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【2023年最新】サーバーエンジニアが独立するために必要な4つのステップとメリットとは

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サーバーエンジニアの具体的なフリーランス・副業案件の一例と、案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

目次

サーバーエンジニアについて

サーバーエンジニアのことを詳しく知りたい、将来サーバーエンジニアとして独立したいと思われている方も多いと思います。本稿ではサーバーエンジニアについての概要と、独立した際のメリットについて詳しく解説していきます。

サーバーエンジニアとは

サーバーの構築・運用・保守を行うのがサーバーエンジニアです。使用するデバイスの多様化や情報容量の増加という課題に対して、新たなサーバーの入れ替えをすることで対応しています。

ネットワークエンジニアとの違い

サーバーの構築及び運用・保守を行うサーバーエンジニアに対して、ネットワークエンジニアはルーターの設定など快適な通信環境を構築し管理する仕事です。サーバーの構築及び運用・保守を行うか、ネットワーク環境の構築及び管理を行うかの違いです。

サーバーエンジニアの単価相場・収入とは

フリーランスサーバーエンジニア案件の単価相場

フリーランスサーバーエンジニアの平均単価は69万円です。案件によって金額に差はありますが、低いもので約10万円、高いものでは約200万円の案件もあります。フリーランスサーバーエンジニアにはクライアント先常駐とリモート作業があり、その違いによっても金額は変わってきます。

正社員のサーバーエンジニアの平均年収

正社員で雇用されているサーバーエンジニアの平均年収は467万円です。これは平均の年収ですので、ここからは年代ごとに見ていきましょう。

30代の正社員サーバーエンジニアの平均年収は518万円

40代の正社員サーバーエンジニアの平均年収は602万円

となっています。

年代が上がるにつれて比例して年収もあがっているため、正社員サーバーエンジニアはしっかりと昇給があることがわかります。

サーバーエンジニアが独立するのに必要な4つのSTEP

①まずは実務経験を積む

サーバーエンジニアの多くは正社員サーバーエンジニアとして会社に所属して、実務経験を積みます。未経験から業界に入ることも可能ですが、2〜3年は正社員として働き転職やフリーランスへの転向をしていくことが多いです。

②基本的なサーバーエンジニアのスキルを習得

サーバーエンジニアとして活動する場合に必要となる基本的なスキルをご紹介します。

ハードウェアに関するスキル

サーバーエンジニアはパソコンやプリンター、ディスプレイなどの製品を扱うことが多く、それぞれの製品の設定方法を熟知していなければなりません。

サーバー構築スキル

サーバーエンジニアとして必須である構築スキルは、設計した内容を元にOSのインストールやパラメータの設定を行います。構築する内容は案件によって異なるため、臨機応変に対応できる技術が必要です。

ネットワークのスキル

サーバーを構築するだけでは運用することはできず、ネットワークと接続することで初めてサーバー本来の役割を担うことができます。ネットワークの通信速度なども考慮しなければならないため、ネットワークに関しての知識も必要となります。

セキュリティに関するスキル

サーバーを構築したあとは運用、保守の作業に入りますが、ここで重要となるのがサーバーを守るためのセキュリティです。セキュリティを扱う業種としてセキュリティエンジニアがありますが、サーバーエンジニアが兼任している場合も多く、セキュリティに関しての知識も必要となります。

③安定的に稼ぎながらスキルアップ

インフラ全体を最適化できるようスキルを磨く

顧客の中には場当たり的に機材などの整備を行なっているところも多く、整合性のないサーバーが組まれていることも多いです。そのような時に、再構築しコストをかけず整合性を成立させるスキルは非常に重宝されます。そのためには常に新しい情報を仕入れ、スキルアップを図っていかなければなりません。

セミナーや勉強会に参加する

サーバーの構築、運用・保守をしていく中で、機材に関する情報は常に進化を続けています。その進化に置いていかれないようセミナーや勉強会に参加し、自身の技術を高めていかなければなりません。

④ 定期的にスキルの棚卸しをする

これまで経験してきたサーバーエンジニアのスキルをアウトプットすると、自身の知識や技術のレベルを再確認できますし、逆に自分に足りていない点を発見することができます。

エンジニアスタイルでは、20万件に及ぶフリーランスエージェントの案件をまとめて閲覧することができます。
自分に合った案件を見逃すことなく、じっくり案件を比較することで最適な案件に参画することができるので、ぜひ活用ください。

より高単価なサーバー・インフラ案件を獲得するために身につけたい3つのスキル

サーバー設計などの上流工程の経験

サーバーを構築するためには、チームを組んで業務にあたることが多く、経験が浅いうちは上司の補助を受けながら進めていきます。経験を積むと、顧客と要望に沿って進めていき、サーバー全体の設計をするような要職に関わることが多くなります。そうなると、チームリーダーとしてチーム全体をまとめてサーバーエンジニアとしての業務を行う役職に昇格することになります。

アーキテクトの知識と実務スキル

アーキテクトとは、サーバーの構造(骨組み)を指しており、サーバーの構築・運用、保守を行なっていく上で必要な要件のひとつです。知識はもちろんのこと、その知識を活かすことのできる実務スキルも重要で、サーバーエンジニアとして活動するには必要不可欠です。

クラウドサーバーの知識と実務スキル

これまでのサーバーエンジニアは、機器を使用したオンプレミスのサーバーを構築していましたが、近年はGCP、AWSなどのクラウドサービスを使ったサーバーの運用にシフトしつつあります。そういった変化に取り残されず、需要のある今だからこそクラウドサーバーについての知識や実務スキルを身につけておかなければなりません。

サーバーエンジニアに役立つオススメ資格一覧

CCNA

シスコ社の機材を扱う際の認定資格です。ネットワークの運営や導入、トラブルが発生した際の解決法の知識を有していることを証明します。認知度が高いため、転職の際にも有利です。

CCNP

CCNAのワンランク上の資格です。システムエンジニア、ネットワークエンジニア、サポートエンジニアとしての知識を証明します。CCNA同様認知度が高いため、転職の際にさらに有利になります。

MCP(マイクロソフト認定資格)

マイクロソフト社の機材に関する認定資格で、世界中で実施されています。マイクロソフト製品の幅広い知識や実践スキルを認定する資格で、世界共通の資格となっています。

LinuC(Linux技術者認定)

Linux社の製品やクラウドについての知識、スキルを証明する資格です。オンプレミスだけでなく、クラウド環境までも対象領域となっており、幅広く自身の知識やスキルを証明することができます。

サーバーエンジニアの今後の動向、将来性

サーバー・インフラの需要はなくならない

IT推進という社会的な動きのなかで、サーバー環境を構築するサーバーエンジニアの需要はまだまだ増加傾向にあります。しかし近年、重要とされるスキルに変化が見られており、幅広い知識と高いスキルを持ったサーバーエンジニアの需要が高まっています。

クラウドの普及

オンプレミスが主流であったサーバー業界ですが、近年はクラウドが台頭してきており、サーバー構築の第一選択はクラウド環境になっています。サーバーエンジニアとして今後も活動していくことを考えると、クラウドの知識やスキルの習得は必須です。

サーバーレスの浸透

サーバーレスという言葉はサーバー自体が無くなってしまうような印象を受けますが、サーバーの管理が必要なくなるという意味です。これからサーバーエンジニアの需要が減るという意味ではありません。むしろ増えていく傾向にあります。

サーバーエンジニアとして独立する4つのメリット

契約の範囲内の業務を推進すれば良い。

独立してフリーのサーバーエンジニアとして活動すれば、顧客との契約内容を自身で決めることができます。たとえば、保守業務の期間を設けることでその期間のみの保守をすればよいので、構築後の保守業務で時間をとられることが無くなります。

無理に他の仕事をさせられない。

サーバーエンジニアは顧客のもとに出向き、機材の設置を行います。その際に顧客によっては、サーバーの運用とは関係のない仕事をお願いされることがあります。企業として発注を受けている身では、そのようなお願いも無下にはできず、他の仕事をしてしまう何でも屋になってしまうこともあります。独立していれば、自身に決定権があるため、そのようなお願いに対しての対応を自身で決めることができます。

不必要に維持管理保守作業にひきずられることがない

サーバーエンジニアという職は、サーバーを構築した後の保守業務が大半を占めています。それは企業に所属していれば必ず行うものです。しかし、独立してフリーのサーバーエンジニアとして活動していれば、保守業務に自身で期間を設けることができるため、企業所属のときほど保守業務に時間をとられることもないでしょう。

自身の勉強やスキルアップに当てる時間や自由度が増える

独立をしてフリーのサーバーエンジニアとなれば、会社の就業時間に縛られず、ある程度自身で決めたスケジュールで動くことができます。その空いた時間を利用して、勉強会やセミナーに参加してスキルアップを図ることができます。

サーバーエンジニア関連のフリーランス・副業記事はこちらもオススメです。

まとめ

本稿ではサーバーエンジニアについての概要から、独立することで得られる4つのメリットについてお話しました。これからますます需要が高まるサーバーエンジニアですが、オンプレミスからクラウド利用へと流れは変わりつつあります。この変化に置いていかれないよう、常に情報とスキルをアップデートしていく必要があります。

  1. オンプレミスからクラウドへ移行しつつある
  2. 各種資格を取得することでスキルアップできる
  3. 独立すると自由な時間が多くなり、更なるスキルアップが望める

これらを意識して業務にあたることで、自身のキャリアアップに繋げることができます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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