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After Effectsを学んで副業する方法!案件や仕事の始め方を徹底解説


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After Effectsとは?

After Effectsとは、PhotoshopやIllustratorなどの有名ソフトウェアを展開しているAdobeがリリースした映像編集ソフトです。

After Effectsも動画編集ソフトとして非常に高い人気を誇っており、多くの人が動画編集に興味を持つようになった昨今、さらに注目を集めています。

そんなAfter Effectsが得意としているのが、不要なオブジェクトを動画から削除したり、必要なものを追加したり、ロゴやキャラクターを動かしてアニメーションにするような、プロレベルの映像加工です。3DアニメーションやCGなどの機能を備えており、映画やTVCMなどの製作にも用いられています。

IllustratorやPhotoshopのようにレイヤー機能を用いて、一つの動画にさまざまなエフェクトを加えることもできます。何もないところから炎を出したり、ロゴなどの画像素材を動かすなど、高度な映像加工も可能です。

一方で、After Effectsは映像のつなぎ合わせを苦手としています。動画制作は、複数の動画素材をつなぎ合わせて作成することが基本です。しかし、After Effectsはあくまで映像編集やエフェクト、加工に特化したソフトであるため、映像のつなぎ合わせは不得意領域となっています。

映像編集について多くのことができる一方、学習すべき領域も多く、使用者のスキルによってその利便性が左右されやすい一面もあります。感覚的に操作することが難しいソフトなので、映像のプロ向きのソフトであると言えるでしょう。

After Effectsを軸にフリーランスになることはできるのか

プロレベルの映像加工を行える編集ソフトのAfter Effectsですが、そのスキルを軸にフリーランス転向を目指すことはできるのでしょうか。

ここでは、After Effectsにまつわるスキルを活かして、フリーランス転向を目指す場合のキャリアプランや身につけるべきスキルについてお話していきます。

映像クリエイター

After Effectsのスキルを活かしてフリーランス転向を目指すなら、やはり映像クリエイターという選択肢は外せないでしょう。

動画制作のプロフェッショナルとして、CMなどの動画広告や映画、アニメーション、ゲームなどを製作する映像クリエイターの仕事において、複雑な映像製作を得意とするAfter Effectsのスキルは十分に活かすことができるはずです。

特に、YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツの流行によって、映像クリエイターの仕事はますます需要が高まっています。After Effectsを用いたグラフィック映像やエフェクトデザイン・制作、凝ったアニメーションの作成・編集のスキルは専門性が高く、その価値も高いです。

After Effectsのスキルを活かしてフリーランス転身を狙うなら、映像クリエイターという選択肢がおすすめです。

エフェクトデザイナー

エフェクトデザイナーも、After Effectsのスキルを活かしてフリーランスとして働くのにぴったりな職種であるといえます。

エフェクトデザイナーは、臨場感あふれる演出や視覚効果のデザインに携わり、映像に特殊効果をプラスして表現を高めていくことを仕事としています。まさにAfter Effectsの専門分野です。

先ほどお話した通り、After Effectsを用いた映像制作や凝った編集技術は専門性の高いものなので、業界で非常に重宝されています。After Effectsによるハイクオリティな映像作品を世界に発信していきたいという方や、自身のアイデアを目に見える形に残したいというクリエイティビティに溢れる方には、エフェクトデザイナーという職種がおすすめです。

After Effectsを使う以外にフリーランスとして求められるスキルや経験

After Effectsは専門性が高く、そのスキルは業界内で高く評価されていますが、それだけではフリーランス転身を成功させることができないかもしれません。

ここでは、After Effectsのスキルの他に、フリーランスで働く上で身につけるべきスキルについてお話していきます。

ディレクション力

フリーランスで働くうえで重要となるのがディレクション力です。ディレクション力というのは、簡単に言うと業務全体を管理・進行するスキルのこと。

フリーランスで働く場合、仕事の進捗は自分でしっかりと管理しなければなりません。また、多くの場合、依頼元の企業と一緒に仕事を進めていくため、相手企業の進捗にも気を配る必要があります。

After Effectsを用いた業務は、やはり映像編集関連となるでしょう。いつまでに編集を完了させ、依頼元に納品するか、業務に取り組む前に、全体の進捗をきちんと把握する必要があるのです。

特定の業界での経験・実績

フリーランスで活躍するためには、特定の業界での経験・実績が必要となります。未経験のフリーランスクリエイターが仕事を獲得するのは、困難なのが現実です。

フリーランスクリエイターとして成功を収めたいのであれば、一定以上の経験や実績を積むことが重要です。すぐにフリーランスを目指すのではなく、まずは数年会社に身を置き、スキルと信頼を得るのもいいでしょう。また、会社員になることのメリットの一つが、先輩や同僚からアドバイスをもらうことができる点です。

After Effectsを使用しているのはプロのユーザーばかりです。そのため、分からない部分があっても解決策を見つけるのに時間を要してしまいます。その点、同じくAfter Effectsを使用している先輩や同僚がいれば、アドバイスを受けることができますし、効率的にスキルを伸ばすこともできます。

フリーランスで成功するためにも、まずは会社でスキルと経験・実績を積むことをおすすめします。

Premiere Proの実務経験

Premiere Proとは、After Effectsと同じくAdobeがリリースしている映像編集ソフトです。こちらも映像編集ソフトとして非常にメジャーな存在であり、多くのクリエイターが愛用しています。

After Effectsとの違いは、Premiere Proが尺の長い動画の編集に長けたマルチ動画編集ソフトであるということです。操作難易度も高くないので、趣味で利用する人も多く、YouTubeなどに投稿される動画の多くが、このPremiere Proを用いて編集されています。

After Effectsのスキルに加え、Premiere Proのスキルを身につけることで、基本的な動画編集スキルのほとんどを網羅できることになります。対応可能な業務範囲も広がるので、ぜひPremiere Proのスキルを身につけてみてください。

Photoshopの実務経験

Photoshopは、After Effectsと同じくAdobeがリリースしているソフトです。こちらは画像編集を得意としており、写真や画像の加工・色の調整、複数画像の合成、テキストの追加や装飾などが自在に行えます。

After EffectsとPhotoshopはリリース元が同じなので相性が非常に良く、素材を用いて作業するシーンでも、スムーズに連動します。

Photoshopのスキルや実務経験を身につけることで、After Effectsを用いて編集する動画のクオリティを高めることもでき、クリエイターとしての市場価値を高めることもできるでしょう。

illustratorの実務経験

illustratorも、先ほどお話したPhotoshopと同じくAdobeがリリースしているソフトです。数値や式によって色や形を表現する「ベクターデータ」を用いて画像を作成するドロー系ソフトとして知られています。

こちらもAfter Effectsとリリース元が同じなので、相性は抜群です。また、実務経験があることで市場価値も高まりますし、動画のクオリティを高めることもできます。

After Effectsのスキルを用いてフリーランスで活躍したい場合は、ぜひillustratorのスキルや経験を身につけてみてください。

After Effectsでフリーランスになるメリットとデメリットとは

次に、After Effectsを用いてフリーランスに転身するメリットとデメリットについてご紹介いたします。

After Effectsでフリーランスになるメリット

まずは、After Effectsを用いてフリーランスに転身するメリットをご紹介いたします。

仕事の掛け持ちができる

フリーランスの働き方の基本として、いくつかの業務を掛け持ちすることも多いです。そのため、短期間でスキルを伸ばせたり、収入を増やすことも目指しやすいといえます。

After Effectsは需要の高いスキルなので、募集も多い傾向にあります。いくつかの仕事を掛け持ちして働きたいと考えている方には、フリーランスの働き方はおすすめです。

収入を上げることができる

先ほどお話した通り、フリーランスは働き方によっては収入を増やすことも可能です。

単純に仕事量を増やすこともできますし、After Effectsのような専門性の高いスキルであれば、単価も高くなりやすいので、高収入も目指しやすいでしょう。

収入アップを目指している方は、ぜひフリーランスに挑戦してみてください。

働く時間のメリハリを自分で決めることができる

フリーランスは自分自身で働く時間を決めることができます。始業時間や終業時間、休日も自分の生活に合わせて設定することができるので、ワークライフバランスを整えたい方にはぴったりです。

先ほどお話した通り、After Effectsは単価の高い案件も多いため、無理に働く時間を増やさずとも、一定以上の収入を望みやすい傾向にあります。

プライベートを充実させたいと考えている方は、ぜひフリーランスの働き方を検討してみてください。

アニメーターがフリーランスになるデメリット

次に、After Effectsを用いてフリーランスに転身するデメリットをご紹介いたします。

忙しい中で経理処理や確定申告を自分でやる必要がある

フリーランスに転身するデメリットの代表として挙げられるのが、経理処理や確定申告を自分で行わなければならない点です。

税金にまつわる様々な管理を自分で行わなければならないため、苦手な人にとっては負担が大きいでしょう。

特に、After Effectsのスキルは需要が高いため、確定申告の季節には、仕事量をセーブすることも考える必要があります。スケジュール管理をきちんと行うことも重要です。

実績がそこまでないままだと仕事がなくなるリスクがある

やはり、実績や経験が少ないと仕事は依頼してもらいにくい傾向にあります。

特にAfter Effectsに関する仕事は、プロフェッショナルレベルのスキルを求める物が多いため、単価が高い仕事や、長期で請け負う仕事などは、経験が豊富なクリエイターにまわされやすいです。

After Effectsを用いてフリーランス転身を目指す場合は、実績や経験を積むことが大切です。

After Effectsを使った具体的なフリーランス案件例とは

After Effectsを使った具体的なフリーランス案件をご紹介いたします。

案件①


こちらは、TVCM、プロモーションムービーの制作から社内外イベント、各種映像コンテンツの制作を行う案件です。

After Effectsなどのツールを使用した、動画制作の業務経験や2年以上の実務経験などを必須スキルとしています。

有名コンテンツに携わりたいと考えている方におすすめの案件です。

案件②


こちらは、ゲームを中心とした各コンテンツの映像制作業務を行う案件です。

2年以上のPremiere Pro、After Effectsの使用経験や、TV業界でのバラエティ要素の強い映像コンテンツの編集経験が求められます。番組制作に携わりたいと考えている方におすすめの案件です。

案件③


ゲームビックタイトルを中心とした各コンテンツの映像制作業務や、事業横断のポジションで動画企画や撮影などを行う案件です。2年以上のPremiere Pro、After Effectsの使用経験や、TV業界でのバラエティ要素の強い映像コンテンツの編集経験が求められます。

大手コンテンツで自身のスキルを活かしたいと考えている方におすすめの案件です。

After Effectsを軸にしたフリーランスになるまでに必要なことと手順

After Effectsを軸にフリーランスに転身するまでに必要なスキルやその手順についてお話します。

After Effectsの練度を上げる・実績を積む

フリーランス転身を成功させる上で最も重要なことは、After Effectsに関するスキルを高め、実績を積むことです。

対応可能業務の範囲が広がることや、豊富な実績は、クリエイターの市場価値や信頼を高め、それだけで仕事がグンと請けやすくなります。

フリーランス転身を目指すなら、まずはAfter Effectsの練度をプロレベルに高めましょう。

実績をもとにポートフォリオを作成

フリーランスのクリエイターとして活躍する上で、無くてはならないのはポートフォリオです。ポートフォリオは、企業に営業をかける際に必要となります。企業側はポートフォリオを見て、クリエイターの力量を判断します。

After Effectsを用いた実務経験や、スキルレベル、対応できる業務を、できる限り分かりやすく、明記しましょう。

仕事を探す

フリーランスのクリエイターの仕事の探し方はさまざまです。ここではその一例をご紹介します。

フリーランスエージェント・サイトの活用

フリーランスの仕事探しで最も利用しやすいのが、フリーランスエージェントや、フリーランス専門サイトです。登録することで、企業に営業をかけることができます。

After Effectsは需要が高く、スキル保有者を求める企業も多いため、まずはエージェントやサイトを利用して仕事を探してみてもいいかもしれません。

副業エージェント・サイトの活用

副業エージェントや副業専門サイトを活用するという方法もあります。副業エージェント・サイトで募集している案件は、フリーランスのクリエイターも応募できる場合が多いため、仕事を探し始めの頃は、それらを積極的に利用するのもいいでしょう。

副業エージェントやサイトでは、レベルの高いクリエイターを求める募集も多いため、単価の良いAfter Effects案件と出会えるかもしれません。

After Effectsは専門性の高いスキルなので、初心者であっても自信をもって高単価案件を目指してみるのもいいかと思います。

動画の制作会社とパートナー登録をする

動画制作会社にパートナー登録して、専属的に仕事を請け負うというのも一つの方法です。

After Effectsは動画編集のシーンで非常に重宝されています。経験やスキルがあれば仕事をもらうこともできるはずです。

動画編集業務に興味がある方は、ぜひこちらの方法も検討してみてください。

案件受注

企業に直接営業をかけ、仕事を受注するという方法もあります。こちらの方法は自分でやりたい仕事を選ぶことができ、また報酬についても一定のラインを定めることができるので、スキルの高いAfter Effectsクリエイターの方におすすめです。

After Effectsは映像編集の業界において、専門性が高くそのスキルは重宝されています。経験や実績があれば営業の成功も十分に考えられるため、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

今回は、After Effectsを学んで副業する方法についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか?

動画編集の業界で注目を集めているAfter Effectsは、その専門性の高さから実績やスキルを持つ人物は重宝されやすい傾向にあります。

映像編集を仕事にしたいと考えている方は、ぜひAfter Effectsを学んでみてください。

ご覧いただきありがとうございました。

今回の記事が皆様の参考になりましたら幸いです。

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