女性がデータベースエンジニアとして働く4つのメリットとデメリットとは?知っておきたい注意点もあわせて紹介

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目次
はじめに
データベースエンジニアに興味があるけれど、わたしにもできるのかな?と悩んでいませんか?
そんなあなたのために、この記事では以下についてまとめてみました。
- どのような働き方が実現するのか
- 働く際のメリットとデメリット
- データベースエンジニアとして気を付けること
- キャリアパス
昨今では昔に比べて、女性でもIT業界へ就職する人の割合が増えてきたので、女性でもデータベースエンジニアとして活躍している人がたくさんいます。
データベースエンジニアとして働きたいけど、上記のような疑問や不安もあるかと思います。
そんなお悩みはこの記事を読んだら解決できるので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
データベースエンジニアとは?
データベースエンジニアとは、データベースの開発、設計、運用、管理を行うエンジニアの総称です。
そもそも、データベースとはどのようなものでしょう?
データベースとは大きな情報の倉庫のようなものです。
その大きな倉庫にあるデータは、必要なときに瞬時にアクセスできないといけません。
そのためにはデータを仕分けし整理する必要があるので、ここでデータベースエンジニアの出番というわけです。
データをどのように整理したらよいのか、どのような順番で並んでいたら分かりやすいのか、そもそも倉庫の大きさはいくらあったらよいのかを設計します。
設計のみならずそのデータベースの実運用やデータの管理にも携わるので、データベースエンジニアは、データベースを広く専門的に扱う技術者と言えるでしょう。
近年の急速なITの発達で、企業にとってインターネット上のデータはなくてはならないものとなりました。
とは言えデータの量は膨大で、それをいかに適切に管理するかは、企業にとって大きな課題となっています。
データベース専門の技術者は市場価値が高く企業に必要不可欠な職種ですが、データベースエンジニアの数は少ない現状です。
そんなデータベースエンジニアとして働くには2つの方法があるので、次から見てみましょう。
女性のデータベースエンジニアの2つの働き方
データベースエンジニアとして活躍できる場は、主に2つあります。
それぞれの働き方を確認してみましょう。
事業会社に所属しているデータベースエンジニア
企業はたくさんのデータを扱うため、そのデータの運用や管理を行う専門の部署が必要になります。
そのため、データベースエンジニアは企業の情報システム部門に所属し、データの適切な運用のために尽力します。
企業のデータ運用の要となる責任のあるポジションです。
SIerに所属しているデータベースエンジニア
データベースエンジニアは事業会社だけでなくSIer(エスアイヤー)に所属することもできます。
SIとはシステムインテグレーションの略称です。
『〜する者』という意味のerと組み合わせてシステムインテグレーターと言います。
その略称がSIerです。
SIerは、システム開発や運用を請け負うサービスや事業を行うIT企業のことを指します。
プロジェクト全体を統括し、関連会社と協力してシステム開発を行いますがその規模はクライアントによって異なり、短期間から長いものだと数年単位でそのプロジェクトに従事します。
官公庁から仕事が来ることもあるので、取引先は様々です。
DX市場の拡大で今後もSIerの必要性は高まるでしょう。
事業会社にしろSIerにしろ、どちらに所属してもデータベースエンジニアとして活躍することが可能です。
自身に合った環境を選べますが、いずれも知識や経験が必要なことは覚えておきましょう。
次からは女性がデータベースエンジニアとして働くメリットを確認してみます。
女性がデータベースエンジニアとして働く4つのメリットとは
データベースエンジニアとして働くメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
4つご紹介します。
汎用性の高いスキルが身につき、潰しがきくスキルを身につけることができる
開発設計、運用、管理と幅広い業務に携わるため、関連領域の知識と幅広いスキルを習得することができます。
データベースの知識はもちろんのこと、大事なデータの漏洩などあってはならないことなので、情報セキュリティの知識も身につけないといけません。
また、データベースエンジニアは開発プロジェクトに参加する主要メンバーです。
他部署との連携や、クライアントとの打ち合わせを円滑に行うには、専門的な話を分かりやすく噛み砕いて説明する能力や、コミュニケーション能力などのビジネススキルも会得していきます。
これらのスキルを身に付けることによって、データベースエンジニアとしても社会人としても希少価値を高めることができるので、キャリアパスしやすいでしょう。
リモートワークができるので、出産時や子育て時でも働きやすい
データベースエンジニアはパソコン1つで完結できる仕事です。
そのため必ず出社が必要な職種ではないので、リモートワークを取り入れている企業も多くあります。
データベースエンジニアは、リモートワークをしやすい仕事と言えるでしょう。
リモートワークは他に比べて自由度が高いので、ライフステージの変化に対応しやすいのです。
打ち合わせもWebでできる時代なので、他者との連携も問題なく行えます。
実力主義なので、立場関係なく収入も上げやすい
職種によっては給与が年功序列で決まることもありますが、データベースエンジニアはそのようなことはありません。
実力主義なので、自身の力量と技術、経験値によって収入が変わってきます。
スキルと経験を蓄積して、年収アップを目指せるので性別や年齢は関係なく活躍できる仕事と言えるでしょう。
また、IT業界は急速に成長中しています。
成長している業界ゆえに需要も高く、比例して収入も上がっていくようです。
昨今では、データベースエンジニアの人材価値が高まっています。
データベースエンジニアは需要に対して人手不足なので転職もしやすい
データベースエンジニアに限らずSEなど、IT業界に携わる人材は慢性的に人手不足です。
そのためデータベースエンジニアは転職しやすいと言われており、自身に合った働き方を見つけたり、収入を突き詰めたりできます。
幅広い業務に携わり、多くの知識と経験がある優秀な人ほどさらにキャリアパスしやすいと言えるでしょう。
データベースエンジニアとして働くメリットはいくつかあるようです。
ただし、メリットがあるようにデメリットもあります。
次から見てみましょう。
女性がデータベースエンジニアとして働く3つのデメリットとは
女性がデータベースエンジニアとして働くデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
メリットとデメリットをしっかり比較できると、自身の働き方のイメージがつきやすいと思うので確認してみます。
長時間労働になる傾向がある
データベースエンジニアの人手不足により、1人にかかる負担が大きい場合があります。
プロジェクトチームにデータベースエンジニアは1人しかいない可能性もあり、業務過多になりがちです。
また、急なトラブル時には夜間でも対応しないといけません。
これらの状況から、長時間労働になりやすい環境ではあります。
女性データベースエンジニアがまだ少なく、相談できる相手が少ない
データベースエンジニアは力仕事でもなく体力勝負でもないので、性別は関係なく活躍することができます。
とは言え、ITやデータベースエンジニアに興味を持つのは男性が多い傾向にあるので、女性データベースエンジニアの数は依然少ない状況です。
そもそもデータベースエンジニア自体が比較的新しい職種ゆえに、全体的に従事している人の数が少ないことも影響します。
仕事上での悩み相談はもちろん男性にもできます。
しかし、ライフプランニングや自身の働き方など、できれば女性の先輩に相談したい場合があっても数が少なく、なかなか相談相手がいない可能性があります。
産休・育休制度が整備されていない職場が比較的多い
性別に関係なくデータベースエンジニアとして働くことは可能ですが、IT業界は男性の数が多く、いまだに男社会が色濃く残る業界です。
そのため残念ながら、産休・育休などの法整備が遅れている職場が比較的多くあります。
男性も育休取得率が上がってきましたが、まだまだ産休や育休は女性に大きく関わって来る部分です。
出産後も働きたくても、制度が整っていない可能性もあるので、就職する際には注意しましょう。
長時間労働や女性が少ないがゆえのデメリットがあるようなので、これらも理解したうえで就職する企業は選んだ方がよさそうです。
続いては、データベースエンジニアになる際の心得ておきたいポイントを見てみます。
女性でデータベースエンジニアになるなら心得ておきたい4つの注意点とは
データベースエンジニアになる際に、心得ておくとよい注意点を確認してみましょう。
システムに関する知識や技術のキャッチアップを定期的にできるのか
エンジニア業務は日々進化を遂げており、新しい技術がどんどん増えています。
技術や情報がどんどん更新されていくので、アンテナを張って最新情報をキャッチしていく必要があると心得ておきましょう。
IT業界は市場がどんどん拡大していくので、取り残されないようにトレンドを追っていく必要があります。
データベースエンジニアは性別も年齢も関係なく活躍できる職種です。
そのため、いかに知識を蓄積し多くの経験を積んで高いスキルを身に付けられるかによって、付加価値のある人材になれるかが決まります。
成果で評価される業界なので、最新の情報や技術を得るためにも勉強をし続けましょう。
意識的に勉強する時間を取ったり、新しいことに挑戦していったりすることを忘れないでください。
地道な業務を継続できるのか
データベースエンジニアの仕事は地味な作業の繰り返しが多いです。
その地味な作業を地道に続けていかないといけないので、コツコツ頑張れる人が向いています。
システムエンジニアは裏方なので、なかなか他人に評価されづらい側面がありますが、そのような状況でも地道な業務を継続していかなければいけません。
はるか昔、男性は狩猟をして一攫千金を狙っていたのに対し、女性は木の実や山菜などを毎日集めていました。
そのような時代背景からも、本能的に女性の方がこつこつ作業が得意とされているようです。
地道な努力を継続できる能力は、データベースエンジニアをするにあたり、大きな利点となります。
論理的に物事を考え続けることがストレスにならないか
データの容量の割り振りや管理運用がスムーズにできるかなど、データベースエンジニアが考えることは山ほどあります。
膨大な量のデータを正確に処理するためにも、ロジカルシンキングが大切です。
論理的に物事を考え続けて業務を遂行する必要があるので、考え続けることにストレスを感じてしまうと、つらいと感じてしまうかもしれません。
世間的にはどちらかというと女性は感情的と言われがちです。
しかし、不測の事態にも動じず、今すべきことを的確に対処する能力は女性の方が優れていると感じたことはありませんか?
母親をイメージして頂くと分かりやすいですが、赤ちゃんが泣いていたらミルクを作るためのお湯を準備して、その間におむつ替えをする。赤ちゃんをあやしながらミルクを作って飲ませる。
マルチタスクをこなしながら、状況を論理的に的確に判断する能力が女性には備わっているので、その能力をデータベースエンジニアとして発揮できるでしょう。
ゆっくりではなく、迅速に業務ができるのか
特にトラブル時においては、迅速な対応が求められます。
そのような際にも、冷静で丁寧に、でも素早く的確に業務にあたる必要があるので、スピード感を持って仕事に取り組む必要があります。
普段からも、プロジェクトの進行によって納期に追われることもあると思うので、いつでも迅速に業務を行えるとよいでしょう。
マルチタスクに優れている女性は、同時に複数のことをてきぱきと対処できる傾向にあります。
データベースエンジニアとして働く際は、迅速に業務に取り組む姿勢を持ちましょう。
データベースエンジニアとして働く際の注意点は以上のとおりです。
反対に、これらを意識して働くことができたらあなたの評価は高まります。
自身の価値を高めるためにも、意欲的に業務に取り組めるとよいでしょう。
ここまでは実際にデータベースエンジニアとして働くフェーズを見てきました。
データベースエンジニアのキャリアパスはいくつかあるので、その後を見据えて働くことができるのは大きな利点です。
次からはデータベースエンジニアのキャリアパスを見てみましょう。
女性のデータベースエンジニアが取れるキャリアパスとは
女性のデータベースエンジニアが取れるキャリアパスは主に以下の3つです。
順に確認します。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、開発プロジェクト全般を指揮統括する仕事です。
プロジェクトの全行程を把握し管理するので、データのみならず予算や品質、納期など気にかけることは山ほどあります。
そのため、広い視野をもって取り組む必要のある職業です。
多職種との調整役も担うので、データのみならず人と向き合う時間が増えることになりますが、女性ならではの柔らかな雰囲気は、他部署との連携時に場の様子を和やかにします。
些細な気配りが得意な女性は、相手の様相をよく観察できるので、プロジェクトマネージャーとして活躍できるでしょう。
また、今までの豊富な経験と技術を活かして、チームで仕事をしたい人に向いています。
データサイエンティスト
データサイエンティストとは、アルゴリズムや情報科学理論を活用して、集めたデータの解析やモデルの構築を行う仕事です。
ビッグデータの収集や分析、加工の専門家とも言えるでしょう。
データサイエンティストは最近注目度が上がってきている仕事です。
新たに覚えることや勉強することも多々ありますが、データベースエンジニアの知識を活かして仕事をすることができます。
持ち前のこつこつと努力できる能力を、今後もいかんなく発揮できるでしょう。
データを駆使した経営コンサルタント
データ収集や分析に基づいた提案を行う、経営コンサルタントになる道もあります。
企業の抱える課題を解決するためにIT技術を用いることはよくあることです。
顧客情報、商品情報を集めて分析し、経営戦略のサポートをします。
企業が抱える課題を、ITを駆使して解決に導くためには経営戦略、情報社会を生き抜く力をさらに身につける必要がありますが、十分にチャレンジできる仕事です。
視野が広く細やかな心配りができる女性はその問題に合った解決方法を見抜き、解決に向けて尽力できる力を持っています。
経営コンサルタントとしても活躍していけるでしょう。
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まとめ
女性がデータベースエンジニアとして働くことについて、ここまで見てきたことをまとめてみます。
- データベースエンジニアは人手不足のため需要が高い
- 女性でも十分に成果を上げられる仕事だが、メリットとデメリットを認識する必要がある
- キャリアパスが多くあり、スキルアップや年収アップしていける職業
女性でも、データベースエンジニアとして活躍できることが十分に理解できたと思います。
IT業界の成長に伴い、これからも必要とされる仕事です。
ぜひあなたの選択肢にデータベースエンジニアを加えてみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人

1992年生まれ、北海道出身。トレンドスポットとグルメ情報が大好きなフリーライター。 衣・食・住、暮らしに関する執筆をメインに活動している。 最近のマイブームは代々木上原のカフェ巡り。
この記事を監修した人

大学在学中、FinTech領域、恋愛系マッチングサービス運営会社でインターンを実施。その後、人材会社でのインターンを経て、 インターン先の人材会社にマーケティング、メディア事業の採用枠として新卒入社し、オウンドメディアの立ち上げ業務に携わる。独立後、 フリーランスとしてマーケティング、SEO、メディア運営業務を行っている。