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【2022年最新】グラフィックデザイナーのフリーランスの相場・平均単価とは?

はじめまして、エンジニアスタイル編集部です!

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本記事が、皆様の参考になれば幸いです。

経験がまだ少ない方にもわかりやすく説明するために、初歩的な内容も記載しております。記事も長いので、実務経験豊富な方は、ぜひ目次から関心のある項目を選択してください。
グラフィックデザイナーのフリーランス案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

グラフィックデザイナーのフリーランスの仕事内容

フリーランスとして働いている人は増えている

求人広告や人材派遣の株式会社リクルート内にあるリクルートワークス研究所の「全国就業実態パネル調査(JPSED)」(2019)によると、本業をフリーランスとして働いている人が約324万人で1年間で19万人増加、前年比で6%の増加という結果が出ています。(※リクルートワークス研究所調べ:https://freelance-start.com/articles/326

先進国では日本人サラリーマンの年収だけ減少

この20年でサラリーマンの平均年収は日本以外の先進国ではどこも上がっていますが、残念ながら日本は減少し続けていることが分かっています。これは企業の生産性を上げるために、非正規社員を増やしたり、派遣労働の可能業種を増やしたりするなどで、人件費を削減するように動いた結果です。事実、非正規雇用の割合は90年代半ばまでは20%程度だったものが、今では35%まで上昇しました。(※livedoor調べ:https://news.livedoor.com/article/detail/15835905/

コロナの拡大で雇用に影響

コロナの影響で、特に契約社員や派遣労働者といった非正規雇用の解雇が増えています。また正社員のリストラ増加や上場企業の早期・希望退職者も前年の2倍なので、再就職や転職も厳しい状況が続いています。

グラフィックデザイナーのフリーランスでぶっちゃけどれくらい稼げるの?

まずはフリーランスで月に30万円を目指す

フリーランスのグラフィックデザイナーになるなら、まずは月に30万円を目指しましょう。結論から言って、難しい目標額ではありません。たとえば5万円の案件なら月に6件で、3万円なら10件で30万円となります。このようにどれくらい稼げるかは「単価×件数」で決まることを常に意識して、案件を受けるようにしましょう。この方程式はビジネスにおいて基本となる考え方です。

専属グラフィックデザイナーになれば50万円くらいは稼げる

グラフィックデザイナーの案件は単発のものが多いですが、なかには月額固定で外部の専属グラフィックデザイナーになることを依頼されることがあります。月刊誌のエディトリアルデザインや最近ではSNS運用といった案件なら、1契約で月10万円〜の報酬もあるので月50万も稼ぐことが可能です。

コンサルティングのスキル・経験があれば100万円以上稼ぐことも可能

グラフィックデザイナーのクリエイティブ業にプラスして、企画から参加したり、ECサイトの運営全般を任されたりするとディレクションやコンサルティング料としての報酬が発生します。実際に結果を出せばさらに報酬が上がるインセンティブ制度を採用しているところもあるので、月100万円も決して難しい額ではありません。フリーランスのメリットは、自分が働いた量だけ収入が発生することです。自分の頑張り次第で、言わば月収は青天井と言えますね。

グラフィックデザイナーの求人傾向

こんな求人が多い

最近のグラフィックデザイナーの求人では「要経験者」や「経験年数5年以上」といった条件付きの募集が増えてきました。この理由としてはクラウドソーシングサービスの利用者が増えて、フリーランスのグラフィックデザイナーが増えているため、依頼するクライアントも選出しやすいように、求人の時点である程度ふるいにかけたいのだと思います。もちろんまったくの未経験者でも応募できる案件はたくさんありますが、高いデザイン力を求められる際は、採用条件が増える傾向にあります。

こんなスキルが求められている

グラフィックデザインをするのに必要なソフトが使えるスキルはマストで必要です。そして意外と重要視されるのが「コミュニケーション力」と「レスポンスの早さ」。クラウドソーシングサービスでマッチングした案件となると、オンラインですべて完結させる必要があります。そのため文章だけでいかに双方理解し合えるか、基本的には一般企業のように対面での打ち合わせや、電話でのやり取りがないためメールのレスポンスがどれだけ早いかなど、いわゆる「報・連・相」と呼ばれる社会人としてのマナーが求められる傾向があります。フリーランスは、個人プレーヤーで後ろ盾はなくすべて自分の責任で対応する必要があるので、グラフィックデザインのスキルだけでなく個人のビジネススキルも磨いていきましょう。

グラフィックデザイナーの案件相場・平均単価

全体のサマリ

グラフィックデザイナーは一般事務より必要となる専門スキルが多いため、単価は高めになる傾向にあります。また案件数に関しては、アウトソーシングサービスでは毎日新しい募集を見かけます。たとえばクラウドワークスでは全体の7%がデザインに関する募集案件になっていますが、他カテゴリーでもウェブデザインやバナーデザインといった案件が見られるので、実際にグラフィックデザイナーとして受けられる案件数はもっと多いと思われます。

どんな案件が高い?低い?

グラフィックデザイナーで単価の高い案件はロゴデザインです。依頼するクライアントが個人や企業で大きく変わってきますが、なかには10万円という高単価のものもあります。反対に単価の低い案件とは、名刺データの名前のみを変更したり、提供されるオリジナルデータを使って一部分のみアート追加したりと作業が簡単なものは、単価が数千円程度の低い案件となります。

どんな案件が多い?少ない?

ロゴデザインの案件が多い傾向にあります。チラシやパンフレットは自分たちで作る人もいるのですが、やはりずっと使っていくロゴはきちんとお金をかけてプロに作ってもらう人が多いようですね。また年々少なくなっていると感じるのがDMデザインです。以前はハガキサイズの広告は効果のある手段の1つだったと思いますが、最近ではこういった紙広告よりインターネット広告に力を入れる企業が増えています。

どうすれば単価を高くできるのか

ディレクションのスキルがあると単価が高くなる

グラフィックデザイナーはクライアントの要望を聞き取り、それを形にするのが仕事ですが、クライアントによっては企画段階から進まないところもあります。そのような場合はグラフィックデザイナーがディレクションから参加することで単価を高くすることが可能です。たとえばロゴデザインの依頼でありながら、いまいちコンセプトやイメージがまとまらない場合は、そういったディレクション作業も含めるので単価を上げてくださいと交渉してみましょう。さらには必要なコンテンツを提案して、追加で依頼してもらうこともできます。

実績があると単価が高くなる

これは言うまでもなく、経験年数の長さや過去担当したクライアントの実績などがあると、単価交渉に大きく役立ちます。クラウドソーシングサービスに登録しているフリーランスのグラフィックデザイナーを見ていると、素晴らしい経験や過去の実績を持っている人がたくさんいて、なかには希望する時間単価が5,000円以上という人も。1日8時間労働なら日給4万円、普通の会社員では届かない報酬です。ほかにもデザイン賞受賞歴などがあればどんどんアピールして、自分のスキルや価値を下げないで、しっかり単価を上げていきましょう。

グラフィックデザイナーでフリーランスする際の注意点

こんな案件は地雷

契約が成立する前に、質問攻めやサンプル作成の強要をしてくるクライアントは注意が必要です。回答するにもデザインを提出するにも時間と手間がかかってくるので、その分の対価はしっかりもらうべきです。こちらがフリーランスだからといって足元を見られることもあるので、自信を持って対等に対応していきましょう。

契約や税金面で見落としがちなところ

継続案件という契約だったので、最初だけかなりの低価格で依頼し、そのまま音信不通になるという悪質なクライアントがいます。またデザイン業は源泉徴収の義務がある業種となるにも関わらず、源泉徴収に対応してくれない場合もあるので、契約前には契約内容をしっかり確認しましょう。アウトソーシングサービスを利用した案件の場合は仲介してくれる場合もあるので、困ったら1人で悩まずに相談してみてください。

エンジニアスタイルでグラフィックデザイナーのオススメ案件を探す


https://engineer-style.jp/jobs/graphic-designer

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まとめ

グラフィックデザイナーのフリーランスの相場や単価は一般事務より高めで、自分のスキルを増やせばさらなる収入アップも見込めます。時代の変化とともに重宝されるスキルをしっかり読み取り、今後の目標設定を行ないましょう。コロナの影響もあるので、今後フリーランスはさらに増えることが予想されます。供給過多で負けてしまわないように自分の強みにより磨きをかけて、不況にも左右されないグラフィックデザイナーを目指しましょう。

  1. グラフィックデザイナーのフリーランスの収入は青天井である
  2. 単価交渉に必要なスキルや実績を身につける
  3. 悪質なクライアントに気をつけて契約を結ぶ
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