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プロダクトマネージャーは知っておきたいオススメツール13選


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プロダクトマネージャーの仕事内容を改めて整理

プロダクトマネージャーは、製品やサービスの開発、改善において重要な役割を担っています。

それらの業務を効率的に、またチームのメンバーと円滑にプロダクトを進めるためには、各種ツールを使いこなすスキルが重要です。

それぞれのツールの機能や利点を理解して、プロダクト開発の各プロセスで利用できると、作業効率は格段にアップします。

この記事ではプロダクトマネージャーのあなたにぜひ知っておいて頂きたいツールを13個ご紹介しています。

それぞれのインストールサイトも分かるようになっているので、最後まで読んでみてください。

すでにご存知かもしれませんが、まずはプロダクトマネージャーの仕事内容を簡単におさらいします。

プロダクトマネジメントとロードマップの策定

プロダクトマネージャーはその名のとおり、プロダクトのマネジメントを行う職種です。

マネジメントをする際にはロードマップの策定を行い、製品やサービスのビジョンや戦略を明確にすることで、長期的な方向性を示す必要があります。

プロダクトマネージャーは市場調査や競合分析を行い、ユーザーのニーズやトレンドを把握することが重要です。

これらの情報をもとにプロダクトの方向性を決定し、ロードマップを策定します。

製品開発チームやステークホルダーと連携しながら、ビジネスの目標やユーザーの要件を考慮し、優先順位やリソースの配分を決定することが大切です。

プロダクト分析・改善・ユーザーフィードバックの獲得

プロダクトマネージャーは、プロダクトの分析、改善、およびユーザーフィードバックの獲得を担当します。

製品の品質や利便性を向上させ、ユーザー満足度を高めることが目的です。

ユーザー行動のトラッキング、データ分析、A/Bテストなどの手法を用いて調査を行い、これらから得た情報を使用してプロダクトのパフォーマンスを評価し、問題点や改善点を特定します。

また、ユーザーフィードバックを収集し、ユーザーの声を製品に反映させることも大切な業務です。

プロダクト設計、デザインとワイヤーフレームの作成

プロダクトマネージャーは、プロダクトの設計とデザイン、およびワイヤーフレームの作成を担当します。

これは、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)を考慮しながら、製品の見た目や機能の設計を行う作業です。

プロダクトマネージャーはユーザビリティや顧客体験を重視しながら、ワイヤーフレームやプロトタイプを作成し、製品の方向性を示します。

ユーザーのニーズやビジネスの要件を理解したら、それをデザイナーや開発チームに実現してもらうために、分かりやすく説明するドキュメンテーション力も必要になるでしょう。

ワイヤーフレームの作成により、製品の構造やレイアウトを詳細にプランニングし、効果的なユーザーエクスペリエンスを実現する必要があります。

システム要件定義・詳細設計

開発チームとの密なコミュニケーションを通じて、機能やパフォーマンス、セキュリティなどの要件を明確にします。

これにより、開発プロセスを円滑に進めることが可能です。

プロダクトマネージャーは、システムの要件定義と詳細設計の策定を担当します。

製品やサービスの機能や構成要素、データフローなどの詳細を定義する大切な作業です。

プロダクトマネージャーは、開発チームや技術者と連携して業務を進めます。

製品の目標や要件を明確にし、開発プロセスを効率的に進めるためにも、積極的なコミュニケーションは欠かせません。

システムの要件定義と詳細設計により、製品の開発や実装がスムーズに進み、ビジネスニーズに適したシステムが構築されます。

プロダクトグロース・マーケティング

プロダクトマネージャーは、製品の成長戦略やマーケティング活動を企画、実施します。

プロダクトの市場投入戦略、プロモーション計画、競合分析などを行い、顧客獲得策や販売戦略を策定する重要なプロセスです。

これは製品の市場シェアを拡大させるためにも、非常に大切な業務です。

また、プロダクトの成長を促進するために、マーケティング活動やパートナーシップの構築なども行います。

プロダクトマネージャーは、製品の成功とビジネス成果の最大化を目指して業務にあたりましょう。

製品やサービスを成功に導き、ビジネスの目標の達成とユーザー満足度の向上に不可欠なのがプロダクトマネージャーです。

そんなプロダクトマネージャーですが、さまざまなツールを使いこなせると、活躍の幅が広がります。

ここからは、ツールに焦点を当てていきましょう。

プロダクト分析・改善・ユーザーフィードバックの獲得

プロダクトマネージャーは、製品のパフォーマンスを評価するためにさまざまな分析ツールを利用します。

Amplitude、Heap、Mixpanel、Pendo、CREATIVE SURVEYなどは、データ収集や分析、改善、フィードバックに役立つツールです。

これらのツールを活用して、ユーザー行動のトラッキングや製品の利用状況の把握を行い、製品の改善点や成果の可視化を図りましょう。

それぞれのツールについて詳しく見ていきます。

Amplitude

Amplitude(アンプリチュード)は、プロダクトマネージャーが製品のデータ分析を行うためのツールです。

こちらは、ユーザー行動のトラッキングやイベントの計測、セグメンテーションなどの機能を提供しています。

データ分析によって製品のパフォーマンスやユーザーの行動を詳細に把握するためにも、プロダクトマネージャーはAmplitudeを使いこなせるとよいでしょう。

ユーザーの利用パターンやニーズを把握し、製品改善や戦略の決定に役立てることができます。

Heap

Heap(ヒープ)は、製品のユーザーアクションを自動的に収集、分析するためのツールです。

Heapではユーザーのクリックやページビュー、イベントなどのデータを収集し、ユーザーパスやコンバージョン率の分析を行うことができます。

Heapはコードの変更やトラッキングの設定が不要なため、容易にデータ分析を行えます。

これにより製品の利用データを収集し分析することができるので、プロダクトマネージャーは、ユーザーのニーズや課題を把握し、製品の改善や優先順位の設定に活用することが可能です。

Mixpanel

Mixpanel(ミックスパネル)はユーザーの行動データを収集し、ユーザーアクションのトラッキングやイベント分析に特化したツールです。

A/Bテストやセグメンテーション、カスタムイベントの設定などが可能で、ユーザーの行動パターンや製品の利用状況を把握し、改善のための施策を検討することができます。

プロダクトマネージャーはMixpanelを活用することで、ユーザーの行動パターンやコンバージョン率などのデータを把握できます。

製品の改善や機能追加の優先順位を決定するための、ヒントを見つけることができるでしょう。

Pendo

Pendo(ペンドー)は、製品のユーザーエクスペリエンスを改善するためのプロダクトアナリティクスツールです。

Pendoはユーザーの行動データやフィードバックを収集し、ユーザーエンゲージメントの向上や製品改善に活用します。

加えて、ユーザーへのガイドやチュートリアルの提供、ターゲティングしたメッセージの表示など、製品の使いやすさや価値を高めるための機能も備えています。

プロダクトマネージャーはPendoを使うことで、ユーザーが製品をどのように使用しているかを可視化し、ユーザーエクスペリエンスの課題や改善点を特定できます。

また、新規ユーザーのオンボーディングプロセスを最適化することで、製品の利用促進を図ることも可能です。

CREATIVE SURVEY

CREATIVE SURVEY(クリエイティブサーベイ)は、ユーザーフィードバックを収集するためのツールです。

このツールでは、アンケートやフィードバックフォームを作成し、ユーザーの意見や要望を収集することができます。

プロダクトマネージャーは、ユーザーからの意見や要望を収集し、製品の改善や新機能の開発に反映させる必要があります。

CREATIVE SURVEYは効率的にユーザーフィードバックを収集できるので、製品の方向性や優先順位の決定に役立ちます。

これらのツールは、データ分析やユーザーフィードバックの収集など、製品マネジメントにおいて重要な過程で使用します。

プロダクトマネージャーはこれらのツールを使いこなすことで、製品の改善や戦略の立案にデータとユーザーの声を活用し、サービスの成功へと導くことが可能です。

ぜひマスターしておきましょう。

プロダクト設計、デザインとワイヤーフレームの作成

プロダクトマネージャーは、製品の設計やデザインにも関与します。

Figma、Miro、Strapなどのツールを使用して、ワイヤーフレームやプロトタイプを作成することで、製品の機能やユーザーインターフェースを具体化する能力が必要です。

続いてはプロダクトの設計やデザイン、ワイヤーフレームの作成に必要なツールをご紹介します。

Figma

Figma(フィグマ)は、プロダクト設計やデザインを行うためのツールです。

Figmaを使うことで、インタラクティブなプロトタイプやユーザーインターフェースのデザインを作成することができます。

こちらはクラウドベースのツールであり、複数のユーザーが同時に作業しリアルタイムでコラボレーションすることができるので、チームの効率アップも可能です。

プロダクトマネージャーがFigmaを使えると、ユーザビリティやインターフェースの設計を理解でき、製品の使いやすさや魅力を向上させることができます。

プロトタイプの作成やデザインの修正を自ら行うことができるので、素早いフィードバックで、製品をスピーディーに開発できるでしょう。

Miro

Miro(ミロ)はデジタルホワイトボードのようなツールなので、アイデアの共有やコラボレーションに活用できます。

ワイヤーフレームやフローチャートの作成、アイデアのブレインストーミング、デザインの共有など、複数のメンバーが同時アクセスできるので、リモート環境下でもチームでスムーズに作業可能です。

ユーザーストーリーマッピングやプロセスフローの作成など、製品開発におけるビジュアル面の強化に適しています。

また、プロダクトマネージャーはクライアントにコンセプト説明やプレゼンテーションをする機会もありますが、その際の資料作成に活用することも可能です。

Strap

Strap(ストラップ)はプロダクトのデザインに特化したツールで、プロトタイピングやフロントエンド開発を支えてくれます。

これを使うことで、コンポーネントライブラリやプリセットスタイルを活用して一貫性のあるデザインを実現可能です。

Strapはデザイナーやデベロッパーとのシームレスなコラボレーションや、製品のデザインプロセスを効率的に行えます。

プロダクトマネージャーがこれを使用することで、アイデアの実現可能性やデザインの妥当性を確認できます。

開発者とのコミュニケーションをスムーズに行い、開発プロセスを迅速化するためにも、コーディングやデザインに関する知識を持つことで、開発段階での議論や調整に役立つでしょう。

プロジェクトマネジメント

プロダクトマネージャーは、プロジェクトの管理も担当します。

Flyle、Jira、Backlogなどのプロジェクト管理ツールを活用しながら、開発の計画立案や進捗管理を行いましょう。

また、チームとのコラボレーションやタスクの割り当てなどもプロダクトマネージャーの業務です。

Flyle

Flyle(フライル)は、プロジェクトマネジメントツールの一つであり、タスク管理やスケジュール管理に役立ちます。 

カレンダーやスケジュール機能も備えているため、プロジェクトの期限やマイルストーンも管理可能です。

チームメンバーとのコミュニケーションやタスクの割り当てを効率的に行えるので、ぜひFlyleを使えるようになりましょう。

プロダクトマネージャーはプロジェクトのリソースや期限を適切に管理し、プロジェクトの成功に向けた計画を立てる必要があります。

Jira

Jira(ジラ)は、アジャイルな開発プロセスを支援するプロジェクト管理ツールです。

Jiraではバグトラッキング、プロジェクトの可視化、スプリントの計画立案などを行うことができます。

プロダクトマネージャーはチーム全体の作業の可視化や優先順位の設定を行い、プロジェクトの進行状況を把握する必要があります。

Jiraを使用することで、リリースの計画やリスク管理をサポートし、品質の高い製品の提供ができます。

Backlog

Backlog(バックログ)は、プロジェクトのタスク管理やバグトラッキングに特化したツールです。

このツールではタスクの作成や割り当て、コメントやファイルの共有などを行うことができます。

さらに、ガントチャートやバーナーチャートなどのプロジェクトの進捗可視化機能も提供しています。

プロジェクトの進行状況を迅速に把握し、効率的にプロジェクトを管理しましょう。

プロダクトマネージャーは、タスクの作成や進捗管理、バグの追跡を行い、製品開発の進行状況を可視化する必要があります。

その他:プロダクトの利用促進に活用できるツール

プロダクトの利用促進には、そのほかにFullstarやpottosなどのツールも活用しましょう。

ユーザーエンゲージメントの向上やマーケティングにこれらのツールを活用することで、製品の認知度や使用率の向上を図ります。

Fullstar

Fullstar(フルスター)は、プロダクトの利用促進やマーケティング活動を支援するツールです。

ユーザーエンゲージメントの向上やリテンションの改善に焦点を当てており、自動化されたパーソナライズドなメッセージやプッシュ通知、カスタマーサポートの機能を提供します。

また、ユーザーオンボーディングやプロダクトの使い方の学習もサポート可能です。

ユーザーの行動や利用状況のトラッキングを行い、製品の改善やパフォーマンス向上に役立てるのも、プロダクトマネージャーの業務です。

ユーザーエンゲージメントの向上や顧客満足度の向上を図るための施策を立案し、実行しましょう。

pottos

pottos(ポットス)は、プロダクトの利用促進に特化したマーケティングツールです。

pottosではユーザー行動のトラッキングやセグメンテーション、ターゲティング広告の配信などを行うことができます。

pottosを活用することで、効果的なマーケティングキャンペーンの実施や、顧客の獲得、育成を促進することが可能です。

プロダクトマネージャーは、ユーザーの意見やフィードバックを収集し、製品を改善する必要があります。

ユーザーアンケートや調査を実施し、市場の需要やトレンドを把握しましょう。

ユーザーとのコミュニケーションやエンゲージメントを高めるための施策を立案し、実行することが大切です。

ここまでご紹介してきたツールや手法を組み合わせて活用することで、プロダクトマネージャーは製品の分析、改善、設計、プロジェクト管理、利用促進などの業務を効果的に遂行することができます。

ひとつでも多く、これらのツールを使いこなせるようになりましょう。

まとめ

プロダクトマネージャーが使いこなせるとよいツールについて、理解できたでしょうか?

  1. プロダクトマネージャーはプロダクトのロードマップの策定から分析、設計までをも担う重要な役割
  2. それぞれのフェーズに合わせて、いくつかのツールを使いこなせるとよい
  3. お役立ちツールはたくさんある

プロダクトマネージャーとして活躍するためには、いくつものツールを使いこなす必要があります。

それぞれについて勉強し習得することで、あなたの業務は幅がさらに広がることでしょう。

ぜひご紹介したツールを使ってみてください。

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