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【2023年最新】TypeScriptエンジニアの年収はどれくらい?将来性も合わせて紹介

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はじめに

TypeScriptとは、次世代JavaScriptとも言われている現在とても注目されているプログラミング言語のことです。JavaScriptが、Webの世界で必要不可欠な言語であったのに対し、最近ではTypeScriptをはじめとして、AltJSの利用率ががぜん高まり、選択の幅が広がりを見せています。

TypeScriptには、以下のようなメリットがあります。

  • コードが短いので読みやすい
  • JavaScriptとの互換性が高い
  • エラーを防止可能
  • 動作がスピーディー
  • JavaScriptの知識を持っていれば理解しやすい

今回はTypeScriptが何か、さらに、TypeScriptエンジニアの年収などについて解説したいと思います。今後TypeScriptエンジニアを目指すという方々は一読ください。

TypeScriptにはどのようなメリットがあるのか

TypeScriptとは、AltJS(代替JavaScript言語)のひとつです。またAltJSは「alternative JavaScript」という言葉を略したしたものです。alternative は代替物という意味です。JavaScriptよりも効率良く開発することが可能であり、コンパイルすることでJavaScriptのコードを生成することができます。

TypeScriptは、あのMicrosoft社が開発し提供しているプログラミング言語だからということで、既に注目している方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか。TypeScriptが登場したのは2012年です。ネットでもTypeScriptに対しての評価がそろそろ出揃っている頃と見ていいでしょう。

TypeScriptは、もともとJavaScriptと似た感じの構文で開発されているため、JavaScriptのノウハウをお持ちであれば、ハードルは決して高い訳ではありません。また、JavaScriptで今まですることができていたものは、TypeScriptでも行うことができ、いわばTypeScriptは、JavaScriptの進化型としてとらえることができます。

また、AltJSにはTypeScript以外に、CoffeeScriptというものもあります。CoffeeScriptにも触れてみるとTypeScriptの違いをより理解することができるのではないでしょうか。

TypeScriptを使用するメリット

TypeScriptにどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

コードが短いので読みやすい

TypeScriptのメリットはコードが短くて読みやすいことです。そもそもTypeScriptは、「オブジェクト指向プログラミング(OOP)」のスタイルのひとつクラスベースの言語として開発がされています。TypeScriptは、JavaScriptでは使用することができなかったクラスを生成することができます。よって、JavaScriptでは長たらしくなってしまいそうなコードを記述する際、かなり簡略化できます。更に、生成されたクラスごとにfunction管理をすれば、多くの人たちが開発に関わった時でもコーディングを効率良く行うことができ、統一性をもたらすことができます。

JavaScriptとの互換性が高い

TypeScriptは、JavaScriptとの互換性が極めて高いというメリットがあります。TypeScriptは、既存しているJavaScriptの進化型と言うことができます。決してJavaScriptから大きく乖離してしまった訳ではなく、既にJavaScriptを使用する環境が整っていれば、即TypeScriptを取り入れて活用することができます。JavaScriptで既に作っているファイルをTypeScriptから呼び出しすることも可能です。本来JavaScript向けのライブラリだったりフレームワークを、TypeScriptでも同じように使うことができます。

エラーを防止可能

TypeScriptはエラーを防止することができます。TypeScriptは、省略可能な静的型システムの言語です。よって変数の形はコードの中で宣言可能で、形や値が違ってしまう場合にはコンパイルエラーとなるため、エラー防止に貢献することができます。

また、JavaScriptを使用している時には、undefinedが起こりやすい問題を抱えていました。実行した時にエラーが起こってしまうトラブルを抱えていましたが、TypeScriptの場合はコンパイラオプションを使用し、 undefined、nullかもしれない変数を確認することができ問題を露呈し、修正することができます。

動作がスピーディー

TypeScriptのメリットは動作がスピーディーであることです。TypeScriptは、静的型付けの言語であり、コードの中で形を宣言可能です。一方でJavaScriptは実行する時にいちいち形を決定する動的タイプであるため、TypeScriptはJavaScriptと比較してスピーディーな動作を実現することができます。

さらに、TypeScriptは、度々リリースがおこなわれ更なるスピーディー化を目指しています。より早いスピードを今後期待することができます。例えば、TypeScript3.9では、かなり大胆にスピードの改善が行われています。

JavaScriptの知識を持っていれば理解しやすい

TypeScriptはJavaScriptの進化型であり、かつ全く乖離してしまったシステムではありませんので、ある程度JavaScriptのことがわかっているという方々なら、TypeScriptに対してすんなり入ることができます。JavaScriptのライブラリであったりフレームワークを使うケースではJavaScriptのノウハウが必要となることもありますので、TypeScriptを単に学ぶというのではなく、JavaScriptの知識も必要です。

TypeScriptとJavaScriptのフレームワークはどのような関係性を持っているか

TypeScriptは、JavaScript向きのフレームワークも活用することができます。フレームワークを活用することで、様々な複雑化したファンクションの追加実装を簡単に行うことができ、アプリケーション開発の能率をアップさせることができます。JavaScriptにはいろいろなフレームワークがありますが、複数のフレームワークそれぞれにTypeScriptとの関与性、特徴に違いがあります。

AngularJSは、JavaScriptのシステム開発をサポートするフレームワークです。検索エンジンとして世界的なシェアを誇るgoogleが提供するフレームワークで、扱いやすいことが評判となっています。AngularJSでは、シングルページアプリケーションの開発をおこなうことができ、一個のフレームワークで、全部のファンクションが完結するフルスタックタイプです。もともとJavaScriptのフレームワークとして開発されたものですが、2.0以降は、TypeScriptにおいての開発が推奨されています。

Reactは、Facebook社が開発したWebサイト上のユーザーインターフェースを構築するためのJavaScriptライブラリです。Reactはシングルページアプリケーションであったり、 モバイルアプリケーションの開発ベースとして活用することができます。ルーティング、 APIの対話では追加ライブラリを使います。JavaScriptライブラリということになりますが、拡張機能を使えばTypeScriptでも使うことができます。

Vue.jsは、かつてgoogleでAngularJSのプロジェクトに関わった人物によって開発されたプログレッシブフレームワークです。Vue.jsは、とてもシンプルで自由性も高く、スピーディーな動作が特徴です。Vue.jsでは、WebUI開発で必要としているものだけを採択し、他のライブラリと自在に組み合わせることができます。また、サポートライブラリ、パッケージがコアライブラリと分離しているため、必要としているものだけ手軽に取り入れることができます。

Vue3.0であれば、拡張機能を使うことなく、TypeScriptで使うことができます。

TypeScriptエンジニアの年収はどの程度なのか?気になる年収をリサーチ

TypeScriptエンジニアという方々がいますが、実際にどの程度の年収をもらっているのでしょうか。気になる問題をしっかりリサーチしました。使用しているプログラミング言語によって、エンジニアの方々の年収に大きな違いが出てきてしまうものなのでしょうか。そのような疑問にお答えするため、日経 xTECHでは実態リサーチがおこなわれています。

あなたの年収を教えてください。という質問からです。

アンケートの結果によれば、500万円から600万円未満の年収だと回答したエンジニアの方々が67人、600万円から700万円未満と回答したエンジニアの方々が64人、そして、400万円から500万円未満と回答が62人という結果でした。非常に僅差ということになりますが、500万円〜600万円未満と回答したエンジニアの方々が一番多いということになります。

アンケートの結果、エンジニアの方々の平均年収は、641万円となっています。以前も同じアンケートがおこなわれていますがその時の平均年収は592万円でした。確実にエンジニアの方々の年収は上昇傾向にあると見ることができます。

また、国税庁がおこなっている民間給与実態統計調査があります。こちらでは、平成30年の平均年収は441万円とされていますので、おおかたエンジニアの方々の年収は相場よりも高いと言えます。そして、開発言語別の技術者年収ランキングではCOBOLが11位、Pythonは6位……、No.1は、JavaScriptです。JavaScriptの平均年収は663万円という結果です。(COBOLは525万円、 Pythonは608万円)

気になるTypeScriptですが、 平均年収は569万円です。

別の調査ですが、doocy Job(ドーシージョブ) 調べ(2021年6月時点)では、TypeScriptエンジニアの方々の平均年収が詳しく調査されています。

doocy Jobのリサーチでは、会社員エンジニアの平均年収は469万円となっています。年齢別で見ていけば、20代のエンジニアの方々は373万円、30代の方々は509万円、40代の方々は605万円、 50代以上の方々が701万円です。会社員のエンジニア全体と平均年収を比較すれば、TypeScriptのエンジニアの方々の年収がかなり高いことがわかります。

次はフリーランスで活動している方々の年収を確認してみましょう。TypeScriptのフリーランスエンジニアは平均年収855万円、そして最高1,680万円という年収をもらっている方々もいます。TypeScriptの会社員エンジニアの平均年収とフリーランスエンジニアの平均年収を比較すれば、フリーランスエンジニアの方が高めであることがわかります。

フリーランスの場合、得られる報酬は本人の能力に比例し、最新のスキルを持ち、高い開発能力を持つニーズの高い人材には相当高い報酬が支払われています。会社員エンジニアの中でも、今後フリーランスとして独立を考える人も少なくありません。

TypeScriptのニーズや将来性は?

現在、TypeScriptのエンジニアのニーズがどの程度存在しているのかですが、他の既存のプログラミング言語案件数と比較してそれ程高いとは現状は言うことができません。しかしTypeScriptは、googleの標準開発言語として認められていることもあって、今後は求人案件数が急激に増加していくことも予測することができます。

また、年収に関しても、TypeScriptが現状NO.1ということではありませんが、今後のニーズはかなり存在しているという見方をしていいでしょう。

TypeScriptエンジニアとして年収アップさせる方法

TypeScriptの習熟度を深めること

TypeScriptのエンジニアとして年収アップさせるため、大事なポイントはTypeScriptをマスターすることです。実際問題、TypeScriptに関わっていながら、TypeScriptを100%完全にマスターしているエンジニアは皆無と言っていいかもしれません。TypeScriptなどのプログラミング言語は、現在進行形であり、フレキシブルな性質を持つためなかなか完全習得は難易度が高い傾向があります。

だからと言ってあきらめてしまえば、それだけ年収は下がると考えた方がいいでしょう。TypeScriptで年収アップを期待したいのであれば、いつも勉強する意識が大事です。

TypeScript開発において使われることの多い開発スキルを身につける

さらにTypeScriptのエンジニアは、TypeScript開発において使われることの多い周辺にある開発スキルだったり、ノウハウが問われることがあります。avaであったり、JavaScript、PHP、そして、Go言語、HTML/CSSなどのサーバーサイド開発で使用するプログラミング言語スキルであったり、 MySQL、Git、Docker、Redisなどのスキル、 Angular、Vue.js、React、Node.js、Nest(NestJS)などのノウハウなど勉強することで年収アップを期待することができます。

上流工程のスキル・経験

更にTypeScriptのエンジニアの年収アップの方法は、上流工程を経験することです。上流工程ではお客様へのヒアリングの機会だったり、お客様のリクエストの中からシステム上実現できるもの不可なものを選別しその内容を説明する機会、また、ドキュメント作成などを行う機会、プログラマーであったり、他のエンジニアたちをまとめる機会などと接し、エンジニアとして開発するだけのスキル以外に経営に近いスキルを要します。

TypeScriptエンジニアとして要件分析であったり、要件定義、また機能設計などの上流工程のノウハウをお持ちの方はレアで高年収になりやすいです。

次にTypeScriptの高単価案件を扱っているエージェントを紹介します。エンジニアスタイルでは、それぞれのエージェントごとに具体的な案件を探せるのでぜひご覧ください。

具体的な案件あり!TypeScriptの高単価案件を豊富に持っているエージェントを紹介

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

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まとめ

いかがでしょうか。今回は、TypeScriptについて解説しました。現状、TypeScriptがNO.1ということにはならないのかもしれませんが、現在TypeScriptに対しての注目度は大変高いです。TypeScriptのエンジニアを目指すことは年収アップの方法です。

  1. JavaScriptよりも効率が良く開発することが可能である
  2. JavaScript向きのフレームワークも活用できる
  3. 今後求人案件数が急激に増加する可能性が高い
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