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フリーランスエンジニアのキャリアパスは?キャリアパスを考える際のポイントや例を紹介

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はじめに

フリーランスエンジニアとして活躍するために、具体的なキャリアパスを描くことは避けて通れないステップです。

しかし、「具体的にどのようにキャリアを構築すれば良いのか」「どんな選択肢があるのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、フリーランスエンジニアがキャリアパスを考える意義や、キャリアパスを描く際に押さえておきたいポイントを詳しく解説します。

<この記事を読むメリット>

  • 自分に合ったキャリアパスの考え方がわかる
  • 案件選びやスキル習得に迷わなくなる
  • 収入や成長につながるキャリア戦略が立てられる
  • 仕事を安定的に確保する方法を学べる

これからのキャリアをどのように設計し、どの方向に進むべきかを明確にしたいエンジニアに必見の情報が満載なので、ぜひ最後まで読み進めてください!

フリーランスエンジニアがキャリアパスを考える意義は?

フリーランスエンジニアがキャリアパスを考える意義

「エンジニアならキャリアパスを考えた方がいい!」

エンジニアならば、このセリフは誰もが一度は言われたことがあるのではないでしょうか?

エンジニアにとって、キャリアパスはスキルや経験よりも重要といっても過言ではありません。

特にフリーランスエンジニアは、具体的なキャリアパスを持っているかどうかが成功のカギといえます。

ではなぜ、そこまでキャリアパスが重要なのでしょうか?

ここでは、フリーランスエンジニアがキャリアパスを考える意義について、わかりやすく解説していきます。

将来のビジョンが明確になる

フリーランスエンジニアはその性質上、さまざまなプロジェクトに携われます。

しかし、キャリアパスが明確でなければキャリアに一貫性を持たせることができません。

例えば、フロントエンド案件に携わった後に、急にインフラ構築や組み込み案件に携わってしまうと、スキルシートを見た時に

「この人は一体何がしたいんだ?」

「興味がコロコロ変わってすぐに辞めてしまいそう」

と判断されかねません。

(※スキルシート:IT業界のプロジェクト面談で使用される職務経歴書のようなもの)

キャリアパスをしっかりと考えていれば将来のビジョンも明確になり、自分の経歴をプレゼンする際にも説得力を持たせることができます。

案件選びの判断基準ができる

キャリアプランがしっかりと構築できていると、案件選びで迷うことがありません。

例えば、「将来的にはプロジェクトマネージャーとして活躍したい」と考えている場合、単に技術力を磨くだけでなく、マネジメントスキルを育成できる案件に優先的に取り組む必要があります。

しかし、キャリアパスが不明確な状態では、目先の報酬や案件内容だけを基準に選びがちです。

その結果、短期的には満足できたとしても、長期的な成長や目標達成にはつながりにくくなります。

モチベーションがアップする

キャリアパスを明確にすることで、日々の業務に対するモチベーションが大きく向上します。

人はゴールが見えない状態で努力し続けることが難しい生き物です。

例えば、「次の1年でフルスタックエンジニアとして必要なスキルを身につける」といった具体的な目標があれば、日々の学習や案件への取り組みが目標に直結する形で意義を持つようになります。

また、成長を実感することでさらなる努力への意欲も湧いてきます。

フリーランスエンジニアは自己管理が重要な職業ですが、キャリアパスがしっかりしているとやるべきことが明確になるため、自然とモチベーションが保てるのです。

着実なステップアップにつながる

キャリアパスをしっかりと描くことで、自分の目指す姿に向かって着実にステップアップすることが可能になります。

例えば、「5年後にはITコンサルタントとして活躍する」という目標を立てたとしましょう。

この場合、必要なスキルは技術的な知識だけでなく、クライアントとのコミュニケーション能力や業界特化の知識、さらには課題解決力などです。

しかし、キャリアパスが明確でないと必要なスキルを逆算して計算することができません。

その結果、全く必要性のないスキルを身につけてしまったり、最終的には自分の現在の立ち位置がわからなくなってしまいます。

これはとても非効率的です。

いくらフリーランスが時間を有効活用できるとはいっても、時間は資源です。

資源を有効活用するかどうかでステップアップの速さも変わってくるので、キャリアプランは必ず考えておきましょう。

キャリアパスを描く際に考えるべきポイント

なんとなくなキャリアパスは持っていても、いざ具体的にキャリアパスを描こうとすると、どこから始めればよいのかわからない人も多いでしょう。

そこでここでは、フリーランスエンジニアがキャリアパスを描く際に考えるべきポイントをステップバイステップでわかりやすく解説していきます。

将来的に到達したい目標を決める

キャリアパスを描く第一歩は、「将来的にどのようなエンジニアになりたいか」を明確にすることです。

目標が曖昧だと、具体的な行動計画を立てることが難しくなります。

目標が具体的であればあるほど、そこに至るまでの道筋が描きやすくなります。

①フルスタックエンジニアを目指す場合

→フロントエンドやバックエンド、インフラのスキルを幅広く習得し、どの分野でも対応できることを目標とする。

②AIスペシャリストとして活躍したい場合

→機械学習やデータサイエンスの知識を深め、PythonやTensorFlowなどのツールを使いこなせるようになることを目指す。

③ITコンサルタントを目指す場合

→技術だけでなくクライアントのビジネス課題を理解し、ソリューションを提供するスキルを身につけることをゴールとする。

目標を設定する際は、「5年後・10年後の自分」を具体的に想像してみてください。

また、「なりたい姿」に近いロールモデルを見つけ、その人の経歴を参考にするのも効果的です。

目標を紙やメモに書き出して定期的に見返す習慣をつけると、モチベーションの維持にもつながります。

目標に対して足りないスキルを明確にする

目標を設定したら、現時点でその目標を達成するために足りないスキルや経験を洗い出しましょう。

このプロセスでは、自分のスキルや知識を客観的に分析することが重要です。

足りない部分を明確にすることで、どの分野を重点的に学ぶべきかが見えてきます。

自己分析が難しい場合は、他のエンジニアや経験者にアドバイスを求めたり、スキルチェックツールやオンライン診断を活用してみましょう。

また、スキルシートを定期的に更新することで自分の成長を可視化し、足りない部分を把握しやすくなります。

スキルや経験を積むための方法を考える

足りないスキルが明確になったら、それを補うための具体的な方法を考える必要があります。

学習だけでなく、実際にスキルを使ってアウトプットすることも重要です。

どの方法が自分にとって最適かを見極めながら取り組むことで、効率よく成長できます。

スキルや経験を積む際は以下の方法を参考にしてください。

  1. オンライン学習プラットフォーム(例:Udemy、Coursera、ドットインストールなど)で技術や理論を学ぶ
  2. 書籍や専門資料を使って独学で進める
  3. クラウド環境を使って試作プロジェクトを構築
  4. フリーランスの案件を通じて実務経験を積む(低単価案件でも経験のために取り組むのもあり)
  5. オンラインメンターサービスを利用して、直接教えてもらう
  6. 勉強会やイベントに参加して、実務経験者のノウハウを吸収する

スキルや経験を積む際は、学ぶだけで満足せず、アウトプットを必ず意識してください。

例えば、自分でポートフォリオサイトを作成したり、GitHubでプロジェクトを公開するのも良い方法です。

やるべきことに優先順位をつける

キャリアパスを構築するうえで重要なのは、限られた時間とリソースを最大限活用することです。

すべてのスキルや知識を一度に身につけるのは不可能なので、「何を最優先すべきか」を明確にする必要があります。

優先順位のつけ方は以下の例を参考にしてください。

  1. 長期目標と短期目標を分ける:「5年後にプロジェクトマネージャーになる(長期)」「3カ月以内にアジャイル開発手法を学び、小規模なプロジェクトで実践する(短期)」
  2. 重要度と緊急度を考慮する:「次の案件で必要なスキル」と「将来的に役立つが今は使わないスキル」を比べて、案件に直結するスキルを優先的に習得する。
  3. タスクの分類:「今すぐやるべきこと」「後でやってもよいこと」に分け、優先順位の低いものに時間を割きすぎないようにする。

優先順位をつける際は、タスク管理ツール(例:Notion、Trello、Google Tasks)を活用して、学習や案件に必要なタスクを整理しましょう。

また、優先順位を決めた後は定期的に進捗を見直して、必要に応じて計画を修正することも大切です。

市場の動向を知っておく

IT業界は技術の進歩が非常に速く、市場のニーズも常に変化しています。

自分が目指すキャリアが、現在および将来の市場でどのような需要があるかを把握しておくことで、適切なスキルを選び、価値あるエンジニアになることができます。

市場の動向を調査する際は、以下のポイントを参考にしてください。

  1. 現在需要が高い分野(例:AI、クラウド、ブロックチェーン)に注目し、それに関連するスキルを優先して学ぶ
  2. 市場調査会社(Gartner、IDCなど)の業界レポートをチェックして、どの技術や職種が成長しているか確認する
  3. フリーランスエージェントや求人サイトを定期的にチェックし、案件数や単価の高いスキルを確認する

IT業界の動向をつかむには、ニュースサイト(TechCrunch、ITmediaなど)や業界専門メディアを定期的にフォローするのもおすすめです。

スキルに加えてコミュニケーション能力も磨く

エンジニアは技術力だけでなく、クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーション能力も求められます。

特にフリーランスエンジニアは、自己アピールや要求のヒアリング、トラブル対応など、包括的なコミュニケーション能力が案件獲得や成功に直結します。

なお、コミュニケーション能力を磨く際には「話す力」だけでなく、「聞く力」も重視してください。

クライアントの要求や期待を正確に理解することで、信頼関係を築きやすくなります。

定期的に自己チェックを行い、自分のコミュニケーションスタイルに改善点がないか振り返りましょう。

また、ビジネスコミュニケーションに特化したオンライン講座や書籍を活用してスキルアップを図るのもおすすめです。

フリーランスエンジニアのキャリアパスの例は?

ここまで、フリーランスエンジニアがキャリアパスを描く際のポイントを解説してきました。

しかし、「具体例がないとわからない!」という人も多いかもしれません。

そこでここからは、フリーランスエンジニアのキャリアパスについて、いくつかの職種を例にとって紹介していきます。

スペシャリスト

スペシャリストとは、簡単にいえば特定の技術や分野において、誰にも負けない専門性を持つエンジニアのことです。

AI、クラウド、セキュリティ、モバイルアプリ開発など、特定の分野に精通し、高度な知識やスキルを持つことで市場価値を高めます。

スペシャリストは、幅広い知識よりも「一点突破」の戦略でキャリアを構築することが特徴です。

<キャリアパスの例>

  1. 初期段階→特定のスキルを選び、基礎を習得する(例:Pythonによるデータ分析、AWSクラウド設計)
  2. 中期段階→特定分野での実績を積み重ね、資格取得や公開プロジェクトの成功を通じて実力を証明
  3. 後期段階→業界内での知名度を高め、フリーランス案件を指名で受けられるようになる。また、技術書執筆や講演活動を通じて、第一人者としての地位を確立

なお、専門分野を選定する際は自分が興味を持ち、将来的な需要が高い分野を選ぶことが重要です。

将来性のある技術や、特に市場で重宝されるスキルに焦点を当てましょう。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアとは、フロントエンド(ユーザーインターフェース)からバックエンド(サーバーやデータベース)、さらにはインフラ(クラウドやネットワーク)まで、アプリケーション開発全体を一貫して対応できるエンジニアのことです。

この職種は、幅広いスキルセットを持つため、プロジェクト全体を俯瞰的に理解する力が必要になります。

<キャリアパスの例>

  1. 初期段階→フロントエンドまたはバックエンドのどちらか一方を専門的に学び、基礎を固める
  2. 中期段階→フロントエンドとバックエンドの両方を学び、さらにインフラ(AWS、Azure、Docker、Kubernetes)を取り入れてスキルの幅を広げる
  3. 後期段階→大規模プロジェクトでのリードエンジニアとして活躍し、全体の設計や開発プロセスの最適化を担当する

フルスタックエンジニアのキャリアパスを描く際は、いきなり全てを学ぶのではなく、得意分野を作りながら他の分野を徐々に学ぶように意識しましょう。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクトの企画、進行管理、リソース調整を行い、目標を達成する責任を負う職種です。

エンジニアリングの知識を活用しながら、チームやクライアントと連携し、プロジェクトを円滑に進める役割を担います。

技術力だけでなく、リーダーシップやコミュニケーションスキルも必要とされるので、その名の通りマネジメントスキルが特に重要になってきます。

<キャリアパスの例>

  1. 初期段階→技術者として実務経験を積み、プロジェクトの一部を担当する中で全体像を理解する
  2. 中期段階→チームリーダーとして小規模なプロジェクトを管理し、リソース配分やスケジュール管理を経験
  3. 後期段階→大規模プロジェクトや複数プロジェクトを管理し、クライアントや経営陣と連携して組織の目標に貢献する

プロジェクトマネージャー(PM)は技術職というよりも管理職に近いため、非常に高いビジネスコミュニケーションスキルが求められます。

抽象的なスキルでもあるため、PMP(Project Management Professional)などの資格取得も視野に入れておくと効果的です。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、クライアントのビジネス課題を解決するために、IT戦略の提案やシステム導入の支援を行う職種です。

単なる技術だけでなく、ビジネス視点での分析力や課題解決力が求められます。

<キャリアパスの例>

  1. 初期段階→技術者として現場経験を積み、業務システムやプロジェクト運営の実務を深く理解する
  2. 中期段階→クライアントの課題をヒアリングし、改善提案を行う立場へステップアップ。中小企業や特定の業界に特化したコンサルタントとしての実績を築く
  3. 後期段階→大手企業やグローバル案件を担当し、業界全体に影響を与えるようなプロジェクトを推進。経営陣への提案や全体戦略の立案を主導する

ITコンサルタントは、物事を論理的に捉える「ロジカルシンキング能力」が求められる職業です。

企業の課題に対する論理的な解決策を考案し、それを納得させるだけのプレゼンテーションスキルも必要になります。

そのため、キャリアパスにはプレゼンできる機会を豊富に盛り込んでおきましょう。

フリーランスとしてのキャリアを考えるなら

フリーランスエンジニアは、一般的なエンジニアでは考えられないようなキャリアプランを描けます。

つまり、キャリアプランを描く際は「フリーランス(または個人事業主)」としてのキャリアプランも考慮しておくことが重要です。

ここからは、フリーランスとしてのキャリアプランを考える際に考慮しておくべき選択肢を3つご紹介します。

人を雇って事業を拡大させる

フリーランスエンジニアとしてある程度の力が身についてきたら、人を雇って事業を拡大させるのも一つの選択肢です。

この選択肢を取ることで、個人では対応しきれない規模の案件を引き受けられるようになり、収益の拡大が期待できます。

例えば、大規模なシステム開発案件や、長期的なメンテナンス契約を受けることも可能になります。

一方で、責任が増える点には注意が必要です。

人を雇うことで、給与の支払い、業務の分担、スタッフ教育など、新たな課題が発生します。

マネジメントスキルや経営の知識も必要になるため、単にエンジニアリングの延長線上として考えると失敗する可能性が高まるので注意しておきましょう。

起業して経営者になる

フリーランスエンジニアとしての活動が軌道に乗ってきたら、起業して経営者になるという道もあります。

起業することで自分の名前だけではなく会社としてのブランドを築き、より大きな案件を直接受注しやすくなります。

また、法人化することで税制上のメリットを受けられる場合もあり、収益の効率化を図ることが可能です。

起業を目指す場合は、まず少人数のチームやパートナーと協力して小規模な法人を設立し、経営の基礎を学ぶのがよいでしょう。

複数人でチームを作って受注する

個人で活動を続けるだけでなく、同じ志を持つ他のエンジニアとチームを作って案件を受注する方法もあります。

この形態のメリットは、個人では難しい規模や内容の案件に挑戦できることです。

例えば、大規模なウェブシステムの開発や、複数フェーズにまたがる長期プロジェクトなど、より収益性の高い案件に対応できます。

また、それぞれの得意分野を活かして役割分担ができるため、効率的に作業を進めることも可能です。

複数人でチームを作る際は、信頼できるパートナーと組むことが成功のカギです。

まずは小規模な案件からスタートし、互いの作業スタイルや価値観を確認しながら、徐々にチームとしての体制を強化していくのが理想的な進め方といえます。

フリーランスエンジニアはどうやって仕事を探す?

フリーランスとして活躍しているエンジニアは数多くいますが、彼らは一体どのように仕事を受注しているのでしょうか?

仕事を探す方法は細かいものも含めるとかなりの数がありますが、ここでは最もおすすめな方法を4つ厳選してご紹介します。

アグリゲーションサービスを活用する

1つ目の方法は、アグリゲーションサービスを活用して仕事を探す方法です。

アグリゲーションサービスとは、簡単にいえばフリーランスエンジニアと企業の間を仲介し、案件を紹介してくれるプラットフォームのことです。

アグリゲーションサービスを利用すれば、自分のスキルや経験に合った案件を効率よく探すことができます。

特に、単価や仕事内容、リモートの可否など、条件を絞り込んで検索できる点が魅力です。

<エンジニア向けの主なアグリゲーションサービス>

  1. レバテックフリーランス:ITエンジニアやデザイナー向けの案件を多数取り扱うサービス
  2. Midworks:フリーランスエンジニア向けに高単価の案件を掲載しており、福利厚生や保障制度も充実
  3. ギークスジョブ:ITフリーランス専門のエージェントサービスで、豊富な案件情報とキャリアサポートを提供
  4. フォスターフリーランス:ITエンジニアやクリエイター向けの案件を多数掲載し、長期的なキャリアをサポート
  5. エミリーエンジニア:フリーランスエンジニア向けに多様な案件を紹介。専任のキャリアアドバイザーがサポート

ただし、これらのサービスを利用する際には、エージェント手数料が発生することが多いので注意しておきましょう。

また、アグリゲーションサービスを活用する際は、複数のサービスに登録し、それぞれの案件内容やサポート体制を比較検討するのがおすすめです。

クラウドソーシングサイトを利用する

2つ目の方法は、クラウドソーシングサイトを利用して仕事を探す方法です。

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受けたいフリーランスをマッチングするオンラインプラットフォームです

エンジニア向けの案件も数多く掲載されており、特にプログラミングやシステム開発、データ分析といった分野での募集が多いのが特徴です。

代表的なクラウドソーシングサイトには以下のようなものがあります。

  1. ランサーズ:日本国内最大級のクラウドソーシングプラットフォームで、初心者でも参加しやすい案件から高単価案件まで幅広く掲載
  2. クラウドワークス:エンジニア向け案件が豊富で、長期的な契約に発展する可能性のある案件も多い
  3. クラウディア:仲介手数料無料なので手元に残る金額が大きい

クラウドソーシングサイトは、案件探しの選択肢を広げるうえで非常に有効な手段です。

特に、未経験者や実績が少ないエンジニアにとって、ステップアップの足がかりとして活用するのに便利です。

知り合いや以前のクライアントに紹介してもらう

3つ目の方法は、知り合いや以前のクライアントに新しい仕事を紹介してもらう方法です。

フリーランスエンジニアにとって、人脈は大きな財産です

過去に一緒に仕事をしたクライアントや同僚、エンジニア仲間が新しい案件を紹介してくれることは珍しくありません。

信頼できる人からの紹介案件は、クライアントとの初期交渉がスムーズであり、仕事の進め方も比較的自由な傾向があります。

さらに、競争率も低いので契約に至る確率が高いです。

人脈を活用するためには、定期的に過去のクライアントや同業者とコミュニケーションを取ることが大切です。

例えば、SNSや勉強会、カンファレンスなどで近況を報告するだけでも、案件獲得のきっかけが生まれることもあるので、人脈は常に意識して形成しておきましょう。

自身のサイトやSNSで営業活動をする

4つ目の方法は、自身のウェブサイトやSNSを活用して営業活動を行う方法です。

独自のサイトやSNSを運営することで、自分のスキルや実績を広くアピールでき、クライアントから直接声がかかるチャンスを増やせます。

<フリーランスエンジニアにおすすめのSNS>

  1. LinkedIn:プロフェッショナルなネットワーキングに最適。仕事の実績やスキルをアピールしやすく、企業やクライアントとのつながりを作れる。
  2. Twitter:IT業界の最新情報や技術トピックを発信しやすい。ハッシュタグを活用して、自分の専門分野や興味を共有することができる。
  3. GitHub:コードの共有やポートフォリオとして利用可能。オープンソースプロジェクトに参加し、技術力をアピールするのに最適。
  4. Qiita:エンジニア向けの技術情報共有プラットフォーム。技術記事を投稿して知識を発信し、自分の専門性を示せる。
  5. Instagram:デザインに関連するプロジェクトや仕事風景を視覚的にアピール。リモートワークの魅力を発信するのにも使える。
  6. Facebook:フリーランス向けのグループやIT系の専門コミュニティに参加して情報交換が可能。
  7. YouTube:技術解説動画やプロジェクトデモを公開し、視覚的にスキルを伝えることができる。

ただし、営業活動を効果的に行うには、発信する内容に一貫性を持たせることが大切です。

「この分野のプロフェッショナル」というイメージを築くことで、クライアントが「この人に頼みたい」と思いやすくなります。

また、受注につながりやすくするために、サイトやSNSでの連絡方法を明確に記載し、すぐに問い合わせできる仕組みを整えておくことも重要です。

この方法は時間がかかることもありますが、一度信頼を築ければ安定的に案件を受注できるようになります。

フリーランスエンジニアの仕事探しはエンジニアスタイルがおすすめ

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また、リモートでの作業やテレワーク可能な案件を絞って検索することもできるので、きっと希望に沿った案件が見つかるはずです。

契約前のサポートはもちろん、契約後のアフターサポートが充実しているので、初心者でも安心なのもうれしいポイント。

登録は無料なので、この機会にぜひエンジニアスタイルの利用を検討してみてください!

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まとめ

本記事では、フリーランスエンジニアのキャリアパスを考える重要性や具体的な構築方法、さらに職種ごとのキャリアの例や仕事の探し方について詳しく解説しました。

キャリアパスを明確にすることで、将来のビジョンが具体化し、案件選びの基準が明確になるだけでなく、モチベーションの向上や着実なステップアップにつながります。

これからのIT業界では、技術進化がさらに加速し、新たな職種やスキルセットの需要が生まれることが予想されます。

その中でキャリアパスを柔軟に更新しながら前進することが、フリーランスエンジニアとしての強みを活かすカギとなるでしょう。

エンジニアスタイルマガジン」では、今後もこういったフリーランスエンジニアにとって役立つ最新情報を随時お届けいたします。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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