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フリーランスエンジニアが注意すべきエージェント会社の「マージン」の仕組は?エージェントの具体的なマージン比率と賢い付き合い方について解説

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目次

そもそも世の中のフリーランスはどのように案件を獲得しているのか

通常の会社員と異なり、自分自身で収入を得る働き方であるフリーランス。

会社員であれば仕事は会社から貰えますが、仕事がなくなれば収入も止まってしまうフリーランスは自分で仕事を獲得していく努力をしなければいけません。

それでは世の中のフリーランスたちはどのように仕事を得ているのでしょうか。

フリーランス協会が2022年に実施した調査によると、最も多い案件獲得経路は人脈でその割合は65.9%にもなります。

続いて多いのが、取引先からの受注で割合は58.3%です。

他にも自身の広告宣伝活動やエージェント利用なども一定の割合を占めるものの、人脈と取引先の2つが割合としては圧倒的に多いことが分かります。

そのためフリーランスになる方は、一定年数の間社会人として経験を積み人脈や取引先の候補がある程度増えてからフリーランスを目指すことが多いと言えます。

もちろん人によって最適な案件獲得経路は異なる場合があります。とは言っても、リスク回避の観点からも複数の方法を確保しておくことが望ましいでしょう。

案件獲得経路

フリーランスエージェントの「マージン」とはいったい何か

エージェントを使う際に避けては通れないのがマージンです。

マージンとはエージェントが受け取る手数料のことです。

これにより利用者は仕事の紹介に加え、事務手続きのサポートなど様々なサービスを受けることができるのです。

エージェントはこれらの収益をもとに事業継続を行い、広告宣伝活動を行うことで事業を拡大しエンジニアへのサポート活動を行うことができます。

マージンが引かれるまでの流れ

いったいマージンはどのような流れで支払われるのでしょうか。

まずは仕事を発注するクライアント企業がいます(エンド企業とも言います)。

クライアント企業がエージェントに対して例として100万円で仕事を発注します。

エージェントはここからマージン分の金額として10%を受け取ります。

残りの90万円が報酬としてエンジニアへ支払われます。

マージンを引かれた残りがエンジニアが受け取る報酬となるため、マージン率も考慮した上で判断をすると良いでしょう。

マージン率については一つに決められているわけではないので、実際には案件やエージェントごとによっても変動します。

また、案件の商流が深くなるとそれぞれ途中の仲介者からマージンが取られるため結果的に手元に残る報酬が少なくなりがちです。

そのためマージン率だけでなく商流工程もしっかりと把握しておきましょう。

エージェントを利用する場合は「準委任契約」が一般的

案件を受ける際の契約には、主に2種類あります。それが請負契約と準委任契約です。

エージェントを利用する場合は準委任契約が一般的です。

この2つの契約形態の違いを説明します。

請負契約の場合は、依頼内容の完成までが責任範囲です。つまり稼働した時間ではなくあくまで納品した成果物に対して報酬を得る契約形態です。

成果物として仕事を完成させるだけでなく、その後のバグ修正の対応などにも責任を負います。

そのため納期と成果物の内容については事前にしっかりと確認・すり合わせを行うことが大事です。

一方で、準委任契約は仕事を最後まで終わらせることではなく業務を遂行したことに対して報酬が支払われます。

仕事を完成させる義務はなく、あくまで働いた時間に対して対価をもらいます。

請負契約に比べて責任の重さが異なるため、独立したての場合は基本的に準委任契約がおすすめです。

フリーランスエージェントの「マージン」の目安とは

独立して活動を行うからには、少しでも収入を増やしたいと思っている方が多いと思います。

そのためには案件自体の報酬額だけでなくマージン率もチェックしておきましょう。

基本的にはマージン率は公表されていない

エージェントが受け取るマージン率の目安ですが通常は非公開です。

エージェントによって異なることはもちろんですが、実際の案件によっても異なるためです。

そのため通常は登録後に初めてマージン率を見れることが多いです。

「マージン」をオープンにしている代表的なフリーランスエージェント

下記に一覧でマージンを公開しているエージェントについてご紹介します。

もちろんエージェントの良し悪しはマージン率がすべてではありませんが、気になるエージェントがあれば登録を検討してみると良いでしょう。

エージェント名 マージン率
PE-BANK 8~12%
Midworks 10~15%
エンジニアファースト 5%~
スマートエンジニア 15%
ROSCA freelance 一律10万円
Liberty Engineer 0~5万円

10%〜25%ほどがマージンで抜かれる比率

エージェントによって設定されているマージン率は異なるものの一般的に約10%〜25%ほどが目安となります。

比率に幅があるのは、交渉によってマージン率を変動できるためです。

不当にマージン率が高いまま契約してしまうとエンジニアにとっては損となります。

自分のスキルや経験を踏まえ、交渉することでマージンを調整してもらうことも可能です。

しっかりスキルを身に付けていることが前提ですが、マージン率を下げてもらうことができれば自分のそれはそのまま自分の収入増に繋がります。

そのため対等にエージェントに交渉するための交渉スキルも大事となります。

エージェントと上手に活用・付き合っていく方法

フリーランスとしてより活躍していくためには、エージェントとうまく付き合っていく必要があります。

ここからは、エージェントを上手に活用し付き合っていく方法について解説していきます。

マージンを差し引いた希望金額をきちんと伝える

まずエージェントとやり取りを行う最初の段階で、マージンを差し引いた自分の希望報酬金額をしっかりと伝えておきましょう。

ここの金額感がしっかりと伝わっていないと自分の希望に沿わない報酬単価の仕事ばかり紹介されたりとコミュニケーションの齟齬が生じる可能性があります。

希望金額をはっきりと伝えるのは少し気が引けるかもしれませんが、後になって損をしないためにも最初のタイミングで明示しておきましょう。

複数のエージェントを活用しエージェントに対しても遠慮なく交渉をする

エージェントには複数登録しておくことがおすすめです。一つしか登録していないと良くも悪くもそこに依存しがちです。

複数登録していれば、精神的にも余裕が出るためエージェントに対して自信を持って交渉できるようになります。

また他のエージェントも登録していることをほのめかすことで、

競争意識を芽生えさせ、より自分の希望に合った仕事を紹介してもらえるかもしれません。

エージェントは活用しつつ、マージンを抜かれない直案件を受けられるように

エージェントは豊富に案件を保有していることはもちろん、様々な事務手続きのサポートや福利厚生が受けられたりと利用するメリットが多くあります。

とは言えエージェントを利用する以上、マージンは必ず発生します。

フリーランスエンジニアとして報酬面で最も魅力的な取引形態は、マージンを抜かれない企業からの直案件を受けることです。

直案件を受けることができればこれまでマージンとして抜かれていた金額も自分の報酬となります。

まずは紹介された案件を通して実績や経験を積んでいく傍ら、直接案件を獲得できるように努力していくことも意識してみましょう。

「マージン」がかかる理由とは?エージェント会社の役割とは

マージンを取られることに納得ができないと感じる方もいるのではないでしょうか。

そもそもなぜマージンがかかるのでしょうか。そしてエージェント会社の役割とは一体どのようなものがあるのでしょうか。

案件の継続的な紹介

エージェントは様々な企業からの案件を豊富に持っており、これらの案件を継続的に紹介してくれます。

そのためには運営コストとして広告投資や営業活動などコストがかかります。

エンジニアにとっては、継続的に案件を受けられることは収入を途切れさせないためにも何よりも重要です。

自分から営業活動をしなくても自動で案件紹介を受けることができるエージェントサービスは大きなメリットがあると言えます。

トラブル時の対応

エンジニアと企業の間にエージェントが入ることで、万一のトラブル時などもスムーズに対応してくれます。

もしトラブルに発展するようなことがあっても間に入ってくれるため安心です。

マージンはそうしたリスク管理を行っているエージェント側への手数料の側面もあります。

福利厚生や保障を受けることができる

エージェントを利用することで、福利厚生や保障を受けることもできます。

フリーランスとして働く上では、通常の会社員のように福利厚生などのサービスを受けることが難しくなります。

そこでエージェントを通じて健康診断やスポーツジムの料金割引などの福利厚生を受けることが可能となります。

また、不安要素となりがちな所得保障や賠償責任保障などのサービスを受けれることもあります。

マージンはこれらの充実したサービスにかかるコストとしても考えることができます。

福利厚生の種類や手厚さはエージェントにより異なりますが、主な内容に次のようなものがあります。

  • 確定申告へのサポート・セミナー
  • レストランやリゾートなどの優待利用
  • 税務に関するサポート
  • 健康診断
  • 収入保障
  • 税理士や弁護士の紹介サポート
  • 小規模企業救済
  • オンライン学習や英会話などの自己啓発費用補助

契約や請求を代行してくれるため、業務に集中できる

エージェントのメリットは他にもあります。企業への契約締結や請求をエンジニアに代わって代行してくれることです。

これらの事務手続きは直接報酬を生む作業ではないため、できるだけ時間をかけずに済ませたいところです。

エージェントはこれらの手続きや事務作業をエンジニアの代わりに行ってくれます。

このためエンジニア側は煩雑な事務手続きから開放され業務に専念することができます。

エンジニアがフリーランスエージェントを選ぶ際の注意点とは

それではエンジニアはどのようなエージェントを選べば良いのでしょうか。ここからはエンジニアがエージェントを選ぶ際のポイントについて解説していきます。

エンジニアの働き方や技術に対して理解があるエージェントを選ぶ

まずはエンジニアについて理解のあるエージェントを選ぶことです。業界や技術について理解があるほうが、自分の意向を汲み取ってくれたりコミュニケーションにおいて理解の齟齬が起こりにくいです。

働き方や技術について知見のあまりないエージェントだとスムーズな意思疎通ができずコミュニケーションがストレスとなることがあります。

エージェント会社単位というよりも「人」ベース

実際にはどのエージェントが良いかというよりも、自分を担当してくれる担当者次第のことがほとんどです。

担当者の力量や熱意次第でサービスの質は大きく異なってくるからです。

そのため自分に合った良い担当者に巡り会えるかどうかを大事にしましょう。

より適切なサービスを受けるためにも、エージェントに対してはしっかりと本音や事実を伝えお互いに信頼関係を構築することが大切です。

マージン率をオープンにしているエージェントを利用する

エージェントを選ぶ際にはマージン率を公開しているかどうかもチェックすると良いでしょう。

マージン率を公開しているエージェントであれば信頼できますし、事前に報酬の目処も立てやすいです。

エンジニア案件が多いエージェントを活用する

エージェントを質を左右するポイントの一つが、保有している案件数です。

特にエンジニア案件をたくさん保有しているかどうかは確認しておいたほうが良いでしょう。

案件が多いということは、エンジニア業界に強く実績が多いということでもあります。

また案件数の候補が多いほど、自分の希望やスキルに合った案件に巡り会える可能性も上がります。継続的に案件に参画し収入を確保していくためにも案件数の多さは一つの指標となりそうです。

エンジニア案件を豊富に持っているエージェントとしては、レバテックフリーランスやMidworkdsなどが挙げられます。

サポートや福利厚生が充実しているエージェントを活用

せっかくであれば、手厚いサポートや福利厚生サービスを受けたいものです。

エージェントによってはキャリアの悩み相談やポートフォリオ作成のアドバイスなど様々な相談に乗ってくれます。

特にフリーランスになりたてのときは、同じフリーランス仲間が周囲にいないこともあり

困ることもあるでしょう。

そのような際は心強いパートナーとしてエージェントに頼ってみることもおすすめです。

エンジニア案件に強いフリーランスエージェント一覧

それではここからはエンジニアの案件に強いエージェントをご紹介していきます。

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

まとめ

今回はフリーランスエージェントのマージンを中心にご紹介しました。マージンだけを考えるとフリーランスとしては直接企業から継続案件をもらうことはたしかに理想ではあります。

エージェントを利用することで手数料としてのマージンがかかりますが、多くの案件を保有しており継続的に案件紹介をしてくれるだけでなく福利厚生や事務手続きサポートなど多くの恩恵を受けることができます。

そのためエージェントの良し悪しをしっかりと理解した上で、適切にエージェントを活用することがおすすめです。

  1. エージェントを利用すると平均10%〜25%のマージンがかかる
  2. マージンがかかる反面、事務手続き代行や福利厚生など多くのメリットがある
  3. 複数のエージェントをうまく活用することがおすすめ
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