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ITコンサルタントはフリーランスで働ける?必要なスキルやメリット・デメリットを詳しく解説

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はじめに

ITコンサルタントは企業の成長に欠かせない存在として近年注目されていますが、果たしてフリーランスとして働くことは可能なのでしょうか?

本記事では、フリーランスITコンサルタントとして働くために必要なスキル、業務内容、そしてメリットやデメリットについて詳しく解説します。

<この記事を読むメリット>

  • フリーランスITコンサルタントに求められる具体的なスキルがわかる
  • フリーランスで働く際の収入や将来性について理解できる
  • 自由な働き方の実現やリスクの管理方法が学べる

フリーランスのITコンサルタントを目指している方にとって、必読の情報が満載なので、ぜひ最後まで読んで具体的なビジョンを描く際の一助にしてください。

ITコンサルタントとは?

ITコンサルタントとは1

ITコンサルタントというと、

「高収入が期待できる職業」

「ものすごく頭が良い」

このようなイメージを持たれる方も多いかもしれません。

デジタルトランスフォーメーション(DX)が喫緊の課題とされている日本にとっては、現在特に注目されている職業でもあります。

しかし、ITコンサルタントがどのような仕事をしているのかよく理解していない方も多いのではないでしょうか。

ここではまず、ITコンサルタントとはどのような職業なのか簡単にご紹介します。

クライアントのITに関する課題を解決

ITコンサルタントとは、企業が情報技術(IT)を使ってビジネスをより効率的にしたり、問題解決の手助けをする仕事です。

例えば、新しいシステムを導入したいけれど、どうやって使えばよいのか分からないときにアドバイスをしたり、業務を自動化して生産性を上げる方法を提案したりします。

ITコンサルタントは一般的にITエンジニアに分類され、数あるITエンジニア職の中でも最上流の職業の一つです。

ビジネスにおけるITの活用を最大限に引き出す

ITコンサルタントの仕事は、企業がITを使ってビジネスをもっと良くするための手助けをすることです。

例えば、ある企業が売上を伸ばしたいと考えているとしましょう。

こういった場合、ITコンサルタントはその企業のビジネスの現状や問題点を詳しく分析し、売上を伸ばすために新しいシステムを導入したり、既存のシステムを改善したり、業務プロセスの自動化を提案します。

また、コスト削減や効率化を図るために、どのようなITツールを使うべきか、どんなシステムが最適かをアドバイスするのも仕事の一つです。

ITコンサルタントはフリーランスで働ける?

近年、フリーランス人口が急激に増加しつつあります。

では、ITコンサルタントもフリーランスとして活躍できるのでしょうか?

結論からいうと、ITコンサルタントはフリーランスとして働いている方が非常に多いです。

ここからは、ITコンサルタントがフリーランスとして働ける理由をいくつかご紹介します。

フリーランスITコンサルタントの需要

ITコンサルタントの需要は年々高まっており、日本国内のみならず、世界的にも需要が高い職業です。

企業はITインフラの導入や効率化を図るために専門的なアドバイスを必要としており、特に中小企業やスタートアップがITコンサルタントに依頼するケースが増加しています。

また、いわゆる「2025年の崖」が来年度に到来することもあり、既存システムのアップデートの問題に直面している企業も少なくありません。

(※2025年の崖:既存システムのサポート終了や技術的な陳腐化に伴い、企業がシステムの大規模なアップグレードを求められる状況)

したがって、こうしたニーズに応えられるフリーランスITコンサルタントの需要は日に日に高まっているといえるでしょう。

フリーランスITコンサルタントの将来性

フリーランスITコンサルタントの将来性は非常に明るいです。

特に、AIやクラウドコンピューティング、デジタルセキュリティなどの技術が急速に発展する中で、多くの日本企業はこれらの技術を活用するためのサポートを必要としています。

また、デジタル分野での変革が進展するに伴って、企業のITインフラの見直しや新技術の導入は日本全体の課題ともいえるでしょう。

そのため、ITコンサルタントの役割はますます重要性を増していくはずです。

さらに、リモートワークの普及により、場所を選ばずにサービスを提供できるフリーランスITコンサルタントは、柔軟性を持った働き方が求められる現代において非常に有利です。

したがって、デジタル化とリモートワークの広がりがフリーランスITコンサルタントの将来性を後押ししています。

フリーランスITコンサルタントの年収はどれくらい?

フリーランスITコンサルタントの年収は、スキルレベルやプロジェクトの規模、クライアントの種類によって大きく異なります。

スキルレベル別の年収データによると、ITSSレベル3で「600万円〜900万円」、ITSSレベル4で「650万円〜950万円」、ITSSレベル5以上で「700万円〜1100万円」程度が一般的です。

(※ITSS(ITスキル標準):IPAが策定したIT業界における人材のスキル標準を体系化したフレームワークです。)

つまり、ITコンサルタントは経験を積み重ねてスキルを向上させることで、より高い収入を得ることが可能です。

ただし、フリーランスはプロジェクトベースでの収入が一般的であり、契約次第で高収入を狙える一方で、収入の変動がある点には注意しておきましょう。

安定した収入を得るためには、複数のクライアントと契約を結び、プロジェクトを効率よく管理するスキルが求められます。

ITコンサルタントの仕事内容

ITコンサルタントは、簡単にいえば「ITに特化したコンサルタント」ですが、仕事内容は非常に複雑です。

ここからは、ITコンサルタントの主な仕事内容を一つひとつみていきましょう。

IT戦略の立案・提案

IT戦略の立案・提案とは、企業の目標達成に向けてITの利用方法を計画することです。

具体的には、企業の成長戦略を実現するために、IT技術をどのように活用するかを分析し、効果的なソリューションを考えます。

例えば、Eコマースに参入する企業の場合、顧客データの管理システムやオンライン販売システムの導入を検討し、コストやリスクを踏まえて提案します。

また、近年では競争力を高めるために、データ分析ツールを導入して市場動向をリアルタイムで把握する体制を構築しなければなりません。

このように、IT戦略の立案は企業のビジネス目標と技術を結びつけ、長期的な成長を支援する重要な役割を果たします。

システム導入支援

システム導入支援とは、新しいシステムを企業に導入し、その運用を成功させるために全般的なサポートを行う業務です。

例えば、企業が顧客関係管理(CRM)システムを導入したいと考えた場合、ITコンサルタントは最初に企業の業務フローを分析し、導入するシステムがどのように現場のプロセスに適合するかを検討します。

その後、ベンダー選定やカスタマイズ要件の定義を行い、実際に導入が進んだ後は従業員へのトレーニングを担当する場合もあります。

また、導入後にシステムが安定して稼働するようサポートし、問題が発生した場合の対処法をアドバイスするのも仕事の一つです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)推進

デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進とは、企業がデジタル技術を利用して業務の大幅な変革を図り、競争力を向上させるプロセスです。

具体的には、ITコンサルタントは企業が手作業で行っている業務などをデジタル化し、効率化を進めます。

例えば、製造業においては、IoT(モノのインターネット)を使って工場の機器の稼働状況をリアルタイムで監視し、設備の保守を自動化することが考えられます。

また、顧客管理業務では、AIを使った自動応答システムを導入し、顧客からの問い合わせに迅速に対応できるようにすることで顧客満足度を向上させるといった取り組みも増えました。

これにより、業務効率を大幅に改善するだけでなく、新サービスやビジネスモデルの構築も可能になるのです。

ITインフラの設計・最適化

ITインフラの設計・最適化とは、企業が使用するIT基盤(ネットワーク、サーバー、ストレージなど)を最適な形で設計し、運用コストを抑えつつ高いパフォーマンスを実現することを目指す業務です。

例えば、企業が拠点を拡大する場合、それに合わせたネットワークの再設計やデータセンターの拡張が必要になります。

この際、ITコンサルタントはクラウドサービスの導入を提案し、オンプレミス(自社設置型)の設備に比べてコストを削減し、柔軟にスケールアップができる仕組みを提案します。

また、セキュリティ対策も重要な要素で、ファイアウォールやVPN(仮想プライベートネットワーク)を活用して外部からの不正アクセスを防ぎ、企業の重要なデータを守るといった取り組みも同時に行わないといけません。

ITガバナンス・リスク管理

ITガバナンスとは、企業全体でのIT資源の使い方を管理・監督し、企業の目標を達成するためにITが適切に使われていることを確保することです。

ITガバナンスに際しては、ITに関連するリスクを予見し、それに対応する策を立てなければなりません。

例えば、企業のデータが外部に漏洩するリスクに対し、情報セキュリティポリシーを作成したり、従業員にセキュリティ教育を実施してリスクを低減させます。

また、定期的なセキュリティ診断を行い、弱点を発見して早期に対処することも仕事の一部です。

業務プロセスの改善

業務プロセスの改善とは、企業内のさまざまな業務フローを分析し、より効率的で効果的にすることを目指す取り組みです。

例えば、物流会社で配送計画の作成に時間がかかっている場合、AIを利用した自動化ツールを導入して、計画作成のプロセスを短縮することを提案します。

また、現場でのデータ入力をモバイルデバイスからリアルタイムで行えるシステムに変更することで、業務のスピードアップとミスの削減を実現します。

これにより、生産性が向上してコストも削減可能です。

プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメントは、IT関連のプロジェクトを計画し、スケジュール通りに進めて成功させるための管理業務です。

本来はプロジェクトマネージャー(PM)が担当する部分ではありますが、ITコンサルタントが代わりを務めることも少なくありません。

例えば、新しいシステムを導入するプロジェクトの場合、プロジェクトの目標、タスクの分割、進捗状況の追跡、リソースの割り当て、クライアントとのコミュニケーションなどを担当します。

ITコンサルタントはチームの役割分担を明確にし、プロジェクトがスムーズに進行するように調整しなければなりません。

また、問題が発生した際には早急に対応し、リスクを最小化してプロジェクトの成功を目指します。

ベンダー選定の支援と管理

ベンダー選定の支援と管理は、企業が導入するITシステムやサービスを提供する適切なベンダーを見つけ、契約のサポートやその後の管理を担当する業務です。

例えば、企業がERP(統合業務システム)を導入したい場合、複数のベンダーを比較して、価格、機能、サポート体制などを評価し、最も適したベンダーを選びます。

導入後は、システムのパフォーマンスをベンダーと連携して確認し、問題が発生した場合には迅速な対応を求めるなど、ベンダーとの関係を管理しなければなりません。

これにより、企業が安心してITシステムを利用できるようサポートします。

以上がITコンサルタントの仕事内容です。

それぞれの業務には専門知識と高度な調整能力が求められ、企業のIT戦略の成功に大きな影響を与えています。

フリーランスのITコンサルタントになるメリット・デメリット

職業情報サイト「jobtag」のデータによると、フリーランスとして働いているITコンサルタントは全体の約20.5%です。

現在、日本のフリーランス人口は副業フリーランスも合わせると、少なくとも約1,000万人、つまり労働人口の6人に1人(約16.6%)はフリーランスということになります。

したがって、ITコンサルタントはフリーランスとして働いている人が比較的多い職業といえるでしょう。

ではなぜ、ITコンサルタントはフリーランスとしての働き方を選ぶ人が多いのでしょうか?

ここからは、フリーランスのITコンサルタントになるメリットとデメリットをみていきましょう。

フリーランスITコンサルタントになるメリット

ITコンサルタントがフリーランスになるメリットは以下の3点です。

  1. 自由な働き方が可能
  2. 収入の上限がなく高収入も期待できる
  3. 様々な業界で経験を積める

それぞれについて、詳しく解説します。

自由な働き方が可能

フリーランスのITコンサルタントになる最大のメリットの一つは「自由な働き方」です。

会社員として働く場合は、決まった勤務時間や場所に縛られ、固定のスケジュールで働かなければなりませんが、フリーランスであれば、自分で働く時間や場所を決められます。

これは、リモートワークやワークライフバランスの充実を求める人にとって非常に大きな魅力といえるでしょう。

例えば、家族との時間を増やしたい、趣味に時間を費やしたいといった理由で自分のペースに合わせた働き方を選べるため、ストレスを感じにくい環境で働くことが可能です。

また、海外旅行をしながら仕事をする「ノマド」のようなライフスタイルも実現できます。

こうした自由さはフリーランスならではの特権です。

収入の上限がなく高収入も期待できる

フリーランスのITコンサルタントとして働くと、収入の上限を設けられることがなく、自分のスキルや努力次第で高収入を目指すことが可能です。

会社員であれば年収は固定給が基本で、昇給やボーナスもある程度の制限がありますが、フリーランスの場合はプロジェクト単位で契約を結び、成功報酬型や時間報酬型など、さまざまな契約形態を選択できます。

その結果、短期間で多くのプロジェクトをこなしたり、高いスキルを持つ専門性を発揮して高単価の案件を獲得することで、収入を大幅に増やすことが可能です。

自ら営業活動を行い、顧客と直接交渉して単価を上げることも可能で、特に経験やスキルに自信がある人は経済的自由を手に入れるチャンスが広がります。

様々な業界で経験を積める

フリーランスのITコンサルタントとして活動することで、多様な業界や企業で経験を積むことができます。

特定の会社に勤める場合、どうしても特定の業界やクライアントに偏った経験しか得られないことが多いですが、フリーランスであればプロジェクトごとに異なる業界や企業の課題に取り組めます。

例えば、金融業界のシステム導入支援から、小売業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)まで、幅広い分野での業務に携わることが可能です。

このような多様な経験を積むことにより、業界ごとの特性を深く理解し、他のクライアントへの新しい提案にも活かせます。

また、幅広い経験は自身の市場価値を高め、新たなチャンスやネットワーキングの機会を広げることにもつながります。

フリーランスITコンサルタントになるデメリット

ITコンサルタントがフリーランスになるデメリットは以下の3点です。

  1. 収入が不安定になるリスクがある
  2. 全ての業務を自己管理する必要がある
  3. 福利厚生がない

それぞれについて、詳しく解説します。

収入が不安定になるリスクがある

フリーランスのITコンサルタントとして働く際、最も大きなデメリットの一つは「収入が不安定になるリスクがある」ことです。

会社員であれば固定給を毎月受け取ることができ、生活に必要な収入が安定して確保されますが、フリーランスの場合、案件の受注状況によって収入が大きく変動します。

案件を獲得できない時期やクライアントが契約を延長しない場合、収入が途絶えてしまう可能性もゼロではないのです。

また、フリーランスは自分で営業活動を行わなければならないため、競争が激しい市場で案件を獲得するのは簡単ではありません。

このような収入の不安定さを乗り越えるためには、経済的な緊急事態に備えて資金を積み立てておくことや、複数のクライアントを持つことで収入源を多様化するなどの対策が必要です。

全ての業務を自己管理する必要がある

フリーランスとして働く場合、全ての業務を自己管理する必要があります。

例えば、プロジェクトの進行管理やクライアントとのコミュニケーション、契約の交渉、営業活動、税務処理など、多岐にわたる業務を全て自分で行わないといけません。

特にITコンサルタントのように専門性の高い職業では、クライアント対応やプロジェクト管理に多くの時間と労力を要するため、それに加えて事務作業も全て自分でこなさなければならないことは大きな負担となります。

自己管理が上手くできなければ、仕事の品質が低下したり、納期に遅れるなどのリスクが高まります。

また、日々のスケジュールを計画し、効率的に時間を使うことが求められるため、自己管理能力が非常に重要です。

福利厚生がない

フリーランスとしての働き方には「福利厚生がない」という大きなデメリットがあります。

会社員の場合、健康保険、厚生年金、雇用保険、産休・育休などの福利厚生が整っており、会社が保険料の一部を負担してくれます。

しかし、フリーランスはこういった保障がなく、自ら国民健康保険や国民年金に加入し、保険料や年金保険料を全額支払わなければなりません。

また、傷病手当金や失業手当といった制度の対象外となるため、病気や事故で働けなくなった場合の保障も十分とはいえません。

こうした点から、フリーランスは将来に備えて貯蓄を増やすなど、自己防衛策を講じる必要があります。

さらに、長期休暇を取りにくいという問題もあり、休暇を取る間の収入がないことから、計画的に仕事を進めつつ休養を取る必要があるのも大きな課題です。

フリーランスのITコンサルタントに必要なスキル

ITコンサルタントという職業は、数あるエンジニア職の中でも最上流の職業であり、独立してフリーランスになるにはある程度のキャリアと特定のスキルが必要とされます。

そこでここでは、フリーランスのITコンサルタントに必要なスキルを解説します。

IT技術に関する知識

ITコンサルタントにとって、IT技術全般への深い理解は不可欠です。

具体的には、ネットワーク(NW)、クラウド、データベース(DB)、セキュリティ、システム設計などの技術領域に精通していなければなりません。

これにより、クライアントが抱える技術的な課題を正確に把握し、適切なソリューションを提案することが可能になります。

また、最新の技術トレンドやツールにも敏感であることが重要です。

例えば、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関わる技術やAI、データ分析などのスキルを持っていると、より多くの案件に対応できるため、競争力が増します。

<関連資格>

  • 基本情報技術者試験(FE)
  • 応用情報技術者試験(AP)
  • AWS認定ソリューションアーキテクト
  • Cisco Certified Network Associate(CCNA)

ビジネス戦略に対する理解

フリーランスのITコンサルタントは、技術だけでなくビジネスの視点も必要です。

クライアントのビジネス戦略を理解し、技術的な提案がどのように業務の改善や効率化に結びつくのかを理解しなければなりません。

IT戦略はビジネス戦略と連動しているため、クライアントの業界動向、市場環境、競争状況などに対して深い理解が必要です。

特に、経営層と直接コミュニケーションを取ることが多いため、ITの専門用語をビジネス用語に変換し、クライアントにとってわかりやすい形で説明する能力が重要となります。

<関連資格>

  • ITストラテジスト試験(ST)
  • 中小企業診断士
  • PMP(Project Management Professional)

コミュニケーションと問題解決能力

ITコンサルタントはクライアントとの連携が重要なため、優れたコミュニケーション能力が必要です。

クライアントの要望を正確にヒアリングし、問題点を把握し、それに対する最適な解決策を提示するためには、相手の立場や背景を理解しながら適切に伝えるスキルが欠かせません。

また、複数のプロジェクト関係者の間で調整をしたり、異なる部署間での意見をまとめたりすることも多いため、協調性や交渉力も求められます。

さらに、IT関連の問題を迅速に解決するための分析力と、効果的な解決策を考え出す創造力も重要です。

<関連資格>

  • ITILファウンデーション
  • PRINCE2(プロジェクト管理手法に関する資格)

セルフマネジメント能力

フリーランスとして成功するためには、セルフマネジメント能力が極めて重要です。

フリーランスはスケジュール管理からタスクの優先順位の設定、クライアントとの契約交渉、税務処理に至るまで、全てを自分で行わなければなりません。

そのため、時間管理能力やタスク管理のスキルが不足していると、仕事の品質が低下したり、納期に間に合わないといった問題が生じやすくなります。

また、自己学習を継続してスキルをアップデートする意識も必要です。

IT業界は変化が速いため、常に新しい知識を取り入れ、最新の技術に対応できることが、フリーランスとしての価値を維持するカギとなります。

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まとめ

本記事では、ITコンサルタントがフリーランスで働くことのメリットとデメリット、必要なスキルについて詳しく解説しました。

フリーランスITコンサルタントとしての自由な働き方や高収入の可能性は多くの人にとって魅力的ですが、収入の不安定さや自己管理の難しさといった課題も存在します。

また、IT技術やビジネス戦略に対する深い知識、優れたコミュニケーション能力など、幅広いスキルが求められる点も理解しておきましょう。

本記事が、フリーランスITコンサルタントを目指す際の参考となり、準備すべきスキルや今後のキャリアプランを考える一助になれば幸いです。

エンジニアスタイルマガジン」では、今後もこういったフリーランスエンジニアにとって役立つ最新情報を随時お届けいたします。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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