【2023年最新】Scalaのフリーランス案件数と具体的な単価相場を紹介

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目次
Scalaとは
Scalaとは、オブジェクト指向と関数型の機能も使えるハイブリッド言語で、Javaとの互換性が高いため、相性が非常に良いです。
Javaの環境を利用しながら、コードの記述量は少なく、不足している部分を補うことができます。
そのため、Javaの後継言語とも言われています。
実際にScalaを採用している企業は以下になります。
- 株式会社はてな
- PayPal
- グリー
多くの有名企業が、高機能ながら簡単に制作できるため、採用しています。
Scalaは、これからも市場ニーズが高まっていく言語であると言えます。
エンジニアがScalaで副業案件を獲得するメリット
エンジニアがScalaで副業案件を獲得するメリットは何か?
メリットを知ることで、Scalaの魅力を感じることができます。
以下にScalaで副業案件を獲得する4つのメリットを解説していきます。
需要に対してエンジニアの数が足りていない
Scalaは2003年に登場した比較的歴史の浅いプログラミング言語のため、Scalaを扱うエンジニアの数はそれほど多くありません。
その反面、Javaとの互換性が高いため、大規模なプロジェクトに採用されることが多く、大企業からの需要が増えているというのが現状です。
そのため、Scalaの案件の単価は多言語に比べて高い傾向にあります。
案件数が豊富にある
Scalaの案件は、企業の規模を問わず、多くの案件が存在します。
以下の表は2022年9月時点のScalaのフリーランス求人数です。
Scalaを扱うエンジニアがまだ多くない中、上記のように案件数は多くあり、単価も比較的高いです。
そのため、Scalaは案件や収入を得やすい言語であるといえます。
繋がりができ、転職やフリーランスへのきっかけになる
副業を獲得することで、社外やさまざまな人、クライアントとの繋がりができ、自分だけでは得ることのできない貴重な情報や知識を得ることができます。
また、この繋がりがきっかけで転職やフリーランスへの道が開けることもあります。
将来的に人脈を広げたいと考えている人に副業はおすすめです。
新しい技術へのチャレンジができる
副業では、本業で触れることのない技術にチャレンジすることができます。
副業で新たな技術にチャレンジすることで、本業のスキルアップやキャリアアップにつながります。
ぜひ、まだ挑戦したことのない技術に副業でチャレンジして、さらなるスキルアップやキャリアアップを目指しましょう。
リモートワーク可能な案件も多い
エンジニアは、基本的にパソコンとインターネット環境があれば、どこでも仕事ができます。
そのため、探してみると多くのリモートワーク可能な案件が存在します。
完全リモートで仕事ができるため、本業と並行して、空いた時間で副業することが可能です。
Scala案件は大きく3つに分類できる
ScalaはJavaの上位互換と言われており、さまざまな開発が可能です。
では、具体的にどのような案件があるのでしょうか?
ここでは、大きく分類すると3つある案件内容を、それぞれ説明していきます。
Scalaの案件内容① Webアプリ開発
アプリケーション開発といえば、Javaが主流ですが、最近はScalaの需要が急速に伸びてきています。
Scalaを使って開発された有名なアプリには以下のものがあります。
- SmartNews
- LINE
- Linkdin
Webアプリは大規模なものほど、スピードや堅牢性が必要とされます。
Javaとの上位互換であるScalaは、スピードと堅牢性の両方を兼ね備えており、大規模なWebアプリ開発に向いているため、案件が多く存在します。
Scalaの案件内容② システム開発
企業の業務効率化を図るシステムや、金融機関などの金銭面の管理をするシステムなどの開発の案件も多くあります。
システム開発においても、堅牢性や保守性が重視されるため、Scalaが採用されることが多いです。
また、JavaでできることはScalaでできるため、システム全般を開発することが可能です。
例えば、PHPやPython、Rubyでおこなわれるwebサイトの開発においてもScalaでできるので、習得しておくと強い言語となります。
Scalaの案件内容③ ソーシャルゲーム開発
大規模なソーシャルゲーム開発に採用されることが多いため、大企業からの案件が中心です。
例えば、人気のソーシャルゲームを多くリリースしている「グリー株式会社」でもScalaが使われています。
更にソーシャルゲーム開発の中でもVRは近年広がりを見せており、多くの開発現場でScalaが用いられています。
最新のソーシャルゲーム開発の現場で使われているScalaは、時代を牽引する言語とも言えます。
Scalaの副業案件はどれくらい稼げる?具体的な案件例と単価相場
それでは、Scalaの副業案件はどれくらい稼ぐことができるのでしょうか?
ここでは、Scalaの副業案件の単価相場と、具体的案件を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
Scalaフリーランス案件の単価相場
Scalaは、需要に対してエンジニアが不足していることや、大規模開発が多いこともあり、多言語に比べて単価が高いです。
Scalaフリーランス案件の2022年9月時点の単価相場は以下の表のようになります。
平均単価は75万円、最高単価は195万円となっています。
Scala副業案件の具体的案件
では、実際に具体的な案件を3つ紹介します。
職種:プロジェクトマネージャー
言語:Scala、JavaScript、HTML
報酬:200万円/月
職種:サーバーサイドエンジニア
言語:Scala、JavaScript、Python、Go言語
報酬:59万円/月
職種:サーバーエンジニア
言語:Scala、Go言語、SQL
報酬:70万円〜/月
Scalaを使用する副業案件を探す3つの方法
ここでは、Scalaを使用する副業案件の探し方を紹介します。
これから紹介する方法で、どんどん案件を獲得して、スキルアップや収入アップを目指しましょう。
エージェントサービスを利用する
エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。
ITプロパートナーズ
最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。
エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。
また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。
Midworks
Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。
目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。
テックビズフリーランス
独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。
税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。
また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。
フリーランスポート(Freelance Port)
案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。
フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。
フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。
TechStock
2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。
17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。
また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。
報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。
クラウドソーシングサイトを利用する
エージェントサービスと同じく、トラブルが発生した場合、クライドソーシングサイトが間に入ってくれるため安心です。
ただし、クラウドソーシングサービスは、クライアントに対して、自分でアピールし、仕事を獲得しなければなりません。
基本的には、誰でも案件に応募でき、多くの案件に応募することが可能ですが、アピール力不足や、実績不足だと案件獲得が難しくなります。
どんどん案件を獲得して、実績やアピール力をつけることで、案件を獲得しやすくなります。
クラウドソーシングサイトには以下があります。
まずは登録して、さまざまな案件に応募してみましょう。
案件をこなしていくことで、スキルも身に付いていきます。
人脈・SNS経由で紹介してもらう
実は案件獲得の方法で一番多いのは人脈・SNS経由の紹介なのです。
知人などの紹介だと、企業やクライアントとマッチしやすく、紹介された仕事の質などから、別の案件がくるといったケースも多くあります。
SNS経由の場合、SNSやブログに実績やスキルを載せることで、直接企業やクライアントから仕事の依頼がきたり、案件を紹介してもらえたりします。
SNSでは、以下を使用すると良いです。
複数のSNSを活用することで、副業案件を獲得しやすくなります。
Scalaの副業案件で稼ぐ為に必要なスキルや経験とは
Scalaで副業をするためにはどのようなスキルや経験が必要なのでしょうか?
ここでは身につけておくと他のエンジニアとの差別化になり、案件獲得や収入アップにつながるスキルや経験を紹介します。
Scala、Javaの練度をあげる
副業案件獲得で重要なのは、実績です。
なぜなら、副業案件は直接企業やクライアントと会うのではなく、ネット上でのやりとりになるので、数字やデータでしか判断できないためです。
Scala、Javaの練度をあげることで、業務効率や実績が上がり、案件獲得のハードルが下がります。
また、練度を上げ、スピードアップすることで、こなせる案件数が増え、収入アップにもつながります。
上流工程の経験
上流工程の要件定義やシステム開発には、クライアントの要望の聞き取りや、見積もり作成、交渉、提案など高度なコミュニケーションスキルが必要です。
また、要望に応えるための基本設計や詳細設計を実行するには、UIなどの開発に必要な基本的な知識が求められます。
上流工程に必要な高度なコミュニケーションスキルや、開発に必要な基本的なスキルや知識を持ち合わせているエンジニアは重宝されるため、案件獲得のハードルが下がります。
他フレームワークも使えるようにする
Webアプリケーション開発では、生産性の向上や品質確保などを目的に、フレームワークを採用することが一般的です。
Scalaの代表的なフレームワークは以下になります。
オープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。
軽量で動きが軽いのが特徴で、Webサービス開発に向いています。
高速で耐久性が高く、コンパイラとランタイムはアプリが高速で実行され、負荷のかかった状態でも実行され続けます。
また、JavaとScalaの両言語が使えるのも特徴です。
Rubyのフレームワークである「Sinatra」をモデルに開発されている軽量Webフレームワークです。
テストに関する機能がたくさんあり、高速なテストが可能で、統合テストのサポートも充実しています。
フルスタックWebアプリフレームワークです。
サーブレットベースのWebアプリ開発の持続可能な生産性を実現するために最適化されています。
環境設定が手軽で、Scala特有の環境設定、構築が複雑であるという難点を解決してくれます。
安全性に特化したWebフレームワークです。
開発者にとって重視される迅速な開発、簡潔な記述、メンテナンスが容易などの条件を満たす開発者ファーストの設計です。
また、パフォーマンスを高く保ちつつ、膨大なトラフィックを処理することができるスケラーブルという特徴もあります、
非同期およびクラスタ化されたフルスタックWebフレームワークです。
「Scalatra」より強力で、「Lift」より簡単です。
シンプルで簡単をテーマに開発されたWebマイクロフレームワークです。
高性能のWebサイトとAPIを素早く構築することができます。
データモデル、テンプレート、ユニットと統合のテスト、非同期リクエストの処理、サーバープッシュなど、必要なライブラリを簡単に追加でき、自由なカスタマイズが可能です。
アドテク領域の知見を身につける
アドテクは、広告+テクノロジーを掛け合わせた広告配信の簡略化を実現しています。
アドテク領域で必要なスキルは以下になります。
- AWS
- Hadoop
- KVS
- Redmine
アドテク領域では、高速での処理が必要となり、大容量のデータ処理が必要となります。
そのため、Scalaを用いた開発をアドテクではおこなうことが多くなるので、副業案件で稼ぐためには必要な知識となります。
上記のスキルを身に付けることで、アドテク領域でのエンジニアとして活動することができます。
Scalaのフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。
まとめ
本記事では、Scalaエンジニアについて解説していきました。
Scalaエンジニアの需要は今後も高まっていくため、紹介した内容を参考にしてください。
Scalaエンジニアのポイントをまとめると以下になります。
- 案件数が多く、人材が足りていない
- Javaとの上位互換である
- 副業案件が多数ある
- 月額単価が高い
Scalaエンジニアは、案件が年々増えている中、人材が不足している傾向にあります。
そのため、月額単価が他のエンジニアと比べても高くなっているので、高単価や高収入を得たい人にはオススメです。
ぜひScalaエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人

広告代理店でPR動画の制作に10年携わる。クリエイターとして独立後、プロジェクションマッピングの企画、まちおこしプロジェクトに参画中。 並行してフリーランスのWEBライターとして活動中。
この記事を監修した人

大学在学中、FinTech領域、恋愛系マッチングサービス運営会社でインターンを実施。その後、人材会社でのインターンを経て、 インターン先の人材会社にマーケティング、メディア事業の採用枠として新卒入社し、オウンドメディアの立ち上げ業務に携わる。独立後、 フリーランスとしてマーケティング、SEO、メディア運営業務を行っている。