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【2023年最新】Objective-Cエンジニアの平均年収と年収をあげる4つの方法

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Objective-Cというプログラミング言語の特徴

Objective-Cはプログラミング言語の1つで、アップル社のmacOSやiOS向けとなるソフトウェアの標準言語として使われたことで一躍有名となりました。C言語にオブジェクト指向プログラミングを可能とする使用を採用しています。

Objective-Cでできること

Objective-Cは、どのようなことが実現できるプログラミング言語なのでしょうか。Objective-Cエンジニアの主な仕事内容は、プログラム言語のひとつでもあるObjective-Cを使ってのiOSアプリやゲーム開発などを手掛けながら開発に参加していきます。ほかにも、iOSアプリで動作する環境やインフラの構築のほか、サーバーメンテナンス作業などです。Objective-Cエンジニアの需要が高い代表的な案件としてはiOSアプリ開発が挙げられます。

iOSアプリ開発

Objective-C でのiOSアプリ開発には、CSSフレームワークを使います。後ほど触れることとしますが、Swiftの普及によって現状のiOSアプリ開発においては、Objective-Cが使われる機会は減少傾向にあるのも事実です。

基本となるFoundationフレームワークには、文字列や配列が用意されていて、alloc()メソッドとinit()メソッドを組み合わせることでオブジェクトを生成しながら開発をしていくという流れとなります。プログラミングの際にObjective-Cを使うことにより生まれるメリットとして、どのようなものがあるのでしょうか。

Objective-Cのメリット

iOSアプリ開発の際、Objective-Cを使うことでさまざまなメリットが生まれます。実際のメリットとして次の点が挙げられます。

C言語がベースで作られている

Objective-Cは、プログラミング言語のひとつでもある、C言語の標準仕様をベースとして作られているオブジェクト指向プログラミングです。Objective-Cのソースコード自体はC言語との違いが感じられるものの、構文の組み方についてはC言語の流れを組んできていることから、比較的覚えやすいところが言語の特徴といえます。このような理由から、C言語やC++を学んだ経験がある人であれば、比較的容易にObjective-Cの習得が可能です

圧倒的な件数の開発事例が存在しており、多数のノウハウが存在

iOSアプリの開発現場においては、Objective-Cによって開発されたプログラムがたくさんあることから、効率的に資産を活用することができるメリットがあります。多数のノウハウが存在していることから、プログラムを最初から作ることなく、目的に合わせて資産を使い分けることができるというわけです。

オブジェクト指向

Objective-CはC言語をベースとして開発されたオブジェクト指向プログラミングということはさきほども触れました。1983年にC言語にSmalltalk型のオブジェクト機能を用いた上位互換用の言語として誕生しています。オブジェクト指向特有のメリットとしては、構造が簡略化していることからメンテナンスがしやすい点です。

Objective-CとSwiftの違いとは

かつてはiOSアプリ開発のプログラミング言語として、Objective-Cが数多くの現場や多くの開発者に使用されてきたという歴史があります。iOSアプリ開発では2010年中頃まではObjective-Cが主流となってきました。しかし、2014年Apple社が発表したSwiftの登場により市場は変わりつつあります。Objective-CとSwiftにはどのような違いがあるのでしょうか。具体的には、Swift はObjective-Cの上位互換として開発が行われてきました。このような理由から、シンプルさや速度という面でSwiftに分があります。

Objective-Cエンジニアの年収事情

Objective-Cエンジニアの年収事情は結果から言えば、エンジニア全体の平均年収よりも高めです。経験や年齢、正社員かフリーランスかということでも年収は変わってくるといえます。その点も踏まえながら参考にしてみてください。Objective-Cエンジニアでの年収はどれくらいあるのかについて、エンジニア全体の平均年収とともに比較していきます。

エンジニア全体の平均年収

日経 xTECHによる「プログラミング言語実態調査」では、ITエンジニアの平均年収を計算してみたところ641万円といった調査結果が出ています。月額では53万円ほどです。では、実際にObjective-Cエンジニアはどの程度年収を稼いでいるのでしょうか。

フリーランスのObjective-Cエンジニアの場合

Objective-Cのフリーランス求人・案件を扱う「エンジニアスタイル」の調査では、月額平均単価は71万円で最高単価は121万円、最低単価は30万円という結果が出ています。ITエンジニアの平均月収が53万円ですので、平均月収だけを比べれば平均よりも高めです。 案件の単価についても70万円~80万円の案件が最も多いという結果が出ています。結果が示しているように、経験豊富なフリーランスのObjective-Cエンジニアであれば高い年収を得ることも可能と言えるでしょう。

会社員のObjective-Cエンジニアの場合

会社員として働いている時、Objective-Cエンジニアの年収についてはどの程度の年収があるのでしょうか。会社員のエンジニア全体での平均年収は469万円です。会社員のうちObjective-Cエンジニアの平均年収が562万円であることから、フリーランスと同様に平均年収よりも高いという結果が出ています。

Objective-Cエンジニアとして年収アップさせる方法

Objective-Cエンジニアが年収をアップさせるには、具体的にどんな方法があるのでしょうか。必要となるフレームワークを理解することに加えて、Objective-C以外での開発スキルがあることなどと多くのスキルを所有することが年収アップを図る近道といえるでしょう。それぞれの具体的な内容についても触れていきます。

需要のあるフレームワークの習得

Objective-Cを使った案件の内容はiOSアプリ開発です。アプリ開発にはフレームワークの存在は欠かすことができません。Objective-Cを用いて開発されたアプリをSwiftに書き換えるという案件も増えてきています。Swiftの台頭により、iOSアプリ開発がObjective-Cで新規にアプリ開発する案件はほぼ無くなってきているといえるでしょう。

Objective-Cだけではなく、Swiftフレームワークにおけるさまざまな知識を習得するということが必要であることも事実です。Swiftフレームワークの例として、バックエンドとフロントエンドの開発ができる「Perfect」や高速処理が特徴の「Slimane」などが挙げられます。

Objective-C以外の開発スキルがある

Objective-Cの知識があれば、iOSアプリ開発やWebアプリ開発などのシステム開発に携わることができます。しかし、開発現場はどこも一緒というわけではなく、開発現場ごとに環境が違うということも事実です。Objective-Cの開発言語に限らず、ミドルウェアやサーバーなどの知識も持ちあわせていると歓迎されるといえます。

開発言語ですと、サーバー開発やモバイルアプリで必要なプログラム言語とされるSwiftやPHP、Java、JavaScriptなどが代表的です。プログラミング言語以外とされるミドルウェアのMySQLやGitに加えて、iOSやAndroidなどのOS知識などが挙げられます。全てを理解しているという人はいませんが、多くの知識を所有していることで業務の幅を広げることができ、ステップアップも図れるといった具合です。現役のObjective-Cエンジニアとして、幅広い範囲での視野に加えて、多くの現場での経験を積むことで高年収を獲得することが可能と言えます。

以下、具体的な案件例です。


Swiftを扱えるようになる

現在の新規でのiOSアプリ開発はObjective-CからSwiftへと変わっており、新規での案件に携っていきたいという場合には、Swiftを扱えるようになる必要があります。

Swiftの言語を使いこなせると同時に、Swiftフレームワークを学び覚えていくことも重要です。Swiftは将来性の高さや学びやすさがあることから、iOSアプリ開発においても現在ではSwiftが主流のプログラミング言語になっています。Objective-CからSwiftに移行するというプロジェクトなども多くの現場で進んでいることから、これからさらに需要が高まるとともに年収なども伸びてくるといえるでしょう。

 以下、具体的な案件例です。


上流工程・マネジメントの経験

Objective-Cエンジニア以外にも言えますが、多くのシステム開発に関わり上流工程でのシステム構築や設計段階を経験することやプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなどの上級職での経験をすることも大切です。上流工程においては、顧客へのヒアリングの機会や顧客の要望よりシステム的に実現可能かどうかの選定をしていきます。

ドキュメント作成に加えて、クライアントへの提案や説明をするというコミュニケーション能力も必要です。プログラマーやエンジニアなどの開発メンバーをまとめる機会などがあります。このことから、エンジニアとして開発するスキル以外に経営に近いスキルを求められる役割です。プログラマーやシステムエンジニアでの経験を積みながら、さまざまな開発現場で経験を積んでいき、上級職へステップアップしていくように目指すという努力も必要と言えるでしょう。

Objective-Cのニーズや将来性とは

iOSにおけるアプリ開発では、Objective-CよりもSwiftが開発言語として使われる機会が増えてきているという話をしてきました。このようなIT現場の事情から、Objective-Cエンジニアの活躍できる場面は減ってきていると言えます。その結果、まったく案件自体がなくなってしまったのでしょうか。しかし、そうとばかりは言い切れません。実際のところObjective-Cにおける需要や将来性はどのような感じとなっているのでしょうか。Objective-Cエンジニア向けの求人の数や言語別でのニーズという点から内容の分析をしてみました。

正社員のObjective-Cエンジニアの求人数からみるニーズ

2022年1月現在indeedの求人ボックスで正社員のObjective-Cの求人数を調査したところ11,129件の求人がありました。スマホアプリ開発やゲームエンジニアなどの職種があり、給与は30万円~60万円ほどです。多くの求人数があることから、ニーズは高いといえるでしょう。Objective-Cだけの開発経験でも採用しているケース、なかにはObjective-Cに限らずに複数の言語での開発経験を求めているといった企業もあります。

フリーランスのObjective-Cエンジニアの求人数からみるニーズ

フリーランスのエンジニアのうち、プログラミング言語のObjective-Cをメインとした案件の大部分がiOSアプリ開発です。「サーバーサイドエンジニア」や「ゲーム開発エンジニア」としての案件や「自社開発アプリのカスタマイズ開発」をする案件などがあります。

言語別に見るObjective-Cのニーズ

2019年に日経 xTECHでは「プログラミング言語実態調査」を行いました。言語別のニーズとしては1位から「Javascript」「SQL」「C/C++」という結果です。Objective-Cはランク外といった結果となりました。以前に比べると、Objective-Cエンジニアの需要が減ったということは否めません。結果としてObjective-Cと仕事を増やしていくためには更なる努力が必要となってきます。

Objective-Cを軸としたエンジニアとして高単価な案件を探せる探せるフリーランスエージェント一覧

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

Objective-Cのフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

Objective-Cはプログラミング言語としてそのような言語であるかを詳しく紹介してきました。Objective-Cとして活躍するには次の点を認識しておく必要があります。

  1. Swiftの台頭により、Objective-Cでの新規開発が行われる機会は失われつつある
  2. Objective-Cでの新規開発は減りつつあるも改修作業などのニーズがある
  3. Objective-Cエンジニアとして年数アップを計ることも可能である
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