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フリーランスクリエイターの仕事内容は?職種や求められるスキルなどを詳しく解説

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はじめに

フリーランスとして活躍するクリエイターは、働く場所も時間も自由で、自分のスキルを存分に活かしながら充実したキャリアを築けます。

しかし、自由な反面、安定した収入の確保やスキルアップ、クライアントとの関係構築には特有の課題もあります。

本記事では、フリーランスクリエイターの具体的な仕事内容や職種ごとの特徴、求められるスキル、さらにはフリーランスになることで得られるメリットとデメリットについて詳しく解説します。

<この記事を読むメリット>

  • フリーランスクリエイターの具体的な仕事内容や職種について理解できる
  • 必要なスキルとその向上方法を知り、自分のキャリアアップに役立てられる
  • フリーランスのメリット・デメリットを把握し、独立の判断材料とできる
  • 年収相場や高収入を目指す方法について学べる

これからフリーランスを目指したい方や、クリエイターとしてさらなるスキルアップを狙う方にもわかりやすく解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

クリエイターはフリーランスになれる?

フリーランスクリエイターとは1

現代社会では、個人が制作したデジタルコンテンツを配信できるプラットフォームが充実しています。

YouTubeやTikTokは、まさにその代表例といえるでしょう。

また、クリエイター向けのツールやソフトの種類も以前とは比較にならないほど増えたこともあり、クリエイターを目指す人が増えつつあります。

しかし、クリエイターは特定の企業に所属して働いている人も多くいます。

では、クリエイターはフリーランスが向いている職業なのでしょうか?

結論からいうと、クリエイターはフリーランスとして働くことが十分に可能であり、むしろその働き方に向いている面が多いです。

ここからは、クリエイターがフリーランスに向いている理由をさまざまな側面から解説していきます。

フリーランスクリエイターの職種と仕事内容

「クリエイター」と一口に言っても、現在ではその種類はさまざまです。

クリエイターの職種によって仕事内容も変化するため、まずはクリエイターの種類にはどういうものがあるのかを把握しましょう。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、広告やプロモーション、出版物などのビジュアルデザインを手がける職種です。

主に印刷物やデジタル媒体において、視覚的に訴求力のあるデザインを作成することで、クライアントのメッセージを効果的に伝える役割を担います。

<主な仕事内容>

  • ロゴデザインの作成
  • パンフレット、フライヤー、ポスターなどの制作
  • ブランドビジュアルの開発
  • 雑誌や書籍のレイアウトデザイン
  • 広告キャンペーンのビジュアル素材制作

グラフィックデザイナーには、デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)の高いスキルが不可欠です。

また、クライアントの要望を的確に理解し、それを視覚的に具現化するためのコミュニケーション力とクリエイティブな発想力も重要になってきます。

イラストレーター

イラストレーターは、書籍や広告、ゲーム、Webなど様々な媒体向けにイラストを描く職種です。

ビジュアルを通じてストーリーやメッセージを伝え、作品に魅力を加える役割を担います。

<主な仕事内容>

  • 書籍や雑誌の挿絵制作
  • キャラクターデザイン
  • ゲームやアニメの背景・キャラクターイラスト
  • 広告イラストの作成
  • 商品パッケージのイラスト制作

イラストレーターには、デジタルやアナログを問わず、絵を描く技術が最も重要です。

また、様々なスタイルで描ける柔軟性と、ストーリーやコンセプトを視覚化する表現力が問われます。

クライアントの要望を正確に反映するためのコミュニケーション力も大切です。

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのビジュアルデザインを担当する職種です。

ユーザーがサイト内を快適に閲覧できるよう、見た目の美しさと機能性を両立させたデザイン(UI)を考え、Webサイトのユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させます。

<主な仕事内容>

  • Webサイトのデザインとレイアウト作成
  • バナー広告のデザイン
  • UI/UXデザインの改善
  • モバイルサイトのデザイン
  • クライアントとの打ち合わせ・要件定義

Webデザイナーには、HTMLやCSSの基本的な知識に加え、Adobe XDやFigmaなどのWebデザインツールのスキルが求められます。

また、ユーザーが使いやすいインターフェースを考えられるUXデザインの視点と、トレンドを取り入れたモダンなデザインセンスが重要です。

動画クリエイター

動画クリエイターは、YouTubeやSNS、広告などで使用される動画を制作する職種です。

企画から撮影・編集までを担当し、様々な動画媒体の視聴者に向けたコンテンツを作成します。

<主な仕事内容>

  • 動画コンテンツの企画・構成
  • 撮影と映像の編集
  • アニメーションやエフェクトの追加
  • サウンドデザイン
  • クライアントとの打ち合わせと要件の調整

動画クリエイターには、動画編集ソフト(Adobe Premiere Pro、Final Cut Proなど)のスキルが必要です。

また、映像の構成力やストーリーテリングといったスキルも必要になってきます。

加えて、視覚的に魅力的な映像を作るためのクリエイティブな発想力と、撮影の基本技術も不可欠です。

フォトグラファー

フォトグラファーは、さまざまなシーンやテーマに沿った写真を撮影する職種です。

広告、雑誌、Webサイトなど、幅広いメディアで使用される写真を撮影・編集することで、視覚的なメッセージを効果的に伝える役割を担います。

<主な仕事内容>

  • 商品撮影や広告写真の撮影
  • ポートレートやイベントの撮影
  • ファッションフォトの撮影
  • 写真の編集・レタッチ
  • 撮影企画の立案

フォトグラファーには、カメラ操作や光の使い方などの技術的なスキルが必要です。

また、被写体を魅力的に見せるための構図を考えるセンスや、編集ソフト(Lightroom、Photoshopなど)を用いたレタッチ技術も重要です。

フリーランスクリエイターに必要なスキル

クリエイターにはさまざまな種類があり、それぞれの職種に応じて異なるスキルが求められることはご理解いただけたかと思います。

しかし、全ての職種に共通して求められるスキルもいくつか存在します。

ここでは、フリーランスクリエイターに必要なスキルを具体的にみていきましょう。

クリエイティブスキル

フリーランスクリエイターにとって最も基本的で重要なスキルは、やはり「クリエイティブスキル」です。

クリエイティブスキルとは、単に技術的な能力だけでなく、発想力や独自の表現力も含まれます。

クライアントはプロとしての高いレベルの成果物を期待しているため、職種に応じた専門的な知識が必要です。

職種に応じた専門的な知識

フリーランスクリエイターにとって、職種ごとの専門的な知識を深く理解することは成功のために非常に重要です。

例えば、先述したクリエイターの職種でいうと、以下のような専門知識が必要になります。

  • グラフィックデザイナー:色彩理論、タイポグラフィ、視覚的な階層構造、レイアウトデザイン
  • イラストレーター:解剖学的理解、スタイルごとの技法、カラーパレットの活用、構図の理解
  • Webデザイナー:UI/UXデザイン、HTML/CSSの基本的理解、レスポンシブデザイン、サイトの読み込み速度の最適化
  • 動画クリエイター:動画編集ソフト操作、映像構成・ストーリーボードの作成、照明技術、サウンドデザインの基本
  • フォトグラファー:カメラ操作とレンズの知識、光の扱い、レタッチ技術、構図の理解と演出技法

専門性を追求し、それをしっかりと活かした作品を制作することは、フリーランスとしての競争力を高めるための重要な要素です。

デザインツールを扱えるスキル

フリーランスクリエイターにとって、各種デザインツールを使いこなせるスキルは仕事の基盤となる必須条件です。

ただし、デザインツールは大小合わせると数百種類以上の数が存在します。

代表的なデザインツールは以下の通りです。

  • Adobe Photoshop:画像編集・加工ツール
  • Adobe Illustrator:ベクターグラフィックデザインツール
  • Figma:WebデザインやUI/UXデザインのためのプロトタイピングツール
  • Adobe Premiere Pro:動画編集ツール
  • After Effects:アニメーション・映像効果作成ツール
  • Adobe Lightroom:写真の補正・編集ツール
  • Blender:3Dモデリング・アニメーションツール
  • Canva:簡単にデザインが作成できるオンラインデザインツール
  • Clip Studio Paint(クリスタ):デジタルイラスト(漫画・アニメ)制作ツール

上記のデザインツールは比較的需要が高いツールです。

もちろん、全てを使いこなす必要はありませんが、自分の制作分野にあったツールを少なくとも一つは習得しておきましょう。

最新のトレンドについての知識

フリーランスクリエイターにとって、最新のトレンドに精通することは非常に重要です。

クリエイティブ業界のトレンドは非常に速く変化し、デザインのスタイルやテクノロジー、新しいメディアの活用方法などが次々と登場します。

これらのトレンドを理解し、それを適切に取り入れることで、常に時代の先端を行く作品を提供できるようになります。

例えば、デザインの世界では、フラットデザインやミニマルデザイン、ニューモーフィズムなど、視覚的なスタイルの変化が頻繁に起こります。

また、動画コンテンツの世界では、ショート動画やソーシャルメディア向けの縦型フォーマットの需要拡大といった傾向が近年では強いです。

こうしたトレンドをいち早くキャッチし、それを自分の作品に反映させられるクリエイターはクライアントからも評価されやすく、他の競合との差別化を図れます。

コミュニケーション能力

フリーランスクリエイターにとって、クライアントとのやり取りを円滑に進めるためのコミュニケーション能力は不可欠です。

クライアントのニーズを正確に把握し、期待に応えることがプロジェクトの成功の鍵となります。

クライアントとのやり取りを円滑に進める

フリーランスクリエイターにとって、クライアントとのやり取りをスムーズに進めることは、プロジェクトの成功に直結します。

適切なコミュニケーションがなければ、納期や成果物に関する誤解が生じる可能性が高くなります。

また、進捗状況の報告や、要望のヒアリング、納期調整を丁寧に行うことでクライアントとの信頼関係が築かれ、リピート依頼や長期的なパートナーシップに繋がることも少なくありません。

つまり、「良い作品が作れる = 良いクリエイター」というわけではないのです。

どれほど優秀なクリエイターであっても、そのほかの職業と同じように、コミュニケーション能力は必ず問われます。

ニーズを正確に把握して期待に応える

クリエイターに依頼される仕事の多くは、かなり漠然とした内容のものが多いです。

例えば、「もっとモダンで魅力的なデザインにしたい」といった依頼は一見具体的に思えるかもしれません。

しかし実際には、クライアントがどのようなイメージを持っているのかを正確に理解しないと、成果物の方向性がクライアントの期待とずれてしまいかねません。

このため、クリエイターは常にクライアントのニーズを掘り下げて理解し、曖昧さを取り除くことが重要です。

具体的には、クライアントが言う「モダン」とは何を指しているのかを深堀りし、例えば色彩のトーンなのか、シンプルなレイアウトなのか、もしくは最新技術を取り入れたデザインなのかを確認する必要があります。

したがって、相手のニーズを正確に把握するためにも、コミュニケーション能力は必ず必要になってくるのです。

営業力やマーケティングスキル

これはフリーランスのクリエイターに特に求められるスキルになりますが、営業力やマーケティングスキルといったハードスキルも重要になってきます。

クリエイティブな仕事の質がどれだけ高くても、その価値をクライアントに知ってもらえなければ新たな仕事につながりません。

自分のスキルや実績を効果的にアピール

フリーランスのクリエイターとして成功するためには、複数のクライアントの依頼を同時にこなす必要があります。

そこで重要になるのが、自分のスキルや実績を効果的にアピールする能力です。

例えば、過去に手掛けたプロジェクトの成果を、数字で示したり(「〇%の集客効果を達成」など)、具体的なストーリーとして語ることで、クライアントはそのスキルが自分のプロジェクトにどのように役立つのかをイメージしやすくなります。

さらに、SNSやオンラインプラットフォームを活用することで、自分の作品を広く発信し、ターゲットとするクライアントにアプローチすることも有効です。

例えば、制作したデザインやイラストをInstagramで発信することで、自分の作品に興味を持った企業や個人から直接依頼を受けるケースが増えることもあります。

このように、マーケティングスキルを活かしてターゲットに合わせたメッセージを発信することで、安定した収入基盤を確保できます。

フリーランスクリエイターになるメリット

転職エージェントサービスを展開している「レバテック」が2024年に発表したデータによると、ITエンジニア・クリエイターの正社員転職求人倍率は約12.0倍とのことです。

つまり、現在のクリエイター転職市場は過去に類を見ないほどの「売り手市場」となっており、言い方を変えれば「非常に転職しやすい職種」といえます。

このような状況下で、果たしてフリーランスクリエイターになるメリットはあるのでしょうか?

ここからは、フリーランスクリエイターになるメリットを解説します。

働く時間や場所を自由に選べる

1つ目のメリットは、働く時間や場所を自由に選べることです。

フリーランスクリエイターは、決まったオフィスに通勤する必要がなく、自宅やカフェ、または旅先であってもインターネット環境さえあれば仕事をすることが可能です。

自分のライフスタイルに合わせてスケジュールを組めるので、朝早く起きて仕事を片付けたり、夜の静かな時間に集中して作業を進めるなど、個々の生活リズムに合わせた柔軟な働き方ができます。

また、家族の用事やプライベートの時間も調整しやすいため、ワークライフバランスの向上に寄与することも大きな魅力です。

ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方

フリーランスクリエイターは、ライフスタイルに合わせて働く時間を自由に調整できるため、個々のニーズに応じた柔軟な働き方が可能です。

例えば、子育て中のクリエイターであれば、子供の送り迎えや育児の合間に仕事を進められます。

また、趣味や自己啓発に時間を費やすこともでき、ライフステージに応じて仕事とプライベートのバランスを取ることも可能です。

自由な時間設定によって、自分自身のペースで働き、より充実したライフスタイルを築けるのがフリーランスの大きな利点です。

様々なプロジェクトに参加して幅広い経験を積める

フリーランスクリエイターのもう一つの大きな魅力は、様々なプロジェクトに参加できることです。

異なるクライアントやプロジェクトに取り組むことで多様な経験を積み、自身のスキルの幅を広げるチャンスに恵まれます。

例えば、広告デザイン、ウェブサイトのUI/UX設計、ゲームキャラクターのイラスト制作など、ジャンルが異なる案件を経験することで、特定の領域に縛られない柔軟なスキルセットが身につきます。

幅広いプロジェクトに参加することで、自己成長が加速し、デザインの引き出しが増えるため、新しい挑戦を楽しみたいクリエイターにとっては非常に有意義な働き方です。

収入アップが期待できる

フリーランスとして働くことで、収入アップを期待できるのも大きなメリットです。

正社員の場合、給与は固定されていることが多く、昇給には年数や社内の評価が影響しますが、フリーランスではプロジェクトごとの報酬を交渉できるため、スキルや成果に応じて収入を増やすことが可能です。

特に、高い専門性や希少なスキルを持つクリエイターであれば、より高単価なプロジェクトに参加して効果的に収入をアップできます。

また、複数のプロジェクトを同時進行することで収入源を多様化し、経済的な安定性を高めることも可能です。

そのためにはクライアントとの交渉力や自己ブランディングが重要となりますが、その努力に見合う成果が直接収入に反映されるのは、フリーランスならではの魅力と言えるでしょう。

なお、フリーランスクリエイターは節税対策の手段も豊富です。この点については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひあわせてご確認ください。

フリーランスクリエイターになるデメリット

もちろん、フリーランスクリエイターにはデメリットも存在します。

ここからは、フリーランスクリエイターのデメリットについて見ていきましょう。

安定した収入を得るのが難しい

1つ目のデメリットは、安定した収入を得るのが難しいことです。

フリーランスクリエイターとして働く場合、正社員のように毎月決まった額の給与をもらえるわけではありません。

プロジェクトごとに報酬が支払われるため、案件が途切れると収入もなくなってしまうリスクがあります。

特にフリーランスを始めたばかりの頃は、十分なクライアントを確保できず、収入が安定しない期間が続くことも少なくありません。

また、季節によって仕事の量が変動する業種もあり、繁忙期と閑散期で大きな差が出ることもあります。

このように、収入の不安定さはフリーランス特有の課題であり、貯金や経済的な備えが必要となります。

スケジュール管理やタスク管理を自分でする必要がある

フリーランスクリエイターは、自分自身でスケジュールやタスクを管理しなければなりません。

会社員の場合は上司やチームメンバーが進捗をチェックしてくれますが、フリーランスではすべて自己管理です。

複数のプロジェクトを同時に進行することも多く、納期に間に合うように作業をスケジュールする能力が求められます。

例えば、納期が重なる場合には、どのタスクを優先すべきかを迅速に判断し、計画的に進めなければならないため、高い自己管理能力が必要です。

この管理が甘くなると、納期に間に合わずクライアントの信頼を失うリスクもあります。

自分で営業活動をしないといけない

フリーランスとして仕事を得るためには、自分で営業活動をしないといけません。

具体的には、新しいクライアントを見つけるために、ポートフォリオを作成してアピールしたり、SNSで自分の作品を発信したり、提案書を作成して仕事を受注する必要があります。

こういった営業活動はかなりの時間と労力を要し、実際の制作作業とは異なるスキルが求められるため、多くのクリエイターの負担となります。

特に安定したクライアントを持たない初期の段階では、営業に多くの時間を割かなければならず、制作に集中する時間が減りがちです。

社会保険の支払いが負担になる

フリーランスの場合、社会保険料の負担が全額自己負担となります。

会社員であれば、企業が社会保険料の半分を負担してくれますが、フリーランスの場合はそうした支援がありません。

そのため、健康保険や年金の支払いが大きな負担となり、特に収入が不安定な時期には、この負担が重く感じられることがあります。

また、民間の保険に加入するとリスク管理の必要性も生じるため、総合的に考えると、保険に関するコストは会社員よりも高くつくことが多いです。

なお、フリーランスが加入する社会保険については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひあわせてご確認ください。

孤独感を感じやすい

フリーランスは基本的に一人で作業するため、孤独感を感じやすいという側面もあります。

オフィスで同僚と雑談したり、チームで協力してプロジェクトを進めるといったことがないため、社会的なつながりが希薄になりがちです。

特に締め切りに追われて忙しい時や、クリエイティブな壁にぶつかった時に相談できる相手がいないと、精神的なストレスが溜まりやすくなることも少なくありません。

そのため、フリーランスで働く場合には、同業者とのネットワークを築いたり、コワーキングスペースを利用するなどして、意識的に他の人との交流を持つ必要があります。

フリーランスクリエイターの年収はどれくらい?

せっかくフリーランスになるなら、できれば高収入を目指したいところです。

では、フリーランスクリエイターの平均年収はどれくらいなのでしょうか?

ここでは、エンジニアスタイルの2024年度の最新データをもとに、フリーランスクリエイターの平均年収をご紹介します。

平均年収と収入の相場目安

フリーランスクリエイターとして働く場合の年収は、担当する職種や受注する案件によって大きく異なりますが、各職種の収入相場を見てみましょう。

イラストレーター

  • 月額平均単価:54万円
  • 平均年収:648万円

Webデザイナー

  • 月額平均単価:50万円
  • 平均年収:600万円

動画クリエイター

  • 月額平均単価:53万円
  • 平均年収:636万円

これらの収入相場を見ると、フリーランスクリエイターはスキルと営業力さえあればかなりの収入を見込めることが分かります。

上記はあくまでの「1案件あたりの月額平均単価」なので、並行案件に着手できれば年収1,000万円以上も夢ではありません。

ただし、もちろん案件が受注できなければ収入は発生しないので、この辺りは個々人の営業力や努力によって差があることはご留意ください。

高収入を目指す方法は?

フリーランスクリエイターとして高収入を目指すのなら、他者との差別化を図り、計画的な戦略を練り、できるだけ多くの案件に携わらなければなりません。

100%収入をアップさせるような方法はありませんが、以下の方法であれば誰でも取り組めるのでぜひ実践してみてください。

1.ニッチな市場に特化する

特定分野に特化して専門性を高めることで、他に代わりがいない存在になり、高単価案件を得やすくなります。

2.AIや自動化技術を活用する

AIを使って作業の一部を自動化し、効率を上げることで、多くの案件に対応可能になります。

3.成果報酬型のプロジェクトに挑戦する

成果に応じた報酬を得る案件に挑戦し、高リターンを目指します。

4.自分のプラットフォームを持つ

Webサイトやブログで作品を直接展示もしくは販売することで、収入源を多様化し、ブランド力を高めます。

5.コラボレーションで影響力を広げる

他のクリエイターや専門家と協力し、新しい価値を提供することで、新規クライアントを獲得します。

6.作品をNFTとして販売する

デジタルアートをNFT化して販売し、希少性を高めて高額での販売を狙います。

(※NFT:Non-Fungible Token、非代替性トークン)

上記の方法であれば、努力次第でどんな人でも取り組めるはずです。

ただし、フリーランス1年目から高収入を得られる人は非常に稀です。

そのため、まずはしっかりとデザインスキルを磨いてから、さまざまな戦略を組み合わせて高収入を目指しましょう。

フリーランスエンジニアの仕事探しはエンジニアスタイルがおすすめ

エンジニアスタイル

フリーランス向けのクラウドソーシングサービスを展開しているランサーズ株式会社の調査によると、フリーランスの数は2021年時点で労働人口の約22.8%を占めています。

年々フリーランス人口も右肩上がりで増え続けているので、ビジネスマンの2人に1人はフリーランスという時代も到来するかもしれません。

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登録は無料なので、この機会にぜひエンジニアスタイルのご利用を検討してみてください!

まとめ

本記事では、フリーランスクリエイターとしての仕事内容や職種、求められるスキル、そしてフリーランスになることのメリットとデメリットについて詳しく解説しました。

フリーランスクリエイターとして働くことは、自由な働き方を実現できる一方で、収入の不安定さや自己管理の負担といった課題もあります。

しかし、自己成長や多様なプロジェクトに関わる機会が豊富であることから、独自のスキルを活かしながら自分のスタイルで働きたい方には魅力的な選択肢です。

今後、テクノロジーの進化やリモートワークの普及が進む中で、フリーランスクリエイターの働き方はますます多様化し、新たなチャンスが増えていくことでしょう。

この記事を通じて、フリーランスクリエイターという働き方についての理解を深め、独立を目指すための判断材料として役立てていただければ幸いです。

エンジニアスタイルマガジン」では、今後もこういったフリーランスエンジニアにとって役立つ最新情報を随時お届けいたします。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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