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グラフィックデザイナーのフリーランスの案件にはどんな種類があるのか

フリーランスの現状

▶フリーランスを考えている・やり始めている人は増えている

ここ数年でフリーランスという言葉をよく耳にするようになりました。以前に比べて、確実に市民権を得たように思います。事実、日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」によると、2019年は287万人だった人数が2020年には312万人まで増加しました。

(※ランサーズ調べ:https://speakerdeck.com/lancerspr/huriransushi-tai-diao-cha-2020

これは1年で9%という増加率で、今大流行しているキャンプ利用者でさえも前年比1.2%増という数値と見比べれば、いかにフリーランスの需要が高まっているかということがわかります。

(※日本オートキャンプ協会調べ:https://www.autocamp.or.jp/post-9764/

また、2020年のフリーランス人口312万人は、すでにフリーランスとして活動をしている人数なので「これからフリーランスになりたい」「フリーランスに興味がある」という層を考えると、今後もさらにフリーランスの人口が増加するでしょう。

▶サラリーマンの平均年収は減っている

国税庁によるとサラリーマンの平均年収は、平成元年には6.1%だった伸び率が平成30年には2.0%まで落ち込んでいます。その間に消費税は3%から10%に上がり、国民年金や健康保険といった社会保障の金額は上昇し続けているのに対して、企業で働くサラリーマンのボーナス減額や昇給なしといったことが増えてきました。昔のように会社員であれば一生安泰ということは無くなってきているのです。

(国税庁調 https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan1997/menu/03.htm

▶コロナの影響で最近はどんな傾向があるのか

コロナで世界は大きく変わりました。特に旅行関係や飲食関係など、移動を伴い対面で行なうサービスは大打撃を受けています。旅行代理店に勤める友人によると、仕事は激減し、正社員でありながらも今では月にたった6日の出勤になりました。彼女はそれだけで生活することができなくなってきたので、得意だったイラストを活かして副業を始めています。幸いにも副業にやりがいや楽しさを見つけ、今では本業より収入を上回ってきたので、副業を本業としてフリーランスになることも視野に入れています。おそらく今後もこういった人が増えてくるので、フリーランス人口はますます増加していくと思われます。

グラフィックデザイナーのフリーランスにおける3つのメリット

▶①スキルアップ

フリーランスでグラフィックデザイナーになると、確実にスキルアップすることができます。なぜなら取り扱うデザインのジャンルが大幅に増えるからです。筆者は約10年企業勤めのグラフィックデザイナーでしたが、会社のカラーがあるので、お付き合いできるクライアントの幅が広がりませんでした。良い点としてはそのジャンルに特化することで強みができることですが、フリーランスになっていろんなジャンルのデザインを担当するほうが成長速度は速いように思います。

▶②収入アップ

企業勤めのグラフィックデザイナーだと、どうしても収入に上限が生まれます。昇給したり、コンペなどで良い結果が出せれば臨時ボーナスもあるかもしれませんが、大幅な収入アップは難しいのが現状です。フリーランスの場合、クライアントによってはその都度単価アップをしてくれたり、交渉に応じてくれたりするところも多いので、筆者もフリーランス活動で収入アップができるようになりました。

▶③仕事のコネクションができる

フリーランスは活動の幅が広がるので、それまで知らなかった世界や新しい人脈へのコネクションが生まれます。また今ではSNSの普及により多種多様な仕事へアプローチができるので、さらにコネクション作りがしやすくなりました。会社員の立場では挑戦できなかった仕事も、フリーランスであればいろんな仕事を選ぶことができるようになります。個人戦だからこそより深い関係を意識することで、また別の仕事が舞い込んでくることもあります。

グラフィックデザイナーのフリーランスに関する案件の種類

▶仕事の種類

グラフィックデザイナーとしての案件はたくさんあります。主な案件は、ロゴ制作、名刺・ビジネスカード、チラシ、DM、ポスターといったデザインです。その他にもスキルを活かして、最近ではYouTubeのサムネイル制作やECサイトの画像加工といった案件も多くなってきました。またクリエイティブ要素の低い作業案件で、例えば画像をパス化(オブジェクト化)や、既存データの色を変更してほしいといった案件もあります。ほとんどAdobeのIllustratorやPhotoshopといったソフトを使った案件が多いですが、InDesignが使えれば雑誌や冊子のエディトリアルデザインの案件も受けられるでしょう。クリエイティブなソフトが使えるスキルは大変重宝されます。

グラフィックデザイナーのフリーランスに関する案件の相場・平均単価

▶全体の総括

昔からグラフィックデザインの相場や単価はバラバラなので一概に言うのは難しいですが、専門ソフトが使えるスキルや美しいデザインを組む知識、クライアントの希望を読み取る力などが必要になってくるので、一般事務よりは全体的に高い傾向があります。ただしグラフィックデザイナー歴やクオリティによって、人により単価はかなり変わってくるのが実情です。

▶どんな案件が高単価?低単価?

比較的相場が高いのは「ロゴ制作」です。なぜ高い相場なのかというと、ロゴは会社の顔となる大切なデザインで、かつ長期的にいろいろなコンテンツに使用されるからです。できあがったロゴを見れば、パッと作れそうと思われるかもしれませんが、ロゴをデザインするときは膨大なデータやパターンを作成するため、意外と手間や時間がかかるものです。

低い案件は、あまりクリエイティブ要素の必要ない「パス化や既存データの変更(例:名刺の名前を変えて欲しい)ものですが、これらもIllustratorなどの専門ソフトを使うので立派なグラフィックデザイナーの案件となります。また、毎月発行したいDMがあるといった継続性のある案件や、100ページもあるような作業量の多い大型案件になってくると、それに比例して単価が割安になるのも業界の暗黙のルールです。

▶どんな案件が多い?少ない?

案件の種類によって多い・少ないといった差は特にありませんが、企業案件だと新しいプロジェクトに必要となるロゴ・チラシ・ポスターといったものが多いです。小さな修正は社内で対応するところもあるので大枠の案件が多い傾向があります。もちろん個人事業主の方でもロゴやチラシの案件がありますが、企業案件に比べて小さな修正といった案件が多い印象です。

どうすれば単価を高くできるのか

▶提案と交渉のスキル

単価を高くするには、クライアントの希望以上のクオリティで提案できるスキル、交渉のスキルが重要です。こう聞くと難しく感じるかもしれませんが、どちらも努力や工夫で伸びるスキルです。まず高いクオリティの提案力は言うまでもなく、自分のデザイン力を上げることです。グラフィックデザイナーと聞くと高いセンスが必要なイメージがありますが、実は大切なのはクライアントの要望をいかに形にできるかということが大切です。ここをはき違えてしまうと、たちまち自分よがりなデザインになり、自分だけが満足するデザインになるので注意しましょう。そして単価交渉はしっかりとクライアントの期待以上に答えられているのならどんどん交渉してOKです。クライアントによっては言わなくても単価を上げてくれるところもあります。

▶コンペ入賞や高い費用対効果の経験

デザインコンペで賞を取るなどの経験や実績は、単価に大きく影響します。ただしそれがないと単価は上がらないというわけでないので、ここにそこまでこだわる必要はないかなと思います。コンペのほかに大企業や大型案件を担当したり、DMやチラシなどで実際に集客が増えたといった費用対効果の数字なども大きな経験・実績となります。

グラフィックデザイナーのフリーランスの注意点

フリーランスという立場で足元を見られるケースもあるので注意が必要です。受けてはいけない案件を見抜くコツが次の3つです。

  1. レスポンスが遅い
  2. 対等に扱ってくれない
  3. 案件内容とは違う契約をしたがる

レスポンスが遅いクライアントは、気がつけば音信不通になりそのままデザイン費を踏み倒されるケースがあります。あとは、フリーランスを下に見て横柄な態度を取る人も注意が必要です。こちらのことを一切考慮してもらえないので、無理な納期やキャンセルなど平気で行います。そして、案件内容とは違う契約をしたがるクライアントも稀にいます。詐欺まがいのことも横行しているので、実際に契約するまでは慎重にコミュニケーションを取りましょう。

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まとめ

グラフィックデザイナーとしてフリーランスで活動していくことに、大きな活路があることが分かったと思います。世界の生活様式が変わってきている今だからこそ、今までのような会社員だけの人生ではなく、自分で人生を切り開くフリーランスという道も今後増えていくでしょう。グラフィックデザインは特別なセンスではなくスキルなので、何歳からでも身につけることができ、またリモートでもできる業種です。

  1. フリーランスは増加傾向にある
  2. 会社員では得られなかった達成感や収益アップが可能である
  3. グラフィックデザインはセンスより努力が大切
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