【2022年最新】Webデザイナーのフリーランスの相場・平均単価とは?

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以下、PHPの案件例と、案件一覧に飛べますのであわせて確認してみてください。
目次
Webデザイナーのフリーランスの仕事内容
Webデザイナーの仕事は、クライアントの要望に沿ったWebサイトのデザイン、バナー・ロゴ制作、最適な機能の実装などWebサイト全体の構成を担当します。PhotoshopやIllustratorといったデザイン系のソフトを使いこなせるスキルが必須となり、Webデザイナーといっても、HTML・CSSなどのマークアップ言語でサイトのコーディングまで手掛けることがあります。
フリーランスのWebデザイナーでも仕事内容に差はありません。Webサイト制作の依頼を受けた際は、まずクライアントにサイトのイメージや目的などをヒアリングしなければいけないので、Webデザイナーにはコミュニケーション能力も必要となります。クライアントの要望や意図を正確に汲み取り、良質な提案ができるとクライアントからの信頼も向上するでしょう。Webサイトは企業や団体のブランディングにも関わるので、デザイン性だけではなく、集客などに繋げるための機能性も考慮しながらWebデザイナーはサイト制作を進めていかなければいけません。
Webデザイナーのフリーランスはぶっちゃけどれくらい稼げるの?
フリーランスWebデザイナーの年収は実績やスキル、仕事のパターンによっても差が出てきます。こちらではWebデザイナーが制作会社で正社員となり働いた場合の年収、フリーランスとして独立した場合の年収について解説します。
▶Webデザイナーとして会社に所属した場合の年収
正社員として働くWebデザイナーの平均年収は、求人情報・転職サイトdodaがリサーチしたデータ(2018年9月~2019年8月)では348万円とされています。クリエイティブ系職種の中ではWebデザイナーの平均年収は低い方です。ただ、Webデザイナーとして十分な現場経験を積み、Webプロデューサーやディレクターなどの職種へキャリアアップできれば平均年収は440万円を超え、より待遇のいい制作会社へ移ることも検討できるようになります。
(参考:求人情報・転職サイトdoda https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_09)
▶フリーランスのWebデザイナーとなった場合の年収
フリーランスWebデザイナーの平均年収は300~400万円といわれていますが、実力次第では年収1,000万円を狙うことも可能です。事実として「レバテッククリエイター」や「テクフリ(テックキャリアフリーランス)」といったフリーランスエージェントでは、Webデザイナーの求人・案件を探してみると月額80万円以上の高単価案件が複数公開されています。コーディングはもちろん、プログラミングやディレクションのスキルを身につけ、高単価案件で継続的に稼いでいければ年収1,000万円は目指せるはずです。最初は人脈を活用したり、国内最大手のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」などで案件を獲得して実績を積んでいきます。そして、Webデザイナーとしてのスキルに自信がついてきたら、フリーランスエージェントの高単価案件にもチャレンジしてみましょう。
Webデザイナーのフリーランス求人・案件の傾向
Webデザイナーのフリーランス求人・案件を多く保有している「レバテッククリエイター」や「テクフリ」で公開案件の傾向を見ると、Webサイトのデザインだけではなくコーディングやディレクション業務を担当できるWebデザイナーや、UI /UXデザインができる人材も求められています。
さらにプログラミング、サイトのアクセス解析、Webマーケティングのスキルがあると参画できる求人・案件の幅が広がるでしょう。フリーランスエージェントでは、公開案件のほかに登録しないと紹介してもらえない非公開案件も保有しています。大手の人気企業などが出している非公開案件の求人傾向については、複数のフリーランスエージェントへ実際に登録してエージェントから情報を共有してもらうしかありません。また「クラウドワークス」で『ホームページ制作・Webデザイン』カテゴリの案件数を見ると280件ほどあり、固定報酬制で報酬額の条件を10~50万円で絞り込むと47件、さらに報酬額を50~100万円まで絞り込んでも13件ヒットしました。(2020年9月時点)「ランサーズ」など他にもクラウドソーシングはありますので、複数の案件を並行して進めていければフリーランスWebデザイナーとして高収入を得ることもできます。
Webデザイナーのフリーランスの案件相場・平均単価
Webデザイナーのフリーランス求人・案件における相場・平均単価は、月の作業時間を140~180時間(週5常駐)とした場合、月額単価の相場は40~60万円が目安となります。
平均単価は53.1万円となり、最高単価は100万円、最低単価は20万円です。
(参考:フリーランススタート『Webデザイナーのフリーランス求人・案件 月額単価相場』2020年9月時点)
Webデザイナーのフリーランス求人・案件相場は、クリエイター系職種の中では少し低めといえます。最近は通学系のWebデザイナースクールやオンライン講座で体系的に早くWebデザインのスキルを身につけられます。未経験でも業界に入ってくる人が増加してきたため、Webデザイナー案件の相場・平均単価も低めとなっていることが予想されます。ただ、Webデザイナーとしての経験年数やスキル次第では平均単価も上がってきます。Webデザイナーのフリーランス求人・案件を豊富に保有している「レバテッククリエイター」や「テクフリ」では高単価案件が公開されていますし、登録すればエージェントから非公開案件を紹介してもらえる可能性もあります。また「techtree(テックツリー)」もWebデザイナー案件を多く保有しているフリーランスエージェントなので登録をおすすめします。
Webデザイナーのフリーランスが単価を高くする方法
フリーランスWebデザイナーが単価を高くしていくには、スキルの幅を広げ、デザイン以外の知識も学ぶ必要があります。単価アップの方法を解説するので参考にしてください。
▶コーディングやプログラミングスキルを習得する
Webデザイナーには、コーディングやプログラミングのスキルも必要性を増してきています。AdobeのDreamweaverといったソフトである程度まではWebサイトを制作していけますが、サイトの高速化やエンジニアと連携して作業する場合は、効率的なコードを記述できないと生産性が落ちてしまいます。WebデザイナーにとってHTML・CSSは基本なので、JavaScriptやjQueryなどを習得しておくといいです。PHPも学んでおけばWordPressのカスタマイズやWebサイト制作にも幅広く役立つので、単価の高い仕事を獲得することも可能になります。
▶Webマーケティングの知識を学ぶ
Webマーケティングといっても幅が広いのですが、アクセス解析やマーケットを分析する能力、SEOやSEMは基本としてWeb広告などの知識があるとWebデザイナーとしての強みになるはずです。Webマーケティングは企業のブランディング、収益にも関わるので単価アップを狙うためのスキルとして身につけておくといいです。またブランディングにおいてはコピーライティングのスキルも磨いておくと、より魅力的なWebサイト制作に役立つことでしょう。
▶セルフブランディングで差別化する
最近はWebデザイナーに限らずフリーランスがブログやSNS、YouTubeなどで自身をブランディングすることは当たり前になってきました。影響力を高めることができればビジネスも拡大していけますし、直接仕事を依頼してもらえた場合は中間マージンが取られないので単価が高くなりやすいのです。フリーランスのWebデザイナーとしては、ポートフォリオの公開や視覚的にライバルとの差別化を狙い、企業へ営業する武器としてブログやSNSは活用できます。発信する情報は技術的なことや自分の得意分野における知識・経験に絞り、個性を際立たせていきましょう。
Webデザイナーがフリーランスとなる際の注意点
Webデザイナーがフリーランスとして独立した際の注意点について3つ解説します。スケジュール管理や契約書の作成は、クライアントとのトラブルを避けるためにも大切なことなので気をつけるようにしましょう。
▶仕事は選り好みせず実績を作る
未経験からフリーランスWebデザイナーとなったばかりの時は実績がないので、仕事は選り好みせず色んな案件にチャンレンジしてみましょう。実績作りにおすすめなサイトが「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスです。実績を積み上げていくうちにスキルも磨かれていくので、自然と単価交渉もしやすくなります。自分の実力に自信がついてきたらフリーランスエージェントにも登録して高単価案件で収入を上げていきましょう。
▶しっかりスケジュール管理をする
フリーランスにとってスケジュール管理は必須といってもいいです。仕事の依頼を受ける際は、スケジュールを確認して納期を守れるかよく検討しましょう。フリーランスの仕事を受注し過ぎてオーバーワークとなり、納期を遅らせると信頼を落とすばかりではなく、最悪のケースとして損賠賠償を請求されることもあります。クライアントとのトラブルを防ぐためにも、厳格なスケジュール管理を心がけて業務を遂行してください。
▶契約書を作成する
クライアントと直接契約をする場合は、仕事内容や業務における責任の範囲などを書面で明確にしておきましょう。契約書を確認して少しでも気になる点があればクライアントに確認してください。契約書には、業務委託の日付、成果物の納期、報酬の支払い期日など細かく明記しておきます。書面を残さず契約してしまうと業務中に発生した事故やトラブルに対処できなくなるので、必ず契約書を作成するようにしましょう。
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まとめ
Webデザイナーの仕事内容や年収、フリーランス求人・案件の相場、単価アップをするためのスキルなどについて解説してきました。フリーランスのWebデザイナーとして独立する方の参考になりましたら幸いです。
下記に本記事のまとめを記載しますので、復習のためにお役立てください。
- Webデザイナーの仕事はデザインだけではなく、幅広いスキルが求められる
- 平均単価の相場は低めだが知識・スキルの向上で単価アップは十分に可能である
- 仕事の依頼を受ける際はスケジュール管理と契約書の作成を守ること
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この記事を書いた人

広告代理店でPR動画の制作に10年携わる。クリエイターとして独立後、プロジェクションマッピングの企画、まちおこしプロジェクトに参画中。 並行してフリーランスのWEBライターとして活動中。
この記事を監修した人

大学在学中、FinTech領域、恋愛系マッチングサービス運営会社でインターンを実施。その後、人材会社でのインターンを経て、 インターン先の人材会社にマーケティング、メディア事業の採用枠として新卒入社し、オウンドメディアの立ち上げ業務に携わる。独立後、 フリーランスとしてマーケティング、SEO、メディア運営業務を行っている。