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【2022年最新】Scalaの副業の案件にはどんな種類があるのか

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Scala副業の現状

Scalaは2003年に登場した比較的新しいプログラミング言語です。豊富なJavaライブラリを使用することができ、オブジェクト指向言語と関数型言語の2つの特徴を持っています。

そのためScalaはJavaとの互換性が高く、Javaの案件で多く見られる大規模なプロジェクトにて採用されることもあるようです。

このことから単価の高い案件を発注する企業が多く、現状においてScalaを使う案件の需要が増え続けているといえます。

Scalaの副業における3つのメリット

Scalaを使った副業において、以下3つのメリットを紹介します。

  1. ベンチャー企業、大企業問わず案件がたくさんある
  2. Play Frameworkなどのアプリケーションフレームワークの案件が豊富にある
  3. 比較的単価が高い言語

順番に解説していきます。

ベンチャー企業、大企業問わず案件がたくさんある

Scalaで募集している案件は、ベンチャー企業や大企業問わずたくさんあります。業務内容では、インターネット広告事業や自社サービスの開発など様々。

下の表は、月当たりにおけるScalaでの案件数の推移を示したものです。2021年5月は連休もあってやや落ち込んだものの、6月に入って倍近く上昇しています。

Scalaでの案件数

※引用元:Scalaのフリーランス求人・案件 | エンジニアスタイル

Play Frameworkなどのアプリケーションフレームワークの案件が豊富にある

Scalaの案件で、どのScalaフレームワークが使われているのか分析した結果、Play Frameworkが86件。Liftが1件となったようです。Play Frameworkは数あるScalaフレームワークの中でも特に人気が高いといえます。

また、Play FrameworkはScalaだけではなくJavaとの互換性もあります。JavaエンジニアもScalaを使った案件を受け入れやすく、今後も案件が増加する見込みです。

Scalaフレームワーク推移

※引用元:Scalaのフリーランス求人・案件 | フリーランスITエンジニア向け求人・案件サイト【フリーランススタート】

比較的単価が高い言語

ScalaがJavaとの互換性があるため、Scalaの案件ではJavaの案件における高単価である大規模なプロジェクトで採用されることが多く見受けられます。

さらにScalaは常駐型の案件が9割を占めます。そのため、まとまった日数で働くことが多く、他のプログラミング言語と比較してScalaの案件は稼ぎやすいといえるでしょう。

Scala案件の常駐とリモート

※引用元:Scalaのフリーランス求人・案件 | フリーランスITエンジニア向け求人・案件サイト【フリーランススタート】

Scalaの人気フレームワーク6選

Scalaで開発を効率よく行う上で、フレームワークの存在は必要不可欠です。Scalaで人気のあるフレームワークを6つ紹介します。

  1. Play Framework
  2. Finatra
  3. Skinny Framework
  4. Lift
  5. Xitrum
  6. Scalatra

順番に解説していきます。

Play Framework

Play Frameworkは、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。ScalaとJavaのプログラミング言語で書くことができます。

また、Ruby On RailsやDjangoと同じくMVCモデルアーキテクチャを採用しており、設定より規約を優先させることで、開発の効率性や保守性を向上させています。また、GitHubにおいてPlay Frameworkは、Scalaフレームワークの中で最も人気のあるフレームワークです。

Finatra

Finatraは、Twitter社によって開発されたフレームワークです。Finatraは同社が開発したオープンソースソフトウェアのプロトコルであるFinagleと、TwitterServer上に構築されています。

特徴は軽量で、作成したアプリケーションのテストを行いやすいAPIを兼ね備えています。Twitterをはじめとする多くの企業で採用されていることから、注目を浴びているフレームワークです。

Skinny Framework

Skinny Frameworkは、Webアプリケーションフレームワークです。Skinny MicroというマイクロWebフレームワーク上に構築されています。また、フルスタックWebフレームでもあるため、Web開発に必要な機能を全て備えています。

RubyのフレームワークであるRuby On Railsの影響を受けており、テンプレートを使ってパラメータと検証ルールを設定するだけで、開発を効率よく行えるよう設計されていることが特徴です。

Lift

LiftはWebフレームワークで、フリーソフトウェアに該当します。簡潔にコードを記述することができ、保守性に優れていることが特徴です。

また、Liftで作成したアプリケーションをデプロイする際、サーブレットを利用することができるので、扱いやすさの面でも優れています。

さらにセキュリティが強固で、OWASPが掲げる10大セキュリティの脆弱性についても耐性があります。

Xitrum

XitrumはフルスタックWebフレームワークで、XitrumのみでWeb開発に必要な機能を揃えることができます。

Scalaフレームワークで唯一非同期に対応しており、ロングポーリングやWebSocket、SockJSなどの通信をサポートしていることが特徴です。

これにより、アプリケーション全体の処理速度を高めることができます。

Scalatra

ScalatraはオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。マイクロフレームワークで、開発に必要なライブラリを追加することができます。

これにより、必要以上に機能を追加することで起こりがちな、ライブラリ競合におけるエラーを抑制できます。そして、マイクロフレームワークの長所である動作の軽快さを維持しつつ、アプリケーションを作成することが可能です。

総括

Scalaで人気のあるフレームワークを6つ紹介しました。フレームワークそれぞれに特徴があり、開発するアプリケーションによって向き不向きもあるでしょう。

Scalaの案件では前述したとおり、PlayFrameworkが最も高いシェア率を集めています。Scalaを使う案件を受注するためには、まずはPlay Frameworkの学習から始めるとよいでしょう。

Scalaの副業に関する案件の種類

Scalaで募集している案件は、インターネット広告事業や自社サービスの開発など様々です。海外の企業ではTwitter、国内においてはSmartNewsやスタディサプリといった企業で採用されています。

このことから、代表的なScalaの副業案件の種類は以下のとおりです。

  • Webアプリケーション開発
  • スマホアプリ開発
  • 業務システム開発

Webアプリケーション開発

Scalaの案件で大半を占めるのが、Webアプリケーション開発です。Scalaはオブジェクト型指向言語と関数型言語の2つの性質を持ち、開発生産性を高めるための表記が簡単で、静的型付けが強いほどプログラムが強固になります。


これらの特徴から、Webアプリケーション開発に向いているといえるでしょう。

スマホアプリ開発


Androidアプリの多くはJavaで作られていますが、Scalaでもスマホアプリを作成することは可能です。また、Scalaは豊富にあるJavaライブラリを扱うこともできるので、Javaエンジニアにも受け入れられやすいという特徴もあります。

業務システム開発


大規模な業務システムや、銀行などの金融系システムの多くはJavaで開発されています。しかしScalaはJavaとの互換性が高いことから、Javaに見られる業務システム開発などの案件が、Scalaで募集されることもあります。

Scalaの副業に関する案件の相場・平均単価

ここまでScalaの副業に関する案件の種類について説明しました。次にScalaを使った案件の相場や平均単価について、他のプログラミング言語と比較して解説します。

他のプログラミング言語と比較してScalaの案件は高単価

Scalaを使う案件の平均単価は84万円で、最低単価は30万円ほどです。最高単価は160万円です。フリーランスエンジニアの中で、最も人気のあるPythonの平均単価は72万円であることと比べても、Scalaの案件は非常に高単価であるといえるでしょう。

Scalaの単価

※引用元:Scalaのフリーランス求人・案件 | フリーランスITエンジニア向け求人・案件サイト【フリーランススタート】

Pythonの単価

※引用元:Pythonのフリーランス求人・案件 | フリーランスITエンジニア向け求人・案件サイト【フリーランススタート】

どうすれば単価を高くできるのか

Scalaの副業に関する案件の相場・平均単価にて、Scalaを扱う案件の平均単価は84万円とお伝えしました。では、どうすれば高い単価の仕事を受注できるのか解説します。

Scalaの開発経験年数を積み上げる

Scalaを使う案件の月額平均単価は70〜90万円ほど(※)です。そして月額平均単価は以下の表(※)のように、Scalaの開発経験年数に応じて高くなる傾向があります。

実務経験年数 単価 年収
1年未満 40万円前後 480万円
1年〜2年 48万円前後 576万円
2年〜3年 68万円前後 816万円
3年〜5年 80万円前後 960万円
5年以上 96万円前後 1152万円

※週5日間の常駐案件かつ月140〜180時間勤務の場合

※引用元:Scalaのフリーランス求人・案件 | フリーランスITエンジニア向け求人・案件サイト【フリーランススタート】

まずはScalaを使った案件の開発経験を積み上げることが大切です。そして、PMといった上流工程の案件ほど単価が高くなります。上流工程の案件を受注するため、システムテストなどの工程からしっかり学び、自身をアピールできる材料を増やしていきましょう。

Scalaの副業の注意点

Scalaを使って副業をする際の注意しておきたい点と、その解決策を説明します。

Scalaを使って副業を行うためにはある程度の時間がかかる

はじめにお伝えしたとおり、Scalaを使う副業はこれからも需要が高くなる傾向にあります。

しかし、Scalaは初心者が学習するにはあまりおすすめできません。なぜなら、Scala自体の仕組みを理解するほかに、OS・ネットワーク・データベースなどの知識も学ぶ必要があるからです。個々の差によりますが、Scalaの習得には数か月時間がかかることを知っておきましょう。

オンライン学習やプログラミングスクールを活用しよう

では、どのように効率よくScalaを学習すると良いのでしょうか。
Scalaを習得するにあたり、はじめにおすすめするのがオンライン学習です。『ドットインストール』や『Progate』を利用して、学習を始めてみましょう。

一通り学習を進めることができたら、次にプログラミングスクールでScalaを学ぶことを検討します。無料カウンセリングを受けてみて、サービスの内容に魅力を感じることができれば、プログラミングスクールで習得する方が独学よりも効果的でしょう。

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Scalaのフリーランス求人・案件 | フリーランスエンジニア募集

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まとめ

Scalaの副業の案件について解説してきました。本記事の要点は以下の3つです。

  1. ScalaはJavaとの互換性の高さから副業においても需要増加が見込める
  2. 副業として受注できる案件は大規模なものが多く単価も高い
  3. Scalaの案件を受注するにはある程度の期間と経験が必要になる

ScalaはJavaとの互換性が高く、これからも案件の需要は高まり続けるでしょう。また、JavaエンジニアがScalaの案件に流れ、受け入れることも予想されるため、より一層Scalaの案件は増加する可能性が高いといえます。ただ、どの開発案件においても稼ぐためには時間と経験が必要です。日進月歩のIT業界において、案件を継続して受注し続けるためには、常に知識をアップデートし続ける必要があります。

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