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Swiftエンジニアの年収はどれくらい?将来性と合わせて紹介

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【初心者向け】Swiftというプログラミング言語について

現在、Swiftエンジニアが注目されている中、「そもそもSwiftとは何か?」を見ていきましょう。Swiftとは、クリス・ラトナー氏によって2014年に公開されました。Apple社が発表したネイティブアプリを開発するために活用されるプログラミング言語です。対象としているOSは、MacOSとLinux、 iOSです。Apple社の製品であるMacやiPhoneなどのアプリ開発や、Webアプリケーションの開発を効率的に行うことができます。ここでは、Swiftの特徴やできることを紹介します。

特徴

Swiftの特徴は以下の5つが挙げられます。

  • コードが書きやすく読みやすい
  • オブジェクト指向言語
  • Objective-CやObjective-C++、C言語との相互性
  • 高速な動作が実現可能
  • Playgroundという実行環境がある

それぞれ具体的に解説していきます。

コードが書きやすく読みやすい

Swiftは、スクリプト言語を取り入れており、プログラミング初心者であっても学びやすいです。スクリプト言語とは、プログラミング言語の中でもコードが書きやすく、読みやすい言語です。学習する環境も整っており、「Swift Playgrounds」と言うSwift用の学習ツールがあります。その他にも、iTunes Uで無料講座があるなど、学習環境が充実しています。

オブジェクト指向言語

Swiftの機能は、主にオブジェクト指向の言語です。オブジェクト指向とは、複雑なプログラムをクラス(設計図)として分割をして、システム構成を行う考え方のことです。そのため、一般的には難しいアプリの作成も可能となりました。

Objective-CやObjective-C++、C言語との相互性

Swiftが発表される前に使われていたプログラミング言語(Objective-CやObjective-C++、C言語)と相互性があります。Swift はObjective-Cよりも、ファイル数が少ないため、簡単にコードを書くことができます。Objective-Cを活用できる方であれば、Swiftの書き方を習得すれば、すぐにSwiftを使いこなせるでしょう。

高速な動作が実現可能

英語でSwiftとは「迅速」と言う意味があります。プログラミング言語のSwiftも英語の意味と同じく、「高速な」動作が実現可能です。今までの言語と比較すると、大幅に処理速度が向上しています。処理速度は、Objective-Cよりも最大で約2.5倍、Python 2.7であれば約8倍と言われるほどです。

Playgroundという実行環境がある

Swiftには、Playgroundという実行環境があります。プログラムを書いている途中に、動作確認や修正などをリアルタイムで行うことができます。今までのObjective-CやC言語では、修正が必要であれば毎回アプリの実行を行い、リアルタイムで行うことはできませんでした。Playgroundの実行環境により、Swiftでの開発時間は従来よりも短縮して行うことができます。

Swiftでできることとは

Swiftでは、iPhoneやiPadのアプリ作成ができると言うイメージが強いかもしれません。

しかし、他にもできることがあるので、紹介していきます。

  • iPhoneやiPadのアプリ作成

Swiftを活用することで、iPhoneやiPadのアプリ作成をすることができます。iPhone専用アプリやiPad専用アプリとしての作成も可能です。また、両方対応したアプリも作成でき、柔軟にアプリ作成ができます。

  • Apple watchのアプリ作成

腕時計型のデバイスであるApple watchのアプリ作成ができます。ランニングアプリやニュースを見ることもでき、さまざまな種類のアプリがあります。Apple watchは「ウェアラブルコンピューター(装着できるコンピューター)」であり、まだ発展の途中です。

  • MacBookなどのPCアプリ作成

MacBook専用などのPCアプリの作成ができます。作成後には、Mac App Storeで販売することができ、売れると収入を得ることができます。PCアプリ作成の魅力としては、PC内部のメモリやキーボードなど、深い部分でのアプリ作成ができるところです。

  • WebサーバーやWebアプリケーション作成

通信が必要なアプリの作成をする時に、従来では、WebサーバーやWebアプリケーション作成に対して、プログラミング言語を2つ使用していました。しかし、WebサーバーやWebアプリケーション作成がSwiftのみで行えるようになり、従来よりも効率的になりました。

以上のことから、Swiftを活用することにより、従来のプログラミング言語よりも効率的に作業できるようになりました。また、発展の途上のため、アプリを作成をすることにチャンスがあるなど、メリットが沢山あることがわかりました。

Swiftエンジニアの年収事情

Swiftエンジニアの年収事情を紹介していきます。興味がある方やなりたい方は、参考にしてください。

エンジニア全体の平均年収

まずは、ITエンジニア全体の平均年収を紹介します。

アンケートに回答したITエンジニアの平均年収を計算すると641万円である。

このように、アンケートの結果が出ています。

国税庁の行った「民間給与実態統計調査結果(2020年度)」では、国内の平均年収は433万円です。ITエンジニア全体の平均年収641万円と国内の平均年収を比較すると、208万円もITエンジニアの方が高いことがわかりました。つまり、ITエンジニアは高収入な職種と言えます。

フリーランスのSwiftエンジニアの場合

Swiftのフリーランスエンジニア向け案件・求人の月額平均単価は72万円、最高単価は150万円、最低単価は10万円でした。

(※エンジニアスタイル調べ /2022年1月)

これらの調査結果から、フリーランスのSwiftエンジニアの平均年収は864万円です。最高年収は1,800万円、最低年収は120万円でした。

ITエンジニアの平均年収641万円よりも、フリーランスのSwiftエンジニアの平均年収864万円の方が、223万円も高いことがわかりました。国内の平均年収433万円とフリーランスのSwiftエンジニアの平均年収864万円を比較すると、年収の差が431万円と、約2倍も違います。さらには、最高年収は1,800万円です。最低年収は120万円と低めですが、経験とスキルを身につければ、頑張り次第ではかなりの高収入を得ることができるでしょう。

会社員のSwiftエンジニアの場合

会社員として、企業へSwiftエンジニアとして務めた時の平均年収を解説していきます。

会社員エンジニア全体の平均年収は469万円です。

フリーランスと会社員の場合で比較すると、平均年収の差が395万円も会社員の方が低いです。しかし、会社員のSwiftエンジニアの平均年収は、国内の平均年収433万円よりは少し高めです。会社員のSwiftエンジニアは国内の平均年収と同じくらいのため、フリーランスで活動する方がSwiftエンジニアとして高収入を目指すことができるでしょう。

案件から見るSwiftのニーズ

案件から見るSwiftエンジニアのニーズを見ていきましょう。ここでは、以下の3つの視点からのニーズを紹介していきます。

  • 正社員
  • フリーランス
  • 言語別

Swiftエンジニアの案件について詳しく知りたい方は、参考にしてください。

正社員のSwiftエンジニアの求人数からみるニーズ

正社員のSwiftエンジニアの求人数を以下の2つのサイトから見ていきましょう。

  • 求人ボックス

求人数5,824 件が公開

年収800万円以上の求人数2,464件

  • Indeed

求人数15,837件が公開

年収800万円以上の求人数2,172件

これらのことから、正社員のSwiftエンジニアの求人数は全体的には多めですが、正社員でフリーランスと同じくらいの年収(年収800万円以上)を稼ぐ場合には、求人数が少し減ってしまうことがわかりました。

フリーランスのSwiftエンジニアの求人数からみるニーズ

フリーランスのSwiftエンジニアの求人数を見ていきましょう。ここでは、フリーランスのSwiftエンジニアの平均求人件数を職種別に見ていきます。

  • スマホアプリエンジニア 3,474件
  • iOSエンジニア 3,415件
  • Androidエンジニア 1,317件
  • システムエンジニア 570件
  • サーバーエンジニア 264件
  • フロントエンジニア 241件
  • Webエンジニア 153件
  • プログラマ 85件
  • ゲームエンジニア 76件
  • プロジェクトマネージャー 36件

(※エンジニアスタイル調べ /2022年1月)

これらの平均求人件数を合計すると、9,631件となります。ニーズの高い職種は、スマホアプリエンジニアやiOSエンジニアと言うことがわかります。

言語別に見るSwiftのニーズ

プログラミング言語別にニーズを見ていきましょう。ここでは、日経 xTECHが行った「プログラミング言語実態調査」により、プログラミング言語別の年収調査の結果をご紹介します。

1位JavaScript 663万円

2位SQL 657万円

3位C/C++ 650万円

3位R 650万円

アンケート結果の上位15位のプログラミング言語が調査結果として公開されていましたが、Swiftは上位15位には入っておらず、圏外と言う結果でした。

Swiftエンジニアの将来性

Swiftエンジニアは、高収入を目指すことができる職種です。Swiftエンジニアの将来性が気になる方も多いでしょう。具体的に、Swiftエンジニアの将来性を解説していきます。

Apple社の製品開発で使われているため需要は高い

Apple社製品であるiPhoneは、国内利用率が半数以上となっています。その他にも、iPadやMacBook 、Apple watchなどのApple社製品の需要が高い限り、Swiftを活用した開発の需要も高いと言えます。現在、Swiftでのアプリ開発の案件は常に募集している状態であり、今後もApple社製品がさらに普及するとともに需要が高まるでしょう。

Webアプリケーションやサーバーサイドの開発など、利用できる範囲が年々広がっている

近年、スマホでのアプリゲームの普及率は増加傾向にあり、通信が必要なアプリゲームが増えています。Swiftは、1つの言語でWebアプリケーションとWebサーバーの開発ができます。そのため、Apple社製品の需要が落ちてしまった場合でも、Webアプリケーション開発を行うことができます。

GitHub上では利用率14位

GitHub上で、GitHubタイムラインなどの12.5億以上のイベントから分析をし、プログラミング言語の利用率が14位であると公開されています。上位3位は以下となります。

1位JavaScript 21.41%

2位Python 14.69%

3位Java 12.65%

(2022年1月)

上位3位のプログラミング言語は、1990年代から活用されています。しかし、14位のSwiftは2014年に発表された言語でありながら、1.67%と言う結果を残しました。

TIOBEでは需要は微増

TIOBEは、人気のプログラミング言語をランキングにして、サイト上で公開しています。上位3位は以下となります。

1位Python 13.58%

2位C言語 12.44%

3位Java 10.66%

(2022年1月)

Swiftは10位で1.41%と言う結果でした。2021年の1月には13位でしたが、2022年1月にはランキングが10位まで上がりました。Swiftの人気が、増加傾向にあることがわかります。

Swiftエンジニアとして年収アップさせる方法

Swiftエンジニアとして年収アップさせる方法は、以下の4つが挙げられます。

  • Swiftでの開発経験をさらに積む
  • Kotlin、Objective-CなどSwift以外の開発スキルがある
  • サーバーサイドの言語も習得する
  • 上流工程・マネジメントの経験

それぞれ具体的に解説していきます。

Swiftでの開発経験をさらに積む

Swiftエンジニアの年収は、経験年数によっても異なります。1年目のSwiftエンジニアの年収と4年目のSwiftエンジニアの年収は、大きく変わってくるでしょう。Swiftエンジニアの案件は経験年数を指定されることも多いため、経験年数と共に開発経験を積むことでスキルを磨くことができ、高単価の案件にも挑戦できます。

Kotlin、Objective-CなどSwift​​以外の開発スキルがある

Apple社のアプリ作成には、Objective-Cが活用されていることもあり、Androidのアプリ作成には、Kotlinが活用されています。そのため、Swift以外の言語を使った開発スキルを併用して使うことができると、任せられる業務の幅も広がり年収アップへと繋がります。スマホのアプリは、iPhoneとAndroidの両方で配信されることも多いため、Objective-CとKotlinの開発スキルを身につけておくことがおすすめです。

サーバーサイドの言語も習得する

サーバーサイドの言語としては、RubyやPHPなどが挙げられます。サーバーサイドの言語も習得しておくことにより、Webアプリケーション開発で、フロントエンドのみではなく、サーバーサイドにも対応できるようになります。そのため、任される仕事も増え、年収アップができるでしょう。

上流工程・マネジメントの経験

上流工程やマネジメント業務は、エンジニアとしてのスキルと言うよりは、経営を行う時に必要なスキルと近いです。顧客から要望を聞き出し分析をしたり、チームのメンバーをまとめたりなどの役割があります。上流工程やマネジメント経験があるSwiftエンジニアは、希少性があります。そのため、Swiftエンジニアとして高収入を目指すのであれば、上流工程やマネジメントの経験をしましょう。

Swiftの高単価フリーランス案件を豊富に持っているエージェントを紹介

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

Swiftのフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

本記事では、Swiftエンジニアの平均年収などの年収事情や将来性について、年収アップの方法を紹介しました。Swiftは、他のプログラミング言語と比べて、初心者でも習得しやすい言語です。Swiftエンジニアは、これから将来性もあり、高収入を目指すことができる職種です。Swiftエンジニアへの転職を希望している方や興味がある方は、本記事を参考に検討してみては、いかがでしょうか。

  1. Swiftエンジニアは高収入を目指せる職種である
  2. Swiftエンジニアとして会社で働くよりもフリーランスの方が稼げる
  3. Swiftエンジニアは将来性があり今後も需要が見込める
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