありません。
避けておいたほうが良いでしょう。
後出しで追加要求が増えていく案件
仕事を依頼し慣れてないクライアントに多いのですが、依頼分には書かれておらず且つ手間のかかる追加要求を後出しで出してくるクライアントもいます。
悪意をもって敢えてそのようにしているケースもありますが、知らずに追加要求をしてくるケースもあります。
契約合意時にないものについては別途追加の契約を結ぶなどの対応をしましょう。
時には契約解消という選択肢もあります。
まとめ
ここまでセールスエンジニアが副業を行うことについてのメリットや仕事の種類、相場や注意点を紹介してきました。
最後に本記事のまとめを書いておきますので読み返して復習してみてください。
- セールスエンジニアの副業は収入アップだけでなくスキルアップにも繋がる
- 副業の内容はWebサービス開発やプログラミングの案件が多い
- 時給3,000円~5,000円の案件が多く、専門性が高い案件の方が高単価である
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この記事を書いた人

1992年生まれ、北海道出身。トレンドスポットとグルメ情報が大好きなフリーライター。 衣・食・住、暮らしに関する執筆をメインに活動している。 最近のマイブームは代々木上原のカフェ巡り。
この記事を監修した人

大学在学中、FinTech領域、恋愛系マッチングサービス運営会社でインターンを実施。その後、人材会社でのインターンを経て、 インターン先の人材会社にマーケティング、メディア事業の採用枠として新卒入社し、オウンドメディアの立ち上げ業務に携わる。独立後、 フリーランスとしてマーケティング、SEO、メディア運営業務を行っている。