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【2023年最新】Pythonエンジニアにオススメな6つの資格と取得するメリットとは

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Pythonエンジニアに資格が必要?

Pythonのエンジニアになるには特別な資格は必要ありません。

エンジニアとして必要になるのは実績や経験年数が重視されることが多いですが、エンジニアとして経験の浅い方やフリーランスの方は知識を有していることの証明になります。

資格を有していると、クライアントや社内メンバーに対する説得力が増すため、実力をアピールしやすくなるでしょう。

Pythonは少ないコードで簡潔にプログラミングを書くことができ、専門的なライブラリも豊富にあるためプログラミングに造形の深い方であれば比較的難易度が低いプログラミング言語といえます。

しかし、資格はあくまで知識の証明になるもので実務経験をアピールできるものではありません。

そのため、体系的に学びながらスキルアップを図るためにも、実務経験を積んだ後に学習することをおすすめします。

Pythonエンジニアが資格を獲得する4つのメリット

スキルの証明になる

Pythonの資格を有していることで、客観的にわかるスキルの証明になります。

クライアントが補いたいと考えているスキルを、ピンポイントで有していると提示することができるので、交渉も有利になります。

特にPythonのスキルが必要な分野での実務経験が浅く、実践を通してスキルアップを図りたい方はスキルの証明になるだけではなく、学習意欲やプロジェクト参加への意欲をアピールすることができるので、資格を取得していると好印象を与えられるでしょう。

資格手当が出る

企業によっては資格を取得することで資格手当を設けている場合があります。

合格報奨金として、資格を取得した際に一時的にもらうこともできますが、資格を取得してから毎月もらえる資格手当がもらえることもあります。

資格手当の相場は5,000円から3万円と幅広く、毎月資格手当をもらうことができると考えると5,000円の場合でも1年間で6万円収入が増やすことができます。

そのため、資格を取得することで手当が出る企業であれば資格を取得して損はありません。

転職の際に有利

資格を取得していることで、客観的にスキルを証明することができるため他のライバルに差をつけることができるでしょう。

さらに、複数の資格を有していることで転職する際の選択肢の幅が広がります。

複数のスキルを求めている職場では特に重宝される人材となるため、資格を取得していると転職の際有利になることが考えられます。

年収アップにつながる

資格を取得していると1つの資格につき資格手当が支給されることがあります。

たとえば、1つの資格手当が5,000円だった場合、資格を取得しただけで年収が6万円上がります。

さらに、資格を取得していることで複数のスキルがあることを証明でき、その知見を活かしてより責任のある役職に就くことも可能でしょう。

そのため、資格を取得することは、年収を上げるチャンスを掴むことにもつながります。

pythonのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

Pythonエンジニアにオススメしたい基礎資格

ITパスポート

  • 各資格の特徴と概要

ITパスポートは、情報処理の促進に関する法律や、ITに関する基礎的な知識の証明ができる資格です。

ITの基礎的な知識を証明することができ、すべての試験をPC上で行うことができるため随時試験を受けることができます。

受験資格も決まっておらず、誰でも受験することが可能です。

  • 取得する価値・メリット

国家資格に分類されており、取得することでITに関する幅広い知識をアピールすることにつながります。

ITに関する基本的な知識を有していることの証明になるので、就職の際は業種を問わず就職や転職で有利になるケースがあります。

基本情報技術者試験

  • 各資格の特徴と概要

基本情報技術者は、経済産業大臣が行う国家試験のひとつです。

高度IT人材となるために必要な基本的知識や技能だけではなく、実践的な活用能力を身につけた者と位置づけられており、より専門的なIT分野で働く方を想定した試験が行われます。

受験資格もなく、春と秋の年2回試験を受けることができます。

  • 取得する価値・メリット

基本情報技術者試験は、ITに関するリテラシーだけではなくより実践的なスキルを有していることの証明になります。

そのため、IT業界に就職したいけれど、まだ実績が無くアピールがしにくい方は基本的な知識と技術を有していることのアピールにつながるため、就職試験で有利になることが考えられます。

応用情報処理技術者試験

  • 各資格の特徴と概要

応用情報処理技術者試験は、より高度なITエンジニアとして必要な知識や技能を有していることを証明できる資格です。

経営戦略から提案活動、システム設計・開発等に関しての応用可能な知識や技術を有していることの証明になるので、エンジニアとしてのスキルアップを図りたい方におすすめです。

総合的に高い技術を有していることの証明となるため、責任のある職種に就きたい方の自己アピールとしても活用できるでしょう。

  • 取得する価値・メリット

応用情報技術者試験の資格を取得すると、さらに上位の高度試験の一部科目が免除されます。

たとえば、プロジェクトマネージャ試験、システムアーキテクト試験、ITストラテジスト試験などの共通試験科目である午前Ⅰ試験が申請で免除されます。

そのため、スキルアップが図りやすくなります。

さらにキャリアパスとしても高く評価されており、採用や昇給、資格手当などの対象資格である企業もあるため、年収アップを目指すこともできるでしょう。

Pythonエンジニアにオススメしたい資格

Python 3 エンジニア認定基礎試験

  • 各資格の特徴と概要

Python 3 エンジニア認定基礎試験はPythonの基礎知識や文法が出題される試験です。

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する民間資格に位置づけられます。

難易度が低く、初心者でも取得しやすい試験となっているため、国家資格や高度な資格は敷居が高いと感じる方や、力試しとして学習成果を感じたい初心者の方におすすめです。

  • 取得する価値・メリット

Python 3 エンジニア認定基礎試験は難易度が低く、独学でも十分合格を狙える試験です。

そのため、Pythonを学んで間もない方や将来的にPythonエンジニアとして活躍したい方の力試しとして有効でしょう。

また、基本的な知識やPython3の文法に関する知識を有していることの証明になるため、案件獲得の足掛かりにちょうど良いことが考えられます。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験

  • 各資格の特徴と概要

Python 3 エンジニア認定データ分析試験はPythonのデータ分析の基礎や方法、数学やデータ解析などに関する知識について出題される試験です。

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する民間資格のため、Python 3 エンジニア認定基礎試験と同じく取得しやすい資格といえます。

  • 取得する価値・メリット

Python 3 エンジニア認定データ分析試験は、Python 3 エンジニア認定基礎試験と比べて難易度は上がりますが、独学でも十分に合格可能なレベルの試験です。

ライブラリによる分析実践の科目が含まれているため、案件獲得の際もアピールがしやすいことが考えられます。

Pythonエンジニアができたらとりたい海外資格

PCEP – Certified Entry-Level Python Programmer

  • 各資格の特徴と概要

PCEPはPythonの国際的な資格として位置づけられていますが、難易度はPython 3 エンジニア認定基礎試験とほぼ変わりません。

しかし、本試験は英語で行われるため、英語に関する能力が必要となります。

国際的な資格にはなりますが、オンライン上で24時間受験が可能なため気軽に受験することが可能です。

  • 取得する価値・メリット

PCEPはポーランドのNPO「OpenEDG Python Institute」が実施している国際的なPythonのスキル認定試験です。

難易度は日本のPython 3 エンジニア認定基礎試験とほぼ変わりがないため、英語さえ理解できれば取得しやすい資格といえます。

さらに、英語の読解力が必要になるため、案件獲得の際のアピールにつながります。

PCAP – Certified Associate in Python Programming

  • 各資格の特徴と概要

PCAPはPythonを使った実務遂行レベルを問う試験内容が多く、主にプログラミングの理論からPythonの基本文法、Pythonのモジュールの使い方などが試験概要として挙げられます。

PCEPでの出題範囲に加え、オブジェクト指向の技術力からモジュールの使い方も習得しておく必要があるため、難易度が上がります。

  • 取得する価値・メリット

PCAPは英語での試験が行われるため、英語力に加えてより実践的なPythonのスキルを有していることの証明になります。

より高度な知識と技術を習得する必要があるので、PCEPを取得していると自己アピールがしやすくなることがメリットとして挙げられます。

PCPP-32-1 – Certified Professional in Python Programming 1

PCPP32-1は、国際的なPythonプログラマーとして活躍するためのスキルを問われる試験として位置づけられています。

ファイル処理からGUIプログラミングなど、Pythonを使ったより具体的なデータ分析のスキルが問われるため、より実践的なスキルのアピールに繋がるでしょう

PCPP-32-2 – Certified Professional in Python Programming 2

PCPP-32-2は、デザインパターンからデータベース接続などのPythonに関するより高度なスキルが問われます。

難易度もプロフェッショナルレベルなので、より高度な職種に就きたい場合や、本格的にPythonエンジニアとして活躍したい際に取得しておくとよりアピールに繋がるでしょう。

Pythonエンジニアに求められるスキル

ここからはpythonエンジニアに求められるスキルについて解説します。

pythonエンジニアとして活躍するには、開発経験やデータ処理能力などが求められることが多いため、経験と実績を積んでおくとより有利に案件を獲得することができるでしょう。

Pythonでの開発経験

まずPythonエンジニアとして働くには、Pythonでの開発経験があるとそれだけでスキルの証明になるので、開発経験があれば話がスムーズに進むでしょう。

さらに、Pythonは様々な種類のライブラリがあり、未経験のエンジニアよりはより多くのライブラリを知り、使いこなすことができる開発経験者の方が重宝されます。

そのため、Pythonでの開発経験が豊富であればあるほどスキルの証明につながるでしょう。

Linux環境の開発経験

Linuxは安定度が高く、さらに無料で利用ができ、自由にカスタマイズが可能なオープンソースです。

手軽に利用ができるため、多くの情報が蓄積されておりPythonとも組み合わせて利用されることがあります。

そのため、Linux環境での開発経験があるとPythonエンジニアとして応用ができることの証明にもなるため、重宝されるでしょう。

大量のデータ処理

Pythonではデータを取り扱うことが多く、データ解析や統計など大量のデータ処理を行った経験があるとより高度なスキルを持つ人材として重宝されるでしょう。

さらに、SQLなどのデータベース言語の知識や、データ分析や統計などの知識があると上流工程でも活躍できるため、合わせてスキルを磨いておくと自身の市場価値が上がります。

そのため、Pythonエンジニアとして活躍したい方は特にデータ処理を視野に入れたスキルを磨いておくとよいでしょう。

コミュニケーション能力

Pythonエンジニアは膨大なデータを取り扱い、ひとつのデータだけではなく複数のデータを取り扱う場合があります。

さらに、収入をアップさせるためにはマネジメント業務に携わる道があり、全体を取りまとめて業務を進めていくにはコミュニケーション能力が必要になります。

そのため、Pythonエンジニアとして活躍したい方はコミュニケーションを意識しながら仕事に取り組むと将来的に重宝される人材として活躍の道が期待できます。

情報収集スキル

Pythonに出来ることとしてスクレイピングと呼ばれるデータ収集の加工スキルが挙げられます。

データの解析を行うことで、企業の商品開発やマーケティングに役立ちます。

スクレイピングを行う場合、著作権法の違反とならないか、サイトに負荷を与えないかなどの知識も含めて必要になりますが、情報収集スキルが高いと企業戦略として貢献できる機会が増えるため、重宝される人材となるでしょう。

pythonのフリーランス・副業案件一覧を以下からご覧いただけますのであわせてご確認ください。

Pythonエンジニアのキャリアパス

CTOを目指す

CTOは技術戦略や経営、エンジニア採用から教育まで企業における最高技術責任者を指します。

人の上に立ち、指導から教育まで行うため大きな責任が伴いますが、その分収入アップを期待することができます。

技術戦略から経営力など総合的に高い能力が求められるため、多くの実績と経験が必要になるでしょう。

Pythonプログラマーとしてスキルアップしてマネージャー層を目指す

Pythonプログラマーとして経験を積むと、それだけ多くの知識と経験を有していることになるので、先の見通しがつくようになってくるでしょう。

ひとつの工程に対して、どのくらいの労力と時間を費やすのかの見通しが立ってくると、全体を取りまとめるマネージャーとしての業務を視野に入れることで年収アップに繋がります。

マネージャー業務は、プロジェクトのスケジュール管理からメンバー管理まで全体の中枢を担う業務を行います。

そのため、全体を取りまとめられるだけのコミュニケーションスキルが必要になりますが、全体の工程を進めるうえで欠かせない重要な職務を引き受けることになるため、年収アップだけではなく、スキルアップも目指すことができるでしょう。

データサイエンティストを目指す

大量に蓄積されたデータを分析し、活用するデータサイエンティストはPythonと相性がよく、機械学習スキルから現場のマネジメント業務まで幅広いスキルが求められるためスキルアップと収入アップを図ることができます。

Pythonエンジニアとしてキャリアを積み、データサイエンティストとしての活動を視野に入れている方はデータサイエンススキルやビジネススキルなどにも興味を持って業務に取り組むとよいでしょう。

Pythonでフリーランスエンジニアを考えている人が把握しておきたいこと

副業から始めてみる

いつかはフリーランスを考えている人や本職以外にも収入を得たい方は、ぜひ副業案件から始めてみてください。
いきなりフリーランスになるのも良いですが、副業案件でクライアントとの信頼関係を築けていれば、
フリーランスとして独立をする際も案件に困ることはないでしょう。

そこから新たな案件を紹介してもらうことも多いです。

具体的な案件はエンジニアスタイルにも掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

案件情報と自分のスキルは照らし合わせておく

自分が参画できる案件がどれくらいあるのかを把握しておくことで、
自分に今足りないことや、身につけておきたいスキルが明確になります。

その際、ポートフォリオを作っておくことが実は役に立ちます。
ポートフォリオ作成は自身のスキルの証明になるだけでなく、作成の過程で自分のスキルをあらためて棚卸することができるからです。

具体的なメリットや作成方法はこちらをご覧ください。

フリーランスになるメリットやリスクは知っておく

フリーランスになると、会社員と比較しても大きく環境が変わります。
例えば、ローンの審査や保育園の審査に通りにくくなることや、帳票をつける必要があるなどです。
特に社会保障面で会社員と異なることが多いので、これらを事前に把握して対策をしておきましょう。

まとめ

Pythonエンジニアとして活躍するには特別な資格は必要ありませんが、資格を取得しておくことで客観的にスキルをアピールすることができます。

そのため、まだPythonエンジニアとしての経験が浅い方は自己アピールとして活用することができるでしょう。

資格には基本的なIT知識を問われる国家資格から、具体的なPythonの知識を問う民間試験などがあります。

国内で行われるPython3の試験は難易度が低く、比較的取得しやすい資格です。

海外資格はすべて英語で試験が行われるものの、より給与の高いエンジニアのスキルとして英語力を問われる職場もあるので、取得していると転職の際に有利になることが考えられます。

資格手当がつく職場であれば年収アップにもつながるでしょう。

  1. Pythonエンジニアになるには特別な資格は必要ない
  2. 資格を取得していると年収アップや転職の際に有利になることに繋がる
  3. 国内のPythonの民間資格は難易度が低いため、取得しやすいだけではなく職場によっては資格手当が出ることがある
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