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【2023年最新】フロントエンドエンジニアの副業の相場・平均単価とは?

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フロントエンドエンジニアの副業の仕事内容

現在、エンジニアはさまざまな業界で人手不足が問題になっており、どの企業もエンジニアの確保に苦戦をしています。その中でもフロントエンドエンジニアの求人数は多く、副業の求人も多くあります。

フロントエンドエンジニアの副業としての仕事内容には主に以下のような種類があります。

  • Webサイトの制作と運用
  • Webアプリケーションの開発
  • Webデザインとコーディング
  • プログラミングスクールの講師

Webメディア運用からアプリ開発の案件など幅広い種類があり、案件に関しては需要が多いので欠くことは無いでしょう。

フロントエンドエンジニアとして副業を考えている人は多い

ランサーズのフリーランス実態調査では、国内のフリーランス人口は1,034万人で、そのうちの副業ワーカーは409万人と発表しています。その中でもIT系の副業ワーカーは約85万人と21%を占めています。

さらに、今後副業を始めたいと考えているサラリーマンは7割にのぼり、今後も副業人口は増える見込みです。

フロントエンドエンジニアの平均給料

Indeedの調べでは、フロントエンドエンジニアの平均給料は548万円と民間給与実態統計調査での日本サラリーマンの平均年収440万円に比べると高く出ています。

しかし、平均年収が高いもののその推移はやはり若い20代は年収が300~400万円台で、スキルや経験を積み始めた30代以降で500万円台になるため、決して高給では無いと言えるでしょう。

(Indeed調べ:日本でのフロントエンドエンジニアの平均給与

副業をするエンジニアが増えている理由

日本のサラリーマンの平均年収が20年前の民間給与実態統計調査から比較すると465万から440万円と20万円以上年収が下がっていることから、今後の年収低下を不安視する方は多いでしょう。

そこで経済を不安視した副業をするエンジニアが増えている理由が2つあります。

  1. スキルを活かして副収入を得ることで企業に依存せずに生活をするため
  2. 将来のために収入を増やしたいため

収入を増やして経済的余裕を手に入れるほか、企業に依存しないための準備をしている方も増えています。

コロナの影響により副業人口が増えている

MMD研究所の調査によると新型コロナの影響で収入が減った労働者が31%、将来を不安視する方が70%という結果を発表しています。

そうした中、副業を始めたサラリーマンが1割で、今後も増えていく傾向になるでしょう。

企業の正社員雇用も今後は減少し、フリーランスや副業ワーカーに案件を委託するケースも増えていくでしょう。

(MMD研究所:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1883.html

フロントエンドエンジニアの副業でぶっちゃけどれくらい稼げるの?

フロントエンドエンジニアは月に5万円ほどの収入を稼ぐことは難しくありません。まずは案件を獲得するところから始めなければなりませんが、求人数はかなり多いため案件獲得で困ることはないでしょう。

比較的簡単なコーディングの案件でも3,000円〜5,000円の相場で、サイト作成になると単発で10,000円〜50,000円の案件があります。

技術力とスピード次第にはなりますが、月5万円の収入を得ることは難しくなく、まずは副業で月に10万円を稼ぐことを目指してスキルを身につけましょう。

どうやって案件を獲得すればいいのか?

フロントエンジニアの副業での案件獲得方法はいくつかあります。

  1. 知人からの紹介
  2. クラウドソーシングで応募(もしくは募集)する
  3. SNSなどを利用して個人で案件を獲得する

知人の紹介などがなければ、まずはクラウドソーシングで案件を獲得することが一番簡単でしょう。

そこから実績を積んでSNSなどを活用して個人で案件を獲得できれば、独立できるレベルで稼ぐことも可能です。

どんなスキルがあれば稼げるのか?

マークアップ言語のHTML、CSSだけでも月5万円程度であれば稼ぐことも可能でしょう。

そこからJavaScriptやPHPなどのプログラミング言語を活用したWeb制作や運用案件を獲得できれば副業でも月に30万円ほど稼ぐことが可能です。

中には月に100万円以上稼ぐことも可能です。そのためにはサイト制作だけでなく、SEOの知識やRubyやPythonなど他のプログラミング言語が使える必要があります。

そして、スキルだけでなくこれまで大規模なWeb開発を行い、設計から開発、運用までの工程を経験し、上流工程までの仕事をした経験があれば高単価の案件を獲得することも可能です。

フロントエンドエンジニアの求人傾向

フロントエンジニアの求人も幅がかなり広く、まだプログラミング習得をしたばかりの人でもできる案件から上級向けの案件まで様々あります。

そのためバックエンドエンジニアに比べて単価は低い傾向があるものの、需要は高いので求人の数は多いです。

フロントエンジニアとしての求人の主な案件は以下の通りになっています。

  • HP制作
  • LPの制作
  • Webメディアの開発・運用
  • CMS導入
  • 管理システムの開発

これらのような案件になっており企業から依頼される案件もあればフリーランスエンジニアから依頼される案件もあります。

クラウドソーシングのような誰もが発注ができるプラットフォームでは、HP制作やコーディング案件が多い傾向があります。案件が多い一方、高いスキルが必要とされない案件も多く、個人が発注している案件では単価が非常に低い傾向があります。

一方でエンジニアを専門にしている求人サイトでは企業のメンバーとのチーム開発の一部を担うこともあり、求められるスキルが高いものの単価が高い傾向にあります。

どれくらいのスキルが求められるの?

クラウドソーシングで募集している簡単な案件であれば、HTML/CSSでサイトの制作やCMSの入稿・SEO構築などのスキルがあれば十分です。このような簡単な案件の数をこなして稼ぐ人もいます。

HPの制作を1から経験し運用ができるスキルがあれば案件の獲得自体はできるでしょう。

しかし、企業から単価の高い案件を獲得するためには実務経験が求められるケースも多いです。

実務経験年数の目安は2年~3年としている企業が多く、それぞれの企業の利用する開発言語に合わせられるスキルが必要になります。

企業案件の場合ではチーム開発を行うことが基本のため、素早い報告・連絡・相談も必要になってきます。ハードスキルだけでなくソフトスキルや稼働時間の確保も重要になります。

フロントエンドエンジニアの案件相場・平均単価

エンジニアに関しては持っているスキルセットや実務経験によって大きく幅が出てきます。

ランサーズなどのクラウドソーシングサービスで獲得できるWebデザインや制作案件の参考価格は以下のようなデータとなっております。

  • HP作成→50,000~400,000円
  • Webデザイン→150,000~200,000円
  • HTML/CSS→5,000→100,000円

また、エンジニアの求人サイトを見た場合、案件ごとの単価はランサーズと同様にかなりの幅がありますが、時給での給与体系を提示している平均時給は2,500円から5,000円ほどとなっております。

一方で、エンジニアスタイルが取り扱っている案件に関しては、グラフの通り高単価な案件となっております。
その分求められるスキルセットや経験も高くなりますが、一定のフロントエンド経験があれば参画することができるでしょう。

どんな案件が高い?

高い案件はHP制作の中でも、PHPやRubyを使用した動的なプログラミング言語を使用した開発案件が高単価です。

このような案件はクラウドソーシングのような誰でも応募ができるプラットフォームでは案件が少ないですが、フリーランスエージェントでは需要が高いです。

一方、単価の低い案件はHTML/CSSでのコーディング案件です。このような案件は時給にすると1,500円程度の案件が多くなっております。

どうすれば副業の単価を高くできるのか

フロントエンドエンジニアとして副業の単価を上げるためには、まず実務経験とスキルを積む必要があります。

様々なプログラミング言語の習得の他、下記のようなスキルや経験を身に付けることができれば単価を上げることが可能です。

  • Web開発に必要な各種フレームワークを利用した開発経験
  • 法人向けサービスの開発経験
  • 設計からリリースまでの経験

フロントエンドエンジニアの副業案件を獲得しやすいスキルについての記事もぜひご覧ください。

副業の単価を高めるための案件獲得の仕方

単価を高くするためにはスキルや経験の他に案件の獲得の仕方もポイントになります。一番高く案件を獲得する手段は事業会社から直接案件を獲得することです。

IT業界は商流が深く、フリーランスや副業エンジニアに案件が届くまでにいくつもの下請け業者を挟んでいる場合があります。

そのため、商流が高い位置で案件を獲得することがポイントになります。

より高い商流での案件を獲得するためには、以下の方法があります。

  • 知人やツテのある企業から案件を獲得する
  • 上流工程での開発経験を積む
  • 様々な言語やフレームワークでの開発実績を持つ
  • エージェントから斡旋をしてもらう

より高い商流で案件を獲得するためにはスキルをつけた上で、自分の持っている人脈から案件を獲得するか、エージェントから事業会社を斡旋してもらうことが再現性のある方法です。

フロントエンドエンジニアで副業する際の注意点

副業をする際は以下の点に注意しましょう。

  • 自分のスキルセットを確認した上で案件を獲得する
  • 稼働時間を正確に見積もる
  • 案件の単価に惑わされないように契約条件を確認する

自分のスキルセットと案件を必ず照らし合わせましょう。そこを間違えてしまうと、自分のスキルではこなせない案件や逆にスキルセットの割に安い案件を受けてしまう可能性があります。

また、副業であれば空いた時間で仕事をするので無理のない稼働時間でできる案件を獲得しましょう。

案件の契約に関しても、報酬の支払い条件や責任義務の確認をして不利益を被らないようにしましょう。

税金に関しても確定申告の必要も発生しますので、本業で副業が禁止されている方は納税方法を間違えないようにしなければなりません。

フロントエンドエンジニアの副業の地雷案件に注意

先ほどあげた注意点を意識しなければ地雷案件に当たってしまう可能性があります。主な地雷案件の例は、以下の3つです。

  • 相場よりかなり低い単価になっている
  • 当初の契約とは違う依頼内容になっている
  • 途中で工程が変わっても案件単価としての報酬しか支払われない

初心者でもできる向けの案件であれば仕方ないですが、それでも相場よりかなり低い案件も散見されます。また、当初の契約内容と違う場合や追加工程があった場合も報酬が追加で支払われないケースもあります。

フロントエンドエンジニアの高単価案件を豊富に持っているエージェントを紹介

エージェントを複数利用することで精神的な余裕も生まれるため、気になるエージェントがあればチェックしてみましょう。

ITプロパートナーズ

最大の特徴は週2日から稼働できる案件を多数掲載していることです。リモートワークなども含めてより柔軟な働き方を実現したい方におすすめです。

エンド直の案件がたくさんあるため高単価案件が多く、週2〜3日の稼働でも十分な報酬を得られます。

また最新トレンドの案件もあるため新しい技術に触れたい方にも向いています。

Midworks

Web系の案件を多数保有しておりWeb系に強いエージェントです。報酬保障や民間保険料の半額負担など福利厚生面が手厚く、独立したての方にも安心です。

目先の案件のことだけでなく今後のキャリアの相談などにも乗ってくれるため、将来的なキャリアパスに悩んでいる方にもおすすめです。

テックビズフリーランス

独立経験のある専属コンサルタントによるサポートを受けることができるため、これから独立を考えている方やフリーランスになりたての方に特におすすめのエージェントです。

税務関連のサポートなども無料で受けられる他、平日夜遅くの時間や土日などでも対応可能なため忙しい方にも便利です。

また都心だけでなく全国の優良案件を多数保有しているため、地方にお住まいの方やリモートで稼働したい方にもおすすめです。

フリーランスポート(Freelance Port)

案件紹介だけでなく、フリーランスエンジニアのブランディングやコミュニティへの参加など総合的なプロデュースのサポートを受けられることが特徴です。

フリーランス・顧客企業共に審査性で需要と共有バランスを適正に調整しているため成果を出せれば再指名などの継続受注も発生します。

フリーランスとして今後働く幅を広げたい方におすすめのエージェントです。

TechStock

2次請けよりも深い案件は基本的にないため、高単価・高報酬案件を多数掲載しています。

17年間の実績があるため他社にはない非公開案件も多くあり、独立直後のサポート体制も充実しています。

また他エージェントと比べて最大の特徴として、報酬が月末締め翌15日払いに対応していることが挙げられます。

報酬の支払いサイトが短いため、報酬を比較的すぐに受け取れることができます。

フロントエンジニアのフリーランス・副業関連記事はこちらもオススメです。

まとめ

フロントエンドエンジニアの副業の仕事内容は主にWeb開発全般になりますが、副業でもスキルを身に付けることができればしっかり稼ぐことも可能です。

最後にこの記事の内容をまとめると以下の3つになります。

  1. フロントエンドエンジニアの副業はWeb開発から運用まで幅が広い仕事内容がある
  2. フロントエンドエンジニアの副業は単価が高く月に5万~10万円を稼ぐことが可能
  3. スキルと実務経験を積めば単価の高い案件を獲得することが可能
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